大普賢岳（七曜岳→無双洞 周遊）

2024年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:01
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,486m
• 下り: 1,473m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:04

距離 12.6km 登り 1,486m 下り 1,491m

6:43 スタート地点
6:48 6:50 和佐又ヒュッテ
7:03 7:09 和佐又のコル
7:32 シタンの窟
7:37 7:38 日本岳
7:42 笙の窟
7:57 石の鼻
8:00 小普賢岳
8:29 8:49 大普賢岳
8:59 水太覗
9:05 弥勒岳
9:20 サツマコロビ(薩摩転び)
9:23 国見岳
9:30 9:31 内侍落し(屏風横駈)
9:36 稚児泊
9:46 七つ池
10:43 七曜岳
10:47 無双洞・和佐又山分岐
11:29 11:38 無双洞
11:36 11:41 水簾滝
11:46 11:47 無双洞
11:50 11:55 水簾滝
12:27 12:42 底無井戸
12:59 13:00 七曜、大普賢分岐
13:29 和佐又のコル
13:40 和佐又ヒュッテ
13:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

和佐又山キャンプ場の数百m手前に無料駐車場あり
キャンプ場の駐車場は有料

コース状況／危険箇所等

（和佐又山〜笙ノ窟）
・よく歩かれた緩やかな登り
（笙ノ窟〜大普賢岳）
・岩場、ハシゴ、鎖場が連続する急登
・ハシゴでペース落ちるので意外とバテない
（大普賢岳〜七曜岳）
・ハシゴ、鎖場、ロープでアップダウンが連続し平らな尾根歩きはほとんど無い
（七曜岳〜無双洞）【特に注意】
・ロープハシゴ階段なんでもアリの激下り
・途中で尾根を左に外れる、ピンクテープあるが地図も要確認
・渡渉1回あり、明確なルートが無いので靴を濡らすか気合で越える（転んでいる人もいた）
（無双洞〜底無井戸）【特に注意】
・底無井戸直下の岩場、谷にそって登るのは不正解で、右手のロープから登る
・ヘルメットがあっても良いくらいのロープ付き急登、滑落注意の看板あり
（底無井戸〜和佐又山）
・落ち葉が積もって滑りやすいトラバース、滑落注意

その他周辺情報

【日帰り温泉】
（奈良方面）
・入之波温泉　山鳩湯
キャパシティ大きくなく、大台ケ原の登山客と被るので混む
釜飯が名物、時間かかるので入浴前に注文されたし

（熊野方面）
・上北山温泉　薬師湯
ここも混むがキャパシティは大きい
温泉に食事あるのに加え、川の対岸に喫茶店あり

写真

4/28 6:43

無料駐車場、20台くらいは入るかな？

4/28 6:49

和佐又山ヒュッテ、改装されたみたいで綺麗になってました

4/28 6:50

看板から登山道になってさあここから、と思いきや後で車道に合流する

4/28 6:54

八重桜ですかね？4月末に咲いているとは、さすが山の上

4/28 7:15

この後に修羅の道が待つとは思えない緩やかな登り…

4/28 7:39

修験道の行場になっている笙ノ窟、写真で伝わりづらいが物凄く高い崖

4/28 7:41

大峯山行所・七十五靡（なびき）のうち六十二靡、とのこと

4/28 8:01

突然猛烈なハシゴの連続で殺しに来る、登りはまだ平気
ピストンなら気をつけましょう

4/28 8:09

眺望が開けて雲海が見えた！

4/28 8:24

昭和レトロ感すら漂う大普賢岳の案内看板

4/28 8:28

登頂！！本当に良い天気

4/28 8:48

八経ヶ岳へと伸びる大峯奥駈道

4/28 8:56

気持ちいい稜線歩きが始まりそうな気配
なお残念ながらここだけです（）

4/28 9:02

稜線はまだまだ枯れ木だが、谷底はもう新緑

4/28 9:40

大普賢岳を振り返って
大峯らしい凄まじい地形を登ってきたのだと実感

4/28 9:57

山頂の標高だけ見て七曜岳まで標高200 m下りと考えているとアップダウンで死にます

4/28 9:58

七曜岳山頂は狭いが、この先はもっと休めないので無理やりお昼にした

4/28 9:59

山深い大峯……

4/28 10:45

大峯奥駈道を逸れ、下降開始

4/28 10:53

えげつない下り、雨だったら絶対下りたくない

4/28 11:34

辛抱強く降りると新緑の渓谷が出迎えてくれた

4/28 11:38

無双洞、ここの渡渉が結構面倒くさい

4/28 11:49

ヤマシャクヤク！無双洞過ぎてすぐに見つけた

4/28 11:52

水簾の滝、かなりの水量で大迫力

4/28 11:57

水簾の滝を見ながら休憩したいところだが、あまりスペースはない

4/28 12:04

谷はすっかり初夏の色

4/28 12:22

この看板に偽りはなく、本当に修行めいた岩登りが連続する

4/28 12:36

底無井戸

4/28 12:37

本当に底が全く見えない！

4/28 12:47

底無井戸を過ぎるとようやく修行が終わる

4/28 13:05

タテヤマリンドウ！

4/28 13:07

ミヤマハコベ？（自信なし）

4/28 13:08

帰路はアップダウンこそ無いものの落ち葉だらけのトラバースで油断できない

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

25 Lザック レインウェア 防寒着 帽子 日焼け止め 水 行動食 非常食 バーナー コッヘル ウェットティッシュ 地図 コンパス 熊鈴

感想

Ryomuska

GW前半、唯一晴れた日の使い所を決めあぐね、以前ガスった大普賢岳に再挑戦しました。
今回は完璧な天気でしたがそこは大峯、修験道の山は気楽に歩かせてはくれません。縦走とは思えない猛烈なアップダウンで気力体力を削られます。七曜岳からの転げ落ちるような下りはまさしく修行。底無井戸への登り返しも修行。最初から最後までしんどい、精神鍛錬にはもってこいの山ですね。底無井戸を越えたあたりで山伏が通りがかったのか、稜線から法螺貝が鳴り響いていました。
滝、岩窟、美しい森林や花々と見どころも多く、しんどさもあって退屈しない山なのは確かかも。