ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6386592
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

早池峰山2024門馬コース

2024年01月19日(金) ~ 2024年01月20日(土)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
14:47
距離
13.4km
登り
1,393m
下り
1,387m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:06
休憩
0:18
合計
8:24
距離 5.8km 登り 1,279m 下り 26m
6:37
6:49
21
7:09
7:15
351
13:06
13:07
23
13:30
13:31
5
2日目
山行
5:32
休憩
0:20
合計
5:52
距離 7.5km 登り 122m 下り 1,383m
7:31
7:32
74
8:45
21
9:16
9:16
5
9:21
9:22
41
10:03
10:08
115
12:03
12:04
8
12:12
12:20
48
13:08
ゴール地点
天候 19日:曇り、1500m以上はホワイトアウト
20日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旧国道106号から早池峰林道1.5k:冬季駐車場
更に3k:握り沢登山口(門馬口)
コース状況/
危険箇所等
1月11日:新雪、ラッセル
19日:7合目までは雨上がりのクラスト、
 8合目前後は深雪のラッセル、ブッシュ
 9合目から圧雪
その他周辺情報 山頂避難小屋:冬季出入り口窓枠が無く、寒さ対策が必要。
5時に3合目の握り沢登山口を出発し、5合目到着の頃には明るくなってきました。
2024年01月19日 06:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
1/19 6:39
5時に3合目の握り沢登山口を出発し、5合目到着の頃には明るくなってきました。
門馬コースは、前半はクラストした悪雪、亜高山帯は深雪のラッセルとブッシュを漕ぎ、高山帯に出るとホワイトアウトの迷走、気が付けば山頂直下でした。
2024年01月19日 13:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
3
1/19 13:26
門馬コースは、前半はクラストした悪雪、亜高山帯は深雪のラッセルとブッシュを漕ぎ、高山帯に出るとホワイトアウトの迷走、気が付けば山頂直下でした。
2024早池峰山頂神社⛩️に遅い初詣です。
2024年01月19日 13:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
3
1/19 13:36
2024早池峰山頂神社⛩️に遅い初詣です。
明日の厳冬期の御来光を楽しみに山頂避難小屋に泊めていただきます。
2024年01月19日 13:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
1/19 13:38
明日の厳冬期の御来光を楽しみに山頂避難小屋に泊めていただきます。
これが心配していた、窓枠の外れた冬季出入り口です。
2024年01月19日 13:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/19 13:40
これが心配していた、窓枠の外れた冬季出入り口です。
2階の雪の吹き込みはこんな状況です。
2024年01月19日 13:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/19 13:50
2階の雪の吹き込みはこんな状況です。
1階部分の雪は、幸い土間のみです。
室温はマイナス12度、外気と殆ど同じです。窓枠をブルーシートで囲い、スコップ、ストック、ピッケル、スノーシューで止め一夜を過ごしました。
2024年01月19日 14:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8
1/19 14:07
1階部分の雪は、幸い土間のみです。
室温はマイナス12度、外気と殆ど同じです。窓枠をブルーシートで囲い、スコップ、ストック、ピッケル、スノーシューで止め一夜を過ごしました。
1月20日の早池峰山の朝です。
2024年01月20日 06:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 6:43
1月20日の早池峰山の朝です。
6時48分、御来光の始まりです。
2024年01月20日 06:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6
1/20 6:48
6時48分、御来光の始まりです。
これぞ太平洋アルプスです!太平洋遥か沖に黒々した大きな山脈が現れました。実はこれは雲海なのです。
2024年01月20日 06:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9
1/20 6:49
これぞ太平洋アルプスです!太平洋遥か沖に黒々した大きな山脈が現れました。実はこれは雲海なのです。
朝日が当たり始めます。
2024年01月20日 06:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8
1/20 6:50
朝日が当たり始めます。
振り向けば、最初の御来光は早池峰神社に当たるのです。
2024年01月20日 06:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9
1/20 6:52
振り向けば、最初の御来光は早池峰神社に当たるのです。
早池峰神社⛩️の御来光☀️です。
2024年01月20日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10
1/20 6:54
早池峰神社⛩️の御来光☀️です。
早池峰連峰の西の嶺、中岳、鶏頭山、毛無森にも朝が来ました。
2024年01月20日 07:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6
1/20 7:00
早池峰連峰の西の嶺、中岳、鶏頭山、毛無森にも朝が来ました。
今日は珍しく「陰早池峰」が、岩手山方面に現れました。太平洋アルプスと合わせて、素晴らしいプレゼントに感謝です。
2024年01月20日 07:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7
1/20 7:01
今日は珍しく「陰早池峰」が、岩手山方面に現れました。太平洋アルプスと合わせて、素晴らしいプレゼントに感謝です。
正月の餅を刺した様な早池峰神社の奉剣です。
2024年01月20日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7
1/20 7:03
正月の餅を刺した様な早池峰神社の奉剣です。
山頂の標柱も穏やかです。
2024年01月20日 07:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 7:04
山頂の標柱も穏やかです。
さて、太陽に向かって朝の散歩です。
2024年01月20日 07:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 7:13
さて、太陽に向かって朝の散歩です。
気温マイナス10度以下とは思えない穏やかな朝です。
2024年01月20日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 7:14
気温マイナス10度以下とは思えない穏やかな朝です。
風紋の造形
2024年01月20日 07:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7
1/20 7:16
風紋の造形
足長おじさんと山頂避難小屋
2024年01月20日 07:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 7:17
足長おじさんと山頂避難小屋
東陵岩脈に沿って樹氷が続きます
2024年01月20日 07:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 7:18
東陵岩脈に沿って樹氷が続きます
門馬尾根上部の樹氷は、小さな子供の集団の様です。
2024年01月20日 07:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 7:25
門馬尾根上部の樹氷は、小さな子供の集団の様です。
山頂へ続くビクトリーロードを戻ります。
2024年01月20日 07:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
3
1/20 7:31
山頂へ続くビクトリーロードを戻ります。
さて、一宿のお礼に、1時間かけて小屋内部の雪出しをしました。こんな感じです。
2024年01月20日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9
1/20 8:45
さて、一宿のお礼に、1時間かけて小屋内部の雪出しをしました。こんな感じです。
この南窓は絵になります。今日は双耳峰の片羽山と平原大地の五葉山がクッキリです。
2024年01月20日 08:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 8:46
この南窓は絵になります。今日は双耳峰の片羽山と平原大地の五葉山がクッキリです。
雪出し後の外側です。事前に外れた窓枠を掘り出そうとしましたが、30センチ掘り下げるとアイス状の硬雪が現れ、諦めました。
2024年01月20日 08:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 8:56
雪出し後の外側です。事前に外れた窓枠を掘り出そうとしましたが、30センチ掘り下げるとアイス状の硬雪が現れ、諦めました。
下山前にもう一度、早池峰西陵と岩手山、秋田駒と、
2024年01月20日 09:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 9:07
下山前にもう一度、早池峰西陵と岩手山、秋田駒と、
南西には鳥海山、焼石岳と別れて
2024年01月20日 09:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 9:09
南西には鳥海山、焼石岳と別れて
剣ヶ峰に続く東陵へ進みます。
2024年01月20日 09:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 9:12
剣ヶ峰に続く東陵へ進みます。
小田越分岐の岩陵は男性的 
2024年01月20日 09:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6
1/20 9:21
小田越分岐の岩陵は男性的 
門馬尾根上部は平坦で、ホワイトアウトは要注意
2024年01月20日 09:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 9:25
門馬尾根上部は平坦で、ホワイトアウトは要注意
東陵岩脈を過ぎると、南面はスキー滑走したくなるスロープ、北面はアオトドの樹氷。更に進めば剣ヶ峰に続くナイブリッジ。この季節の醍醐味ですね♪
2024年01月20日 09:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10
1/20 9:32
東陵岩脈を過ぎると、南面はスキー滑走したくなるスロープ、北面はアオトドの樹氷。更に進めば剣ヶ峰に続くナイブリッジ。この季節の醍醐味ですね♪
更にその先には、宮古湾と月山(御殿山)、手前にはラサの煙突まで見える。最高の天気に感謝!
