鈴鹿7マウンテン6座縦走4日間(御在所1日滞留で雨乞はパス))


- GPS
- 80:00
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,543m
- 下り
- 2,517m
天候 | 1日目晴れ・2日目霧のち曇り・3日目雨・4日目晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路:椿大神社バス停か三交バスで近鉄四日市駅へ50分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体、登りも下りも結構急で、足場もザレているところが多いです。 迷いやすい所は ‘8恭戮ら治田峠への下り(他のヤマレコさんも書いている) 国見岳から国見峠へのザレ場での岩の門(先が分からない) F道ヶ岳へのイワクラ尾根(尾根道が入り組んでいるのに分岐に赤テープがない) しかし、地図をよく確認すれば迷うことはないかと思います。特徴のある山が多いので方向が分かりやすいです。御在所岳は頂上に建物が見えます。鎌ヶ岳は先がとがっていますし、入道ヶ岳は頂上に草原が見えます。 |
その他周辺情報 | 下山後は四日市駅から近鉄で1駅乗って「満殿の湯」へ行きました。 |
写真
この選択が間違ってました。雨風が強まるとこんな屋根なんて意味がない。見晴らしのいいところに東屋は立っている。見晴らしのいいところは、風通しのいいところ!
無事朝を迎えることが出来ました。撤収する際、フライを固定するロープが引きちぎれていること、さらに帰宅後フライが一か所避けていたことがわかりました。
生きててよかった。
装備
備考 | 嵐の中でテントで過ごすのにラジオが大変役に立ちました。(SONY山ラジオ)予備電池も必携 |
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感想
当初4日で7マウンテンすべてを縦走するつもりでしたが、2日目の昼の時点で翌日3日目の雨が決定的となり、御在所岳山頂で丸一日滞留し雨乞山をパスすることに決めました。結果、6座の縦走となりましたが、無事帰ってこれたのベストの選択だったと思います。
ただ、御在所岳山頂でのテントの張る場所を失敗しました。1日目はアゼリア前で問題なかったのですが、2日目に張った場所が悪かった。公園内の武平峠に行くまでの東屋の中。後から考えれば完全に風の通り道。日が暮れてから急に風が強くなり、夜中10時ぐらいから夜中2時くらいがピークでした。フライをたたく風の音が半端なく、2本のポールは必至でこらえているのですが今にも折れそうなぐらい曲がっています。東屋なので下はアスファルト。ペグは端っこのフライ用の1本しか刺さっていません。あとは本体をロープで2か所テーブルに括り付けてるだけ。屋根がなくてもどこでもきちんと固定できるところにすべきだったと後悔した時にはもう、動かしようにも風が強くて畳むことも、張りなおすこともできない状態でした。夜中、テントの中で両手で壁を抑えたり、外に出てロープの状態をみたり。ラジオを聞いて気を紛らわすのがやっとでした。朝に唯一ペグを指していたロープが引きちぎれていたのを見たとき、また帰宅後フライが一か所裂けていたのを見たとき、改めて恐怖を感じました。
また、初日のテント場、いろんな方のアドバイスを頂いて石榑峠にしました。おいしい水場があり、抜群のテント場です。しかし、9時出発では自分にはきつかったです。西藤原駅前に前泊すべきでした。変に最近、テント泊がうまくいっているので過信したと思います。今後の計画はもっと大事を取って慎重に立てないといけないと痛感しています。
反省文みたいになってますが。。。以下はいつものように感想を。
1日目、藤原岳から治田峠までの難所をクリアし、銚子岳分岐のピークやセキオノコバを越えて竜ヶ岳の大草原を見たとき、その感動は忘れられません。暑さやザックの重さ、水が底をつく不安感などを抱えて到着し、西から低い位置で太陽が正面に光を投げてくるその光景。美しかった。日没まで1時間しかなく、少しの時間しか山頂にいれなかったから余計に目に焼き付いているのかもしれません。
2日目の鎌尾根ははじめの鎌ヶ岳から降りていくときはさすがに怖いと躊躇しましたが、行ってしまえばそう危険とは感じませんでした。でも、雨の日を回避して晴れの日に通過したから言えることでしょうか。水沢岳に到達し、振り返って歩いてきた鎌尾根をみたとき充実感でいっぱいになります。
4日目の入道ヶ岳。ここも感動でした。雑木林からいきなり草原に飛び出し、そこから丘状になった山頂の光景は絶景です。草原で何人かの人が寝そべっていました。そのまま抵抗なく寝そべることが出来る山頂ってそうないのではないでしょうか。
今年のGWテント泊縦走。強烈な思い出となる4日間でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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先週末、全く同じルートにて6座歩いたので、
道中の写真やコメントを興味深く読ませて頂きました。
石榑峠にてのテン場、水場もあり中々良さそうですね。
沢山の方がテント張ってるので有名なテント適地なんでしょうね。
そういう鈴鹿7縦走も楽しそうだなぁと思いました。
長いレコを最後まで見て頂き、またコメントまで頂きありがとうございます。うれしいです。
messiahさん、すごいです。日帰りですか!あの藤原岳から治田峠までの不明瞭激下りを夜中の0時に!!?
なんか、遠くの人のようです。
また、レコ読ませていただきます。
tomytomyさん、書き方がわかりにくくてすみません
藤原〜治田通過は、朝7時台とかだと思います。
0:00は、真夜中ではなく、スタートという意味でして、
記載してあるタイムは、それぞれのポイントに到着するのに要した所要時間となります。
朝6時頃からスタートし20時に終了。
行動時間は12時間、別途、昼休憩や小休止、ロスト、友人を待つ時間含め
14時間位掛かった計算です。
近く、南北八ヶ岳全山日帰り縦走も予定しています^^
また宜しければご拝読頂ければと思います。
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