ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 628552
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

大朝日岳

2015年05月03日(日) ~ 2015年05月04日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:01
距離
29.8km
登り
2,694m
下り
2,687m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:10
休憩
1:11
合計
9:21
5:38
72
6:50
6:52
2
6:54
6:54
5
6:59
6:59
26
7:25
7:26
28
7:54
7:54
29
8:23
8:28
51
9:19
9:40
23
10:25
10:25
11
10:36
10:37
40
11:17
11:18
37
11:55
11:56
11
12:07
12:20
15
12:35
12:36
51
13:27
13:27
42
14:09
14:10
5
14:15
14:15
16
14:47
14:55
4
2日目
山行
3:32
休憩
0:15
合計
3:47
6:09
6:09
43
6:52
6:54
21
7:15
7:18
14
7:32
7:32
11
7:43
7:43
4
7:47
7:49
3
7:52
7:52
36
8:28
8:33
51
9:24
9:27
13
9:40
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
古寺鉱泉まで車で入れます。
駐車スペースも除雪済み。
トイレはありません。
コース状況/
危険箇所等
雪が少なく半分夏道です。
到る所にクラックがあります。
その他周辺情報 大井沢温泉¥300
古寺鉱泉
2015年05月03日 05:15撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
5/3 5:15
古寺鉱泉
稜線の雪と月山遠景
2015年05月03日 06:52撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
4
5/3 6:52
稜線の雪と月山遠景
古寺山より見る大朝日
2015年05月03日 07:58撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
3
5/3 7:58
古寺山より見る大朝日
小朝日側から見る大朝日
2015年05月03日 09:00撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
5
5/3 9:00
小朝日側から見る大朝日
2015年05月03日 09:58撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
5/3 9:58
2015年05月03日 10:56撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
5/3 10:56
西朝日からみる大朝日
2015年05月03日 11:22撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
3
5/3 11:22
西朝日からみる大朝日
竜門山
2015年05月03日 12:20撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
5/3 12:20
竜門山
2015年05月03日 12:53撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
5/3 12:53
中岳と大朝日
2015年05月03日 13:42撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
7
5/3 13:42
中岳と大朝日
2015年05月03日 18:39撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
15
5/3 18:39
桜は今が見ごろです
4
桜は今が見ごろです
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 予備靴ひも ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ロールペーパー 携帯 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント シェラフ
備考 日焼けします

