神室連峰、台山〜神室山
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- GPS
- 20:20
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,767m
- 下り
- 1,771m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 11:12
天候 | 一日目 晴れ 二日目 ガス〜晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 一日目 出発地点からピーク825mまでは登山道が出ているが登る程に雪が出で来る。ピーク825mから先はほぼ雪道である、台山手前の1055m付近でブナ林から灌木の雪尾根に変わり視界が広がり、神室山が遥か彼方に見える。この先アップダウンを繰り返りながらじわじわと高度を上げる、最後の登りはやや急で登り切れば山頂直下の避難小屋に出る。雪はタップリあり気温が高い為アイゼンを付ける程の締まりは無くかといってワカンを付ける程の沈み込みも無く小屋までツボ足で歩く。 二日目 小屋よりアイゼン装着で山頂往復後そのまま下山開始、今日も気温高目で雪質は昨日より若干良いが殆ど変わらずガスで視界悪く風が少し有る、急斜面を鞍部まで下り後は昨日と逆コースでガスの中進むが8時頃には晴上って来る、対岸の神室山から火打岳にかけての稜線は濃いガスの中だがこれも11時前には晴れてくる。台山の先の灌木の雪尾根からブナ林の斜面に下る所でアイゼンを外し登山口まで戻る。 |
写真
感想
神室連峰、台山尾根〜神室山を登る。
台山尾根は震災以前の9月頃に火打岳から神室山、台山と一泊で歩いた時に下りに使った尾根だ、藪っぽい尾根だったが積雪期に歩いたら面白そうだと思った、それから10数年今回無事往復で登降する事が出来た。
一日目 事前に調べて見ると2月に日帰りで往復している記録等ありそんなものかと山頂避難小屋泊の予定で出発、藪っぽい登山道を歩きブナ林から見晴らしの良い台山手前の雪稜に上がった時に見えた神室山の遠さには天候の良さとは裏腹に愕然とした、いざとなったら途中でツエルトビバーク(小屋の毛布を期待してシュラフは夏用)覚悟で先に進む、雪質は締まっておらず中途半端、ツボ足で歩く。神室山から火打岳の展望を右手に見ながらブナや灌木の緩やかな雪尾根をアップダウンを繰り返しながら進み、最後の急斜面に取り付く、ここまで踏み跡無だったが薄い踏み跡を見る、斜面を登り切り振り向くと日本海と夕日と鳥海山が感動的に見えた。日没寸前の18時過ぎに避難小屋到着、ほっと一安心。一階からも入れそうだったが入口と雪壁の間が狭いので梯子を使って二階の入口から入室。靴を脱ぐ前に小屋の鍋を借りて炊事用の雪を確保する、室内は広く綺麗で厚手のマットに西川製の毛布、バイオトイレと超快適、頑張って歩いてきた甲斐があった。麓で採ったフキノトウを入れたラーメン、酒、ハヤシめしと腹を満たして横になる。
二日目 朝、天気が良い。食事をして荷物をまとめ外に出てアイゼン装着で山頂に向かうがガスが出てきて視界悪し、残念だが仕方ない、写真を撮って小屋に戻りそのままガスの中昨日と同ルートを下山開始。標高が下がると8時頃にはガスも晴上って来る、対岸の神室山から火打岳にかけての稜線は濃いガスの中だがこれも11時前には晴れてくる、天候も良く快適に雪尾根を台山の先まで歩く、アイゼンを外しブナ林の尾根から沢沿いの登山道を下り無事登山着終了、苦しい場面も有ったが良い山旅で合った。
ぶっ倒れるほどの体力の消耗は無かったが足の遅さにいつもの事だが参ってしまう、仕方ないと諦めずしぶとく山をこれからも長く続けよう。
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