2024年01月20日 09:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 9:33
更にその先には、宮古湾と月山(御殿山)、手前にはラサの煙突まで見える。最高の天気に感謝!
小田越への滑走地点です。30°の斜面を滑走して、途中からトラバースするのでしょうか?対岸には薬師岳から小白森が見えます。
2024年01月20日 09:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 9:33
小田越への滑走地点です。30°の斜面を滑走して、途中からトラバースするのでしょうか?対岸には薬師岳から小白森が見えます。
今日は剣ヶ峰は諦め、予定通り門馬尾根の樹氷原を気ままに降ります。
2024年01月20日 09:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6
1/20 9:37
今日は剣ヶ峰は諦め、予定通り門馬尾根の樹氷原を気ままに降ります。
門馬尾根の樹氷群です。西に早池峰山頂と岩手山もバッチリです。背丈は中岳樹氷群には劣りが、子供の様で愛嬌者達です。
2024年01月20日 09:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 9:37
門馬尾根の樹氷群です。西に早池峰山頂と岩手山もバッチリです。背丈は中岳樹氷群には劣りが、子供の様で愛嬌者達です。
中腹の樹氷は大きくなります。
2024年01月20日 09:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 9:52
中腹の樹氷は大きくなります。
9合目上部から山頂方面です。スキーヤーには天狗岩上部に続く雪渓は最高です。登り返とクラストが課題?
2024年01月20日 09:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6
1/20 9:56
9合目上部から山頂方面です。スキーヤーには天狗岩上部に続く雪渓は最高です。登り返とクラストが課題?
山頂は雲が出始めました。
2024年01月20日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 10:02
山頂は雲が出始めました。
樹氷原を外れるとシュカブラが大きくなります。東のピークは剣ヶ峰です。
2024年01月20日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 10:02
樹氷原を外れるとシュカブラが大きくなります。東のピークは剣ヶ峰です。
西側には、いつでも岩手山がお供しています
2024年01月20日 10:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 10:03
西側には、いつでも岩手山がお供しています
雪渓下部まで降りて来ました。
2024年01月20日 10:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 10:31
雪渓下部まで降りて来ました。
樹氷を眺めながら昼食です。昨日はホワイトアウトで迷走した事を思い出します。
2024年01月20日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 10:43
樹氷を眺めながら昼食です。昨日はホワイトアウトで迷走した事を思い出します。
貞任の物見岩(テラス)から天狗岩(門馬ジャンダルム)です。雪の門馬尾根は、ここの前後のルートが難解です。
2024年01月20日 10:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 10:58
貞任の物見岩(テラス)から天狗岩(門馬ジャンダルム)です。雪の門馬尾根は、ここの前後のルートが難解です。
テラスからアイオン沢をチェクします。もうひと降りでアイオン沢BCは解禁できそうです。
2024年01月20日 10:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
3
1/20 10:59
テラスからアイオン沢をチェクします。もうひと降りでアイオン沢BCは解禁できそうです。
8合目です。ここから森林帯に入ります。
2024年01月20日 11:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4
1/20 11:09
8合目です。ここから森林帯に入ります。
13時過ぎ、握り沢登山口到着。お疲れ様でした。
2024年01月20日 13:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5
1/20 13:09
13時過ぎ、握り沢登山口到着。お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

2024年も早池峰山からスタートしました。
11日に林道状況の確認と森林帯の雪踏みをしました。
19日の天気予報は晴れでしたが、気温が高く高山帯はホワイトアウトで、期待はずれでした。
20日は、山頂避難小屋に前泊したお陰で、厳冬期の早池峰山頂からの御来光を眺めることができました。幻想的な太平洋アルプス?と、陰早池峰は嬉しいプレゼントになりました。
1月の雪山は汚れを知らない純粋無垢な感じが大好きです。可愛い樹氷達も競って伸びています。このまま雨に当たらず、スクスクと成長を祈るばかりです。
早池峰神社奥宮には1年間、安全で充実した山行ができます様に祈願致しました。本年もどうぞよろしくお願いします。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:618人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら