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Yamareco

記録ID: 6516138
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

ラッセルの谷川岳・・・からの快晴の俎堯仝の小屋泊 (越谷登高会個人山行)

2024年03月02日(土) ~ 2024年03月03日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:10
距離
13.2km
登り
1,329m
下り
1,325m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:54
休憩
0:39
合計
5:33
距離 3.2km 登り 685m 下り 79m
8:55
79
10:14
10:21
98
11:59
12:20
56
13:16
13:21
44
14:05
14:11
17
2日目
山行
5:02
休憩
1:28
合計
6:30
距離 10.0km 登り 647m 下り 1,259m
6:34
6:35
45
7:20
7:25
7
8:21
8:29
47
9:39
39
10:18
19
10:37
11:22
7
11:29
11
11:40
14
11:54
12:02
18
12:48
5
12:53
ゴール地点
天候 1日目 雪 上部は吹雪  2日目 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ベースプラザ駐車場は、冬期間無料になっていました。
谷川岳ロープウェイ 往復 3000円 
この週末はスノボのスラローム競技会がおかなわれていた関係で、ロープウェイ7時から運行していました。
コース状況/
危険箇所等
前日、前々日の降雪で、スタート直後からワカン装着しての脛から腿のラッセルでした。トレースもなく何度も歩いたことのある天神尾根でしたが、ルーファイにも気を使いました。
道の駅まえばし赤城で前泊車中泊。セブンイレブンがあって便利な道の駅です。
2024年03月02日 01:11撮影 by  DSC-TX30, SONY
1
3/2 1:11
道の駅まえばし赤城で前泊車中泊。セブンイレブンがあって便利な道の駅です。
夜が明けるころ道の駅を出発。
2024年03月02日 07:13撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/2 7:13
夜が明けるころ道の駅を出発。
ベースプラザに車を停めました。今年は平日・土日ともに駐車料金は無料です。
2024年03月02日 09:05撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 9:05
ベースプラザに車を停めました。今年は平日・土日ともに駐車料金は無料です。
今回のザックはこんな感じ。西黒尾根を登るつもりだったので、ギリギリ軽量化して18kgです。
2024年03月02日 09:05撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 9:05
今回のザックはこんな感じ。西黒尾根を登るつもりだったので、ギリギリ軽量化して18kgです。
ロープウェイは強風のため徐行運転です。雪もけっこう降ってますね。
2024年03月02日 09:28撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 9:28
ロープウェイは強風のため徐行運転です。雪もけっこう降ってますね。
ロープウェイの駅を出たとたんにかなりの強風が。少し歩いいぇみましたが脛まで埋まる積雪量なので、駅の裏でアイゼンではなくワカンを装着。
2024年03月02日 10:08撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 10:08
ロープウェイの駅を出たとたんにかなりの強風が。少し歩いいぇみましたが脛まで埋まる積雪量なので、駅の裏でアイゼンではなくワカンを装着。
出だしは薄いトレースがあったんですが、引き返してきた先行者さんとすぐにすれ違い。ひどいラッセルで本日はあきらめたとのこと。ということで残念ながらわれわれがトップです。急斜面はもがいても全く進まず、這うようにして尾根に取りつきました。
2024年03月02日 11:02撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 11:02
出だしは薄いトレースがあったんですが、引き返してきた先行者さんとすぐにすれ違い。ひどいラッセルで本日はあきらめたとのこと。ということで残念ながらわれわれがトップです。急斜面はもがいても全く進まず、這うようにして尾根に取りつきました。
トラバースは腿までのラッセル。二人で交代しながら進みます。
2024年03月02日 12:42撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 12:42
トラバースは腿までのラッセル。二人で交代しながら進みます。
いつもならあっという間に着く熊穴沢の避難小屋まで3時間かかりました。ここでランチを食べながら本日の行程を再検討。本来の予定では西黒尾根を登りオジカ沢のかしらでテント泊の予定でしたが、とても無理。ここでテントを張るか、肩の小屋避難小屋まで行くか・・・ 
2024年03月02日 13:19撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 13:19
いつもならあっという間に着く熊穴沢の避難小屋まで3時間かかりました。ここでランチを食べながら本日の行程を再検討。本来の予定では西黒尾根を登りオジカ沢のかしらでテント泊の予定でしたが、とても無理。ここでテントを張るか、肩の小屋避難小屋まで行くか・・・ 
ここでソロの若者二人が追いつきました。4人で先頭を交代しながらラッセル。1/2 が 1/4 になりました。
