≪鳳凰山≫青木鉱泉起点ぐるりっぷ♪
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,983m
- 下り
- 1,971m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 9:35
下り(薬師岳〜青木鉱泉) 1時間36分
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【青木鉱泉〜賽の河原】
憧れの鳳凰三山へ!憧れのオベリスクへ〜〜〜!!
朝2時40分に家を出て、青木鉱泉に5時40分到着!
車の中で朝食を済ませ、トイレをお借りして登山口へ♪
6:23 駐車料金750円を払ってスタート!
最初は広い沢に沿った道を進みます。シナノナデシコがたくさん咲いていました。
やがて道は沢を離れ、急な登りに。少し登るとトラバース道になりました。
キレイな樹林帯の中の道はなかなか快適でした。
気分良く歩いていて〜、ふと気付くと!足元にレンゲショウマが!(*'▽'*)わぁ♪
何枚も撮ったのに手振れ補正なしのカメラだったので、ブレた写真ばっかり。。。
でも実は・・・山で初めて会えたレンゲショウマ、しっかり目に焼き付けてきたんで満足です♪
やがて道標があり、道が分岐していました。
一方は「地蔵岳」、そしてもう一方は「南精進ヶ滝を経て地蔵岳」と書いてありました。
ドンドコ沢の滝はどれも素晴らしいと本で見ていたので、ここは迷わず滝経由コースへ!
精進ヶ滝は迫力のある素晴らしい滝でしたヽ(*^^*)ノ
滝つぼまでは下りられなかったけど、マイナスイオンと元気をもらえた気がしました!
この辺からかなり急になりだした道をひいこら言いながら進んでいくと・・・
8:40 白糸の滝に到着!
こちらもなかなかいい滝でした〜。
またまたマイナスイオンと元気をもらえた気になって急登に臨みました!
ところで今回の大失敗!!
ペットボトルの氷がなかなか融けてくれなくて、ちょっと水不足になってしまいました(>▽<;; アセアセ
いつもは前の晩にクーラーバッグに移しておくのに忘れてしまったのです・・・。
ザックの中のペットボトルも出してみたけど、ほとんど融けてない〜〜〜( ̄□ ̄;)!!
久しぶりにやっちゃって、とても参りましたヽ(+∇+)ノ・・・キュゥ
9:05 五色の滝に到着!!
ここも迫力満点ないい滝でした〜♪滝つぼまで下りる道がありましたが、途中で写真だけパチリ。
また登るのが嫌で下りなかったのですが、これが大失敗だったようです・・・。
なんと!4日後に行った知り合いは下りる途中でホウオウシャジンを見つけたとのこと!
おれも面倒がらず下りてれば見られたかもしれなかったのに・・・
そして 9:43 ようやく鳳凰小屋に到着〜〜〜!
小屋の前にいた管理人さんが「お疲れさま!」と声を掛けてくれました。
ちょっと話しただけでしたが、すっごく感じのいい人でした。
今度来る時はぜひお世話になってゆっくり楽しみたいと思いました。
水を分けてもらい、その場でたっぷりとグビグビいきました!
「地蔵岳まではあと1時間くらいだよ!」と聞き、休まずにそのままスタート!
しかし・・・、これまでの急登の疲れが出てきたのか、水不足が効いたのか・・・
すっかりバテました! モ、モゥ... (ノ××)ノ~☆ ダメ...(o_ __)o)) バタッ
それでも、ヘロヘロになりながらもなんとか進んでいくと〜〜〜
あれはもしや!?(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ついに憧れのオベリスクが見えました〜。
ここまで来れば着いたも同然!な〜んて思ったら甘かったです(>▽<;;
砂の急登は歩き辛く、ここまでの疲れもあってなかなか近づけません。。。
ちょっと歩いては一息を何度も繰り返し、ついについに〜〜〜!
10:32 オベリスクに到着〜〜〜!ヤッタァ \(≧∇≦)/ キャァ♪
ガイドブックなどで写真を何度も見て、実際に見てみたいな〜と思っていたオベリスクが目の前に!
疲れてるのに居ても立ってもいられずに、ザックを降ろして早速オベリスク登頂にチャレンジ。
下りてきた若い女の子とすれ違うと、「上まで行けませんでした〜」と言っていた。
やっぱり難しいのかな〜?果たしておれに登れるんだろうか!?((o(б_б;)o))ドキドキ
【オベリスク登頂】
オベリスクの存在を知った頃はオベリスクに登れるなんて思ってなかった。
ところが仲間に聞いたらロープが設置されてて上まで登れるとのこと!
登れると聞いたらやっぱり登ってみたい〜!ってことでとりあえずチャレンジ。
オベリスクトップ ロープの掛かったトップの大岩。
一段下までは簡単に行けたものの、ロープの下まで行けない。
躊躇しているとどこかから『裏から登るんですよ〜〜〜!』と声が!
やった〜、これで登れる!?『そうなんですか!ありがとうございます』と答え早速裏へ。
ところが裏に回ってみても、とても登れそうなルートは見当たらず・・・
気付けばグルッと一周して、また表側に戻っちゃった(/∇≦\)アチャ-!
???と思い、やっぱり諦めようかな〜と思っていると再び声が!
『裏に回ってトンネル潜るとロープの下に出られますよ〜〜〜!』
そこで、もう一度裏に回ってみると〜
トンネル!?まさかここかな〜!?狭い・・・
でも他には見当たらなかったので潜ってみることに。
でかい靴が途中で岩に挟まってしまい、脚が攣ってしまった(∋_∈)
それでも何とか抜けると、ついにロープに下に出られた\(^O^)/ヤッター
最後のロープを登れば憧れのオベリスクの上に登れるんだけど・・・
これはかなり怖い!!登れるんだろうかと思い、呼吸を整えながらしばらく躊躇した。
すると!『それを登ればオベリスクの頂上ですよ〜〜〜!』とまた声が!
その声に背中を押され、取り付いてもみずに撤退なんておれらしくないと思いロープを掴んだ。
花崗岩はグリップはいいものの、かなり難しかったです(;´Д`A ```
何度も行ってる大好きな妙義山のどの鎖場よりも難しいと思いました。
ゆっくりと慎重に登っていき、いよいよ頂上間近というところまで登れましたが、
最後が一番怖かったです〜(><)下りはもっと怖そう、それでも体をぐっと持ち上げて〜
ついに岩の上に登ることが出来ました!\(≧∇≦)/ キャァ♪
岩の上は1畳弱ほどの広さ?
立っているのは少々落ち着かなかったので座りました。
スッキリと晴れてなかったのは残念でしたが、それでも十分展望を楽しめました♪
しばらく展望を楽しみ十分満足して、下降開始!
下り始めはやっぱり怖かったです。
しっかりロープを握り慎重に慎重に体制を整え、ゆっくりと下りました。
トンネルも行きよりも帰りの方がスムーズに抜けられました。
11:15 無事に賽の河原に戻りました。
今登ってきたオベリスクを眺めながらお昼にしようと思い、アカヌケ沢ノ頭に向かいました。
わずかな登りなのにo(~o~;):ハァハァ・・!!かなりヘロヘロの登り。
ご夫婦が下ってきたので、休みながら待っていると「さっきオベリスクに登ってた方ですか?」と聞かれた。
撮った写真を送ってくれると言ってくれた!ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
【アカヌケ沢の頭〜観音岳〜薬師岳〜青木鉱泉】
11:28 アカヌケ沢ノ頭に到着し、ザックを降ろして座ろうと思ったら呼んでる人がいる?
なんと!オベリスク登頂のアドバイスをくれた方のグループでした〜!
富山から来たという4人グループ、いろいろ話を聞かせていただき楽しい時間を過ごせました。
しかもこちらも写真を撮ったので送ってくださるとのこと!も〜感激です(≧∇≦)♪
その方たちが下山していった後でとりあえずプハァ&モグモグ
今度は同じルートを登ってきたという埼玉の単独行の方と談笑。
これから観音岳、薬師岳を越えて中道から下る予定とのことで私と全く同じ!
実は今日は調子悪くて疲れてしまったので、行ける自信がないので戻ろうかと考えていると言うと、
その方も昨夜は麻雀してて2時間くらいしか寝ずに来てしまいかなりバテてるとのこと。
でも、「7時くらいまでには下れるでしょう(笑)」と言い残し、観音岳方面に向かって行きました。
早起きして長い距離を運転してきたからか?登りで水不足に陥ったからか?
それとも単なる体調不良?理由はわからなかったけど、とにかくとても疲れていました。
ゆっくり休んだら元気になるかと思ったけど、体力は全く戻った気がしない・・・。
一番の問題は観音岳への登り、そして中道から青木鉱泉までの下り。
いつもなら下りになっちゃえばガンガン行ける!と自信満々な私なのですが〜、
この日の疲れ方は得意の下りでさえ、ちゃんと歩けるかどうか悩むほどでした。
そして考えた末に・・・、12:30 観音岳に向かって歩き始めました!!
観音岳さえ越えられれば何とかなる!下りはこんな状態でも大丈夫なはず!と信じて!!
花崗岩に覆われた稜線はとても美しく素晴らしかったです。
そしてあちこちに咲いている可愛らしいタカネビランジ。写真を撮りながらゆっくり進みました。
コルに近付くにつれ、観音岳がどんどん高くなっていき(当たり前ですが)、登れる自信が・・・
ようやくコルまで下り、鳳凰小屋への分岐の標識を見てまた悩みましたが・・・、
気合を入れて登りに掛かりました!かな〜りヘロヘロのんびりペースで(⌒o⌒;A
いつもはあまり座って休憩することはないのですが、ちょっと登ってはへたり込むの繰り返し。
無理せずゆっくりゆっくりと高度を稼いで観音岳山頂を目指しました。
そして13:50 やっと観音岳に到着!\(^O^)/ヤッタァ
1時間20分・・・、道標に記されていた1時間10分よりも掛かってしまいました( ̄□ ̄;)!!
でもここまで来られて大満足。諦めて戻っていたら見られなかった景色を堪能しました。
薬師岳までの道はとてもなだらかな楽々コース。
最後までスッキリとその姿を見せてはくれなかった白峰三山を右に見ながら気持ちよく歩きました。
14:20 薬師岳に到着!
さっ!後は下るだけ〜〜〜!いつものように下れるか心配でしたが14:22下山開始!
不安いっぱいで下り始めてみましたが、何のことはないクダリストパワーは健在。
道はすぐに展望の効かない樹林帯に入ってしまったので、脇目もふらずにぴょんぴょんと〜。
ドンドコ沢コースも急でしたが、こちらも負けず劣らず急な道でした。
狭くて荒れてて見所も特になくて、あまり楽しい道とは思えませんでした(>▽<;;
でもあんなにヘロヘロだったのが嘘のように快調だったので、存分にクダリスト下りを楽しみました。
15:58 登山口の青木鉱泉に無事到着ε=( ̄。 ̄;)フゥ
登りよりも汗だくになりボロボロに疲れましたが充実感いっぱい。
でも今回のコース、登りも下りも稜線直下まで樹林帯に覆われアルプスらしさはあまり無かったので、
せっかく登ったあの美しい稜線を短い時間しか楽しまないのはもったいなさ過ぎる〜〜〜と思いました。
ということで、次回は鳳凰小屋に泊まってのんびり楽しみたいと思います。
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