飛龍山2077Mー静かな山行でした。

2015年05月26日(火) ~ 2015年05月27日(水)

• GPS: 27:55
• 距離: 23.8km
• 登り: 2,927m
• 下り: 2,929m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:16
• 休憩: 0:25
• 合計: 9:41

距離 14.4km 登り 2,121m 下り 1,570m

6:01 丹波山温泉バス停
6:03 6:04 丹波山村役場
6:09 丹波バス停
6:57 6:59 山王沢乗越
8:25 8:29 サオラ峠(サヲウラ峠)
9:18 9:19 熊倉山（火打岩）
11:25 11:30 前飛龍
12:46 12:51 飛龍権現神社(祠)
13:16 13:23 飛龍山
13:57 北天のタル
15:42 三条の湯

2日目

• 山行: 3:57
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:12

距離 9.3km 登り 823m 下り 1,250m

5:43 三条の湯
7:56 8:07 サオラ峠(サヲウラ峠)
8:16 丹波山
8:42 丹波天平
9:42 9:46 丹波山村役場
9:55 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青梅街道、青梅方面より丹波山村役場前の道の駅たばやまに駐車。

コース状況／危険箇所等

今回コース、全般的に道幅が狭い斜面が多く、特にザレて崩落気味の箇所も有り、慎重な山行が必要です。特に復路の丹波天平から丹波小学校に下るつづらの急坂は注意が必要です。ストックは必要でしょう。

その他周辺情報

入浴施設は
三条の湯（宿泊可）、道の駅たばやま　のめこい湯

写真

5/26 5:55

青梅街道すぐ下の丹波山村役場（左）と道の駅たばやま（右）。ここがスタート、ゴール地点です。

5/26 6:08

青梅街道を山梨方面へ約10分足らず、右側にサヲウラ峠登山口の案内標識が掛かっています。

5/26 6:22

舗装の農道をしばらく進めば正面に獣害防御の金網の入口を開けて（、閉めて）進みます。

5/26 7:28

見上げるとヤマツツジが。

5/26 7:55

つづら折りの斜面をのぼります。

5/26 8:02

樹間に大菩薩嶺が！

5/26 8:18

山王ダワ乗越を経てサオラ峠へ。この場所は樹々の間から富士山が望めるはずなのですが、当日は遠くが霞み駄目でした。

5/26 8:31

さて熊倉山へ・・・。新緑の中の快適な山道です。

5/26 9:11

まもなく熊倉山。小さな石柱が有るのみ、展望は無く先を急ぎました。

5/26 9:29

・・・と、これはブナサルノコシカケ！　立ち枯れたブナの木に生えたサルノコシカケは倒木のブナに生えるより生きが良く？珍重されるそうで。・・何の特効薬？

5/26 9:45

アズキナシが朝日を浴びて美しい。

5/26 10:03

ミツバツツジも。

5/26 10:26

前飛龍が近くなると岩の急登が多くなります。

5/26 10:27

大菩薩方面の展望が開けてきました。

5/26 10:31

急登は続きます。

5/26 10:32

このあたりからイワカガミを多く見かけるようになりました。

5/26 11:00

前飛龍へ到着。展望が素晴らしい岩の上です。

5/26 11:05

南、大菩薩の右手の方角です。

5/26 11:05

その右。

5/26 11:10

この方向に八ヶ岳が・・・・霞んで見えません！ 右手は国師です。

5/26 11:11

奥秩父主稜方向です。遠くは唐松尾山？

5/26 11:09

東には雲取山。右手は七ツ石山方面。

5/26 11:10

一休み後、正面、飛龍山方面へ。

5/26 11:20

アズマシャクナゲの群生の中をいったん下って進みます。これはピンク系。

5/26 11:21

こちらは白系。

5/26 11:23

イワカガミの群生です。

5/26 11:25

遠くは飛龍山です。

5/26 11:54

ちょっとした登り返しですが、ここまで来ると疲れで堪えます。

5/26 12:08

やっと飛龍権現へ到着。小さな石の祠しか見当たりません。ここでランチタイム後、正面の飛龍山山頂への路へ。

5/26 12:51

途中、東の展望が開け、雲取山、小雲取が大きく・・・。

5/26 13:08

山頂近くで右へ、左へ、名不詳の鳥が。こちらが気になる様子。

5/26 13:14

山頂到着。1本の木柱が有るのみ。標識も無く、展望も無く、地味な山頂でした。

5/26 13:26

山頂の先、東に廻りこむ急坂のルート有り、これを下ります。

5/26 13:42

飛龍権現からの道へ合流後、雲取方面へ進み、山腹を巻く、木橋を幾つか渡ります。

5/26 13:45

オオカメノキ（ムシカリ）の白い花、初夏ですね。

5/26 13:50

七ツ石山から奥へずっと石尾根が続きます。

5/26 14:12

ツルキンバイが沢山。

5/26 14:17

沢に咲くニッコウネコノメソウ

5/26 14:17

こちらはヤマハタザオ

5/26 14:25

北天のタルを過ぎ、三条の湯へ下ります。

5/26 14:36

クワガタソウを見つけました。可憐な花です。

5/26 14:38

ウツギも白い花を付け始めました。

5/26 15:32

三条の湯到着。湯治場風の山宿です。ちょっと早いが今日は此処で宿を取りました。

5/27 5:16

宿の周辺はガクウツギが沢山。

5/27 5:14

マンネングサ。

5/27 5:17

テン泊も出来る下の沢から見上げた三条の湯。

5/26 15:33

翌朝早くサヲラ峠へ向けて出発です。

5/27 6:01

これは花茎が1本ですがフタリシズカ。間違い易いヒトリシズカとは花の形が違います。

5/27 6:07

サヲラ峠へは小さな沢の木橋を幾つか渡ります。

5/27 6:09

絶好の天気、新緑が朝日に映えて美しい！

5/27 7:24

新緑のブナの林、コマドリの美声に聞き惚れながら・・・。

5/27 7:55

サヲラ峠へ到着。昨日は霞んでいた富士山が今日はバッチリ！

5/27 8:41

復路は山王沢へ降りず、丹波天平（でんでいろ）へ。だだっ広い道、途中、倒木や落ち葉で踏み跡を見失う所も。ここから丹波方面へ下ります。

5/27 9:11

花茎が4本のフタリシズカ。ヨニンニギヤカでは？

5/27 9:40

丹波小　裏口の扉へ到着。同校を抜けて道の駅方面へ。それにしても丹波天平からここまでの道は非常に狭くて滑りやすい・・・慎重な歩行が必要です。

撮影機器：

Canon PowerShot S110 Canon

感想

matsutakesan

四日前の那須連山、壮大で見応えある景色と人の多さとは、うって 変わって、地味ながら、五月晴れ・新緑と花々の中の静かな山行となりました。出会ったのは三条の湯からの登って来た年配のグループと二人組のみ。
　山頂に到着した時点で、道の駅たばやまへピストンで戻るか、三条の湯へ下り、ゆっくり湯へ浸かって帰るか迷いましたが、疲れと帰路の難儀を思い、三条の湯へ。早々と4時には、せせらぎの音と新緑を楽しみながら入浴、疲れを癒すことが出来ました。翌日は早朝から気持ちの良い山行を楽しめ10時前には道の駅へ帰着しました。