2024年03月02日 13:40撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 13:40
ここでソロの若者二人が追いつきました。4人で先頭を交代しながらラッセル。1/2 が 1/4 になりました。
とはいえ日帰りの若者二人、天狗の踊り場で帰りのロープウェイのタイムリミット。一緒にラッセルした同志とお別れです。
2024年03月02日 14:37撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 14:37
とはいえ日帰りの若者二人、天狗の踊り場で帰りのロープウェイのタイムリミット。一緒にラッセルした同志とお別れです。
またまた二人だけのラッセル。おまけにホワイトアウトで方向もわからず、何回もGPSで確認しながら進みます。
2024年03月02日 14:55撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 14:55
またまた二人だけのラッセル。おまけにホワイトアウトで方向もわからず、何回もGPSで確認しながら進みます。
上部は猛吹雪。肩の小屋が見えたときは思わず叫びました。
2024年03月02日 15:44撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 15:44
上部は猛吹雪。肩の小屋が見えたときは思わず叫びました。
肩の小屋が使えるかどうか心配でしたが無事中に入れました。外の世界が嘘のように中は静寂そのもの。助かった・・・というのが正直な感想。
2024年03月02日 15:53撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 15:53
肩の小屋が使えるかどうか心配でしたが無事中に入れました。外の世界が嘘のように中は静寂そのもの。助かった・・・というのが正直な感想。
きれいな小屋でかんぱいです。
2024年03月02日 16:23撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 16:23
きれいな小屋でかんぱいです。
水も最低限しか持ってこなかったので早速水作り。
2024年03月02日 16:35撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 16:35
水も最低限しか持ってこなかったので早速水作り。
最近のお気に入り、アタリメを炙っていただきましたよ。
2024年03月02日 16:54撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 16:54
最近のお気に入り、アタリメを炙っていただきましたよ。
夕食はウルトライトでチキンラーメンです。
焼酎をストレートでチビチビやりながらおやすみなさい。
2024年03月02日 17:59撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/2 17:59
夕食はウルトライトでチキンラーメンです。
焼酎をストレートでチビチビやりながらおやすみなさい。
2日目の朝です。今回は軽量化のためカップラーメンの朝食にしてみました。トップバリューのしょうゆヌードルって、日清食品のOEMなんですよね。味はご存じのあの味です。温まりました。
2024年03月03日 06:03撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 6:03
2日目の朝です。今回は軽量化のためカップラーメンの朝食にしてみました。トップバリューのしょうゆヌードルって、日清食品のOEMなんですよね。味はご存じのあの味です。温まりました。
夜明けとともにスタートです。快晴ですが冷たい風が吹いています。まぁ機能に比べればそよ風ですが。
2024年03月03日 07:28撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 7:28
夜明けとともにスタートです。快晴ですが冷たい風が吹いています。まぁ機能に比べればそよ風ですが。
小屋の正面にはこれから目指すオジカザワの頭から俎瑤泙任領農がバッチリ。最高ですね。
2024年03月03日 07:35撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 7:35
小屋の正面にはこれから目指すオジカザワの頭から俎瑤泙任領農がバッチリ。最高ですね。
まずはオジカ沢の頭までの主脈ルートを行きます。
2024年03月03日 07:48撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 7:48
まずはオジカ沢の頭までの主脈ルートを行きます。
いったん鞍部まで急登を下ります。
2024年03月03日 08:02撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 8:02
いったん鞍部まで急登を下ります。
そしてオジカ沢の頭に向けての急登の始まりです。稜線上はラッセルから解放されましたがクラストしてこれはこれでやっかい。
2024年03月03日 08:13撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 8:13
そしてオジカ沢の頭に向けての急登の始まりです。稜線上はラッセルから解放されましたがクラストしてこれはこれでやっかい。
夏道でもやっかいな鎖場。鎖が出ていたので使わせていただきました。
2024年03月03日 08:28撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 8:28
夏道でもやっかいな鎖場。鎖が出ていたので使わせていただきました。
オジカ沢の頭に到着♪でも本日の目的地はここじゃありません。
2024年03月03日 08:37撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 8:37
オジカ沢の頭に到着♪でも本日の目的地はここじゃありません。
