記録ID: 67230
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
女峰山(霧降高原-女峰山/日帰り・ピストン)
2010年06月06日(日) [日帰り]
- GPS
- 11:29
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,375m
コースタイム
霧降高原駐車場5:35-6:16小丸山6:26-7:42赤薙山8:07-9:01赤薙奥社跡9:14-10:03一里ヶ曽根独標10:21-11:40女峰山12:40-13:56一里ヶ曽根独標14:03-14:45赤薙奥社跡14:54-15:39赤薙山直下巻道分岐15:39-16:29小丸山16:34-17:05霧降高原駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
最高の晴天の中、女峰山に登ってまいりました。 同程度の標高、標高差の山の中では、最も堪える部類の山だと思います。 かなりの細かなアップダウンが続き、足への負担も大きいですので、余裕をもった山行をなさってください。 【アクセス】 日光市内から県道169号線霧降高原道路で約10km、20分ほどで駐車場に到着します。 駐車場は100台くらいは停められるでしょうか、トイレも設置されています。 ニッコウキスゲのハイシーズンは混雑するようですが、時期が早いこともあり、5時過ぎの到着時には数台しか停まっていませんでした。 【駐車場から赤薙山へ】 駐車場には県道をくぐる小さなトンネル歩道があり、ここからスタートです。 小丸山へはリフト沿いに標高を稼いでいきます。 登山道としては、オーバーユースなのか泥が流されるのか、かなり踏み跡が浸食されている感じで、踏み跡に並行して新たに踏み跡が随時できています。 降雨後は滑って歩きずらいところも多いかと思います。 小丸山はリフトの終点になっておりまして、リフトを利用すれば40分ほど、標高差で260mほどはショートカットができることになります。 小丸山は「キスゲ平」の標識となっていますが、ニッコウキスゲの群落はもう少し下、まさにリフトの真下が一番きれいな場所のようで、ニッコウキスゲを楽しむためにはリフトに乗るのがオススメのようです。 いずれにせよ、ニッコウキスゲ6月下旬〜のようですから、まだまだかなり早い時期でした。 小丸山からは赤薙山に向けて笹付きの斜面を登り始めます。 焼石金剛で丸山からの道と合流してしばらくで、山頂を巻く道の分岐のあたりからコメツガ林になりますが、ここから勾配が一気に急になります。 また、昭文社の山と高原地図には「迷」のマークがありますが、林の急斜面を縦横無尽に歩きやすいところを探して登る踏み跡が多いためにこうなるのでしょうが、とにかく上へ上へ歩いていきます。 赤薙山の山頂には赤薙神社の鳥居と祠、三等三角点が設置されていて、休憩に最適です。 ちなみに、巻道は赤薙山山頂のほんのすぐ先で合流し、標高差的にはほとんど特に得しているという感じの巻道ではありませんし、登りは巻道を使わず山頂を踏んだほうがよろしいかと思います。 【赤薙山から山頂へ】 赤薙山からは、細かなアップダウンを繰り返すヤセ尾根歩きになります。 とにかくひたすらアップダウンがあるのは、登山時は意気揚々としているからいいものの、下山が少々辛そうかなと勘弁してもらいたくなります。 いい加減うんざりしそうなところで、赤薙奥社跡に到着です。 ここは標識くらいしかありませんが、さらに続くアップダウンに備え、一休みです。 赤薙奥社跡から隣にある2209mピークまで、一度鞍部に下りこんで登り返しです。 50mほど下るようになりますが、ここから残雪が現れました。 いずれにせよ、この山のアップダウンは細かいながら急な上り下りが多いため、スリップには要注意です。 アイゼンが必要なことはありませんが、山頂に至るまで所々で残雪を踏むことになります。 2209mピークは、やや山頂下をトラバース気味に通過しますが、ここから一里ヶ曽根独標までしばらくは緩やかな尾根歩き、ほっとするひと時です。 明るい稜線にでると間もなく一里ヶ曽根の独標です。 小さな祠が設置してあるガレ場ですが、ここから山頂までのルートが見渡せるポイントになります。 再度50mほど下り登り返しが始まります。 この辺りに水場の標識があり、30mほど北側にあるようですが、状況は確認しておりません。 再び残雪の道を登り返すと展望が開け、山頂までだいぶ近付いてきていることが伺えます。 登山道が山頂に向け南に折れると、その辺りはシャクナゲの群落です。 残念ながら、シャクナゲも早く堅い蕾の状態です。 最後の山頂までのの登りも、何ヵ所かのガレ場の急登で終わります。 ロープがかけられている岩場が一ヶ所だけありますが、足掛かりもよく、難儀することはありません。 ハイマツの道になるともうわずか。 三角点がある山頂手前の小ピークを通過すると山頂はすぐそこです。 360度の展望は見事で、男体山、白根山、燧ヶ岳方面、そして遠く富士山まで眺望を楽しむことができます。 【下山】 往路を戻りました。 赤薙山は巻道を降りましたが、樹林の中の道は直登ルートよりは降りやすいかと思います。 ルートは明瞭で迷いの心配はありません。 【下山後の温泉】 大江戸温泉物語の日帰り入浴(700円/大人)を利用しました。 駐車場から日光方面へ5分足らずです。 最上階の温泉はお湯も良く展望露天風呂も楽しめました。 |
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