ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 620829
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

神室連峰・東稜〜北稜周回(軍沢岳〜神室山〜前神室山、小屋泊)

2015年04月25日(土) ~ 2015年04月26日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:26
距離
20.0km
登り
1,595m
下り
1,772m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:39
休憩
1:09
合計
8:48
距離 10.8km 登り 1,370m 下り 550m
7:07
179
スタート地点
10:06
10:11
34
10:45
11:00
42
P1054
11:42
11:59
14
P1115.4
12:13
89
P951
13:42
13:54
72
十里長峰分岐(P1160)
15:06
15:08
26
天狗森・小又山分岐
15:34
15:52
3
2日目
山行
3:10
休憩
1:23
合計
4:33
距離 9.2km 登り 225m 下り 1,240m
8:58
9:11
12
9:26
9:33
8
9:41
9:54
28
10:27
10:33
12
10:45
33
11:18
11:19
8
13:27
ゴール地点
天候 4月25日(土):晴れ
4月26日(日):快晴
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【出発点】一般国道108号鬼首道路の「かもしか橋」の秋田側、宮城側を背にして左側にある広めのパーキング
【到着点】役内口、西の又&パノラマコース登山口への林道入口の鳥居

※パノラマコース登山口への車の乗り入れについて
鳥居から夏の登山口まで2キロほどありますが、現在のところ、車で行けるのは鳥居から1キロ程度(林道沿いの左側に祠があり、その先、同じく左側を流れる川に堰堤がありますが、おおよそその地点まで。数台程度の駐車スペースあり。)までのようです。相当の悪路ではありますが、夏タイヤでも問題ないかと思います。ただし、その先については、林道に雪が残っていたり、倒木が道を塞いでいるため、車種に関わらず進入できない状況となっています。
コース状況/
危険箇所等
●鬼首道路から軍沢岳へのルートへのアプローチ
「かもしか橋」の宮城側のたもと、宮城側を背にして左側の防鹿柵(フェンス)の一部がたまたま破損している箇所(この先修繕されれば利用不可!?)があり、そこから外に出て側溝沿いに道路の法面をよじ登り、今回辿った尾根に取り付きました。
●上記から軍沢岳まで
おおよそ標高850mまで藪こぎ。その先は山頂まで締まった雪の斜面が続きます。
●軍沢岳からP1115.4まで
締まった雪の斜面のアップダウンが続きます。さほど危険箇所はありません。少しだけ踏み跡がありました。それにしても、P1115.4から仰ぎ見る神室連峰は圧巻です!
●P1115.4からP1160まで
雪面が続きますが、P951を過ぎた辺りから、痩せ尾根になってきます。途中でアイゼンを装着しました。痩せ尾根の急坂をほぼ直登しなければならないこと、また、厳冬期であれば立っていたであろうナイフリッジが既になくなっている代わりに、尾根を塞ぐ形で密度が濃く深いブッシュがむき出しになっている箇所があり、回り込むにも両側に切れ落ちた急な斜面をトラバースしなければならないなど、我々の技量不足もあるかとは思いますが、ルートファイティングとそれらの通過に相応の苦労を要しました。
●P1160から神室山まで
P1160で根ノ先沢口(十里長峰)からの夏道に合流します。7割方夏道が出ていて比較的安心して歩けました。ただし、小又山分岐の直下の道(ロープがある急登箇所)が崩れかけていること、また、山頂直下にナイフリッジが立っていて、通過に注意を要しました。
●神室山〜パノラマコース〜役内口
第1ピークから上部ではそこそこ雪が残りますが、だいぶ夏道が出ていました。所々雪庇・雪堤の崩落が始まっているので、注意が必要です。

