ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 649579
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

【200, 甲信越100】イチゲさんに会いに上越国境(平標山,仙ノ倉山)

2015年05月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:47
距離
14.5km
登り
1,340m
下り
1,327m

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
1:15
合計
7:47
8:34
8:34
59
9:33
9:38
38
10:16
10:24
53
11:17
11:17
27
11:44
11:56
15
12:11
12:11
32
12:43
13:19
5
13:24
13:24
5
仙ノ倉山の先
13:29
13:29
24
仙ノ倉山
13:53
13:53
19
14:12
14:12
28
14:40
14:54
37
15:31
15:31
44
16:15
平標登山口駐車場
■所要時間:7時間47分
■歩行時間:431分(小休止を含む、昼食休憩を含まず。)標準CT(435分)の0.99倍。
■距離:14.5km
■累積標高差:+-1350m
■行程量:69.5P(★★★)34.75EK
■ラップタイム:6.20分/P(マイペース登高能力:+363m/h、ランク掘
(標準CT:6.26分/P、+359m/h)
■エネルギー定数:431*0.03+1.35*10+1.35*0.6+14.5*0.3=31.59
(ルート定数:435*0.03+.....=31.71)
■山のグレーデイング:4B
■カロリー消費量:31.59*(79.0+(11.1+7.3)/2)=2,786kcal
※それぞれの指標項目の説明はプロフィールに書いています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
元橋にある平標山登山口駐車場に駐車(600円)
(駐車場の収容台数150台程度。この日は8:20で8割程度の埋まり具合。)
コース状況/
危険箇所等
○駐車場、松手山登山口〜松手山
 いきなりの急登が始まります。途中には2か所平坦になる所もあります。木段の整備がされて歩きやすくはなっていますが、何か所か木段が崩壊している所もあります。登りの標高差が640mあり、ここで体力を奪われると、この後の平標山一ノ肩手前の登りが大変きつくなります。
 ほとんど樹林帯の中を登りますが、所々で、苗場スキー場や苗場山が見えます。

○松手山〜平標山
 樹林帯がなくなり、視界が大きく開けますが、晴れの日は炎天下になるため、日傘とサングラスが欲しくなります。最初は平坦な道がしばらく続きますが、だんだんと傾斜が急になり、一ノ肩に向けた急な登りになります。

○平標山〜仙ノ倉山
 両側をロープで囲われた道や木道になっています。

○平標山〜平標山の家
 木の階段が整備されて、歩きやすくなっています。一か所、雪が残っている所を下りました。

○平標山の家〜平元新道登山口
 木の丸太で階段が整備されており、下りやすくなっています。

○平元新道登山口〜駐車場
 前半は地道の林道を下ります。林道ゲートの先で舗装道になりますが、しばらく行くと、駐車場へ向かう登山道の標識があります。別荘地の中の舗装道を通らずに、駐車場まで登山道を通って行くことができます。

