棒ノ嶺(さわらびの湯から。下りはバリエーションルートにて)
- GPS
- 06:32
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
GW登山第二弾は、棒ノ嶺。時ならぬ夏日が続いているので、沢登りで涼もうというわけです。車道を歩き、ダムを通りすぎて登山口にたどり着くと、消防署の赤いクルマが止まっており、登山届を出したかと聞かれました。家族に行き先は伝えてあると言いましたが、それでも届けを出してほしいとのことで、いつもどおり白谷沢から登って冬季ルートで下りてくるコースを記載して渡しました。山岳救助隊って、警察だけではなく消防署も関係しているのですね。
ところが入り口の地図をじっと睨んでいた息子が、消えかけた手描きのコースを見つけてしまいました。技術もないのに冒険が大好きな我が息子は、もうすっかり帰りにこれを使う気マンマン。でも私は地理院地図にも載っていないそんな怪しい道を使うつもりはなく、その場は適当にごまかして先へ進みました。
このところ雨が少なかったからか水量は多くなく、沢歩きも軽くクリアして山頂へ。しばらく景色を楽しんだ後、さて岩岳石へ戻ろかと思ったところで息子が「どうしてもあの道で行きたい」と大騒ぎ。そもそも道があるかすら怪しいものだと思ったので息子に斥候に行かせたところ「ちゃんとした道があったから来てよ!」との由。
止むなくついて行くと、「ちゃんとした」とはとても言えない荒れっぷりながらも、確かに道らしいものがありました。とはいえ何の標識も出ておらず、コースを示す地図もない状態で強行するのはちょっと不安でしたが、息子は水を得た魚のようにどんどん進んでいきます。まあ地図ロイドの地形図があればなんとかなるか、と私も後を追います。
案の定、踏跡不明瞭な箇所や草に覆われたところが多く、崩れかかった急斜面を木につかまりながら下りなくてはならないところもたくさんあってかなり神経を使いましたが、最終的にはなんとか下界へ出ることができました。いざとなれば上へ戻ればいいと考えナビゲーションは息子に任せきりでしたが、彼なりに地形図を読んで、うまく進むべき尾根を見つけてくれたようです。
結果良ければ全て良しですが、最近奥多摩ではクマが連日出没しているようですし、この界隈も気を抜けません。実際、何回か獣の動く気配を感じました。今日のルートのように、連休真っ最中であるにもかかわらず人っ子一人歩いていないところで事故を起こすと危険なので、無理のない範囲でやっていこうと思います。
wellwaterさん
はじめまして
棒ノ嶺の山頂で、隣にいたものです。元気で賢い息子さんだったので、印象に残っています。確かジャンケンで決めるとか...。
お父さんは負けてしまったのですね?これからも親子で楽しい登山をお続けください。
ku-na
こんにちは。なんとあの諍いを見られていたとは!そうなんです、どのコースを下るかでなかなか意見の一致を見なかったんです。
私が提案したジャンケン勝負も却下されてしまったので、息子が一個食べ残していたおにぎりをしっかり食べたら、という甘い条件をうっかり提示してしまったところ一瞬で平らげられてしまい、やむなくあれを下ることに。
彼は丹沢の危険な廃道である書策新道にも異様な執念を燃やしているので、どう翻意させるか頭を抱えているところです。
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