記録ID: 6758816
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
大峯奥駈道(弥山~前鬼)
2024年05月03日(金) ~
2024年05月05日(日)
奈良県
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 18:35
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 2,316m
- 下り
- 2,575m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 7:39
距離 13.9km
登り 1,592m
下り 516m
16:57
2日目
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:02
距離 10.7km
登り 564m
下り 1,439m
天候 | 一日目 晴れ時々曇り 二日目 晴れ時々曇り 三日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
近鉄吉野線下市口駅下車 奈良交通洞川温泉行き急行バス 下市口駅乗車天川川合下車 復路 奈良交通(R169ゆうゆうバス) 前鬼口乗車大和上市駅下車 近鉄吉野線大和上市駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースは、天川川合登山口から弥山小屋を目指し大峯奥駈道に入り熊野方面へ下り、楊子ヶ宿で一泊、楊子ヶ森から釈迦ヶ岳、深仙ノ宿を経て、太古ノ辻から前鬼に下り、宿坊の小仲坊でもう一泊し、前鬼口までの二泊三日の行程だ。 一日目 天川川合の登山口から弥山・八経ヶ岳までは登山者も多く、よく整備されて道標やマーキングもあり、危険箇所や迷いやすい箇所はない。 八経ヶ岳から南に下り明星ヶ岳を過ぎると、高度感のある細い道や急下降の梯子など、徐々に登山道は険しさを増していく。 二日目 楊子ヶ森から先、釈迦ヶ岳へは険しい岩場や高度感のある断崖絶壁、鎖場の急下降などが連続し大峯奥駈道のいわば核心部といえる。釈迦ヶ岳へは一旦下り、急な登り返しをひたすら登る。 釈迦ヶ岳から深仙ノ宿へは笹の生い茂る滑りやすい下りが続く。深仙ノ宿まで下るとまた登り返し大日岳を巻くように進めば、太古ノ辻にたどり着く。ここから先は大峯南奥駈道といわれ、アップダウンを繰り返し熊野まで下って行くが、今回は東側に下り前鬼を目指す。ここからは木の階段が多く歩きやすくなるが、沢と交差する箇所など迷いやすいところもあるので、マーキングを見落とさないよう注意したい。 三日目 前鬼の小仲坊からは舗装された林道歩きとなり、危険箇所や迷いやすいところはない。 |
その他周辺情報 | 前鬼の宿坊「小仲坊」 https://kinarito.net/visit/282/ |
写真
感想
今回の山行は大峯奥駈道だ。一昨年のゴールデンウィークに吉野から弥山まで歩いて、去年、弥山から熊野まで行こうと計画していたが、国道168号線が土砂崩れで通行止めとなり、帰りのバスが不通となったため、台高山脈縦走に変更したので、満を持しての挑戦となった。コースタイムの8割で行けば三泊四日で行ける計算だったが、四日分の食糧と非常食で荷物は20キロを超え、ペースが上がらず、予定どおりの山行は困難と判断して、6日以降天気が崩れる予報であることもあり、太古ノ辻から前鬼にエスケープした。
実は、太古ノ辻から先の大峯南奥駈道へは16年前に三泊四日で前鬼から熊野まで歩いているが、今回は同じ日程で天川川合からを予定していて、計画そのものに無理があったことに加えて、二月に「魔女の一撃」に遭い以後トレーニングを控え、サボリ癖がついてほとんど走り込めていなかったのが、今回の失敗の大きな原因だと反省している。
しかし、なまった体に鞭を打ちながらも、大峯奥駈道の核心部を歩き通せたこと、日々のトレーニングの必要性を再認識させてくれたこと、そして何より無事下山できたことが今回の山行の収穫だ。その意味では悟りを開かせてくれた、まさに修行の道だった。
また仕切り直して、今度は前鬼から熊野まで南奥駈道を歩き切りたいと思っている。
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