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Yamareco

記録ID: 658999
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

延々13時間、ヘロヘロおじさん3人組が行く赤岳(↗天狗尾根〜↘真教寺尾根)

2015年06月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:02
距離
16.1km
登り
1,627m
下り
1,629m

コースタイム

日帰り
山行
11:16
休憩
1:44
合計
13:00
4:10
65
スタート地点
5:15
5:25
50
最初の堰堤
6:15
6:25
2
6:27
6:28
170
9:18
9:20
6
カニのハサミ
9:26
9:26
14
第一岩峰
9:40
9:45
39
第二岩峰
10:24
10:42
8
10:50
10:50
15
小天狗
11:05
11:08
33
一般縦走路出合
11:41
11:42
8
11:50
12:20
4
12:24
12:25
5
12:30
12:30
118
14:28
14:38
13
14:51
14:51
52
15:43
15:53
0
15:53
15:54
4
15:58
15:59
42
16:41
16:41
8
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道 長坂ICで降り、信号を左折して県道32号線を東進。
五町田交差点を左折して県道28号線を北進。
清里駅、清泉寮方面へ分岐し、そのまま直進する。
突き当りのT字路を左折して県道11号線を北進すると、美しの森駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
<天狗尾根>
 バリエーションルートです。
 しばらくは林道歩きですが、最初の堰堤を過ぎると道幅も狭くなり、本格的な
登山道となります。最後の堰堤を左側から越したとこにあった赤テープで道を
見失いましたが、ここはまだ沢沿いに遡上します。
 出合小屋を過ぎ、赤岳沢分岐を過ぎると、急登が始まります。ここも、最初の
赤テープに誘われてミスルートしてしまいました。ここではなく、次に左手に
見えてくる急登から斜面に取り付きます。薄い踏み跡が、笹藪の左手にあります。
この先、尾根に乗ってからも急登続き。踏み跡はしっかりとあります。
第一岩峰と第二岩峰の最初のトラバース、大天狗とクライミング技術が必要な
ところがでてきます。未経験者は、必ず経験者と一緒に行動することをお勧め
します。その他の岩峰は、カニのハサミと小天狗の左側から巻く箇所以外は、
すべて右側から巻くことができます。

<真教寺尾根>
 一般登山道です。とにかく長いコース。
 赤岳から1時間以上、岩場と鎖場が続きます。3点支持がしっかりとできて
いれば、鎖を使わなくても下ることができます。
 扇山辺りからはダラダラとした下りとなり、2000mより下辺りからは、
笹藪歩きとなります。踏み跡はありますが嫌になりますね。
その他周辺情報 美しの森駐車場には、トイレ(夜間使用可)と自販機があります。

温泉は、甲斐大泉駅近くにある『甲斐大泉温泉 パノラマの湯』へ。
入浴料は820円。
天気が良くて澄んでいれば、露天風呂正面に富士山が見えますが、この日は見え
ませんでした。
美しの森駐車場から林道歩き
2015年06月13日 04:10撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 4:10
美しの森駐車場から林道歩き
モルゲンロート
2015年06月13日 04:36撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
6/13 4:36
モルゲンロート
甲斐駒ヶ岳
2015年06月13日 04:36撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9
6/13 4:36
甲斐駒ヶ岳
北岳
2015年06月13日 04:36撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
15
6/13 4:36
北岳
指導標
2015年06月13日 05:03撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 5:03
指導標
堰堤と洞穴
2015年06月13日 05:26撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 5:26
堰堤と洞穴
この堰堤は中央突破
2015年06月13日 05:29撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 5:29
この堰堤は中央突破
渡渉して対岸へ
2015年06月13日 05:31撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 5:31
渡渉して対岸へ
この堰堤も右から
2015年06月13日 05:35撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 5:35
この堰堤も右から
この堰堤も右から
2015年06月13日 05:41撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 5:41
この堰堤も右から
階段を上ります
2015年06月13日 05:42撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
6/13 5:42
階段を上ります
この堰堤は左から
2015年06月13日 05:44撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 5:44
この堰堤は左から
堰堤の反対側、すぐに見えるこの赤テープは×
(これに誘われて道間違いしてしまいました)
2015年06月13日 05:49撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 5:49
堰堤の反対側、すぐに見えるこの赤テープは×
(これに誘われて道間違いしてしまいました)
ここも渡渉
2015年06月13日 05:58撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 5:58
ここも渡渉
また渡渉
2015年06月13日 06:01撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 6:01
また渡渉
渡渉した対岸側
2015年06月13日 06:01撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 6:01
渡渉した対岸側
藪はうるさくなてきましたが、矢印に従って進みます
2015年06月13日 06:07撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 6:07
藪はうるさくなてきましたが、矢印に従って進みます
ここも渡渉
2015年06月13日 06:10撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 6:10
ここも渡渉
ここを渡渉すると出合小屋です
2015年06月13日 06:14撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 6:14
ここを渡渉すると出合小屋です
出合小屋に到着
2015年06月13日 06:15撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
6/13 6:15
出合小屋に到着
3分ほど歩くと、分岐は赤岳沢方面へ
(ツルネ東稜は本谷方面へ)
2015年06月13日 06:28撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 6:28
3分ほど歩くと、分岐は赤岳沢方面へ
(ツルネ東稜は本谷方面へ)
すぐのところで、対岸の白テープ目がけて渡渉
2015年06月13日 06:28撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 6:28
すぐのところで、対岸の白テープ目がけて渡渉
この赤テープにも騙されて、斜面に取付くものの、あまりにも危険そうだったので、すぐに引返しました
2015年06月13日 06:35撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 6:35
この赤テープにも騙されて、斜面に取付くものの、あまりにも危険そうだったので、すぐに引返しました
渡渉したところにケルン(慰霊碑)
2015年06月13日 06:45撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
6/13 6:45
渡渉したところにケルン(慰霊碑)
すぐに渡渉
2015年06月13日 06:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 6:46
すぐに渡渉
ここが天狗尾根への直登ポイント
2015年06月13日 06:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 6:46
ここが天狗尾根への直登ポイント
左端を登ります
2015年06月13日 06:42撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 6:42
左端を登ります
天狗尾根に乗っかりました
2015年06月13日 07:06撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 7:06
天狗尾根に乗っかりました
時々癒してくれる景色
2015年06月13日 07:23撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6
6/13 7:23
時々癒してくれる景色
ここもルート
2015年06月13日 07:23撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 7:23
ここもルート
こんなところも登って行きます
2015年06月13日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 7:27
こんなところも登って行きます
この尾根上では、コイワカガミを多く見かけました
2015年06月13日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
6/13 7:29
この尾根上では、コイワカガミを多く見かけました
ナイフリッジの始まり
2015年06月13日 07:33撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
6/13 7:33
ナイフリッジの始まり
ナイフリッジ上からこれから進む大天狗方面
2015年06月13日 07:34撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 7:34
ナイフリッジ上からこれから進む大天狗方面
ナイフリッジ通過は慎重に
2015年06月13日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 7:37
ナイフリッジ通過は慎重に
テン場適地で一服
2015年06月13日 07:40撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 7:40
テン場適地で一服
この岩場は左から抜けます
2015年06月13日 08:08撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 8:08
この岩場は左から抜けます
とにかく急登
2015年06月13日 08:21撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 8:21
とにかく急登
キバナノコマノツメ
2015年06月13日 08:30撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 8:30
キバナノコマノツメ
わかりにくいですが、踏み跡はしっかりとあります
2015年06月13日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 8:45
わかりにくいですが、踏み跡はしっかりとあります
コケモモ
2015年06月13日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
6/13 9:02
コケモモ
カニのハサミの基部に到着
2015年06月13日 09:18撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
6/13 9:18
カニのハサミの基部に到着
左に巻き道がありましたが、フリーで中央のルンゼを突破します(かなり岩が脆く、siro-kikunさんの落石でkame負傷)
2015年06月13日 09:20撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10
6/13 9:20
左に巻き道がありましたが、フリーで中央のルンゼを突破します(かなり岩が脆く、siro-kikunさんの落石でkame負傷)
上部の支点
2015年06月13日 09:23撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 9:23
上部の支点
目の前に聳え立つ岩峰
2015年06月13日 09:26撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 9:26
目の前に聳え立つ岩峰
第一岩峰は、頭上に見える赤テープ目がけて直登
2015年06月13日 09:33撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 9:33
第一岩峰は、頭上に見える赤テープ目がけて直登
