【過去レコ】槍ヶ岳 山荘までで下山

2013年07月06日(土) ~ 2013年07月07日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 37.6km
• 登り: 1,686m
• 下り: 1,685m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 11:30

5:50 上高地バスターミナル
6:40 6:50 明神館
7:40 7:50 徳沢公衆トイレ
8:40 9:10 横尾
9:40 槍見河原
9:50 一ノ俣
10:00 二ノ俣
10:30 10:50 槍沢ロッヂ
11:20 ババ平
12:20 槍沢大曲り
15:20 播隆窟
16:20 殺生ヒュッテ分岐
17:20 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:20

8:00 槍ヶ岳山荘
11:30 ババ平
12:00 12:30 槍沢ロッヂ
14:00 横尾山荘
15:00 15:10 徳澤園
16:00 明神館
16:50 河童橋
17:20 上高地バスターミナル
17:20 ゴール地点

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

写真

駐車場で猫ちゃんの熱烈歓迎🐈

お天気が悪くて　閑散とした上高地バスターミナル

ヘルメット準備して　ワクワクの出発

徳沢キャンプ場のテントを見ながら歩きます。
子ども達の背が伸びて、三人変わらなくなりました(私が小さいから😆)珍しく小屋泊なので、足取り軽く。

槍見沢　ここから遠くに槍が見える場所ですが、、見えませんでした

立派な橋を渡って　二の俣で休憩

槍沢ロッジに到着
山小屋に着いたーと子ども達は喜んでいますが
今日はここには泊まりません

槍ヶ岳まであと5.9キロ　頑張りましょう〜

槍見の岩に登って見るけど
、、、見えません

ババ平

山肌に雪が出てきて　テンションアップ

しばらく歩くと雪渓に出ました
クマ雪が崩れている場所もあちらこちらに

雪渓涼しい〜

五郎沢
岩がごろごろ

この辺り、雪が崩れて川に落ちそうで　一番怖かった

もうすぐ曲り沢

ヘルメット⛑️とアイゼンを装着しました

水沢着
土と残雪の境目が崩れそうで怖い
気をつけて降ります

槍ヶ岳山荘は基本水が無いので、最後の水場で水を補給しました(下山時は、雨のため　濁りがひどくで汲めませんでした)

播隆窟

これより上は斜度が増してきました。
カチコチに凍った部分もあり、滑りそうで慎重に足を運びます。
次第に雨が強くなり、ガスが広がり始め視界がほとんどなくなってきました。
「そろそろ殺生ヒュッテが近いはずだけれど、、ルートを外れているかもしれない、、」と、前後を歩いていた人も騒ぎになり始めました💦
周囲の人々が一旦停止して、地図とコンパスでチェック、我が家のガーミンも見てもらい、左にルートを外している事がわかり、右へ右へとトラバースして軌道修正。
ようやくルートに戻った時はほっとしました。

殺生ヒュッテ横を通過して、槍ヶ岳山荘への上り。
ガスで槍ヶ岳は全く見えません。
山荘への距離のカウントダウンが岩に書いてあるのを励みに登ります。600...400...200..と、、

子供達はサクサク登り、ふくらはぎの痛みが出たpが一番最後に登ってきました。
先に着いた次女が心配して　テラスの上から見ています。

槍ヶ岳山荘到着
上高地バスターミナルを出発して約11時間、22キロの道は我が家の最長歩行時間＆歩行距離　更新でした。

pが山荘に到着した時にはレインウェアを脱いで、ストーブで暖まっていた子どもたち。

小学生以下の登山者には、山荘から登山証明書のプレゼント！(まだ登っていないけど、、)

嬉しそうな次女😊
羨ましそうな長女に、証明書の入っていた袋をあげていました😆
後で知ったのですが、200円で購入もできるそうです。

常念、北穂、奥穂、など山の名前が付いたお部屋もある中、我が家の部屋はつつじ　でした。
雨なので、お客さん少なく8畳のお部屋を貸切。
喜びの舞

山小屋ごはん🍚
おかずは酢豚でした♪ 疲れた身体に美味しい😋
お味噌汁、ご飯はセルフで食べ放題🍚

食後は二階の談話室へ。
こちらも貸し切りでした。
快適な山小屋泊で350.500の缶ビールを飲んだpは、高山のせいもあって、翌朝頭痛だったらしい、、。

翌朝、、、
お天気は回復せず、時折突風も吹いている。
雨で岩や梯子が濡れているし、槍ヶ岳山頂は諦めて下山することに。

みんな食欲もなく、軽く朝食を食べて出発準備を。

下山は何時間くらいかかるか、地図を見て計算してみてー
と言われた次女は、、、、
ぅゔー

出発前に家族で記念写真

出発前の天気はこんなかんじ。
でも、うっすらと槍ヶ岳の形は写っているような、、、

槍の取り付きまで近づいて見ると、穂先らしきものが見えました。
登りたいけど、無理は禁物。また来ます。

下山します

何度も振り返りながら降りる途中、一番見えた槍ヶ岳の姿がこれ

登山道に水が溢れて川になってます💦
雨脚は強かったですが、風がないので横から降ることはなくて昨日よりはマシ。

この辺りでもう靴の中はぐちゅぐちゅです。

雨の中、笑顔の子どもたち
お天気悪い時も楽しそうな子どもたちには救われます。

一番激しかったのは乗越沢
これまで経験したことのない水量で
どうしようかと思いましたが

上流の方に登ってみると、川幅が短くて渡れそうな箇所がありました。

その先には、登りでは上を歩いた雪が崩れてしまった箇所。どうやら崩れて間もないようです。
追い越して行かれた方が、崩壊箇所で子連れの我が家を心配して待っていていてくれて、沢の音で会話ができない中、身振り手振りでルートを指示してくれました。感謝です。

ようやく槍沢ロッジ着。
槍ヶ岳山荘で購入してきたお弁当をたべます。

おこわ弁当です♪

その後も激流の梓川沿いを歩いて

徳澤着。
誰もいない徳澤の緑の草原と、静かに流れるウクレレの音に癒されながらソフトクリームタイム🍦

槍ヶ岳〜　笑

河童橋では、ウェディング姿のカップルが💕
良いですね

感想

ポコ🏕

２０１３年７月６、７日　家族で憧れていた槍ヶ岳登山に。
いつもはテント泊ですが、小屋泊にすれば一泊で槍ヶ岳に登れるのでは？ということで槍沢ルートで槍ヶ岳山荘泊にしました。
上高地から11時間22キロ、我が家の最高歩行記録を更新。子どもたちは終始元気で励まされました。
梅雨がまだあけておらず、雨の中登り、結局穂先は諦めて下山することになりました。
雪渓あるき　・・・そしてガスの中のルート外れ・・・雪渓崩落・・・増水の沢渡り・・・・
これまでに経験のなかった出来事をまとめて遭遇し・・経験になりましたが、今振り返ると　残雪と雨天の中、登るのは良くなかったと思います。無事に帰って来れて良かった。