◆<補足>軍沢岳から神室山へのルートについて
ルート上の融雪の進み具合や雪堤・雪庇の崩落具合等、全体的なコース状況を踏まえれば、今回がギリギリのタイミングであったかと思います。よって、以降のこのルートを使用した山行は個人的にはお勧めできません。やはり、十分な積雪がある時期限定のルートかと思います。
かもしか橋から軍沢岳を見上げる
2015年04月25日 07:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/25 7:15
かもしか橋から軍沢岳を見上げる
壊れた防鹿柵(フェンス)から道路外へ出る
2015年04月25日 07:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/25 7:16
壊れた防鹿柵(フェンス)から道路外へ出る
クロベの大木
2015年04月25日 07:36撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/25 7:36
クロベの大木
猿の腰掛?
2015年04月25日 07:37撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/25 7:37
猿の腰掛?
藪こぎルート
2015年04月25日 08:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/25 8:19
藪こぎルート
とりあえず藪こぎ終了
2015年04月25日 08:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/25 8:39
とりあえず藪こぎ終了
雪原歩きが気持ち良い
2015年04月25日 08:42撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/25 8:42
雪原歩きが気持ち良い
虎毛山が見えてきた
2015年04月25日 09:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
4/25 9:26
虎毛山が見えてきた
軍沢岳山頂までもう少し
2015年04月25日 09:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/25 9:52
軍沢岳山頂までもう少し
小又山が見えた
2015年04月25日 09:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/25 9:54
小又山が見えた
目指す本神室も見えてきた(しかし遠い…)
2015年04月25日 10:09撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/25 10:09
目指す本神室も見えてきた(しかし遠い…)
眼下にかもしか橋が見える
2015年04月25日 10:12撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/25 10:12
眼下にかもしか橋が見える
これから歩く稜線(手前の稜線を右から左へ、更に奥の稜線に上がって左から右へ)
2015年04月25日 10:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
7
4/25 10:15
これから歩く稜線(手前の稜線を右から左へ、更に奥の稜線に上がって左から右へ)
一旦下ってジャンクションピーク(P1054)へ
2015年04月25日 10:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/25 10:22
一旦下ってジャンクションピーク(P1054)へ
P1054から軍沢岳を振り返る
2015年04月25日 10:48撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/25 10:48
P1054から軍沢岳を振り返る
P1054から進路を西へ
2015年04月25日 10:48撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/25 10:48
P1054から進路を西へ
小又山〜天狗森の稜線
2015年04月25日 11:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/25 11:00
小又山〜天狗森の稜線
P1054を振り返る
2015年04月25日 11:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/25 11:35
P1054を振り返る
P1115.4の大展望!
2015年04月25日 11:43撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9
4/25 11:43
P1115.4の大展望!
目指す山頂(左側)をバックに!
2015年04月25日 11:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10
4/25 11:52
目指す山頂(左側)をバックに!
P951まで降りていく
2015年04月25日 12:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/25 12:01
P951まで降りていく
崩落しかけている雪と深い藪で、ルートファイティングがなかなか難しい
2015年04月25日 12:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/25 12:20
崩落しかけている雪と深い藪で、ルートファイティングがなかなか難しい
行く手を遮るブッシュ、左から回り込んで、深い藪を突っ切っていく
2015年04月25日 13:07撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/25 13:07
行く手を遮るブッシュ、左から回り込んで、深い藪を突っ切っていく
ブッシュの裏にかろうじて雪が残っていて、助かりました
2015年04月25日 13:28撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/25 13:28
ブッシュの裏にかろうじて雪が残っていて、助かりました
P1160で夏道(十里長峰)に合流、この先はだいぶ夏道が出ている
2015年04月25日 13:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/25 13:54
P1160で夏道(十里長峰)に合流、この先はだいぶ夏道が出ている
小又山と天狗森が目前に迫る
2015年04月25日 14:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9
4/25 14:04
小又山と天狗森が目前に迫る
このピークを前に足が止まる‥(泣)
2015年04月25日 14:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/25 14:05
このピークを前に足が止まる‥(泣)
思わず飯豊を思い出しました
2015年04月25日 14:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
4/25 14:06
思わず飯豊を思い出しました
八合目!
2015年04月25日 14:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/25 14:25
八合目!
歩いてきた軍沢岳からの稜線を振り返る
2015年04月25日 14:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
4/25 14:27
