熊倉山(聖尾根〜宗屋敷尾根)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,492m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:秩父鉄道の武州日野駅発17:14 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りの聖尾根、下りの宗屋敷尾根共にバリエーションルートです。コンパス、地形図の他、GPSも活用した方が良いです。どちらも岩場があります。 |
写真
感想
荒川三山の内、酉谷山と矢岳は登ったので、残るは熊倉山となりました。今回は聖尾根から登って、宗屋敷尾根から下山というルートを選択しました。初めての山にも拘らず登り下り共にバリはどうかとも思いましたが、いずれ熊倉山から酉谷山への縦走もチャレンジするだろうから、その時の為に一般コースは取っておくことにしました。今回は熊倉山をどっぷりと楽しもうという計画です。
いつも通りの朝一の電車に乗り三峰口には6:57に到着、準備をして早速歩き始めました。今日は晴れて暑くなりそうですね。今回は藪漕ぎを避け、私有地を通って沢沿いを歩くコースを選択し、ネットでの事前学習の通り順調に進んで行た積りが…。途中から踏み跡が消え、歩き難いことこの上無しです。おそらくロストですね。無理矢理尾根に乗る事にしました。
標高650m辺りで聖尾根に乗りました。少し歩くと聖岩ですね。聖岩は今日は通らない予定だったので、事前学習が無いのです。踏み跡がハッキリしている右からの巻道を行きましょう!これが途中で消えてしまって…。途中から無理矢理に斜面を登り、尾根に復帰しP725に到達です。これが今日一番ヒヤヒヤした場面でした!
やがてP802に到着、ここは進行方向要注意。その後も順調に尾根道を進み、P1307の勝ちゃん新道分岐を経て更に進んで熊倉山山頂です。P1165〜P1307の間の岩場が特に楽しかったです。三峰口からの標高差1100強を登りましたね。いや〜、長かったですよ!特に聖尾根に出るまでのルートファインディングに時間が掛かりましたね。
山頂に設置してある、芸術作品級の錆びたオドロオドロしい山名標、これが熊倉山の象徴と思います。これに憧れていました。この山にピカピカの山名標は似合いませんね。正午の山頂の気温は21度。湿度が低くて風が爽やかです。秩父市の最高気温は33度でしたから、別世界ですよね!山頂でオニギリを食べていたら、単独のハイカーさんが到着です!
ここからの槍岳方面の尾根、ここも楽しいですね。槍岳、小黒、酉谷山方面にに行きたくなりました!これはまた日を改めてですね。宗屋敷尾根の分岐地点も通り過ぎ、少し進むとシラカケ岩に到着!疲れが吹っ飛ぶ程の絶景!高度感抜群でクラクラします!但しシラカケ岩は日差しを遮るものがないので、暑い!(^^;;
宗屋敷尾根分岐まで戻ってトラロープを潜って尾根を下ります。急坂を慎重に暫く下ると大岩手前のコルに到着です。ここは右からも左からも巻けるようですが、右から巻きましょう。ここで痛恨の赤テープ見失い!適当に尾根に復帰しましたが、復帰が早過ぎました。復帰後の岩場の下りで苦労しました。やっぱり初めての尾根(バリ)は登りからですね。
P1284は方向確認要注意箇所。まあ常にコンパスで方向を確認しながらなので、時間が掛かります。しかし長かったですね、この尾根!右膝に違和感を感じたので、ゆっくりと下ります。
やがて尾根も終わりに近付き、秩父林道へ降ります。ここは先週矢岳に登った際に確認した宗屋敷尾根取付地点です。ここからは舗装された林道をてくてくと下ります。いやあ今回も充実した山行となりました。たっぷりと熊倉山を楽しみました!(^^)
荒川三山、この山域はいいですね。我が自宅(西東京市)からの交通のアクセスが良い割には山奥感がたっぷりと味わえます。又、人が少ないというのも自分にとっては好ましい部分です。一方、その裏返しとして、危険度もそれなりに高いとも云えますね。引き続き無理は絶対にせず、細心の注意を払いつつ山行を楽しみたいと思います。
Takeshi1108様
昨日(7月11日)今日と、久々に晴れ、絶好の登山日和となりましたね!ここ数週間、土曜・日曜はあいにくの天気が続いていたので、おそらく昨日、今日は各地の山は登山客で大賑わいだったことと思います。
…、というのはそれなりに”有名な”山のことで、Takeshi1108様が今回登られた”熊倉山”は昨日も(そして恐らく今日も…)ひっそりと静けさだけが漂っていたことと思います。
”熊倉山”知りませんでした。
振り返れば6月初旬、金峰山でTakeshi1108様とお会いしましたが、これ、かなり偶然だったんですね。というのも、調べてみたらTakeshi1108様が金峰山の前後に登られた山、どちらかというとほとんど”知る人ぞ知る山”の類ばかりで、一方の私も昨年の夏ごろからっどちらかというとマイナーな”凡山”巡りが中心でした。
そういう二人がたまたま”金峰山”という百名山にも数えられる有名な山で”出会う”というのも、本当に偶然と申しましょうか…。
どうみてもTakeshi1108様に比べて私の登山技術が格段に下回っているため、今後、再びどこかのお山で偶然お会いするチャンスは、サマージャンボの7億円GETくらいの厳しい確率だと思いますが、何かの巡り会わせで意外と再びどこかの”有名な”山でバッタリお会いできるかもしれませんね!
aochanman777様
いつもコメントを頂戴致しまして大変有り難う御座います。昨日は(本日も)天気が良く、当に夏本番と言った感じの日でした。それでも尾根筋をずっと歩いたので、涼しい風が吹いて、過ごし易い1日となりました。
学生時代に少し山登りをしていましたが、30年振りに昨年秋から再開し、今は自分のスタイルを探している最中なのです。どうやら人が少ない山が好みのようです。昨日も出会ったハイカーさんは、山頂で2組(3人)だけでした。地形図を見ながら進んで行くのが今は楽しいと感じます。大した技術はありませんから、危険を感じたら即撤退です!(^^;; aochanman777さんの登りの早さが羨ましいです!あの早さがあればもっと行動範囲が広がるのですが!体重が80kgもあると、動きが鈍重なんです…(^^;;
一方、単純に標高の高い所にも興味があります。◯◯は高い所が好きと言うじゃないですか。金峰山(プラス国師ケ岳、北奥千丈岳)は、公共交通機関利用の日帰りで、一番標高が高い山域かと思いますが、他にお勧めがあれば教えて下さい!(^^)
また何処かでお会い出来ることを楽しみにしております!
Takeshi1108様
コメントのご返事大変ありがとうございました。
ところで私も標高の高い所、大好きです。(←高所恐怖症なのに…)ちなみに私の場合は”○○は高い所が好き!”の○○に該当します。
東京近辺で日帰りで行ける”高い所”ですが、やはり”富士山”なのでしょうか…。新宿発の高速バスを使えば、朝9時頃に富士山五合目に着き、帰りの最終の新宿行バスは夕方6時に五合目発です。この間の約9時間を使えば、山頂は無理でも北奥千丈岳よりは高い所まで行けると思います。(←何のための登山なのかよくわかりませんけど…)
しっかり山頂を目指すならやはり”乗鞍岳”でしょうか。同じく中央高速バスの「高山」行バスを使えば、途中平湯温泉で乗り換えて畳平に12時40分着、畳平を16時50分発の最終バスに乗れば、平湯温泉で新宿行の最終バスに間に合います。畳平で4時間ほど時間がありますので少々ダッシュ気味で登れば日帰りで3,000m越えですね!(ちなみに、夏の間は新宿発の夜行バスがあり、早朝に畳平に到着するので、正確には日帰りではありませんが、”24時間以内”という点でしたら十分に山頂まで行けそうですね!
aochanman777様
色々とヒントを頂戴致しまして大変有り難う御座います。
暑さが本格的になって来ると、標高の高い所で
涼を楽しむのもいいですよね。
夜行バスを利用すれば範囲が広がりますね!
やはり折角行くのならば、何とか山頂を
踏みたいので、余りにも日帰りに固執するのも
本末顛倒な感じですね。
夜行バスを調べてみます!
何だか行動範囲が広くなったようで、
ワクワクしてきました。
有り難う御座いました!(^^)
追伸:金峰山のリベンジもしたいなぁと。今度は瑞牆山荘方面に行きたいと思います。
Takeshi1108さま
たびたびのコメントご返信ありがとうございました!
お恥ずかしいことに、さきほどの「日帰りで行く高い所」という私からのコメントの冒頭の部分が、正しくは”大変”と書くべきところ、”多雨編”ってなってました!お詫びして訂正させていただきます。
と、書きながらこんなこと書くのは大変失礼なのですが、今回のTakeshi1108さまの「熊倉山」のレコですが、冒頭の「利用交通機関」のところですが、なぜか’電車・飛行機!?”って書かれてました。あれれっ???(←決して、決して自分のチョンボを”帳消し”にしようというような魂胆ではありませんんので、それだけは是非ともご理解を…。きっと”高い所”のことをお考えになっていて、自然に”飛行機”とお書きになられたのでは…、と、…推測…)
aochanman777さんのコメントの冒頭部分は、
最初は分かりませんでしたが、考えたら分かりました!