※コース途中のトイレと水場は、平標山の家にしかありません。
その他周辺情報 「宿場の湯」で入浴。平標山登山口から湯沢方面に3km。二居の集落(田代スキー場へのロープウエイ乗場のある集落)にある町営施設。
大人600円(JAF割引で480円)、コインロッカー100円。
平標山登山口駐車場のトイレ。ここから出発します。
平標山登山口駐車場のトイレ。ここから出発します。
松手山経由の平標山登山口(標高980m)
1
松手山経由の平標山登山口(標高980m)
登山口からいきなりの急登になります。
登山口からいきなりの急登になります。
途中の鞍部(標高1160m)。日が照って暑いぐらいでした。
2
途中の鞍部(標高1160m)。日が照って暑いぐらいでした。
アカモノ
この花は?
さらに急な登りが続きます。
さらに急な登りが続きます。
送電鉄塔の下(標高1410m)まで登ってきました。
送電鉄塔の下(標高1410m)まで登ってきました。
苗場スキー場が良く見えます。
1
苗場スキー場が良く見えます。
ミヤマキンバイの群落。
ミヤマキンバイの群落。
松手山(標高1614m)に到着。
1
松手山(標高1614m)に到着。
これから登る稜線が良く見えます。
1
これから登る稜線が良く見えます。
振り返って、テーブル状の苗場山。まだ雪が残っています。
3
振り返って、テーブル状の苗場山。まだ雪が残っています。
こちらは、佐武流山か?
2
こちらは、佐武流山か?
松手山を出発して、しばらく平坦な道を歩きます。
1
松手山を出発して、しばらく平坦な道を歩きます。
ムラサキヤシオ
イワカガミも生えていました。
イワカガミも生えていました。
平標山の一の肩に向けて、だんだんと登りが急になりました。松手山までの急登でエネルギーを使っているので、この登りは堪えます。
平標山の一の肩に向けて、だんだんと登りが急になりました。松手山までの急登でエネルギーを使っているので、この登りは堪えます。
登山道沿いにシャクナゲの群落がありました。ちょうど花の季節でした。
1
登山道沿いにシャクナゲの群落がありました。ちょうど花の季節でした。
イチゲさん(ハクサンイチゲ)の群落に出会いました。
5
イチゲさん(ハクサンイチゲ)の群落に出会いました。
平標山の西側斜面。木が生えていません。冬には相当な積雪になって雪崩れることもあるようです。雪の締まった春先にこの斜面をスキー滑降で下りる人がいるようです。
平標山の西側斜面。木が生えていません。冬には相当な積雪になって雪崩れることもあるようです。雪の締まった春先にこの斜面をスキー滑降で下りる人がいるようです。
ハクサンイチゲの群落が広がっています。
ハクサンイチゲの群落が広がっています。
かわいい白い花を咲かせています。
4
かわいい白い花を咲かせています。
シャクナゲも至る所に生えています。
シャクナゲも至る所に生えています。
稜線の展望所から、谷川岳方面の景色が見られました。
1
稜線の展望所から、谷川岳方面の景色が見られました。
登ってきた稜線。遠くに苗場山が見えています。
3
登ってきた稜線。遠くに苗場山が見えています。
平標山(標高1983.7m)に到着。
2
平標山(標高1983.7m)に到着。
仙ノ倉山に向かいます。一旦、鞍部に下ります。
3
仙ノ倉山に向かいます。一旦、鞍部に下ります。
ミヤマキンバイの群落。
4
ミヤマキンバイの群落。
ハクサンイチゲとミヤマキンバイ
3
ハクサンイチゲとミヤマキンバイ
平標山と仙ノ倉山の鞍部を過ぎて登りになりました。
2
平標山と仙ノ倉山の鞍部を過ぎて登りになりました。
平標山を振り返ります。
4
平標山を振り返ります。
ハクサンイチゲは、ちょうど見ごろを迎えたようです。5月の高温で、開花が早まったのかも。
2
ハクサンイチゲは、ちょうど見ごろを迎えたようです。5月の高温で、開花が早まったのかも。
ミネザクラも満開に。
3
ミネザクラも満開に。
仙ノ倉山への稜線。
2
仙ノ倉山への稜線。
たどって来た道。
2
たどって来た道。
周辺の岩がごつごつした山が目立ちます。
3
周辺の岩がごつごつした山が目立ちます。
ミネザクラの花
仙ノ倉山が目の前に見えてきました。
2
仙ノ倉山が目の前に見えてきました。
仙ノ倉山の山頂(標高2026m)に到着。田中陽希君が、去年の100名山一筆書きで、谷川岳から苗場山の麓の赤湯温泉への移動中にここに立ち寄っていますが、今年の200名山一筆書きではいつ頃来るのかなあ?
2
仙ノ倉山の山頂(標高2026m)に到着。田中陽希君が、去年の100名山一筆書きで、谷川岳から苗場山の麓の赤湯温泉への移動中にここに立ち寄っていますが、今年の200名山一筆書きではいつ頃来るのかなあ?
仙ノ倉山の山頂から、谷川岳方面の稜線の眺め。
1
仙ノ倉山の山頂から、谷川岳方面の稜線の眺め。
遠くには、尾瀬の燧ヶ岳と至仏山が見えました。
2
遠くには、尾瀬の燧ヶ岳と至仏山が見えました。
手前が武尊山で、その奥に日光白根山。
1
手前が武尊山で、その奥に日光白根山。
皇海山。こちらから見ると、右の鋸山よりも尖がって見えます。
2
皇海山。こちらから見ると、右の鋸山よりも尖がって見えます。
赤城連峰の山々
巻機山。沢筋には、まだ雪が残っています。
2
巻機山。沢筋には、まだ雪が残っています。
仙ノ倉山でお昼にします。シーフードヌードルとおにぎり。
3
仙ノ倉山でお昼にします。シーフードヌードルとおにぎり。
昼食後、谷川岳方面に稜線を散歩。シャクナゲの群落。
4
昼食後、谷川岳方面に稜線を散歩。シャクナゲの群落。
谷川岳方面の稜線が雄大に見えています。
2
谷川岳方面の稜線が雄大に見えています。
雪渓が残っています。遠くの山は巻機山。
雪渓が残っています。遠くの山は巻機山。
仙ノ倉山に戻ります。
1
仙ノ倉山に戻ります。
仙ノ倉山から平標山に戻ります。
仙ノ倉山から平標山に戻ります。
谷沿いの雪渓。
群馬県側の谷にも雪が残っています。
1
群馬県側の谷にも雪が残っています。
平標山の家が眼下に見えています。
1
平標山の家が眼下に見えています。
稜線を戻ります。
稜線を戻ります。
平標山の南東側に大きな雪渓が残っています。
1
平標山の南東側に大きな雪渓が残っています。
鞍部から平標山への登り返し。
鞍部から平標山への登り返し。
ユキワリソウのように花びらが整っていないので、ハクサンコザクラのようです。こちらのは青みがかっていますが、紫色が綺麗です。
ユキワリソウのように花びらが整っていないので、ハクサンコザクラのようです。こちらのは青みがかっていますが、紫色が綺麗です。
ミネズオウの小さな花が咲いています。
ミネズオウの小さな花が咲いています。
星を散りばめたように咲いています。
1
星を散りばめたように咲いています。
平標山から、平標山の家に向けて下山します。
1
平標山から、平標山の家に向けて下山します。
仙ノ倉山
遠くに、沼田の三峰山が見えました。
1
遠くに、沼田の三峰山が見えました。
こちらにもシャクナゲの群落。
4
こちらにもシャクナゲの群落。
整備された木段が続いていて、下りやすくなっています。
1
整備された木段が続いていて、下りやすくなっています。
山の家が見えてきました。小屋の前にテントを張れるようです。
1
山の家が見えてきました。小屋の前にテントを張れるようです。
山の家に到着。トイレと水場が完備されています。
2
山の家に到着。トイレと水場が完備されています。
山の家から下山します。傾斜はありますが、木段の道が整備されています。
1
山の家から下山します。傾斜はありますが、木段の道が整備されています。
林道に出ました。平元新道登山口。
1
林道に出ました。平元新道登山口。
しばらく林道を歩きます。
1
しばらく林道を歩きます。
車止めのゲートの先で、舗装道になります。
車止めのゲートの先で、舗装道になります。
舗装道を歩いてすぐに、大きな木に出くわします。
舗装道を歩いてすぐに、大きな木に出くわします。
大きな木の下に、駐車場に向かう登山道の標識が建っています。別荘地の中を歩かなくて済むように、登山者をこちらに誘導しています。
1
大きな木の下に、駐車場に向かう登山道の標識が建っています。別荘地の中を歩かなくて済むように、登山者をこちらに誘導しています。
谷川沿いの道を下ります。

