記録ID: 65266
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山
名号峰:北蔵王 チョット、マイナーですが 【蔵王】
2010年05月22日(土) [日帰り]
- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 756m
- 下り
- 755m
コースタイム
峨々温泉登山口 07:45 → 08:19 猫鼻(青根からの合流点) → 10:26 北蔵王縦走路との合流点 → 10:30 名号峰
名号峰 11:03 → 12:40 峨々温泉登山口
※休憩、写真撮影時間を含みます※
名号峰 11:03 → 12:40 峨々温泉登山口
※休憩、写真撮影時間を含みます※
天候 | 晴れ → 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
名号峰(みょう・ごう・ほう)は、蔵王・熊野岳の北東方向、雁戸山の南方向にあり、 北蔵王縦走コースの中間あたりに位置する山です。 蔵王山塊の中で、「峰」と付くのは「名号峰」と「杉ヶ峰(スギガミネ)」の二つ。 いずれも、「岳」の前衛あるいは中間のピークのような感じでしょうか。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 【 車でのアプローチ 】 〜仙台から〜 ‖王エコーラインを目指していきます。 ▲┘魁璽薀ぅ鵑鬚靴个蕕行くと、「峨々温泉」方面(県道255号)へ。 数分ほど下ると、峨々温泉の建物があり、その脇が登山口。 峨々温泉の駐車場、ではなく、登山口に数台の駐車スペースがあります。 ※青根温泉からもたどり着けますが、冬期閉鎖があるので、ご注意を。 もっとも、今の時期は大雨でも降らない限り通行可能です。 このルートは、景色が良いですヨ。 【 トイレは? 】 エコーラインの「峨々温泉への分岐」に広い駐車場があり、綺麗な公衆トイレがあります。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ◆2週間ぶり◆ 先週の土日は仕事&プライベートの用事につき、山歩きできず。 2週間ぶりの山歩きとなりました。 ただ、今日、土曜日は、仕事疲れの感が強く、寝ていても良かったのですが、 天気も良さそうなので、出かけちゃいました。 ◆人間には会わず・・・ が、!?◆ 途中のコンビニで朝食を仕入れ、登山口近くに着いたら、先行の方の車が1台。 朝食を食べて出発し、結果として名号峰への往復となりましたが、 人間様とは誰とも会いませんでした。 土曜日&天気もまずまず、なのに、なして?(どうして?) ◆おはようっ!、は褐色の長い胴体の方◆ が、「オハヨーさん」したのは、褐色の長〜い胴体(40〜60cm程度か)を持つ方。 マ、なんというか、ヘビさんですね。 たぶん、「ジムグリ」の類だと思いますが。 標高1300m前後(プラス・マイナス50m位)ですかねぇ〜、朝寝してました。 危うく、踏みそうに。 睨みつけられたので、数メートル後ずさり。 木の枝を投げつけたら、「飛んで」逃げていきました。 向かってこなかったので、良かったですが・・・ ◆出だしは、キツイ◆ 峨々温泉の赤い屋根の隣を通るあたりまでは石の階段が整備されているものの、 その後は木の根が露出している箇所もあるジグザグの急登が続きます。 やがて、山腹のトラバース気味に一直線に登るようになりますが、この辺りは、 道に砂利が巻かれて歩き易くなってますが、やはり、急登が続きます。 いったん、急登も一段落し、雑木林状の道を行くと、小川をまたぐ感じの徒渉箇所があり、 また急登が現れます。 1/25000地図では、ジグザグに記されていますが、 実際は直線上に標高差70m位を登ります。 「猫鼻」と呼ばれる青根温泉からの合流地点の標高は、1120m位。 峨々温泉の登山口からは、約340m位、上げた勘定になりますが、 登山口と名号峰との標高差は710m位ですので、山頂までの行程の約1/3で半分の標高を登ったことになります。 ◆猫鼻?◆ 1/25000地図では記載がありませんが、「山の地図」などでは、「猫鼻」と記載されている場所があります。 その名前の由来は、判りません。 が、地名的には何となくユーモラスな。 地名の記された標識が木につけられており、その下には、昔、祠か何かが在ったような跡が。 ちょっとした広場になってます。 ◆広く、快適な道◆ 猫鼻からはしばらくの間、整備されて広く快適な道が続きます。 登りも小休止し、一息つけます。 ◆やや急な登りの途中で◆ 快適な道の後は、やや急な登りが待っています。 主に山腹を行く感じでしたが、その途中で、前述の胴体の長〜い方とご対面。 ( ・_・;) ビックリ ◆残雪の上には、スーパーボール?がいっぱい◆ 標高で1300mを越えたあたりから残雪(雪渓)が所々に。 雪で押しつぶされていた木々が立ち上がりはじめ、 登山道の長い冬ごもりも終わりに近づいているのを感じさせます。 そこで目立ったのは、直径1〜2cm程度のスーパーボール状の物体。 所によっては、足の落とし場所に困る所も。 マ、踏みつけても問題ないですが。 そうなんです、カモシカ(かな?)の落とし物ですね。 これも長い冬ごもりから、出てきたのでしょう。 (~o~) 笑 ◆道はどこだぁ?◆ このコースでの残雪(雪渓)の困った所は、残雪を歩いた後の道がよく判らないこと。 歩く距離は、数メートルから、長い所でも20mあるか、ないか、位ですが、 直線的でなく、曲がっていたり、道と見間違うような箇所もありました。 道標はないし、テープも付いてません。 足跡もよく判んないしぃ〜 (x。x)゜゜マイッタ ネェー もし、2週間程度前に登っていたら、こりゃぁ、途中、撤退っ!だったでしょう。 ◆番号付き道標、のなごり◆ 猫鼻地点や、途中で一つほど見かけたのですが、以前には、番号付きの道標があったようですね。 判らなかったのか、なくなったのか、猫鼻のものも含めて、二つほどしか判りませんでした。 無雪期の夏道は問題ないと思いますが、今の時期に道標がないと、迷いそう。 手作り風の道標が木に括りつけられて所々にありましたが、今回は役に立ってませんでした。 ◆エグレ&木々と笹ヤブの中を◆ 残雪(雪渓)もさることながら、距離は長くないものの、所々に V字状に深くえぐれて、脇に逃げようがない箇所や、 上から木々や笹が被さって腰を折って通過する箇所などがありました。 こんな状態が北蔵王縦走コースとの合流点付近まで続きました。 なお、登りの斜度はさほどないのが救い、でした。 前半の良く整備された道とは裏腹に、荒れた道、といった印象が強かったです。 (O_o)WAO!!! ◆ミニ日本庭園か、山頂、貸し切りだぁ〜◆ 北蔵王縦走コースに入り、名号峰までわずかの距離ですが、何とも良い感じで行きます。 山頂付近は、白っぽい荒い砂状のものが敷き詰められた上に岩がある、 日本庭園を彷彿とさせる風景。 (面積はさほどありませんが) かなり長い時間いたのですが、誰も来ず、日本庭園は貸し切り状態。 風も弱く、暖かく、シートでも出して、昼寝しようかなぁ〜などと。 ◆霞の絶景◆ 南方向に、烏帽子、屏風、刈田、そして、目の前に熊野。 西方向には、霞がかかってましたが、月山が浮かんでおり、遠く、鳥海山も。 北方向は雁戸山がすぐそこに、そして、仙台神室が雁戸の影から見えてます。 仙台方向の山々や、太平洋は、残念ながら霞の中。 霞の風景も、それはそれで、水墨画の絶景か。 ★★ 目の前に熊野岳があるのですが、今回は、ここまで。 早いとこ帰って昼寝しましょ。 (~o~) |
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コメント
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渋いコース行かれましたね^^ しかもkajyukiさんとニアミスでしたね。長ものの写真載ってなくてホッとしました(笑)熊の落し物はなかったですか。ブログでは熊遭遇記録2回くらい見かけたような^^; 藪歩いたら、ダニに注意です。下手に座れないですよね〜今年は蔵王二口方面歩いてみたいので、ARKさんの記録、参考にさせていただきますよ^^
kiyoshiさん、おばんです。 コメントありがとうございました。
小さい落とし物は数えきれずあったのですが、
でかいヤツは見あたりませんでした。
(^g^) ホッ
今回はクマ鈴+ラジオで行きました。
カモシカの気配はしたような、しないような。
(^o^)
ARKさん お早うございます。
名号峰お疲れ様でした。
私も一度歩いてみたいコースのひとつです。
でも、ダニ、なが〜い物いやだな〜。
ARKさんのレポを参考に何時か歩いてみますね。
K-HINOさん、おばんです。 コメントありがとうございました。
昨年、4月下旬に泉ガ岳に行った時、
今回、おはようさんしたものの倍近く(1m前後)あるヤツとにらめっこしました。
カメラをぶら下げていたのですが、前回も今回も、頭の中からカメラなんかはぶっ飛んでしまいましたね。
(+_+) マイッタ
自然の中なんで、居るのが当たり前ですが、なるべく会いたくないですね。
別の角度から見る蔵王も一興かと。 レポ、期待してます。
22日(土曜日)ARKさんは北蔵王でしたか。名号峰は『コマクサ』が咲いている時期が最高にいいですよネ。ところで私kajyukiは同じ日に南蔵王のほうへ行っていました。 お天気具合が土曜日までは何とかお日様 が出るということだったので、仕事のストレス解消を兼ねて出かけました。
前夜から蔵王方面へ行こうと思っていましたが、当日朝車に乗ってからもまだ蔵王のどこへ登ろうかと思案しながら、とりあえず刈田方面へ向かいました。頭の中では
’鮴丱好ー場から不忘山
刈田峠から不忘山
えぼしスキー場から後烏帽子岳
ご田駐車場からお釜を見ながら地蔵山
ってなコースを思いながら、結局は△坊萃蠅靴泙靴拭もしかしたら『ヒナザクラ』あたりがヒョコッと顔を出しているかもしれないと、少しは期待しつつ・・・・・
それにしても、ヘビとアカダニ とは 。いやなもの見ちゃいましたね。
kajyukiさん、おばんです。 コメントありがとうございました。
久しぶりのレポートで、ストレスは解消できたようですね。
(^g^) ヨカッタ
南の方でしたか。 どんな状況でしたか?
kajyukiさんのページへシフトします。
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