あはは、飛行機はないですね!(^^;;
スマホで入力していると、どうもミスタイプや
押し間違いが多くなってしまいます。
ご指摘有り難う御座いました!(^^)
Takeshi1108さん こんにちは〜
ビギだと相当気合を入れないと歩き始めることができないルートを
すんなりと行っちゃうんですネェ
いつものようにアルコールも絡めて
癸苅垢論里離咼の席です・・・って知らないよネ
(毎回レコの〆に撮っていた写真です 酒まで同じ
緑の武甲正宗 美味しいですねビギもお気に入りで何本も買って帰ってました
たしか今年のはじめまでは、武甲正宗(緑)と秩父錦(アルミ缶)ともに純米
が本醸造のその他の酒と同じ値段で売っていたんですよ
それも武甲正宗(緑)は秩父駅でしか手に入らなかったので貴重!?で。
前回、本醸造の武甲正宗と秩父錦の味の違いが良くわからないと言っていたので
そりゃ困ると コメントを書きはじまたのですがボツになりました
なにやら酒の話ばっかりでスミマセン
ビギさん!コメント大変有り難う御座います!
いやぁ、このルートは疲れました。
変化があって楽しいのですが、ルーファイが
難しく、難易度高い岩場かあり、
しかも距離が長いと来ていますから、
体力の消耗具合から申せば、過去の山行きの
5本の指に入る感じの疲労度合いでした。
でもその反面、達成感はありました!
あははは、ビギさんの指定席を勝手に座って
しまって失礼致しました。他にも席は空いて
いましたが、居心地良さそうだったので!
はい、今回は味わって飲んでみました。
緑の武甲正宗の純米は最高でした!
今度は予約して酒蔵を訪問したくなりました。
秩父の魅力は奥が深いですね。
これから10年掛けて魅力を探索したいです!
Takeshiさん こんばんは
熊倉山初めてだったのですね?
・・・で、このルートですか
普通は小幡尾根〜日野コースですよね。
三峰口7:05とは?
Takeshiさん、西武線沿いにお住まい?
この時間はうらやましいなあ〜
熊倉〜酉谷コースはルートさえ外れなければ問題ありません。
今回、歩かれたコースの方が難易度高いです。
あと、「私有地」ここに踏み込んではいけません
聖尾根は色々な場所から取付けます。
今度は国道から始まる尾根末端からトライしてみては?
さらに厳しく向かい入れてくれますよ
ワルさん、こんばんは!
コメント頂戴致しまして、大変有り難う御座います!
はい、熊倉山は初めてでしたが、ワルさん始め
皆さんのレコを読んでいたら、何だか聖尾根と
宗屋敷尾根をどうしても歩きたくなりました。
あと、シラカケ岩も!(^^)
正直に申せば、蜘蛛が苦手でして、なるべくなら
藪漕ぎを避けたいと思い、『末端からの聖尾根』
を避けるべく、『私有地』からのアプローチと
なりました。次回は末端から攻めたいと思います 。
今回痛切に感じたのは、ロープワークの装備と
知識でした。
普段、早々使うことは殆どないのでしょうが、
進退窮まる場面を想定し、確りと準備したいと
考えています。
西武池袋線のひばりが丘が最寄り駅なんです。
秩父方面、奥多摩方面、大月方面も、アクセスは
最高なんですよ!有難いです!(^^)
Takeshi1108さん、初めまして、でしょうか?
聖尾根も宗屋敷尾根も、Vルート好きとしては歩いてみたくなるのはよくわかりますが、いきなりまとめてこのルートとは・・・
かく言う私も2回目でしたが、今思えば無茶したなぁと思います。
私は逆ルートでしたが、12時間も掛かりました。
ロープが新しくなっていたんですね。
私が聖尾根を下った時に登っていた方がいてびっくりしましたが、意外とマニアがいるのかもしれませんね。なかなか飽きさせない尾根なんでしょう。
低山ながら奥深さを感じる場所もある奥武蔵をこれからも楽しんでください。次回のレコも楽しみにしています。
お疲れ様でした。
kinoeさん、コメント大変有り難う御座います!
本年5月に、焼山近くから牛喰沢左岸尾根を下った際に、
コメントを頂戴したことがありました!
その尾根は、kinoeさんのレコを参考にさせて頂いて
下ったものです!(^^)
はい、今回は先ずは聖尾根をどうしても登ってみたくて、
時間、体力、気力が無くなれば山頂から日野ルートを
考えていましたが、日が長いこの時期ですから
何とかなりそうでしたので、宗屋敷尾根も
チャレンジしてしまった次第です。
結果として何とかなりましたが、かなり体力、精神力を
消耗しました…。
まだまだ歩いてみたいルートが沢山有りますので、
奥武蔵を末長く楽しもうと思います!
特に、矢岳、熊倉山、酉谷山の荒川三山のエリアが
何だか楽しくてたまりません!
また、色々と教えて下さい!(^^)
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