山頂直下には避難小屋が。
2024年03月03日 08:44撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/3 8:44
山頂直下には避難小屋が。
中はこんな感じ。ギリギリ二人ですね。あんまり泊まりたくないけど。
2024年03月03日 08:43撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 8:43
中はこんな感じ。ギリギリ二人ですね。あんまり泊まりたくないけど。
さあ、目俎瑤妨かいますよ。ここからはバリルートですからね。気を引き締めて行きましょう。
2024年03月03日 08:57撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 8:57
さあ、目俎瑤妨かいますよ。ここからはバリルートですからね。気を引き締めて行きましょう。
尾根のすぐ下をトラバースしながら登ります。右側は切れ落ちているので、滑落したらアウトですからね。一歩一歩慎重に進みます。
2024年03月03日 09:31撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 9:31
尾根のすぐ下をトラバースしながら登ります。右側は切れ落ちているので、滑落したらアウトですからね。一歩一歩慎重に進みます。
山頂へのビクトリーロード・・・だと思っていたんですが、GPSで確認するともう少し先が本当の山頂でした。ガックシ
2024年03月03日 21:39撮影 by  PMB, SONY
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3/3 21:39
山頂へのビクトリーロード・・・だと思っていたんですが、GPSで確認するともう少し先が本当の山頂でした。ガックシ
さあ、GPSで確認しましたがここが本当の山頂ですよ。標識の上部が出ていたので掘り出してみました。
2024年03月03日 09:38撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 9:38
さあ、GPSで確認しましたがここが本当の山頂ですよ。標識の上部が出ていたので掘り出してみました。
俎瑤辰峠颪い討△蠅泙垢諭
2024年03月03日 09:40撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 9:40
俎瑤辰峠颪い討△蠅泙垢諭
山頂で記念撮影
2024年03月03日 09:42撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 9:42
山頂で記念撮影
さあ、戻りましょう。
2024年03月03日 11:47撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 11:47
さあ、戻りましょう。
オジカ沢の避難小屋でランチタイムにしました。あそこに登ってきたんだな。
2024年03月03日 10:35撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 10:35
オジカ沢の避難小屋でランチタイムにしました。あそこに登ってきたんだな。
帰りもヤバイ鎖場は慎重に。
2024年03月03日 11:04撮影 by  DSC-TX30, SONY
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3/3 11:04
帰りもヤバイ鎖場は慎重に。
無事、肩の小屋まで戻ってきました。
2024年03月03日 21:40撮影 by  PMB, SONY
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3/3 21:40
無事、肩の小屋まで戻ってきました。
小屋前の絶景をバックに記念撮影。
2024年03月03日 21:38撮影 by  PMB, SONY
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3/3 21:38
小屋前の絶景をバックに記念撮影。
さあ、帰りましょう。帰りはロープウェイからの登山者がバンバン登ってきたのでトレースバッチリ。
2024年03月03日 13:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/3 13:30
さあ、帰りましょう。帰りはロープウェイからの登山者がバンバン登ってきたのでトレースバッチリ。
ロープウェイで楽々帰りました。
2024年03月03日 14:21撮影 by  DSC-TX30, SONY
3/3 14:21
ロープウェイで楽々帰りました。
撮影機器:

感想

当初は西黒尾根を登る予定でしたが、天気予報は雪、しかも強風ということで、急遽ロープウェイを使っての天神尾根に変更。ロープウェイを使っちゃえば楽勝♪と思っていたんですが、天神尾根はまさかのノーとレースのラッセル地獄。おまけに上部では暴風ということで散々な初日でした。
2日目は予報通りの快晴。しかも稜線上はたいしたラッセルもなくクラストした斜面でアイゼンもしっかり効いたので気持ちよく歩けました。
谷川主脈を歩きながら、いつかはやってみたいと思っていた俎堯G梓蠅なって冬季登攀できました。

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無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
谷川岳/天神尾根ルート
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [2日]
残雪期天神平より谷川岳1泊
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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