前白根山→奥白根山→五色山
- GPS
- 08:52
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,435m
- 下り
- 1,426m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口でもある湯元スキー場の間隣に湯元スキー駐車場がある。平日なら無料で利用できる。 |
写真
感想
昨日の赤城山に次いで、今日は白根山でアイゼンとピッケルの練習込みの登山。わりとカジュアルな軽いノリで行ける山だと思ってたのと雪があったのでここを選択。
天気は最高としかいようがない状態で前夜の星空を見てからずっとテンション上がる
当初のルートは湯元→前白根山→奥白根で来た道を真っすぐ戻る予定だったが、ある理由により結果的にこの様なルートで下山した。
昨日の赤城でもかなり日焼けしてしまったので、今日はこまめに塗りなおすと心に決めた、赤くなってもう肌が痛い。
スキー場の入口に登山届ポストもあり、無人のゲレンデを上りスタート。ゲレンデを登ったら急登が始まる。やたら長いので何度もヤマレコみるが全然進んでない・・・。足元はアイゼンとストックが最適。チェーンスパイクでも不可能じゃないが滑るはず。
急登が終わると前白根山に向かう。さっきに比べて大分楽な移動、風が欲しい・・気温は-8度だが暑い・・。前白根山手前くらいから360度の美しすぎる展望が俺の行動を阻む。
結構あっさり前白根山に到着。正面には奥白根山が立っている。この傾斜角度、この形状、、いったいどこから登るというのか・・。とにかく前進する。
はい、前白根山から先は別世界。ここまではただの遊びだった。前白根から少し岩がある斜面を下り、稜線を歩く、稜線から五色沼避難小屋に向かう下り斜面で始まった。歩く人が少ないのか雪が深い。大体膝から腰くらいまで沈む。一気に足の疲労を感じるようになる。
五色沼避難小屋と同じ標高の平地に着地するとが、ここも深い。全然進めない。なるほど、、、アレだ、スノーシューとかいうまだ未知のアイテムがここで必要だったと知る。今まであんなおもちゃ絶対必要になることは無いと思っていたが、即「帰ったら買おう」と決めた。しかし、なんというパフォーマンスの悪い一歩一歩。平地なのに横移動ではなくて一旦沈むので常に上りの状態。ここで脳内スイッチを筋トレに切り替える。すると負荷はご褒美と思うようになりメンタル的に楽になる。
ついに奥白根山の入り口に到着。ピッケルの出番を期待しながら進む。相変わらずここも雪が深い。こんなに息切れした登山は初めてかもしれない、高山登山みたいに4,5歩歩いてはゼーゼー立ち止まっての連続。
50%くらい登った辺りから傾斜角度がヤバイ。傾斜というかもう壁。ぷちロッククライミング状態で足だけでなく手も使わないと無理。ピッケルは大活躍でついに役に立つ。恐る恐るチラッと登ってきた道(下)を見る。前進しか許されない戦地に来てしまったようだ。下山は同じ道で戻ろうと思ったが、瞬時に無理だと判断し登頂中にルート変更。ここ以外だったらどこでもいいという気持ちで探すと山頂の奥に北ルートがあった。それを行こうと決めた。
山頂は最高としか言いようがない絶景が360度。自分史上歴代屈指級。景色丸ごと抱いてやりたかった。
ルート変更した山頂から北へぐるっと回るルートは終始スノーシューがないと下り道でも「上り運動」をする羽目になる。腰上まで落ちた時は状況が理解できなかった。スノーシューの足跡の上をアイゼン装備の自分が踏みつけても全然締まってないので普通に落ちる。
予定より遅くなったがなんとか下山した。最高の雪山登山でした。
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