谷川沿いの道を下ります。

別荘地の脇に登山道がついています。
別荘地の脇に登山道がついています。
林の中を歩きます。
林の中を歩きます。
標高が1000mぐらいに下がって、白樺が生えていました。
1
標高が1000mぐらいに下がって、白樺が生えていました。
朝に分岐したところに戻ってきました。
朝に分岐したところに戻ってきました。
駐車場に戻ってきました。
2
駐車場に戻ってきました。

感想

 仙ノ倉山は、2004年9月4日に登りに行って、平標山から鞍部に下った所で天候悪化のために引き返した山です。それ以来、行く機会がありませんでしたが、6月上中旬のハクサンイチゲの咲く頃には、是非行きたいと思っていました。

 ところが、谷川岳の麓の土合から稜線を縦走して仙ノ倉山に達して苗場の元橋に下山された-fuwari-さんの5月27日のヤマレコの記録を拝見したところ、もうハクサンイチゲが咲いているではありませんか。それならば駐車場が混まないうちに行く方がいいので、急遽この土曜日に出かけました。

 天気予報通りの良い天気で、眺めは抜群、花も咲いて見ごろを迎えていました。今年は気温が高いので早く咲いたのかもしれません。大勢の方が登られていましたが、ピーク時のように駐車場が満車で入りきれなくなるようなこともなく、家で寝坊をした関係で出発が20分ほど遅れただけで、計画を無事に終えることができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1112人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
平標山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
越後湯沢から平標山
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら