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Yamareco

記録ID: 625262
全員に公開
沢登り
大山・蒜山

大ナメラ沢(大ナメラ林道〜大ナメラ沢右俣〜皆ヶ山:周回)

2015年05月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
9.2km
登り
677m
下り
674m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:19
休憩
0:36
合計
5:55
6:13
55
駐車場出発→大ナメラ林道へ
7:08
7:24
178
林道終点→大ナメラ沢へ
10:22
10:42
22
11:04
11:04
60
12:04
12:04
4
12:08
駐車場帰着
合計時間: 5時間55分
合計距離: 9.23km
累積標高(上り): 662m
累積標高(下り): 667m
天候 晴れ
微風

駐車場気温9℃(06:00時点)
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蒜山高原キャンプ場の入口ゲート手前の
駐車場(ログ参照)に停めさせて頂く。
コース状況/
危険箇所等
△魯丱螢─璽轡腑鵐襦璽函
沢登の技術、知識が必要です。
要事前準備、地図、コンパス必携。
装備適宜。
またケータイ不通(docomo)。
山頂付近は通じた。

‖腑淵瓮蚓啼
蒜山高原キャンプ場から下りて行く。
最初は舗装してあるが、すぐに未舗装路となる。
整備されており、歩きやすい。

林道終点まで車両通行可能でしょう。
ただし後半泥濘や荒れている箇所あり。
(自分の車では行きたくない)
終点手前に車両転回場所あり。
作業車あり、迷惑にならないよう注意。

大ナメラ沢〜皆ヶ山
林道終点から入渓。
総じて平易な沢であり、
ゴルジュ、小振りな滝など現れるが
いずれも大きな危険を伴う登攀、
高巻きは必要無いと感じた(全くの私見)。
ただし雪渓の下にあるであろう滝は分からない。

この時期後半に現れる雪渓の処理に時間がかかった。
かなり慎重に歩いたが一ヶ所踏み抜いてヒヤリとした。

写真㉓の箇所は雪渓の強度に確信が持てず、
ここで遡行を諦め皆ヶ山へ直登した。
上部はネマガリタケが現れるが、
植生密度は思いの外薄く(私見)漕ぎやすかった。

3Д山〜蒜山高原キャンプ場
夏道。皆ヶ山直下は傾斜が強いが、
よく整備されたコースで歩きやすい。

■今回の山行は、
HP「山仲間」さんの→「岡山の谷」編を参照させて頂いた。
ありがとうございます。
駐車場を出発。
キャンプ場ゲートへ進まず、
向かって左へ下りて行く。
2015年05月01日 06:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/1 6:16
駐車場を出発。
キャンプ場ゲートへ進まず、
向かって左へ下りて行く。
大ナメラ林道へ。
整備され、歩きやすい。
2015年05月01日 06:21撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 6:21
大ナメラ林道へ。
整備され、歩きやすい。
葡萄園があった。
遠景は向かって左から
大山本峰、
烏ヶ山、
二俣山。
大ナメラは観えない。
2015年05月01日 06:21撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 6:21
葡萄園があった。
遠景は向かって左から
大山本峰、
烏ヶ山、
二俣山。
大ナメラは観えない。
漆を栽培しているようだ。
奥の漆は何度か採取した跡があった。
2015年05月01日 06:30撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 6:30
漆を栽培しているようだ。
奥の漆は何度か採取した跡があった。
終点までおよそ4キロほど。
いつもはしんどい林道歩きだが、
この道はあまり飽きなかった。
2015年05月01日 06:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 6:55
終点までおよそ4キロほど。
いつもはしんどい林道歩きだが、
この道はあまり飽きなかった。
大ナメラ林道終点。
この先は橋が崩落して
車両は進むことが出来ない。
この手前に転回場所あり。
2015年05月01日 07:07撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 7:07
大ナメラ林道終点。
この先は橋が崩落して
車両は進むことが出来ない。
この手前に転回場所あり。
ここから大ナメラ沢へ入渓。
水が綺麗。
2015年05月01日 07:24撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 7:24
ここから大ナメラ沢へ入渓。
水が綺麗。
一基目と二基目の堰堤。
いずれも左岸から巻く。
2015年05月01日 07:27撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 7:27
一基目と二基目の堰堤。
いずれも左岸から巻く。
三基目の堰堤。
右岸より。
堰堤はこの三基だけだった。
2015年05月01日 07:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 7:34
三基目の堰堤。
右岸より。
堰堤はこの三基だけだった。
ゴルジュが現れる。
残雪があり若干処理に苦労。
2015年05月01日 07:38撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 7:38
ゴルジュが現れる。
残雪があり若干処理に苦労。
2段のナメ滝。
下段は左岸フェイスを登る。
2015年05月01日 07:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 7:55
2段のナメ滝。
下段は左岸フェイスを登る。
上段は思いの外大きい滝。
倒木を使いクリア。
2015年05月01日 07:56撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/1 7:56
上段は思いの外大きい滝。
倒木を使いクリア。
階段状の滝。
容易に上がれる。
2015年05月01日 07:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 7:59
階段状の滝。
容易に上がれる。
谷にも日が差してくる。
ブナの緑が明るい。
2015年05月01日 08:10撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/1 8:10
谷にも日が差してくる。
ブナの緑が明るい。
滝は次々に現れるが、
いずれも小振りでホールドもあり、快適。
2015年05月01日 08:11撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/1 8:11
滝は次々に現れるが、
いずれも小振りでホールドもあり、快適。
このナメの上から雪渓が現れ始める。
2015年05月01日 08:13撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/1 8:13
このナメの上から雪渓が現れ始める。
このスノーブリッジだけは下を潜った。
2015年05月01日 08:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
5/1 8:17
このスノーブリッジだけは下を潜った。
二俣。
左は大ナメラへ。
右俣へ取る。
2015年05月01日 08:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 8:32
二俣。
左は大ナメラへ。
右俣へ取る。
雪渓が谷を覆う。
軽アイゼンを履き、
ピッケルを持つ。
2015年05月01日 08:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 8:45
雪渓が谷を覆う。
軽アイゼンを履き、
ピッケルを持つ。
雪渓の切れ目と滝の登場。
緊張する。
2015年05月01日 08:51撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 8:51
雪渓の切れ目と滝の登場。
緊張する。
二俣。
これも右へ取る。
2015年05月01日 08:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 8:55
二俣。
これも右へ取る。
最後の二俣。
右へ取る。
2015年05月01日 09:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 9:15
最後の二俣。
右へ取る。
雪渓の下は深く、
ブリッジの強度に確信が持てない。
ここで遡行終了、
左岸へ上がる。
2015年05月01日 09:26撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 9:26
雪渓の下は深く、
ブリッジの強度に確信が持てない。
ここで遡行終了、
左岸へ上がる。
左岸側は急傾斜。
ブッシュを掴みながら上がる。
虫が群がってくる。
2015年05月01日 09:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 9:32
左岸側は急傾斜。
ブッシュを掴みながら上がる。
虫が群がってくる。
ヤブを漕いでトラバースして行くと
再び雪渓に出合う。
傾斜が強いので、
ピッケルと剣鉈のダブルアックス(?)でクリア。
2015年05月01日 09:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/1 9:45
ヤブを漕いでトラバースして行くと
再び雪渓に出合う。
傾斜が強いので、
ピッケルと剣鉈のダブルアックス(?)でクリア。
途中振り返ると烏ヶ山が観えた。
カーラ谷の雪は殆ど融けてしまったようだ。
2015年05月01日 10:02撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/1 10:02
途中振り返ると烏ヶ山が観えた。
カーラ谷の雪は殆ど融けてしまったようだ。
同じ個所から、大ナメラを観る。
ヤブが凄そう。
2015年05月01日 10:02撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:02
同じ個所から、大ナメラを観る。
ヤブが凄そう。
上部はネマガリタケのヤブコギとなる。
密度がそれ程では無く、
思ったよりは漕ぎやすかった。
2015年05月01日 10:19撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:19
上部はネマガリタケのヤブコギとなる。
密度がそれ程では無く、
思ったよりは漕ぎやすかった。
ヤブを抜けると皆ヶ山三角点の
南約40mの地点に飛び出す。
2015年05月01日 10:29撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:29
ヤブを抜けると皆ヶ山三角点の
南約40mの地点に飛び出す。
皆ヶ山山頂にて。
ここで装備を片付ける。
大山方面の視界は取れない。
2015年05月01日 10:29撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 10:29
皆ヶ山山頂にて。
ここで装備を片付ける。
大山方面の視界は取れない。
手前はアゼチ、
奥は上蒜山。
この時期のアゼチは苦労しそう。
2015年05月01日 10:44撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/1 10:44
手前はアゼチ、
奥は上蒜山。
この時期のアゼチは苦労しそう。
二俣山にて小休止。
2015年05月01日 11:05撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 11:05
二俣山にて小休止。
ショウジョウバカマ...かな?
一輪だけ咲いていた。
2015年05月01日 11:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/1 11:16
ショウジョウバカマ...かな?
一輪だけ咲いていた。
快適な登山道。
皆ヶ山は一般的には
登山口と山頂の往復コースのみ。
歩く人は少ないようだ。
ちょっと勿体ない。
2015年05月01日 11:43撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 11:43
快適な登山道。
皆ヶ山は一般的には
登山口と山頂の往復コースのみ。
歩く人は少ないようだ。
ちょっと勿体ない。
登山口へ到着。
キャンプ場を横切る。
人はまばら。
2015年05月01日 11:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 11:59
登山口へ到着。
キャンプ場を横切る。
人はまばら。
キャンプ場のゲートにて。
14年3月に歩いた時は雪の下だった。
今回も無事に降りて来られた。
2015年05月01日 12:07撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 12:07
キャンプ場のゲートにて。
14年3月に歩いた時は雪の下だった。
今回も無事に降りて来られた。

感想

以前から歩いてみたかった「大ナメラ沢」の遡行。

雪渓と詰めのヤブの処理に不安があったが、
何とか円滑に進められた。
余裕があれば大ナメラ山頂まで行ってみたかったが、
詰めを皆ヶ山に取ったので今回は見送った。

大ナメラ沢は水も綺麗でブナが美しい所だった。
また紅葉の時期に歩いてみたい。

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コメント

明蓮渓谷
お疲れ様でした。
お誘いいただいたのに、お断りして申し訳なかったです。
秋には是非。
大滑沢の本流は明蓮渓谷と呼ばれているみたいですが、こっちも気になりますね。見返峠に突き上げるので、車2台で楽しめそうです。
2015/5/2 23:50
Re: 明蓮渓谷
ありがとうございます。
明連渓谷ですか、面白そうですね。
見返峠までならヤブコギも少なくて済みそうです。
秋にはご一緒しましょう。
2015/5/3 10:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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