赤テープまでは急登
2015年06月13日 09:35撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 9:35
赤テープまでは急登
第二岩峰は、右へトラバースして(ここもかなりスリルあります)
2015年06月13日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 9:42
第二岩峰は、右へトラバースして(ここもかなりスリルあります)
急な草付きの斜面を直登
2015年06月13日 09:43撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 9:43
急な草付きの斜面を直登
その草付きの急斜面を上から
2015年06月13日 09:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 9:46
その草付きの急斜面を上から
登りきったところにある枯れ木
2015年06月13日 09:52撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 9:52
登りきったところにある枯れ木
チョウノスケソウ
2015年06月13日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 10:01
チョウノスケソウ
ガスで霞んでいる分、迫力が増した感じの大天狗
2015年06月13日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
6/13 10:03
ガスで霞んでいる分、迫力が増した感じの大天狗
左へ巻きながら一旦下って
2015年06月13日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 10:03
左へ巻きながら一旦下って
ルンゼをつめます
2015年06月13日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 10:03
ルンゼをつめます
フリーで十分行けます
2015年06月13日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 10:05
フリーで十分行けます
振り返ってツルネ(キレット小屋も見えてます)
2015年06月13日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 10:05
振り返ってツルネ(キレット小屋も見えてます)
右の肩方面に登って行くと
2015年06月13日 10:08撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 10:08
右の肩方面に登って行くと
カモシカとばったり鉢合わせ
2015年06月13日 10:08撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
8
6/13 10:08
カモシカとばったり鉢合わせ
大天狗の核心部
2015年06月13日 10:16撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
5
6/13 10:16
大天狗の核心部
右へトラバース
2015年06月13日 10:17撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 10:17
右へトラバース
ミヤマシオガマ
2015年06月13日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 10:18
ミヤマシオガマ
ミヤマキンバイ
2015年06月13日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 10:24
ミヤマキンバイ
大天狗は、基部からトラバースして右にある踏み跡へ進んでしまうと
2015年06月13日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 10:24
大天狗は、基部からトラバースして右にある踏み跡へ進んでしまうと
途中からのハイマツの藪漕ぎは、足は枝に乗っているだけの不安定な状態で急登を登っていきます(ここが一番きつかった〜)
※ここだけでも軍手があると便利です
2015年06月13日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
11
6/13 10:33
途中からのハイマツの藪漕ぎは、足は枝に乗っているだけの不安定な状態で急登を登っていきます(ここが一番きつかった〜)
※ここだけでも軍手があると便利です
肩部にある新しい鎖のビレイ点
2015年06月13日 10:31撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 10:31
肩部にある新しい鎖のビレイ点
涸れたハイマツに沿って小天狗へ
2015年06月13日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
6/13 10:46
涸れたハイマツに沿って小天狗へ
小天狗は左から巻きます
2015年06月13日 10:51撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 10:51
小天狗は左から巻きます
間もなく一般縦走路
2015年06月13日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 10:57
間もなく一般縦走路
振り返って小天狗と大天狗
2015年06月13日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
6/13 11:03
振り返って小天狗と大天狗
歩き出してちょうど7時間、一般縦走路に合流
2015年06月13日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 11:05
歩き出してちょうど7時間、一般縦走路に合流
阿弥陀岳と中岳
2015年06月13日 11:09撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
6/13 11:09
阿弥陀岳と中岳
竜頭峰に向かって
2015年06月13日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 11:10
竜頭峰に向かって
赤岳への最後の登り
2015年06月13日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
5
6/13 11:43
赤岳への最後の登り
赤岳山頂に到着
2015年06月13日 11:51撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
14
6/13 11:51
赤岳山頂に到着
山頂から北八ツ方面
2015年06月13日 12:03撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/13 12:03
山頂から北八ツ方面
これから下る、右:真教寺尾根
2015年06月13日 12:20撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 12:20
これから下る、右:真教寺尾根
真教寺尾根分岐
2015年06月13日 12:30撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 12:30
真教寺尾根分岐
イワベンケイ
2015年06月13日 12:31撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 12:31
イワベンケイ
急な鎖場
2015年06月13日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 12:37
急な鎖場
振り返ると、いかに急なのかがわかります
2015年06月13日 12:39撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 12:39
振り返ると、いかに急なのかがわかります
真教寺尾根からの大天狗と小天狗
2015年06月13日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
6/13 12:53
真教寺尾根からの大天狗と小天狗
まだまだ続く急な下り
2015年06月13日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 12:57
まだまだ続く急な下り
遠く、薄らと富士山が見えました(この日唯一見えた瞬間)
2015年06月13日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
6/13 13:27
遠く、薄らと富士山が見えました(この日唯一見えた瞬間)
扇山山頂
2015年06月13日 14:38撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 14:38
扇山山頂
牛首山山頂
2015年06月13日 14:51撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 14:51
牛首山山頂
足が思うように動かなくなり、ペースが上がりません
2015年06月13日 14:57撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 14:57
足が思うように動かなくなり、ペースが上がりません
賽の河原
2015年06月13日 15:53撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 15:53
賽の河原
振り返って赤岳
あそこから歩いてきたんだ〜
2015年06月13日 15:56撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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6/13 15:56
振り返って赤岳
あそこから歩いてきたんだ〜
羽衣の池に到着、やっと一般観光客の方に遭遇
2015年06月13日 16:41撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
6/13 16:41
羽衣の池に到着、やっと一般観光客の方に遭遇
美しの森展望台に到着
2015年06月13日 17:01撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6/13 17:01
美しの森展望台に到着
延々13時間、お疲れ様でした
2015年06月13日 17:09撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
6/13 17:09
延々13時間、お疲れ様でした

感想

 昨年の春、阿弥陀岳南陵から見えた鋭く尖った岩峰が気になり、夏に赤岳から
権現岳を縦走して近くを通った時には更に興味深くなった大天狗、小天狗。
今回は、時間と体力的に直登するまでの余裕がありませんでしたが、その岩峰を
真近で見ることができる天狗尾根を上りで、下りは真教寺尾根という初めての
八ヶ岳東面を、梅雨の合間の晴れた日に歩いてきました。

 当初は、5名で計画していたこの山行、直前になって2名まで減るものの、
tokagessさんの参加表明もあって、最終的には平均年齢57歳というおじさん
3名での山行となりました。

 前日、美しの森駐車場でテント泊し、翌朝4時に出発。しばらくの間は林道
歩きとなる。我々の少し前には、ツルネ東稜に向かわれる方が先行される。
数度の渡渉の後、最後の堰堤を過ぎた左手にある赤テープを見つけて笹藪に突入
するものの、すぐに踏み跡が不明瞭に。しばらく辺りを探しても何のマークも
見つけることができず、渡渉してしばらく沢を遡上していくと、対岸に赤テープ
があるのを見つける。何度渡渉したことだろうか?歩き出して約2時間ほどで
出合小屋に到着する。この先、赤岳沢に入ると、最初に左手に見える赤テープで
笹藪の急斜面に取り付くものの、少し登ったところでそれ以上進むとヤバそう
だったため、一旦沢まで下って、沢を遡上する。5分ほど進んだ左手に、再度
赤テープを見つる。笹藪の左端には踏み跡があり、その上部には赤テープも確認
することができたので、この斜面に取り付く。ここからは、延々と急登が続く。
それまでは何ともなく歩いてきたが、急登に入って尾根上に乗った辺りから
腰痛ベルトでお腹を絞めているために十分な呼吸ができず、先行するメンバー
から次第に遅れだす。途中の休憩時にベルトを外すものの時すでに遅し。全く
ペースが上がらない。やがて見えてきたカニのハサミから始まる岩稜帯は、
ルートを確認しながら慎重に進むため、余裕で付いていくことができる。この
先は、クライミングの経験がないとかなりヤバそうな斜面もある。大天狗の
肩部に向けて薄い踏み跡があるものの、フリーで登るにはかなりヤバそうだと
感じたため。そこから右手に回り込むようについているトレースをたどって進む
と、回り込んだ先には背丈を超えるハイマツの藪漕ぎ。10分ほど格闘すると、
肩の部分に到着する。その左手には、新しいクサリのビレイポイントがある。
このコル部からは真教寺尾根を歩いている登山者も見える。小天狗を左から
巻くと、いよいよ権現岳から赤岳への縦走路に合流。最後の急登は文三郎から
登ってきた登山者と合流するため、さらにペースダウン。予定よりも遅れは
したが、11時50分に赤岳山頂に到着する。
 実に、7時間40分。山頂はかなり混んでいたが、何とか記念撮影を済ませ、
頂上小屋まで歩く気力もなく、南峰直下の岩の間で昼食タイム。隣で食事を
されていたご夫婦と話をしていると、我々が大天狗と小天狗のコルから見えて
いた真教寺尾根にいらっしゃった赤と白のウェアーの方で、あまりの偶然に話が
弾む。ご夫婦は県界尾根を下られるとのことだったので、真教寺尾根の情報を
いただき、下山を開始する。
 下りだして1時間半ほどは、鎖場もある急な岩場の下りが続く。3人とも、
この下りで足の疲労がピークを迎えたのか、全くスピードが上がらず、コース
タイム通りに歩くことさえできない状態に。特に、2000mを過ぎた辺りから
始まる笹藪は、歩いていてもかなり滅入ってしまう。予定では16時に下山
できると思っていたが、駐車場に到着したのは17時過ぎ。予定よりもかなり
オーバーし、ちょうど13時間に及ぶ長い山行となった。
 この日、ザックに入れて行ったもののほとんどがクライミング道具とザイル。
最終的には、ただのお荷物となってしまい、

 とにかく、疲れた〜。

 今回の山行では、2月に投入したアプローチシューズ、5・10のガイドテニ―
ミッドにSuperfeet(緑)のインソールを入れて歩きましたが、先回は靴擦れ
で苦しんだのも改善され、13時間の長丁場にも耐えることができました。
これで、夏の山行はこのセットで決まったが、このシューズの弱点である防水性
がないため、雨が降らないことだけを祈るだけ。

【今回の山行で感じたこと】
 近年、北アルプスの岩場のあるルートでは、ヘルメットを着用される方の姿を
多く見かけるようになってきましたが(GWの奥穂&北穂は、装着していないと
涸沢から先へは登らせてもらえなかった)、岩場の多いここ赤岳では、ほとんど
見かけることがなかった。まだまだ、安全に対する意識が薄いのかな?

 ※帰路、皆さんにわがままを言って、「清里ミルクプラント」でお気に入りの
  牛乳を購入しに行くものの、17時半の段階で閉店していました。半ば諦めて
  いましたが、以前に八ヶ岳PAの下りの売店で購入した覚えがあったのので、
  立ち寄ったところ、ありました。お目当ての牛乳とカチョカバロ。
  翌日には、すべて美味しくいただきました。

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コメント

天狗尾根
Kameさん、皆さんお疲れさまでした。

登るのに7時間半とは、流石に赤岳のバリルートは手強そうですね。
大天狗とか小天狗、私も真近で見てみたく思いました。
それにしても13時間の山行は大変でしたね。
2015/6/16 18:04
Re: 天狗尾根
 higurasiさん、おはようございます。

 途中の道間違いや、ルートの確認のための偵察、記録にはない休憩など
かなりのんびりと歩いていましたので、このような時間になってしまいました
ルートは事前に調べては行きましたが、記録にないわかり難い箇所や、景色も
変わりますからね。
 いきなりこのルートを歩くのはハードルがかなり高いですので、まずは、赤岳
から権現岳の縦走路からも確認できますよ
2015/6/17 7:49
すごい!
 kameさん、そして平均年齢57歳?(マジですか?)素晴らしいです。未知との遭遇??高い山って本当にすごいところなんですね!
 kameさんのの記録って、いつみても記録の書き方が素晴らしくわかりやすくて、尊敬申し上げます!とてもいけませんけど、、楽しく、そして興味深く拝見させて頂いています! +
2015/6/16 19:42
Re: すごい!
 itooさん、おはようございます。

 我々の会社の同好会のメンバーで、バリエーションを楽しんでいるメンバーの
年齢は、だいたいこんな歳の者ばかりで、その中でも、私は若手(?)の部類に
入っています
ここ2、3年で、20歳代の子も入ってきましたが、バリエーションを楽しむ子は
ほんの一握りで、ほとんどの子が一般路縦走目的ですね

 私の記録の書き方なんて、まったく参考になりませんよ。
2015/6/17 7:55
長旅お疲れ様!
kameさん、こんばんは!
13時間もの長い山行、本当にお疲れ様でした!
 
自分にはバリルートは無理ですが、真行寺尾根か県境尾根を登って下る周回ルートは
いつかトライしたいと思っているんですが、なかなか実現できません
 
今年こそは!!!
2015/6/16 21:13
Re: 長旅お疲れ様!
 daishohさん、おはようございます。

 真教寺尾根から県界尾根を歩くコースは、以前から狙っていたのですが、
このルートのほうが先に実現できちゃいました。
 そして、実際に歩いてみて感じたのは、距離の長さですね。真教寺尾根の
扇山から美しの森までのダラダラとしたコースは、歩いていても嫌になる
区間でした

 daishohさんでしたら、十分日帰りで歩けるコースですので、ぜひチャレンジ
してみてください
2015/6/17 8:01
kameさん、皆様こんにちは。
八ヶ岳、例年ですと、
まだ多少雪が残ってる
時期だと思うのですが、
今年は雪解けが
早いですね。
新緑がきれいですし
夏の花も咲き始めてて、
すっかり夏山の雰囲気で。

ハイマツの藪コギ、
残雪時期の御嶽山の
下りで体験しましたが、
大変歩きづらいですよね。
今回上りでとは、ご苦労が
しのばれます。下りでも再び
今度はササとは。
虫の多い時期のヤブコギは
なるべく、ご勘弁願いたいものですね。

インソール、靴と足になじんで
何よりです。現在、購入模索中の
ため、大変参考になりました。
2015/6/17 21:11
komakiさん、こんばんは。
 今年は、このルート上では登山道近くに1箇所残雪があった程度で、
他では全く見ることがありませんでした。ですから、花が咲き出す時期も
かなり早くなってきてますよね。
この調子でいくと、紅葉 は早まるのでしょうかね ?

 ハイマツの藪漕ぎ、枝が下を向いていて、それを目がけて登ることに
なりますので、掻き分ける作業だけでも大変でした
そして、その後の笹薮。これだけ標高が高いとダニはいないのでしょうか?
注意深くチェックしながら歩いてましたが、結局は一匹もいませんでしたよ。

 インソール、最近は色々とありすぎて、逆に選ぶのに迷っちゃいますよね。
Superfeetの緑は、少し硬めです。膝に多少なりとも弱さがあるようでしたら、
青の方がいいと思いますよ
2015/6/17 22:49
長い時間、お疲れ様でした!!
またしても家事都合で見送ることとなってしまいました…残念です。
どうも今年はこんなのが多そうです

梅雨の合間の晴れ間ということで、またしても晴れ男の威力が発揮されましたね
それを考えるとやはり行きたかった…
くどくてすいません(笑)

でも行きたかった…
2015/6/18 0:30
gomatさん、おはようございます
 私も、出張の関係で7月はほとんど予定を入れることができてませんが、
ひそかに出張先での山登りを計画中です

 ふっ 、ふっ 、ふっ
 今年(4月以降)の私は晴れ男

 今回の山行での疲労は半端ではなかったので、しばらくの間、八ヶ岳東面からの
登りはないと思うよ
2015/6/18 8:01
怖い〜凄い〜
おはようございます kame, siro-kikun, tokagessさん
 平均年齢にも驚かされ、こわ〜すご〜とひやひやしながら読ませていただきました。私なんかこんなところを登ったら、途中でビビッて動けなくなるかも?それともすぐに諦めて一般ルートを歩くでしょう。あんな壁を登っているときは、好きな方はランナーズハイのような状態になるのでしょうか?
 それに写真を撮っている余裕もあるので、日ごろの鍛錬の成果ですね。
 見たことない八ヶ岳のコースを楽しませていただきありがとうございました。

 花のこと
 43 ミヤマキンポウゲのような気がします。高山で、葉の形が少しことなるような   感じです
 92 葉の形がわからないので難しい。アブラナ科のイヌナズナ属、ハタザオ属の名   はいつも困ってます。クモマナズナかな??
 97 ミヤマダイコンソウとは葉の形が違うような?小さそうだしミヤマキンバイに   似ているような気がします。
 137 葉が映っているので、マイヅルソウでしょう。

 貴方らの写真で図鑑とにらめっこ、いつも勉強の機会を与えていただ出でます。間違えることが多いので参考までに、ご自身でも調べてみてください。
2015/6/18 6:26
sireotokoさん、おはようございます
 いつもいつも、ありがとうございます。
 ミヤマキンポウゲやミヤマキンバイは、いつも7月〜8月に見る花だと思って
いましたので、この時期の黄色い花と言えばミヤマダイコンソウだと思い込んで
いました。今年は、かなり花が早いようですね。
 ちなみに、今までご教示いただいたものなど、自分なりに植物辞典を作って
います

 確かに、ランナーズハイのようなもの(クライマーズハイかな?)はありますね。
この年寄り連中、普段は歩くスピードは遅いのですが、岩場に入った途端に登る
スピードが早くなってしまいますよ
 私も、高所恐怖症でしたが、クライミングウォールをしているうちに、克服できて
しまいました
2015/6/18 8:11
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