新緑のタワ尾根〜酉谷山〜水松山〜天祖山攻め

2015年04月27日(月) [日帰り]

• GPS: 08:52
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,097m
• 下り: 2,104m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:52

6:44 東日原バス停
6:49 6:49 中日原バス停
6:55 6:55 日原観光公衆トイレ
6:59 6:59 日原鍾乳洞バス停
7:04 7:09 一石山神社（いっせきさんじんじゃ）
7:35 7:35 一石山
7:45 7:49 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
7:55 7:55 人形山
8:12 8:16 金袋山
8:32 8:32 篶坂ノ丸
9:02 9:13 ウトウノ頭
9:23 9:31 大京谷ノクビレ
9:36 9:38 大京谷ノ峰
9:49 9:49 カラ滝ノ頭
10:17 10:17 行福ノタオ(コツ谷ノツメ)
10:33 10:33 酉谷峠
10:38 11:05 酉谷山避難小屋
11:08 11:09 酉谷峠
11:16 11:18 酉谷山
11:33 11:34 行福ノタオ(コツ谷ノツメ)
12:01 12:01 タワ尾根ノ頭(滝谷ノ峰)
12:10 12:12 滝谷の峰ヘリポート
12:26 12:31 水松山
12:58 12:58 梯子坂ノクビレ
13:24 13:30 天祖山
13:33 13:33 会所
13:42 13:42 唐松平
14:06 14:06 大ナラノタワ
14:25 14:25 大日大神(ドンブラン)
15:05 15:08 八丁橋
15:36 15:36 日原鍾乳洞バス停
15:36 ゴール地点

前から行きたかったコースにやっと行けた。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR奥多摩駅から西東京バスで東日原BS
帰り：日原鍾乳洞BSから西東京バスでJR奥多摩駅へ

コース状況／危険箇所等

タワ尾根
　登り始めは、急登でかなり疲れる。いくつか踏み跡があるが、尾根を目指せばすぐにルートらしき道がある。広い尾根では、枯葉だらけで踏み跡が不明瞭なところもあるが、コンパスやGPSを確認しながら尾根を目指せば全体的に大丈夫だった。ただし、ウトウの頭の直後は、ぼうっとしていると、四間小屋尾根に下りていってしまいそうになるので、この場所では特に集中して地図やコンパスでよく確認しながらルートを見つけるべき。
長沢背稜
　標識も多く、危険箇所も特になく、深山のハイキングコースが楽しめる。
水松山〜天祖山〜日原林道
　梯子坂ノクビレから天祖山頂への登りは、疲れた体には辛かった。天祖山からのひたすら下りも参った。特に1カ所、崖から落ちそうなトラバース道は危険で根っこをつかみながら慎重に進んだ。根っこはナイスな場所にあってくれたので安全のため利用すべき。

その他周辺情報

日原鍾乳洞の売店にて缶ビールで本日の締め。

写真

4/27 6:20

今日は平日だが仕事が休み。しかも晴天。奥多摩の日原に向かった。始発のバスに乗車したのは、自分を含め4人であったが、終点の東日原まで行ったのは自分ひとりだった。

4/27 6:38

バス停のトイレを初めて利用したが、思ったよりもきれいで新しく、有難かった。GPS準備、準備運動を終え、山行開始。

4/27 6:49

登山口までは、道路歩き。新緑の稲村岩。

4/27 7:05

一石山神社の、この細道から登山道は始まる。

4/27 7:14

いきなりの急登。踏み跡がいろいろあり、最初は戸惑ったが、適当に登ると、すぐに道があったので、結果オーライ。新緑がいいね。

4/27 7:36

尾根にのると、少し楽になってきた。ここは一石山。

4/27 7:49

有名な折れてしまったミズナラの巨木。どうしてあげることもできなくてゴメン。

4/27 7:54

人形山。なぜこんな文字？

4/27 8:06

おっ、なんとかツツジ！？ 調べるとアカヤシオというツツジ科の花らしい。

4/27 8:12

金袋山とMY GPS。今日の山行は、このGPSに結構助けられた。

4/27 8:14

長沢背稜方面の山々が見渡せた。

4/27 8:32

篶坂ノ丸。この辺は、冬山のような風景である。

4/27 8:48

おやおや、天祖山。何か痛々しいね。石灰石採掘は、人間の生活に必要だからやっているんだろうけど、この姿を見ると、考えさせられる。これについては反対運動もあるらしい。

4/27 9:04

これまたお馴染み、ウトウの頭の絵表示。意外と小さかった。この絵表示の場所から先は下りになるが、集中していないと知らず知らず四軒小屋尾根を下ってしまうので注意。自分はGPSに助けられ、早めに軌道修正できてセーフだった。危ない危ない。

4/27 9:10

軌道修正中にたまたま見付けた。木の穴。キツツキの仕業か？

4/27 9:16

軌道修正できた。左に天祖山を感じながら痩せ尾根を進む方が正解だった。

4/27 9:22

このロープが張られた岩のところだけは、左にまくとのこと。踏み跡があるので、ありがたい。

4/27 9:27

大きい岩を巻きながら、岩の裏側に来た。ここで少し休憩し、先に進む。

4/27 9:37

モノレールの軌道に出会う。ここからしばらく道案内をしてもらう。

4/27 9:50

ごくろうさん。このモノレール、誰が何に使うのか？
タワ尾根では、誰とも会わなかったな。

4/27 9:55

さあ、長沢背稜に着いた。久しぶりに酉谷山でも行くとするか。

4/27 10:19

歩きやすいなあ。有難い有難い。長沢背稜で、やっと他の登山者に会えた。さすがメインロード。メインでもないか…。

4/27 10:35

まずは、酉谷避難小屋にて、早めの昼食とする。

4/27 10:36

酉谷避難小屋の水場は、水量豊富に出ていた。今日は暑かったので、ここの水が冷たくて最高だった。

4/27 10:49

奥多摩の山々の景色を見ながらラーメンタイム。

4/27 10:59

そして、コーヒータイム。何とも言えない贅沢さ。

4/27 11:19

久しぶりの酉谷山山頂。

4/27 11:19

酉谷山山頂からの景色。

4/27 11:25

酉谷山から、タワ尾根ノ頭方面に戻る途中の埼玉方面の展望。

4/27 11:51

これは、ハシリドコロ。猛毒で食べると幻覚症状を起こし、ところかまわず走りまわることからこの名があるらしい。

4/27 12:04

タワ尾根ノ頭（滝谷ノ峰）に着いたつもりが、何だこれ？特に標識もないのかな？あまり期待もしていないけど。

4/27 12:08

そこらへんに生えていた植物。何だろう。調べると、バイケイソウらしい。根茎に毒をもつらしい。

4/27 12:09

それにしても、天祖山。痛々しい。

4/27 12:10

滝谷ノ峰ヘリポートだって。活用されているのかな。

4/27 12:11

あっ。あれは方角的に酉谷山かな？結構、適当。

4/27 12:30

地図を見て、なんでアララギと読むんだろうと、前から気になっていて、自分の中では存在感のあるイメージの山なのに、実際はこの程度の扱い。

4/27 12:36

残念な気持ちのまま、天祖山方面へ。

4/27 12:57

梯子坂ノクビレまで、楽ちんトレイル。ところがそれから天祖山山頂までは、激しい登りの連続。事前に地図で調べて覚悟はしていたのだけど…。

4/27 13:26

ようやく着いた。

4/27 13:26

よくこんな山奥に、このような建物を建てたものだ。

4/27 13:34

会所。中から物音が聞こえてきたので、不気味に思い、少し離れて撮影。

4/27 13:40

石尾根の山々。そういえばこの間、行ったな。

4/27 13:59

ところどころ現れる、激しい下り。枯れ葉が異常に積もる場所もあり、こんな感じに足が埋まることもしばしば。

4/27 14:25

大日神社。こわっ！すぐに立ち去る。神を祀ったり、石灰石が採掘されたり、この山はなんか異様な雰囲気。

4/27 14:27

ロボット雨量計。山岳地帯の降水量を自動的に無線で気象台等に送信するらしい。

4/27 14:36

おっ。待ってました。水場。ちょろちょろ出ていたので、助かった。出ない日もあるそうだ。ラッキー。

4/27 14:40

鮮やかな新緑。

4/27 14:45

さあ。日原街道までの急斜面の始まりだ。

4/27 14:50

急斜面をつづら下りのトラバースで下りていく、たいていの場所は大丈夫だが、1か所危険な場所があった。落ちたらアウトの崖ゾーンで、つかめそうな木の根を探し、握りながら一歩一歩慎重に行った。

4/27 15:07

やっと日原街道だ。今日も無事山行を終えることができた。それにしても天祖山はアクセスし難い奥深い山であった。長沢背稜全域の山々のピークハントは、日帰りではなかなか大変だ。

4/27 15:08

若葉の時期の奥多摩日原の景色は素晴らしい。また来ようっと。

4/27 15:18

日原林道沿いにヒトリシズカ発見。他人のヤマレコで覚えたこの花。

4/27 15:52

バス待ちの間、日原鍾乳洞の売店で、今日を振り返る。

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H10 カシオ

感想

JiroDai

やっぱり日原方面の山々は、何かいい。少し道を外れたところに行くと、いかにも深山幽谷という言葉があてはまる場所が多くある。全体的に新緑が鮮やかで山がきらきらしていた。（標高の高いところは、まだこれからといった感じだったが）気温も高く、水場の水がすごくおいしく感じた。