悪沢岳(荒川三山)・赤石岳
- GPS
- 47:00
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 3,088m
- 下り
- 3,089m
コースタイム
3日:5:15発-5:50千枚岳-7:00荒川東岳(悪沢岳)7:15-8:00荒川中岳ー前岳-9:30荒川 小屋9:49-10:10大聖寺平-11:00小赤石岳-11:35赤石岳(昼食)12:30-13:10お花畑下水場-14:00富士見平14:08-14:32赤石小屋(泊)
4日:5:47赤石小屋発-8:15椹島
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト有り 温泉:白樺荘 |
写真
感想
昨年の夏は、上高地から北アルプスの涸沢ヒュッテに泊まり、ザイテングラードから奥穂高、前穂高岳を登って、重太郎新道を下山し、上高地に戻るという北アルプス山行に行きました。
今年は、南アルプスを計画し、山と高原の地図と睨めっこし、2泊3日で行ける山を思案し、結局悪沢岳・赤石岳を椹島ロッジから反時計まわりで行くことに決めました。初日は、千枚小屋に泊まり、2日目は赤石小屋に泊まる計画でした。
東海フォレストの椹島行きのマイクロバスに乗ろうとして、結構早く自宅を出ましたが、畑薙第一ダムまで、東名高速清水インターを降りてから相当長かったので始発バスには間に合いませんでした。
途中、井川湖手前で道路崩壊のため迂回ルートに行き、井川湖に掛かる、車が一台しか通れないすれ違いできないつり橋を渡り、西側の道へ、
この橋の手前には交通整理のおじさんがいました。(あ〜ご苦労様です)
やっとの思いで辿りついた畑薙第一ダムから、始発便には間にあいませんでしたが、臨時便のバスに乗り椹島ロッジへ行きました。
マイクロバスは、東海フォレストの山小屋を利用することが前提のようでした。バスは満員で東俣林道を北上しました。運転手さんが途中でバスを止めてくれて、野いちごを採り味見させてもらいました。
青薙山の赤崩や、深い渓谷美を堪能し、聖沢登山口で降りる人も何人かいました。
3泊4日の日程がとれれば、ここから聖、赤石、悪沢と縦走できるとは思いましたが、南アルプスデビューの自分には今回のプランで充分だと思いました。
椹島からの登山道は最初は沢沿いで釣り橋もあり、少々緊張しました。
ちょっとした急登もあり、しばらく行くと、高校生の男の子と父親の登山者がいました。彼らは、テント装備の重装備で、自分は、小屋泊まりの軽装備でしたので追い抜いて先に行きました。
清水平を過ぎて見晴台にて昼食タイムにしました。
ここには、仲むつましい中年夫婦も昼食をとっていました。
荒川岳方面が見えしばし展望を楽しみました。
谷筋には残雪が見えました。
駒鳥池は気づかず通過してしまい、千枚小屋に着きました。
山と高原の地図だと、見晴台から千枚小屋まで3時間との記載でしたが、そんなに時間は、掛からなく、千枚小屋に着きました。コースタイムが甘いと思いました。
千枚小屋は素敵な山小屋でしたが、数年後に火事で消失してしまいました。
早起きして、山小屋の外に出ると、日の出前の富士山方面の景色が奇麗でした。
翌日は、お花畑を通り、団体さんに道を譲ってもらい千枚岳へ登りました。千枚岳手前にはガレ場があり、少々緊張しました。
ガレた稜線を通り荒川岳(悪沢岳)山頂へ辿り着きました。
山頂からは、塩見岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳方面や白鳳南嶺方面も良く見えました。
この先の西側斜面岩場を急降下し中岳非難小屋へ向かいました。
悪沢岳はこの西側斜面が急で恰好よいと思いました。
中岳避難小屋から、ちょっと寄り道して前岳により大崩壊地を見て荒川小屋方面へ向かいました。
この途中のお花畑の花は沢山咲いていて見事でした。
確か、このお花畑は南アルプスで最高だとか・・・
荒川小屋から大聖寺平までは、下りで良かったのですが、
その先小赤石岳までは登りで少々バテてしまいました。
赤石岳山頂に着き立派な標柱があり、展望を楽しみ昼食をとりました。
山頂からちょっと下には赤石避難小屋があり、若者が山話をしていました。
ここから赤石小屋を目指しました。
お花畑や水場を通り、富士見平の先に赤石小屋がありました。
この赤石小屋は、水場はちょっと離れていましたが、ここからは赤石岳、聖岳、兎岳の絶景が楽しめました。
実は、千枚小屋でも会った横浜からきたおじさんと一杯飲みながら
山談義をして、とても有意義でした。あと、1日目に追い抜いた高校生男子と父親に再会したのですが、関西から来たとかで、男子高校生は高校の山岳部で、父親も高校時代山岳部だったそうです。
ここで感動したのは、その高校生が、山小屋でビールを買ってきて、父親に感謝を込めて渡して晩餐が始まりました。あ〜うらやましい〜
次の日は椹島ロッジまでは3時間ちょっとで行けるので特に早起き
はせず、のんびりと出発しました。
帰りは白樺荘に立ち寄り無料の温泉に入りました。
ここも数年後には違う場所に建て直し、有料温泉になってしまいました。
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