歩いてきた軍沢岳からの稜線を振り返る
遠くに栗駒山
2015年04月25日 14:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/25 14:27
遠くに栗駒山
素晴らしい山容
2015年04月25日 14:53撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10
4/25 14:53
素晴らしい山容
九合目!!
2015年04月25日 15:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/25 15:02
九合目!!
天狗森・小又山分岐
2015年04月25日 15:07撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/25 15:07
天狗森・小又山分岐
山頂直下に残っていたナイフリッジ
2015年04月25日 15:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/25 15:20
山頂直下に残っていたナイフリッジ
神室山頂!!!
2015年04月25日 15:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
7
4/25 15:50
神室山頂!!!
長かった‥(と言っても10キロ!?)
2015年04月25日 15:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/25 15:51
長かった‥(と言っても10キロ!?)
レリーフピークと三角石山
2015年04月25日 15:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/25 15:51
レリーフピークと三角石山
前神室山
2015年04月25日 15:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/25 15:51
前神室山
お世話になります!
2015年04月25日 16:07撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/25 16:07
お世話になります!
夕日と鳥海山
2015年04月25日 18:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
7
4/25 18:19
夕日と鳥海山
日が沈む
2015年04月25日 18:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/25 18:26
日が沈む
鳥海山と前神室山
2015年04月25日 18:29撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/25 18:29
鳥海山と前神室山
夜、小又山方向をを長時間露光で撮影
2015年04月25日 21:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11
4/25 21:45
夜、小又山方向をを長時間露光で撮影
新庄の夜景
2015年04月25日 21:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/25 21:49
新庄の夜景
小屋前から山頂方向の星空を見上げる
2015年04月25日 21:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/25 21:50
小屋前から山頂方向の星空を見上げる
月光にうっすらと浮かび上がる鳥海山
2015年04月25日 22:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/25 22:00
月光にうっすらと浮かび上がる鳥海山
2日目の朝、栗駒山からご来光
2015年04月26日 04:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10
4/26 4:49
2日目の朝、栗駒山からご来光
高松岳・山伏岳の背後には焼石連峰
2015年04月26日 04:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/26 4:52
高松岳・山伏岳の背後には焼石連峰
虎毛山も浮かび上がる
2015年04月26日 04:53撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/26 4:53
虎毛山も浮かび上がる
鳥海山と前神室山
2015年04月26日 04:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/26 4:54
鳥海山と前神室山
禿岳
2015年04月26日 04:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/26 4:55
禿岳
思わず朝日に見とれる
2015年04月26日 05:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
4/26 5:02
思わず朝日に見とれる
朝日を浴びる南峰群
2015年04月26日 05:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8
4/26 5:02
朝日を浴びる南峰群
同じく鳥海山
2015年04月26日 05:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/26 5:03
同じく鳥海山
火打岳の先に葉山
2015年04月26日 05:07撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/26 5:07
火打岳の先に葉山
鳥海山をバックに!
2015年04月26日 05:28撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/26 5:28
鳥海山をバックに!
小屋の1階に鎮座していたカムテン君
2015年04月26日 05:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/26 5:32
小屋の1階に鎮座していたカムテン君
眼下に神室ダム
2015年04月26日 07:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 7:50
眼下に神室ダム
帰路はこの尾根を下山していく
2015年04月26日 08:36撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 8:36
帰路はこの尾根を下山していく
神室連峰の峰々の後ろには、葉山、朝日連峰、月山
2015年04月26日 08:37撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/26 8:37
神室連峰の峰々の後ろには、葉山、朝日連峰、月山
お世話になりました!
2015年04月26日 08:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/26 8:55
お世話になりました!
下山するのがホントに惜しいです…
2015年04月26日 08:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/26 8:59
下山するのがホントに惜しいです…
朝日連峰まではっきりと見渡せる
2015年04月26日 09:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
4/26 9:00
朝日連峰まではっきりと見渡せる
秀麗無比なる‥
