浄土平から朝日を浴びる縦走路を見上げます。酸ヶ平の噴煙がモクモクですな。早朝にも関わらず観光客の方も多く、皆さん吾妻小富士へと登っていきます。
自分ひとりだけ観光客の皆さんとは逆方向に進みます。この写真の左手から回り込んで噴煙の奥を通り、まずは右奥に見える一切経山を目指します。
0
浄土平から朝日を浴びる縦走路を見上げます。酸ヶ平の噴煙がモクモクですな。早朝にも関わらず観光客の方も多く、皆さん吾妻小富士へと登っていきます。
自分ひとりだけ観光客の皆さんとは逆方向に進みます。この写真の左手から回り込んで噴煙の奥を通り、まずは右奥に見える一切経山を目指します。
5時25分に浄土平を出発。噴煙を右手に見ながら酸ヶ平へと登っていきます。軽い嘔吐感があり、朝食もほとんど食べられていないので、ペースが上がりません。
0
5時25分に浄土平を出発。噴煙を右手に見ながら酸ヶ平へと登っていきます。軽い嘔吐感があり、朝食もほとんど食べられていないので、ペースが上がりません。
福島市方面は雲海で埋め尽くされています。
0
福島市方面は雲海で埋め尽くされています。
あっという間に酸ヶ平に到着。
0
あっという間に酸ヶ平に到着。
避難小屋前を通過。
0
避難小屋前を通過。
南西方向に鎌沼を見下ろします。
0
南西方向に鎌沼を見下ろします。
一切経山の山頂が見えてきました。
0
一切経山の山頂が見えてきました。
6時40分に一切経山に到着。一切経山と言えばコレ!
山頂から見下ろす「魔女の瞳」こと五色沼です。もう少し陽が登った方が美しいかもしれませんね。
快晴の日曜日にも関わらず、ここまでに会った登山者は3人のみ。
0
6時40分に一切経山に到着。一切経山と言えばコレ!
山頂から見下ろす「魔女の瞳」こと五色沼です。もう少し陽が登った方が美しいかもしれませんね。
快晴の日曜日にも関わらず、ここまでに会った登山者は3人のみ。
山頂から南西方向には、東吾妻山(左手前)と磐梯山(右奥)。
0
山頂から南西方向には、東吾妻山(左手前)と磐梯山(右奥)。
南には吾妻小富士(左手前)と安達太良山(右奥)。
0
南には吾妻小富士(左手前)と安達太良山(右奥)。
北西には雲海に浮かぶ蔵王連峰。
0
北西には雲海に浮かぶ蔵王連峰。
西側にはこれから進む吾妻連峰の縦走路。左奥が西吾妻山なのですが、今日中にあんな所まで行けるんだろうか・・・。
0
西側にはこれから進む吾妻連峰の縦走路。左奥が西吾妻山なのですが、今日中にあんな所まで行けるんだろうか・・・。
五色沼まで下りてきました。ひっそりとしています。
0
五色沼まで下りてきました。ひっそりとしています。
登山道脇にはオヤマリンドウがたくさん。
0
登山道脇にはオヤマリンドウがたくさん。
家形山に登る途中から五色沼を撮影。
0
家形山に登る途中から五色沼を撮影。
7時38分に家形山に到着。荒涼とした風景の浄土平や一切経山とは打って変わって、樹林帯になりました。山と高原地図ではここから破線ルートなので、気合を入れて進みます。
0
7時38分に家形山に到着。荒涼とした風景の浄土平や一切経山とは打って変わって、樹林帯になりました。山と高原地図ではここから破線ルートなので、気合を入れて進みます。
泥濘あり・・・
0
泥濘あり・・・
倒木あり・・・
0
倒木あり・・・
藪漕ぎあり・・・
ですが、足元には踏み跡がちゃんとあり、尾根道を辿るので、さほど困ることはありません。
0
藪漕ぎあり・・・
ですが、足元には踏み跡がちゃんとあり、尾根道を辿るので、さほど困ることはありません。
烏帽子山に到着。左手前に昭元山、中央奥に東大巓が見えます。写真ではわかりづらいですが、東大巓の右側に伸びる稜線上に明月荘も見えています。
0
烏帽子山に到着。左手前に昭元山、中央奥に東大巓が見えます。写真ではわかりづらいですが、東大巓の右側に伸びる稜線上に明月荘も見えています。
南側には2日目に通る予定の谷地平が見えます。
0
南側には2日目に通る予定の谷地平が見えます。
烏帽子山からは普通の登山道になります。
0
烏帽子山からは普通の登山道になります。
東大巓を過ぎると湿原エリアに入ります。左奥に見えるのが西吾妻山です。こんなに良い場所なのに、ほとんど人に会いません。日曜日なんですけどね。
0
東大巓を過ぎると湿原エリアに入ります。左奥に見えるのが西吾妻山です。こんなに良い場所なのに、ほとんど人に会いません。日曜日なんですけどね。
正面に飯豊連峰を見ながら進んでいきます。
0
正面に飯豊連峰を見ながら進んでいきます。
右手には朝日連峰。
0
右手には朝日連峰。
良く見ると、月山も見えました。
0
良く見ると、月山も見えました。
湿原らしい光景が続きます。
0
湿原らしい光景が続きます。
木道の先に西吾妻山。左奥に磐梯山。磐梯山のさらに左奥には薄っすらと那須岳も見えています。
0
木道の先に西吾妻山。左奥に磐梯山。磐梯山のさらに左奥には薄っすらと那須岳も見えています。
藤十郎の手前にあるヤケノママへの分岐。山と高原地図にもヤケノママの表記があります。ここから南に向かった中津川の噴気地帯のことで、地面が暖かく天然のオンドルになっているらしい。かつては小屋もあったものの、現在は容易に近づくことができないようです。
0
藤十郎の手前にあるヤケノママへの分岐。山と高原地図にもヤケノママの表記があります。ここから南に向かった中津川の噴気地帯のことで、地面が暖かく天然のオンドルになっているらしい。かつては小屋もあったものの、現在は容易に近づくことができないようです。
湿原から少し標高を上げ、11時10分に中大巓(人形石)に到着。天元台高原スキー場側から気軽に登ってくることができるので、このあたりは登山者で賑わっていました。
0
湿原から少し標高を上げ、11時10分に中大巓(人形石)に到着。天元台高原スキー場側から気軽に登ってくることができるので、このあたりは登山者で賑わっていました。
さらに先の西吾妻山へと向かいます。
0
さらに先の西吾妻山へと向かいます。
12時15分に西吾妻山に到着。山頂は樹木に囲まれて展望はありません。3年前の冬にグランデコスキー場から入山し、初めて樹氷を見て感動した西吾妻山。今回で2回目の登頂になります。
0
12時15分に西吾妻山に到着。山頂は樹木に囲まれて展望はありません。3年前の冬にグランデコスキー場から入山し、初めて樹氷を見て感動した西吾妻山。今回で2回目の登頂になります。
西吾妻小屋に泊まる予定でしたが、まだ時間が早いので引き返して明月荘へと向かいます。
0
西吾妻小屋に泊まる予定でしたが、まだ時間が早いので引き返して明月荘へと向かいます。
藤十郎付近。シャリバテで、足取りが重くなってきました。最近登山時に食べられないことが多いんですよね。
0
藤十郎付近。シャリバテで、足取りが重くなってきました。最近登山時に食べられないことが多いんですよね。
14時45分に明月荘に到着。烏帽子山でお話しした方によると前日の土曜日は8人宿泊されたようですが、この日の宿泊者は自分だけでした。食欲もないし、疲れているので、何も食べずにシュラフに潜り込みました。
0
14時45分に明月荘に到着。烏帽子山でお話しした方によると前日の土曜日は8人宿泊されたようですが、この日の宿泊者は自分だけでした。食欲もないし、疲れているので、何も食べずにシュラフに潜り込みました。
2日目。スープとジェルを何とか胃に流し込んで5時15分に出発です。朝日連峰(左)と月山(右)。
0
2日目。スープとジェルを何とか胃に流し込んで5時15分に出発です。朝日連峰(左)と月山(右)。
朝日を浴びた蔵王連峰が雲海に浮かんでいます。
0
朝日を浴びた蔵王連峰が雲海に浮かんでいます。
今日もいい天気になりそうです。
0
今日もいい天気になりそうです。
東大巓の先で大倉新道への分岐が現れます。ここからは慎重に進みます。
0
東大巓の先で大倉新道への分岐が現れます。ここからは慎重に進みます。
いきなり登山道が川になっていますが、これは序の口。
0
いきなり登山道が川になっていますが、これは序の口。
藪漕ぎが始まります。初日の家形山〜烏帽子山と違って足元の踏み跡も見えないので、時々GPSで現在地を確認しながら進みます。足元が見えないので、あやうく1mほど下の川に転落しそうになりました。人も通らないし、電波も通じないので、ここで怪我をするわけにはいきません。
0
藪漕ぎが始まります。初日の家形山〜烏帽子山と違って足元の踏み跡も見えないので、時々GPSで現在地を確認しながら進みます。足元が見えないので、あやうく1mほど下の川に転落しそうになりました。人も通らないし、電波も通じないので、ここで怪我をするわけにはいきません。
草に付いた朝露でびしょ濡れになるので、レインウェア上下とゲイターを着て進みます。
0
草に付いた朝露でびしょ濡れになるので、レインウェア上下とゲイターを着て進みます。
沢から離れ、ようやく普通の登山道に。ホッとしました。長く感じましたが、本当に悪路だった区間は30〜40分程度だったようです。
0
沢から離れ、ようやく普通の登山道に。ホッとしました。長く感じましたが、本当に悪路だった区間は30〜40分程度だったようです。
このくらいの川幅の渡渉を何度か繰り返します。
0
このくらいの川幅の渡渉を何度か繰り返します。
谷地平の手前にある最後の渡渉点は川幅が広く、安定した飛び石もないので、登山靴を脱いで裸足で渡りました。冷たかった〜。
0
谷地平の手前にある最後の渡渉点は川幅が広く、安定した飛び石もないので、登山靴を脱いで裸足で渡りました。冷たかった〜。
8時25分に谷地平に到着。先ほどまでの濃い樹林帯が嘘のように、ここだけ空が広がっています。誰もいない静寂の湿原です。
0
8時25分に谷地平に到着。先ほどまでの濃い樹林帯が嘘のように、ここだけ空が広がっています。誰もいない静寂の湿原です。
谷地平避難小屋。この後も何度か渡渉があります。
0
谷地平避難小屋。この後も何度か渡渉があります。
姥ヶ原に向けて登り返します。気温も25度まで上がり、満足に補給できていない中ではきつかった。
0
姥ヶ原に向けて登り返します。気温も25度まで上がり、満足に補給できていない中ではきつかった。
樹林帯を抜け、9時50分に姥ヶ原に出ました。とっくにエネルギーが切れているので真っすぐ浄土平に向かいたいところですが、西吾妻山を登ったのに東吾妻山をスルーするわけにはいきません。
0
樹林帯を抜け、9時50分に姥ヶ原に出ました。とっくにエネルギーが切れているので真っすぐ浄土平に向かいたいところですが、西吾妻山を登ったのに東吾妻山をスルーするわけにはいきません。
最後の力を振り絞り、10時25分に東吾妻山に到着。
0
最後の力を振り絞り、10時25分に東吾妻山に到着。
山頂から吾妻小富士(右)と初日に登った一切経山(左)が見えます。
0
山頂から吾妻小富士(右)と初日に登った一切経山(左)が見えます。
11時35分に浄土平に下山。
0
11時35分に浄土平に下山。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する