ブナの新緑を見に鍋割山稜へ―大倉から鍋割山・塔ノ岳周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
八王子07:52(JR横浜線) 町田08:18/08:27(小田急小田原線) 渋沢09:08 渋沢駅北口09:18(神奈川中央交通) 大倉09:32 復路: 大倉15:00(神奈川中央交通)※臨時バス 渋沢駅北口15:15 渋沢15:21(小田急小田原線) 相模大野15:55/16:01 町田16:03/16:12(JR横浜線) 八王子16:34 |
写真
感想
連休最終日は伊豆山稜線歩道を歩こうと思っていたのだが、同行者の体調がよくならず延期。
ただ、家にいるにはもったいない晴天なので、前から気になっていた鍋割山に登ってみることにした。
この鍋割山から金冷シに続く鍋割山稜はブナ林が美しいとのことで、今の時期ならブナの新緑がきれいだろう。
渋沢駅からバスで大倉に到着すると、連休なのに人が少ない感じだ。
9時半過ぎなのでもう遅いということだろうか。
鍋割山へは西山林道を歩いていくが、ここも人が少ない。
周囲は人工林が中心でちょっとつまらないし、ちょっと長い。
鍋割山荘のペットボトルがたくさん積んであるところを過ぎるとやっと登山道が始まった。
ただここもまだ人工林が中心だ。
後沢乗越まで来ると、やっと広葉樹の新緑が楽しめるようになる。
しかも左手の木々の間からチラチラと富士山も見えるようになり、楽しい尾根道だ。
ただ人が少ない気もする。
鍋割山も人気の山だと聞いていたのでもっと混雑していると覚悟していたのだが、このくらいの人数なら全然気にならない。
鍋割山山頂にはちょうどお昼時に到着したので、有名な鍋焼きうどんを食べている人も多かった。
富士山はもちろん、箱根山から愛鷹山、丹沢主稜線も眺められる。
そして、ここからいよいよ目的の鍋割山稜だ。
鍋割山山頂から進み始めると、もうすぐにブナ林が始まる。
ちょうど芽吹きの時なので、柔らかい黄緑色とピンク色や橙色が混ざっていて、まさにベストタイミングだ。
振り返ると、新緑の鍋割山の向こうに富士山がみえるベストアングルの場所もあり、歩いていて気持ちのいい、楽しい縦走路だ。
この鍋割山稜も人が少ない。
これは嬉しい誤算だ。
丹沢というと毎回人混みがひどいというイメージだったが、こんなメジャーなところを悠々と歩けるなんて嘘みたいだ。
小型三脚を置いての写真撮影もできるくらいだ。
もしかして第何次だかの登山ブームが終わったのかもしれないと思った。
鍋割山稜は楽しかったからか金冷シに合流しなんだかあっけなく終わってしまった。
金冷シから大倉尾根を下りるつもりだったが、このヤマレコでこの時期常に人気の山トップ3入りしている塔ノ岳の人出がどのくらいあるのか確かめたくて、塔ノ岳まで足を延ばすことにした。
塔ノ岳に着いてみると、相変わらずの人出だった。
大倉やヤビツ峠から塔ノ岳・丹沢山を往復する人が圧倒的に多いということだろう。
昨日の高尾山・陣馬山のすぐ隣の生藤山と同じように、人気の山からちょっと外れただけでいきなり人が少なくなるのだ。
と納得し、大倉尾根を下る。
この尾根も海に向かって下っていく気持ちのいい尾根で、鍋割山稜とは違った魅力がある。
ただ激混みのイメージのあった大倉尾根もそんなに混んでいる感じがしない。
やはり登山ブームの終焉だろうか、などと思いながら下っていく。
ただ、大倉バス停に着いてみるとバス停は長蛇の列だった。
今日はちょうど人が少ない時間帯をタイミングよく歩けただけなのかもしれない。
一人で歩くのは久しぶりだったが、自分のペースがどのくらいかが分かるので、たまには一人で歩いてみるのもいいものだと思った。
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