2015年04月26日 09:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10
4/26 9:00
秀麗無比なる‥
こちらは栗駒山
2015年04月26日 09:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 9:01
こちらは栗駒山
昨日辿ってきた稜線
2015年04月26日 09:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
4/26 9:01
昨日辿ってきた稜線
西ノ又分岐
2015年04月26日 09:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 9:25
西ノ又分岐
台山の先に月山
2015年04月26日 09:28撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/26 9:28
台山の先に月山
眼下に広がる御田
2015年04月26日 09:30撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 9:30
眼下に広がる御田
気持ちの良い稜線歩きが続く
2015年04月26日 09:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 9:31
気持ちの良い稜線歩きが続く
国定公園レリーフ
2015年04月26日 09:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 9:32
国定公園レリーフ
前神室山を目指していく
2015年04月26日 09:44撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/26 9:44
前神室山を目指していく
小屋が遠のいていく
2015年04月26日 09:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 9:45
小屋が遠のいていく
水晶森分岐
2015年04月26日 10:23撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 10:23
水晶森分岐
前神室山頂!
2015年04月26日 10:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 10:31
前神室山頂!
本神室から歩いてきた稜線を振り返る
2015年04月26日 10:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
4/26 10:32
本神室から歩いてきた稜線を振り返る
火打岳
2015年04月26日 10:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
4/26 10:32
火打岳
山伏岳・高松岳と虎毛山の奥に栗駒山
2015年04月26日 10:33撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 10:33
山伏岳・高松岳と虎毛山の奥に栗駒山
山伏岳の背後には焼石岳
2015年04月26日 10:33撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/26 10:33
山伏岳の背後には焼石岳
湯沢方面を見下ろしながらの爽快な下り
2015年04月26日 10:38撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/26 10:38
湯沢方面を見下ろしながらの爽快な下り
鳥海山も見える
2015年04月26日 10:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/26 10:41
鳥海山も見える
前神室北側の斜面には雪が残る
2015年04月26日 10:46撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 10:46
前神室北側の斜面には雪が残る
第3ピーク
2015年04月26日 10:47撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 10:47
第3ピーク
やっぱり鳥海山は格好いい!
2015年04月26日 10:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
4/26 10:51
やっぱり鳥海山は格好いい!
稜線の雪庇の状況
2015年04月26日 10:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 10:55
稜線の雪庇の状況
ぱっくり割れたところは5m以上の深さ
2015年04月26日 10:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/26 10:58
ぱっくり割れたところは5m以上の深さ
軍沢岳
2015年04月26日 10:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/26 10:59
軍沢岳
ざんげ坂を下る
2015年04月26日 11:08撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 11:08
ざんげ坂を下る
ざんげ坂を見返す
2015年04月26日 11:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
4/26 11:15
ざんげ坂を見返す
第2ピーク
2015年04月26日 11:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 11:19
第2ピーク
第1ピークで昼食休憩
2015年04月26日 11:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 11:27
第1ピークで昼食休憩
所々崩落している
2015年04月26日 12:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 12:14
所々崩落している
いっぷく平
2015年04月26日 12:33撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 12:33
いっぷく平
コブシに山桜
2015年04月26日 12:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 12:39
コブシに山桜
ブナの新緑が眩しい
2015年04月26日 12:44撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 12:44
ブナの新緑が眩しい
無事に登山口まで降りてきた
2015年04月26日 12:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 12:59
無事に登山口まで降りてきた
祠の先の堰堤あたりまで車で入れます(鳥居から1キロ位の箇所、登山口までの残り1キロは歩く必要あり)
2015年04月26日 13:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
4/26 13:19
祠の先の堰堤あたりまで車で入れます(鳥居から1キロ位の箇所、登山口までの残り1キロは歩く必要あり)
鳥居の地点で無事山行終了!
2015年04月26日 13:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4/26 13:26
鳥居の地点で無事山行終了!
撮影機器:

感想

神室連峰の東稜〜北稜の一泊二日(神室山避難小屋泊)の周回山行です。

まずはじめに、今回の山行を計画するにあたっては、tooleさんやzappa223さん、yamasoneさんを始め、多くの皆さまのレコやブログを参考にさせていただきました。ついては、無事に踏破できたもの、皆さまの貴重なご経験に基づく有益な情報があったからこそと思います。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

<1日目>
好天に恵まれた中、鬼首道路から軍沢岳のピークハントをした後、P1054のジャンクションピークから西へ連なる稜線を進み、神室山・避難小屋に至りました。
行程中は、我々のパーティ以外誰一人ともお会いすることのない、静かな山行となりました。

自分の経験上、これまで神室連峰を東側から眺める機会と言えば、主に虎毛山や高松岳・山伏岳の山頂からのものでしたが、今回踏破した稜線からの眺望は、これまで目にしてきたどんな眺めよりも素晴らしいものに思えました。まだ多くの雪が残る神室山から天狗森、小又山に至る主稜線が徐々に眼前に迫ってくる様は、何とも言い難い迫力で、何度足を止めて見とれてしまったか分かりません。本当に素晴らしいものでした。

しかしながら、絶景を堪能できた一方で、行程の後半はルートの難しさと相まって、不覚にもシャリバテ気味?になり全く足が前にでないような感覚に陥ってしまい、何とか数歩足を進めては膝に手をついて立ち止まってしまう状況で、友人にはかなり迷惑をかけてしまいました。大袈裟かもしれませんが、よもや一人では心が折れてしまいそうになるような状況にあって、友人にはいろいろとフォローしてもらい、本当に心強い存在でした。
山行でこれほどまでにバテたのは初めての経験でしたが、当たり前のことではありますが、行動中の早めの栄養&水分補給の大切さを改めて思い知らされました。無事に下山した後だから言えることではありますが、今回の経験は今更ながら良い勉強になったと思います。

※そういう意味では、今回のコースタイムに関しては、かなりのスローペースであるため、全く参考にはならないかと思います(仮に友人だけであれば、もっと早いタイムになっていたと思います‥。)。

それでも、何とか小屋に到着し、一休みした後は無事に体調も回復。友人と適度に!?酒を酌み交わしながら、夕日や星空、眼下の夜景を堪能しつつ、快適な山小屋での時間をゆったりと、そして楽しく過ごしました。
寒さに関しては、深夜から早朝の外の気温は氷点下を下回っていたと思いますが、持って行った寝袋(モンベルの#3)にダウンを羽織って潜り込み、更に小屋備え付けの毛布をお借りすることができたおかげで、朝まで寒さを感じることなくしっかりと眠ることができました。

<2日目>
前日以上の好天、快晴に恵まれたこの日は、朝4時半前に起床し、神室山頂でご来光を待ちました。栗駒山の右肩から登る朝日と、その朝日を浴びて変わりゆく周辺の山々の表情を堪能した後は、小屋に戻って朝食。
この日は歩き慣れたパノラマコースを下ることにしていたこともあって(当初、帰路はピストンの予定でしたが、状況を踏まえて、歩き慣れたパノラマコースへ変更)、しばし小屋でゆっくりとした後に出発しました。
山頂では、早くも日帰りで登ってきた方にお会いするなど(偶然にも、友人の知り合いの方で、これにもびっくり)、他の登山者の方々がいらしたことにそれとなく安心感を感じながら、所々で絶景に足を止めつつ、スローペースながらも無事下山に至りました。

それにしても、特に初日に辿った神室連峰の東陵からの眺めは本当に素晴らしいものでした。
自分の今の技量的には、条件として多少厳しめのルートではありましたが、また是非辿ってみたい‥心からそう思えるルートです。いろいろとトラブルもありましたが、これを糧にスキルアップに励み、また来期に挑戦してみたいと思います。

神室連峰は、標高こそ高くありませんが、いろんな切り口、楽しみ方があって、懐の深い、本当に良い山域だと改めて実感しました。まだ少しかじりかけたばかりではありますが、その魅力にどっぷりとハマりそうです。
[15.4.28登録]

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1047人

コメント

素晴らしいです!
Odentosさん、yoshi03さん、東側からの神室、登頂おめでとうございます
すばらしい写真、そして文章からも感動が伝わってきます
疲れの出てくる後半、ブッシュが出ていて雪が中途半端に残るやせ尾根の急登は大変だったのではと拝察します。
夕景と早朝の写真もいいですね
すばらしいレコ、ありがとうございました
2015/4/28 7:14
kamadamさん、こんにちは!
コメントいただき、ありがとうございます。
東稜からの神室連峰の眺め、話には聞いていましたが、これほどまでに素晴らしいものとは思いませんでした
それなりに難儀もしましたが、それを補っても余りある、印象深い山行となりました。

それにしても、行程中、相方の友人は何度もkamadamさんのことを話しておりました(すっかり「師匠」とお呼びしていました )。先日の出会いとその後の偶然がよほど衝撃的だったのだと思います

kamadamさんは、神室連峰に関してもいろんなルートを踏破されているご様子、今後もレコを参考にさせていただきながら、更に素晴らしい山歩きを堪能できればと思います。
私もいつか山(神室で!?)お会いできれば幸いです
2015/4/29 9:00
秀麗・急峻な神室連峰
Odentos さん、こんにちは。
昼休みに拝見しています。
いゃー・・・良いですね。
地図を見ては・・・いろいろと検討していたコースでした。
やはり、良かったですね。
途中の1115mピークからの眺め・・・何とも言えない感動ですね。

積雪期の神室連峰は夏の姿とはまた違った姿を魅せてくれるようです。
1300m足らずの標高なのに・・・2000mに匹敵する急峻で厳しい峰々が連なり・・・まさに東北のアルプスと言っていいと思いますね。
特に・・・神室、天狗、小又、火打・・・と連なるあの稜線・・・
白い稜線に憧れますね。
写真も綺麗で・・・また感動してしまいました。

肉離れがなければ・・・行っていたかもしれません。
もう一つ検討していたコースは西ノ又から三角石山を経由するコースでした。
それに・・・鳥海山・・・秀麗無比なる秋田の誇りです。
(山頂は山形ですが・・・(涙))
すばらしい山行でしたね。
ご苦労様でした。
2015/4/28 12:49
750RSさん、こんにちは!
いつもコメントいただきありがとうございます。
神室連峰は、これまで西の又とパノラマのルートしか辿ったことがありませんでしたので、また違った表情がとても新鮮で、すっかり感動してしまった次第です
ふるさとの山の魅力、再発見ですね
(といっても、こちらもピークのほとんどが山形県ですが…(泣))

地図を見ていますと、確かに山頂から先、西ノ又分岐から窓くぐりを突っ切って三角石山に至り、西ノ又川の右岸側に沿って鳥居の先の林道に出られそうな気がしますね。
以前kamadamさんが5月に踏破された、西ノ又コースの滝の先の雪渓を詰めるというルートも(残雪の状況にもよりますが)あるようですし、楽しみが広がりますね

お怪我された足の調子をみながら、だとは思いますが、750RSさんのふるさと山行レコ、お待ちしております
2015/4/29 9:15
お疲れ様でした
Odentos君、この間の食事の際は色々ご馳走様でした。
そしてあの素晴らしいルートの記録を参考にさせて頂いた方々に、この場を借りて私からもお礼申し上げます。ありがとうございました。

p.1115.6から先の薮漕ぎ、急登、急斜面のトラバース、ナイフリッジは今まで経験のない難ルートだったけど、そんな事を忘れさせる位の神室連峰の山々の美しさに魅了された二日間だった気がするなぁ~(^Д^~)

是非来シーズンもあの景色を見に行こうな(^.^/)))~~~
2015/4/28 20:03
yoshi03さん…
お疲れさまでした
そういえば、小屋での宴!?の写真、一枚も撮っていなかった…
いろいろと深い話もできて、なかなか有意義 な時間でしたね

それから、疲労困憊の状況写真などについては、意図的に排除しておきました

それにしても、今回はいろいろフォローしてもらって、ありがとう!
次は5月、山開き前に、火打〜小又〜天狗森〜本神室の縦走かな
その前に体を鍛えねば
2015/4/29 9:21
神室の東陵
この週末は素晴らしいお天気でしたね。
ちょうど反対側の分水嶺を歩いていて、きっと神室の稜線は絶景だよねと思っていたところでした

秘密のテラスの大展望も楽しまれたようで
写真を拝見してあの日の大パノラマを思い出していました。

それにしても写真27のポイントをよく突破されましたね
あそこが一番の難所だったと思います。

僕もこのコースは秘蔵中の秘蔵でありまして、またそのうち登りたいと思っています。
2015/4/28 21:40
tooleさん、こんにちは!
コメントいただき、ありがとうございます。
今回の山行にあたっては、特に2年前のtooleさんのレコを、隅から隅まで"熟読"の上、参考にさせていただきました
ありがとうございました!
それにしても、本当に素晴らしいルートですね。「秘密のテラス」からの眺望も最高でした

ただ、私の技量不足もあるのですが、なかなか難しいルートでもありました。
なかでもご指摘のとおり、27番目の写真の箇所が最難関でした。山頂に向かって左側の斜面をトラバースして通過しようとしたのですが、滑落の危険を感じたので、途中から無理矢理深いの藪に入り込んだところ、藪の反対側にかろうじて踏めるだけの雪が残っており、何とかそこをつないで突破することができました
当初ピストンの予定でしたが、このポイントを通過後、下りの際の状況も考えて、帰路のルート変更を決めた次第です。

素晴らしい景色に出会えたことはもちろんですが、それ以外にもいろいろと得るものが大きい山行でした。スキルアップに励みつつ、是非また挑戦してみたいと思います
2015/4/29 9:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら