京柱峠より剣山系統グランドスラム!ココロも満タンに
- GPS
- 26:32
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 3,667m
- 下り
- 3,390m
コースタイム
- 山行
- 13:45
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 14:16
天候 | KAISEI |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
リフトで下山し バスで行けるところまで行き そこからタクシーで登山口まで戻りました |
写真
感想
ジプシーのようにあてもなく彷徨った山行。
主目的は未到部、京柱峠〜地蔵ノ頭を歩く。その一点のみ。
見ノ越〜京柱峠の一気駆けすっからおいでよ とshichi7氏に誘われたがンなクレイジーな山行には付き合ってられない、ならば帰りに拾ってくれだのといろいろ二転三転したが結局「京柱峠から出てテキトーに進む」に決めた。
4:00京柱峠発。熊注意の看板見てビビる。熊鈴持ってないので時折拍手しながら進んでみた。我ながら滑稽、まぁ熊は出ないだろうけど確率は0%ではない。
綱附森まで異常に快適。角度変わってもトコトン三角錐な天狗塚に畏敬の念を持つ。この山域の盟主は三嶺でもなく剣山でもなく天狗塚なような気がしてきた。
綱附森を下ったら後は地蔵に北進するだけ、スマホ内のデキの悪い写真を削除しながら進む。で、顔を上げたら「おろっ!?」天狗があらぬ方向に見えるではないか。尾根一つ間違えて下っていたようだ、エヘヘ。登り返してるうちに(絶対出会うはず)の彼らとすれ違ってしまっていた。
どうでもいいがザックが重い。寝具にロープに355mlビール3本に750mlのいいちこに忍者刀にと、なんやかんやあるから下ろした後の担ぎ返しに苦労する。ならばザックは下ろさぬと決め、必要なものを全部ウエストバックに突っ込む。
快晴に無風にと二つの条件が揃っているので、本日は逆さ天狗が撮れる!間違いない!!と湿原に行ったみたが思ったより水量が無く天狗が逆さに写らない、ブーブー。第一条件は「湿原に水があること」なんだろう。水さえあれば少々風があってもキレイに三角錐が写る。
失意のまま牛の背終着点まで行き、折り返してお亀岩避難小屋到着。挨拶しても返事しない、ジェイソンみたいなオッサンがひたすら薪を斧で割っていたので静かに離れる。寝てたら斧で襲われるわ|д゜)
三嶺到着。三嶺ヒュッテ泊かどうか迷ったけど、白髪山に行きたくなったので白髪小屋泊に決定。ここで勘違い。剣方面と名頃方面を間違えていた、エヘヘ。行く必要のない三嶺ヒュッテに下ってしまっていた。絶望したがまた三嶺に登り返し、白髪分岐へ。で、水が尽きた。分岐から小屋を見るとテントが7張りほど。今までの小屋と違い、ドエライ繁盛している。白髪まで往復して水汲みに30分かけたら真っ暗になる、オワタ。素直に白髪諦め小屋に向かう。小屋にはカップルとドリカム状態の3人とで計5人。なんとか寝るスペースあったので混ぜてもらう。
水汲み行って飲料用に煮沸してたらもうみんな寝る状態、エサ食う時間もない。仕方ないのでパンをかじる。隣のカップルが焼いてるウインナーの美味そうなこと(;_;)
「ちょ、そのウインナー、一個ちょーらい(^^)/」なんてことは言えるべくもなく、みんな寝たのでワタクシも寝た。
2:10に目覚まし。あんまカサカサさせて皆を起こしたくないので一旦外に荷物を全部放り出し、小屋外で片づけする。
空を見上げたら天の川クッキリ、流れ星も3つ見えた。夜明け前の剣山&次郎岌を正面に捉えながら歩く、最高だ。けどザックの重みで肩がズル剥けだ、だはは
丸石に向かい、ヨタヨタ進んでると背後よりモノごっつい勢いで登ってくる輩に遭遇。聞けばこのイケメン、白髪登山口から剣→三嶺→白髪と周回するとのこと。ここにもクレイジーがいた。というか縦走マシーンのmbaさんだった。
その後は卑怯にも次郎岌をトラバースし、リフトに乗って下山。剣山頂から西島までは登ってくる人達を避けるのに忙しかった。好天の名峰の登りのゴールデンタイムなんだから仕方ない。
リフト乗り場のお店でまたmbaさんと再開、いっしょに蕎麦を食べる。うまい、サイコーだ。食い終わって「バスまで時間あるなー」とか言ってたら「じゃ、名頃まで一緒に行きますか?」とmbaさん。ここ3年食らったことないブラックジョークだ。
コヤツ、デキる( 一一)
後はバスで爆睡、運ちゃんに起こしてもらい、バス停に三嶺タクシーさんに車まで送ってもらい帰還。
あっ、shichiさんオススメの峠うどん食うの忘れてた
歩行距離47km、累計標高差3825m、失った体重2.2kg、西島駅から京柱峠まで移動で失ったゼニー7560円、得た物家族の冷笑。
次に備えたいもの ウインナー、腕力、肩の皮膚の防御力
まさかのスレ違いで会えずに残念でした。
京柱峠から綱附森までの間は剣山〜三嶺ルートに比べると人も少なくて踏み荒れてない感じがいいですね。
コビソ山から矢筈山への笹の稜線も美しいですね〜。
遠くなければ毎月でも通ってみたくなるところです。
次回は京柱茶屋でしし肉うどん食べて下さいね。
お互い気を付けて山を楽しみましょう。
あの少しの時間ですれ違うとは、面目ない(~o~)
めっちゃうどん食いたかったんやけど、気付いた時には下りすぎていて。
まぁ次で食いますわ(^^)
無事バスにも間に合って帰られたんですね!それにしてもすごい距離。
そしてやっぱり峠までは結構お金かかりましたね
私たちは元気だったら久保経由で帰る案もでてましたが、1日目で満足してしまって、おとなしく名頃へ下りました(笑)
小屋でお話できてよかったです(^^)
ビールとウインナー!必須ですよ(笑)!!
Ukoさん、こちらこそありがとうございました。
夢にみますよ、あのウインナー( ´ ▽ ` )ノ
朝、皆さんを起こしてしまうのではないかとけっこう気を遣いました(汗)
タクシー、ヤパ高かったです
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