記録ID: 6426412
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西穂高岳 ◆雪の化粧は控えめ◆
2024年02月03日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:03
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 880m
- 下り
- 880m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 5:02
14:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは登山センターにて 【新穂高ロープウェイ】 往復乗車券3,300円+荷物券(6kg以上は必要)片道300円 https://shinhotaka-ropeway.jp/ ◆新穂高温泉駅から冬季始発は9:00(上りは毎時00分と30分発) ◆西穂高口駅からの下りは毎時15分と45分発 ※下り最終は16:15です。日帰りの場合、余裕をもって15:30くらいまでに駅に戻れる計画・行動をされるのがよいと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下記は本日現在の状況です。冬季の積雪等状況は日々変化しますので、最新の情報を入手されることをお薦めします。 【西穂高口〜西穂山荘】 積雪の林間歩き、新雪がしっかり踏まれて歩きやすい歩道ができています。ツボ足でも歩ける雪ですが山荘に近づいた急登ではアイゼンがあった方が登りやすいかもしれません。私は往復ともアイゼンで歩きました。 【西穂山荘〜独標】 独標手前までは難しい箇所はありません。丸山を過ぎると斜度のある斜面を登りますが、竹竿にピンクが付けられているのでこれを追います。独標はかなり岩が出ていますが、中盤からは雪を踏んで登れます。今日は凍結もなく、よい状態でした。 【独標〜西穂高岳】 難易度が一気に上がります。岩と雪のミックス、足場の狭いトラバース、急傾斜のクライムダウンなど技術と経験が必要です。今日は凍結もなく雪のコンディションはよかったですが、降雪が少なく岩とのミックス箇所が多かったです。ピークを乗り越えた後の下りはいやらしく、緊張する箇所もいくつかありました。 山頂直下の壁は右のスラブに雪が付いておらず、センターのルンゼ一択でした。凍結もなく、ピッケル、アイゼンともよく効きました。 |
写真
撮影機器:
感想
ひと冬に一度は歩きたい西穂高岳、今年も新穂高温泉に向かいました。
ロープウエイを降りて出発。林の中は比較的新しい雪が踏まれた状態、気持ちよく歩いていきます。いくつかの上り下りを経て、徐々に斜面が急になってくる感じ=1年前を思い出しながら息を切らせて登ると西穂山荘に到着です。
その先を進むと現れてくる眺望が楽しみです。まずは笠ヶ岳とそこから延びる弓折岳への稜線、その左には白山も見えています。登ってきた背後を振り返ると焼岳と乗鞍岳、霞沢岳は一番近くに大きくその存在を示しています。東に八ヶ岳を確認しながら進むと西穂の山容、さらに奥穂〜前穂の吊尾根も現れました。
独標から先は例年より雪が少なく、岩とのミックスが目立ちました。特に10峰の下りは難しく、緊張しました。西穂高岳山頂下は右のスラブを登った年もあったのですが、今年は雪がまったく付いておらず、センターのルンゼ一択でした。一人で眺望を楽しんでいると西穂山荘でお話したソロ男性さん(同じ県内から来られた)が到着され、しばし山談義を楽しみました。
ロープウエイを降りてからの山行なので距離は7.5kmのみ、標高差も900mに満たないですが、その中にワクワクもドキドキも詰まっている、経験や技量も試される、とても密度の濃いコースで好きな山です。
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