感想

古寺鉱泉は夜中に到着した時点で車10台くらいすでに停まってました。

 夜明けにスタート。古寺鉱泉建物に行くまでの川沿いの道は雪で埋まって、川に向かって下りていく斜面のトラバース。川は雪解け水で轟々と流れています。
 先行した人たちがいたので何も考えずに足跡をたどっていくと道を間違えたことに気づきました。雪が薄くて夏道を探さないとヤブ漕ぎです。少し戻って再スタート。雪で登り口が隠れていて沢沿いに登ってしまいました。
 改めて登り始め。ザラメの斜面を登っていきます。所々地面が覗いてますが雪も残っていて尾根筋まで真っ直ぐ登っていきます。登りきる前辺りから夏道が顔を出します。合体の木を過ぎるまで地面の上を歩きそこから徐々に残雪が増えていきます。稜線の斜度が緩むころには一面の雪。夏道が無いのでハナヌキ峰は一度 頂を踏んで進みます。頂直下に雪庇の名残がありますが特に問題はありません。夏道のように巻いていくのもアリですが登った方が楽そうです。この頃には太陽も高くなってきて汗が噴出してきます。
 この先、古寺山頂以外は小朝日まで雪の上を歩きますが東側の雪庇上に大きな亀裂がいくつも走っているので余り気持ちよくはありません。雪庇から遠ざかると雪が薄くなって踏み抜きが多くなるので静かに歩きます。
 小朝日の巻き道は完全に雪で覆われているので滑って落ちると登り返しが悔しいので真っ直ぐ山頂へ。雲ひとつ無い快晴で最高の眺めです。鳥原山のほうはまだ豊富に雪が残っているようですが大朝日は思ったほどではありません。
 歩き出すと小朝日の下りに雪はありません。細かい浮き石が多いので落とさないように進むのに気を使います。巻き道との分岐では本来の3本の道のほかに南に向かって伸びる踏み跡がありますが、すぐ先が崖になってるので気をつけましょう。
 銀玉水までほぼ夏道です。残念ながら銀玉水はまだ出てませんでしたが雪解け状況と気温を考えると近いうちに使えるようになりそうです。
 この先大朝日の避難小屋までの急坂には一面に雪が残ってます。基本的にザラメなのですが一部凍結して硬くなっているところがあるので乗らないように気をつけます。凍っているところは色が違うので見ると判りますがうっかり乗るとツルッと行きます。斜面を登りきると再び地面が出てきます。
 小屋に着くと管理人さんが表に出ていたので挨拶。水状況を尋ねると当然大朝日周辺は水場は無しとの事。「竜門小屋はジャバジャバ出てたよ」と昨日竜門に泊まった人が教えてくれたのでここでその後の行動決定です。この時すでに水は1.5Lほど無くなってます。ザックを置いて軽くなった水筒を持ち出発。出発前に汚れて無さそうな雪をコッヘルにてんこ盛りにして放置しておきます。気温が高いので帰ってくる頃には水になっているはず。
 目指す竜門小屋までの間に中岳と西朝日岳がありますがまだまだ大雪田が残ってます。残雪上を歩きますが気温が上がってきたので雪が緩んで足がザクザク埋まります。砂の上を歩いてるようで思うようにペースが上げられません。一見平らに見えるところでも足が沈むところと硬いところがランダムでなかなか疲れます。
 西朝日に上がったところで雪が終わり夏道に。竜門までほぼ雪無し。稜線の東面には雪が残っておりスキーで上り下りしてる人が居る位なので雪の上もいけますがやはり硬い地面が楽です。
 竜門小屋に到着するとまさしく話どおり水が滔々と流れています。しかもその水の先においてあるバケツの中にはビールが水流に踊らされてくるくる廻っています。暑さで遣られて喉がカラカラに乾いてる身にはまさに目の毒。よっぽど「一本ください!」と叫びたくなりましたが あれは魅力的でした。何とか落ち着いて水で渇きを癒しここでお昼です。パンを頬張りつつ小屋の前に居た管理人さんに話を伺うと「今年の雪は3m位少ない。ここに座って雪に邪魔されず月山が見える。」と腰掛けたベンチから後ろを振り返って仰ってました。見えている月山も雪が大分少ないようです。半分山肌が見えていました。
 お昼を済ませて水を水筒に汲ませてもらい出発。ちなみに2日の夜の宿泊客は10人くらいだったそうです。
 大朝日に戻るとコッヘルの中には水がなみなみと溜まっていました。持って帰った重たい水筒を残して今度は大朝日の山頂へ。雪解けが進み半分以上地面が見えてました。また残った雪も下がスカスカになっているので到る所で踏み抜いて歩くのが疲れます。
 その夜の宿泊客は17~18人くらい。一泊\1,500です。バイオトイレは一箇所のみ使用可。調理は二階の寝るスペースを使って行います。いっせいにバーナーが焚かれると二階はTシャツ一枚でも暑いくらいですが夜はかなり冷えます。保温ジャケットなどは持っていったほうが間違いないです。夜は寝るまでの間管理人さんも加わって楽しく過ごせるので朝が少しつらくなりそうです。
 翌日は天気が崩れる予報のため早めに下山。しかし朝から良い天気です。出発するときにすでにTシャツで寒く無い温度。今日も厳しくなりそうな予感です。
 ルートは来た道を帰るだけ。稜線歩きの簡単なコースのはずでしたがハナヌキの分岐で間違えて日暮沢のほうへ進んでしまいました。原因は雪庇に乗らないように西側に寄って歩きやすいところを進んでいるうちに降りる尾根を通り過ぎてしまいました。おかげで夏なら踏むことの無いハナヌキの頂を何回も踏むことができました。
 この先も合体の木まで前日とほぼ状況変わらず。ただ合体の木から先、前日残っていた雪がかなり解けており夏道が8割くらい出てきていました。前日見逃した登り口も完全に現れております。

 気温がかなり高く日差しもあったため痛いくらい日焼けしました。雪質はザラメで朝晩も凍るほどではないためアイゼンの出番はありませんでした。着けたとしても雪がすぐ切れるので持て余します。この二日間に限って言えばピッケルよりもストックのほうがよさそうです。
 僚船にまだ残る雪庇には気をつけましょう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:985人

コメント

ろじゃです
隣の寝床の者です。
まっすぐいっちゃってすみません。
深夜の携帯着信もすみません(>_<)
行も帰りもトレース使わせてもらいました。
ありがとうございます🎵
2015/5/4 19:21
Re: ろじゃです
こちらこそ楽しいお話いろいろありがとうございます。
夜、少しうるさかったのではないかと思いますが申し訳ありません。
またどこかでご一緒できたらいいですね。
2015/5/5 5:25
いつもの遅レコで未だ出来てませんが・・・
同宿したものでした。当日は初対面の方ばかりでしたが楽しい夜に成りました。楽しい話やためになる話有難うございます。
ただ楽しすぎて飲みすぎと睡眠不足で次の日の下りが大変でした。
chicken_man サンは大丈夫でしたか?まずはソコから鍛え直さなくてはと思ってるところでした。
 又どこかで。
2015/5/5 18:46
Re: いつもの遅レコで未だ出来てませんが・・・
あ、古寺登山口まで1時間っておっしゃってた方ですね?
次回はみんなの分の肉をよろしくお願いします(笑)
2015/5/5 23:33
Re: いつもの遅レコで未だ出来てませんが・・・
こちらこそ大変楽しく過ごさせていただきました。
yuufunさんのパワフルな山スタイルに脱帽と憧れを抱きました。
またどこかでみんなで楽しく盛り上がりましょう。
鍛えた成果を是非そこで披露頂きたく・・・(笑
2015/5/6 0:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 朝日・出羽三山 [2日]
竜門山・大朝日 周遊ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 朝日・出羽三山 [2日]
古寺鉱泉〜大朝日岳 避難小屋泊ピストン
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 朝日・出羽三山 [2日]
大朝日岳(古寺鉱泉ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 朝日・出羽三山 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら