天城山縦走
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- GPS
- 08:59
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 881m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:48
天候 | 4回目の天城山にして、初の「快晴」! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
2019年までに3回ほど天城山には挑戦しているのだが、すべて大雨&ガスばかりで、周回コース敗退の記録更新中。私はつくづく雨男だと実感した記憶しかない。そのうち一回は危なく遭難しかけた覚えもあって(1時間ほど山の中をうろついたぐらいで済んだのだが)、ある意味因縁の山?とも言えるこの山に、約5年の歳月をかけて(爆)、再チャレンジのときがやってきた。
といいつつ、、、、
実はそもそも登山予定は前日土曜日でこの日は雨(やっぱりな(笑))。
まあ、もうここで敗退とか、カッパ着て登るとか、4回目の失敗とか、そんなわけにはいかんだろうと、宿泊場所を延泊&変更してまで望んだ日曜早朝は、ピーカンの晴天。万歳三十唱ぐらいしたい気持ちを抑えて、バス乗り場(荻車庫)にタクシー移動することに(*7:55伊東駅発の通常バスでは今回同行者もいるので時間にゆとりがほしく、その前の荻車庫7:15発を狙ったということ)
伊東駅に6:40 タクシーなし(あとで運転手さんに聞いたら、その会社ではその人ひとりしかこの時間走ってないって言っていたので、待機しているタクシーなどあるはずがなかった)
前日に泊まったホテルの眼の前にタクシー会社あったなと移動。待機車両はここでもいなかったが、戻ってきたタクシーに乗り込めて、荻車庫に7:10到着
到着後数分・・・間もなく「そのバスもうないよー」と、車庫のバス運転手さんに衝撃の声がけをされた。
だってさー、ネットにバンバン載っているじゃん。まじかよまじかよ!
これからいかれる方は、十分に十分に気をつけてください。7:15荻車庫発登山口行きのそのバスはもう走ってませんよ!!!
で、、、今まで乗ってきた帰ろうとしているタクシーの運転手さんをもう一回捕まえて、カクカクシカシカ説明をし登山口まで行ってもらうことに。料金は駅からざっと通せば8000円。でもさ、ピーカンなんだもん、5年越しなんだもん、前泊2泊しちゃったんだもん。行くさ。そりゃ行くさね。
と、ドタバタ劇を展開しつつでしたが、ええ、ヤマは最高でしたよ。すべてが透けて見えるぐらいめちゃめちゃピーカンでした。すでに初夏な感じさえありましたね。初めて眺望を目の当たりにして「ここから稲取が見えるぜー」「あっちは河津だー」って大騒ぎしました。万二郎岳でうるさかったかもです。すいません。
万二郎、万三郎の周回コースは大賑わい。7:50の段階でハイカー専用の駐車場はほぼ満車。どうもこの日伊東駅発7:55のバスに満員で乗れなかった人もいたとか。増便出せばいいじゃんとか簡単に思っちゃうのだが、タクシーの運転手が道すがら言ってた「いま運転手がぜんぜんいなくてさー、こんな年寄でも夜の3時から仕事してるんだよ」と、運転手不足を嘆いていたことを思い出すと、そんなこと簡単には言えないなと。
ざっと20kmの山行でしたが、若干崩れている、ぬかるんでいる場所はあるものの、全体に道はしっかり整備されていて、丁寧に進めば大丈夫。時々広い尾根で迷い込んでしまいそうなところが数か所あるので、そこだけしっかり気をつければロングな良い山旅が味わえるルートだ。登り口も下山口も公共交通機関なので時間管理だけはしっかりしないといけないが。
今回、思っていたよりペースも悪くなかったので(同行者初の20km登山なのに、よく頑張った!)時間あるなと足を伸ばすことに(ある意味、鬼)。
天城隧道から峠バス停に降りずに、隧道をくぐり抜け二階滝(この辺は「たき」のことを「だる」という。河津七滝が有名)をみて、二階滝駐車場近くのバス停をゴールとした。
これでもって私にとっての念願の天城越えは無事に終了。
*天城越えって、本当は南北の天城峠越えの事を言うのだそうで1000mクラスの天城連山を超えていくのは当時大変なことだったらしい。天城隧道ができ、今は立派な新天城トンネルができて、あっという間に通過できてしまう。今回の縦走はそういう意味では超えてない(連山上を歩いてきた)ことになるのだが、まあそれもよしとしてもらおう。
次は、天城峠からその先の西伊豆方面を狙うとしましょうか。
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