記録ID: 6305365
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
上り下りともVR探索して沢上尾根ノ頭【東京里山100】&大岳山へ。奥多摩でまさかのイバラ藪も
2023年12月23日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 06:40
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,597m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※このバスは北秋川の奥まで行く貴重なバスで利用価値大。払沢の滝駐車場に停めてこのバスで藤倉へ行き、そこから未踏のVR探索しながら払沢の滝へ戻るルートを考えてみたい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
VR(バリルート)について以下に記載します。 ※個人的な主観が入っていますので、参考にするのは結構ですが、鵜呑みにし五でください。体力、技術、季節、天候等により、感じ方は変わります。 ‖上尾根ノ頭の南東尾根(沢上尾根ノ頭への登り) 植林の中のしっかりした古い仕事道の跡があり、これを忠実にたどって登れば危険個所も藪もなく、想定外に容易に山頂に到着できました。 573m峰北尾根(沢上尾根ノ頭からの下り) ,箸倭瓦逆で、踏み跡はほぼなし。とても急な植林の中のはっきりしない尾根を下っていきますが、標高500〜450mは特に急で、足下が崖になった尾根の突起に出て右の植林がない藪尾根以外に選択の余地がなく、棘の有る灌木の枝が絡み合って突破が難しい所を何度も丁寧に棘枝を除けて避けて亀足で何とか歩けるところを探しながら下りました。右横の植林の斜面に入ろうとしてもその手前の藪が厳しく、また植林の中にも仕事道が無く、最後はなんとか藪の薄いところからその植林に入りましたが、急斜面を倒木や杉の木のを頼りに難儀して下り、なんとか林道に降り立ちました。 B臑右岸尾根(大岳山の登り) 道路から石段で道路擁壁の崖の上に出ると、葉の丸っこい笹が繁茂した中の真新しい切り開きをたどって急斜面を這い上がり、植林の中に入ります。その先尾根までは踏み跡がはっきりせず、とても急な斜面で直登は厳しいので右手に巻きながらかすかな踏み跡を辿って登り、尾根に着くとわりとはっきりした踏み跡があってこれを登りました。次第に傾斜が緩くなって広い654mピークに着き、さらに緩やか意に登っていくと次第に急になって大岳山南西側の難関の標高800〜850mの崖になります。はじめは尾根沿いに少し登りますが、頭上に岩がのしかかるようになると左へトラバース気味に登るテラス状のルートがあり、これをたどるとその先で右上に反転し、先ほど見上げた崖の上にでます。ここまで、滑落に注意ですが、その先も痩せ尾根状の岩交じりの尾根をよじ登り、次第に尾根がはっきりしなくなって踏み跡もなくなり、平均傾斜45度以上の土と落ち葉の滑り台になった斜面を木を頼りに必死でよじ登り、なんとか馬頭刈尾根の縦走路にたどり着きました。 先日登り降りしたクドレ沢の左岸尾根、右岸尾根 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6108491.html よりも難易度は高く、この尾根を下りで使うのは難しいかと思います。 また下り口はGPSで確認しないと地形からは全く分からないと思います。 ぐ羝揚根(大岳山の下り) 顕著な尾根ですが、以外にも踏み跡はほとんどなく、奥多摩のこの辺りでは珍しく植林ではなく自然林で、新緑や紅葉がきれいだろうと思わされました。尾根は全体に緩やかで部分的に急なところもありますが、歩きやすい(道はないので足場は自分で選ぶ必要がありますが)尾根です。 この尾根を北へ末端まで行くと最後は海沢の流れを徒渉する必要があるため、途中で右の尾根に入り海沢園地の方へ下りました。この枝尾根は自然林の中の急斜面で足場がスリップする落ち葉の斜面なので木の根元から木の根元へ飛び移るように一歩一歩慎重に下りました。標高730m地点で尾根から降りてくる踏み跡に出て、この踏み跡を辿って海沢園地に下りつきました。 |
その他周辺情報 | 払沢の滝への歩道は12/28まで工事のため通行止めです。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS(ルート登録済)
ヘッドランプ
予備電池ライト用&gps用
カメラ
パン2個
水500
暖かいお茶500
ファーストエイドキット
スマホ
折りたたみ傘
レインスーツ(ヤッケをかねる)
ダウンジャケット
フリースジャケット
防寒帽子
時計(コンパス
高度計)
カメラ1
ココヘリ発信機
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感想
10/28に続き、また大岳山のバリルート探索へ。
今回は東京里山100の残り4座うちの1座、沢上尾根ノ頭へも登頂しました。
沢上尾根ノ頭は浅間嶺への途中の時坂峠から登るのが普通ですが、
ショートカットをしてヤマレコには情報の無い南東の尾根で登りました。
下りも大岳山側へショートカットして573m峰から北へ下りましたが、
ここか奥多摩では珍しく、予想外のとげとげの藪尾根で、播磨の藪で
トゲトゲには慣れていたのに、それでもとても難儀しました。
大岳山への登りで使った大沢右岸尾根は前回10/28に歩いたバリルート
よりも予想外で難易度高く、これも難儀しました。
大岳山の山頂に到着した時は、結構疲労していてバリはもういいや、
という気持ちになりましたが、青梅線側への下山路を検討しているうちに
どこを降りてもあまり変わらないな、
と当初の予定通り井戸尾根で降りてみることにしました。
この尾根も事前情報なしでのトライだったので、地形図の情報だけでしたが、
尾根の末端で海沢谷の沢を渡れるかどうかわからなかったので、
尾根途中から右へ逸れて海沢園地を目指しました。
この枝尾根は結構急で、自然林があまり密でないので捕まるところが
少なくて、落ち葉の滑り台でスリップしながらの下降となりました。
海沢園地手前で踏み跡に出て、無事園地に着いたときは安堵しました。
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