《筑摩、小県郡》西条駅、大沢山、子檀嶺岳
- GPS
- 09:39
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,535m
- 下り
- 1,683m
コースタイム
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:39
天候 | 晴れのち高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コマユミ山以外は夏道整備されていないもののまあまあ歩きやすい行程で、ほぼ地形図から立てた時間読み通りだった。但し尾根型が不明瞭な所では地図読み力を問われる。 |
その他周辺情報 | 青木村のバスは1時間に一本はある。 |
写真
感想
松本から山越で行ける計画を、いくつか作った。上田盆地は隣国なのだ。山越で行ってみたい。子檀嶺岳を射程に入れて、筑北村の西条から。
自宅からは秋晴れの白い安曇山脈が丸見えだったのに駅まで自転車飛ばすと朝霧の中に降下した。足の指は、キンキンに冷えた。
西条まで420圓。ここも朝靄の中。目指す登行尾根は、よく目立つ。東条集落の伝統建築や佇まいをめでつ山際へ。
登行尾根は、細いので迷わず、踏み跡も確か。上りにとるなら夏道並み。
大沢岳は、幾つか偽ピークあり。山頂の展望は雑木の樹間から。白い山脈が見える。
ここから子檀嶺岳までは、稜線が細いところは踏み跡も確かだが、数十ある小ピークを降る時は必ず地形図で確認が必要。降る尾根とは、罠だらけなのだ。特に、尾根型がなく、急斜面を200mほど下る修那羅山の先のピークなど。全体に夏道整備していないのでステップなどは無い。傾斜面に足をおくので足首の回る、滑りにくいスパイク地下足袋が最適。落ち葉のラッセルなので。薮が無くて助かる。
修那羅峠の自動車道が横切る法面は、弱点を探さないと転落危険箇所だ。
子檀嶺岳山頂の展望は、よく整備してあり、さすが地元の自慢の山だ。青木村の隅々まで見える。大明神、夫神岳を鹿教湯、別所で繋ぐラインもやりたい。でも、松本からの交通が無いんだよな。
下山路は二つ。西の道の方が修験の跡などあつたかな。東の道を降りた。急斜面は丁寧に整備され、足踏みのようにトコトコ降りるだけで降れるほど良い道だった。元日には子供達が登るらしい。
山麓のお宮や道祖神の佇まいも良い。猛烈な坂を自転車こいで帰宅する中学生女子にあいさつされてうれしかった。振り返ると力尽き、押していた。おじさんに、子檀嶺岳登ってきたの、と話しかけられた。前も後ろも名峰を見る良い坂道だ。
ファミリマのイートインで、韓国カップラーメンで喉を焼く。青木村を囲む山々を眺めながらビール。路線バスは来てくれたが遅れ、新幹線の無い時間帯で、しなの鉄道で上田や八代の通学高校生たちと篠ノ井経由で松本へ。新幹線との金額差は2000圓で時間差は待ち時間込みで1時間。松本駅からは、あの中学生のように自転車こいで帰宅。
国宝の三重塔の近くだった。でも寄っている余裕は無かったな。今日の行程はちょっと長かったな。でも満足。長年寝かしていた計画。
コメント
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お疲れ様です
下山後はキンキンに冷えたビールでコンビニ打ち上げしました。
修那羅峠というと、1980年頃、フェアレディZに乗った犯人(女性)が富山〜長野を駆け巡った
連続誘拐殺人事件を思い出します。
当時テレビで頻繁に見た峠周辺は人里離れた山の中でした。
子檀嶺岳は青木村役場の辺りから登りましたが、
やはり見た通りに急な坂というか崖みたいな登りで大変でした。
国宝三重の塔のあるお寺は4月、桜の頃に大般若会があります。
一度見に行って、なかなか良い体験をしました。
その後はコロナで無くなったりしたけどまた再開したみたいなので来年また行ってみようかな。
修那羅峠は、安宮神社の案内書きによると江戸時代末期の修行僧の名前らしいですぞ。筑北村(もと坂井村)と青木村を結ぶ完全に人通りの無い峠のはずなのに、時々車がぶうぶう走っていました。ヒマな人たちですよね。私もですが。
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