ワタスゲ咲く快晴の燧ヶ岳を御池からピストン
- GPS
- 06:51
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 6:51
8:22広沢田代-8:55(5合目)-9:13熊沢田代-9:26(6合目)-
9:36水場-9:41(7合目)-10:06(8合目)-10:16(9合目)-
10:32燧ヶ岳/俎10:40-10:48コル-11:08燧ヶ岳/柴安11:42-12:08俎-
13:06熊沢田代-13:47広沢田代-14:26登山口-14:29駐車場
総山行時間:6時間52分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
群馬から高速を使い、下道もがんがん走って3時間で御池に到着。帰りは佐野藤岡・館林で事故渋滞があったので佐野ICで下りて50号を使って約4時間で帰宅。 朝7時30分御池駐車場に到着すると入口表示は「混」で約8割埋まってました。ほとんどの人がバスで沼山峠に向かわれるのか、奥の登山口側はかなりすいてました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から広沢田代まで岩の急坂が続きます。泥で茶色い岩はすべるし段差が大きいので、特に下りでは要注意です。たった30分ですが靴や手が汚れるし気が抜けない時間帯でした。かなりゆっくり下りましたが膝へのダメージが残ってしまいました。 途中の湿原は天国のようでした。休憩所が狭いですが歩くだけで十分楽しめます。熊沢田代の上のほうの木の階段が崩れて大きく傾いています。晴れていても滑りますので雨の日は厳重注意です。 雪渓はステップがあるのでゆっくり歩けば問題ありませんが、下りではかかとを打ち込んで歩くことが多かったです。軽アイゼンを持っていれば雪渓のど真ん中を気持ちよく歩くことができるでしょう。ステッキやストックも効果的です。 燧ヶ岳は双耳峰で、北のピークの俎ぐらは平坦なところがほとんどなく休憩には適しません。柴安ぐらに日本百名山標識があって平坦なところが多いのですが、大きく下って登り返すのが嫌われるのか人が少なかったです。土の平坦な場所なのでコンロが使いやすく、尾瀬ヶ原を見下ろしてゆっくり食事ができるので休憩には絶対お勧めです。 |
写真
感想
12日の日曜日は関東全域で晴天が約束されたようなもので、土曜日も晴れていたので梅雨のぬかるみはかなり解消されているはずです。行先は前日まで苗場山か平ヶ岳を考えていましたが、朝起きて燧ヶ岳に気が変わり車を発車する時点で行先を御池駐車場にセットしました。もちろん、DropBoxに燧ヶ岳.KMZが入れてあるのは確認済みで、車を走らせながらiPhoneのGPSに読み込ませました。
御池駐車場に到着すると車がぎっしり。でも西の登山口を利用する人は少ないのか駐車場西側が空いてます。登山道は前後に人がいない時間が多く、のんびり花撮影と景色を楽しむことができました。俎ぐらの狭い頂上に20人以上が集まっていて、登り返した柴安ぐらは平坦なところが多いのに人の少ないのが不思議でした。
花はニッコウキスゲこそ見ませんでしたが、姿の変わる前後のチングルマと咲き始めのコバイケイソウ、無数に咲いているイワカガミとタテヤマリンドウと、十二分に花を堪能することができました。
7月の割に晴天でも遠くまで見通すことができ、頂上のパノラマ画像に山座同定するのが楽しみです。パノラマ画像のあちこちで分断ができているようなので、山座同定で最近使いだした「山座エクセル最優先、写真は分断・傾斜・縦横縮尺変更でつぎはぎ」とする予定です。
本日は、水は2L(ペットボトル4本)を持参し、登りに500cc下りは1L を獲得しました。下山したら500cc残っただけでしたので、トータル3L消費しました。湿原は太陽を遮るものがなく風が吹かないとほんとに暑かったので、途中の水場便りで空の容器を多く持って登られるとよいかと思います。水場は雪渓が溶けた水なので冷たくてめちゃくちゃおいしかったです。
また、防虫のためネットハットを持っていきましたが、いつものキャップしか使いませんでした。コルは確かにハエが多くて困りますが、どちらのピークも虫はおらず平和な食事がとれました。腕に塗ったUVクリームの涼感成分が効いたのか虫刺されもありませんでした。実際、防虫ネットをかぶる女性は見かけませんでした。
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