中房温泉〜燕〜大天井〜常念〜蝶〜三股
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- GPS
- 40:03
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 3,064m
- 下り
- 3,169m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 4:10
- 合計
- 8:39
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 10:02
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 3:38
- 合計
- 13:10
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 湯多里山の神 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
――――――――――『一日目』――――――――――
7月11日(土)
燕岳
日本二百名山()
新日本百名山()
2度目の合戦尾根は急登ではあるが、ベンチの配置が良いのか登りやすかった。人の多さは、さすが北アで、燕山荘テン場は、12時でも空きは少なかったです。
天気にも恵まれ、見えている山を確認するだけでも、大変な嬉しい悲鳴でした。
テントをエアライズから、ニーモに買い替え、今回デビューとなりました。
横開きのテントを初めて所有しましたが、展望が良いところはテント内で寝そべってうっとりできる感覚だけでも、このテントを購入した価値があると感じました。
――――――――――『二日目』――――――――――
7月12日(日)
『大天井岳』
日本二百名山()
常念山脈の最高峰
『東大天井岳』
本日も天候に恵まれ、表銀座はこの上ない展望でした。今回は常念山脈へルートをとり、大天井岳のピークでは百名山だけでも30は確認できるほどよく見えていて、今回の縦走を振り返っても忘れらない山になりました。大天荘では、食料は持参していましたが、冷やし中華を一つ外のベンチで注文しました。
スタッフの方が『すみません、風で海苔が飛んでしまいました』と申し訳なさそうに持ってきてくれて、スタッフの方のやさしさと可笑しさが良い思い出になりました。
テン場には、お花も咲いていて、目の前に穂高の山々が見えるので、いつかここにも張りたいと思いました。トイレも非常に綺麗で、100円チップでは申し訳ないぐらいでした。後ろ髪を引かれる想いで、常念小屋へ向かいました。ルートは高低差も少なく歩きやすいためか、天候が良いとなかなか先に進みませんでした。
――――――――――『三日目』――――――――――
7月13日(月)
『常念岳』
日本百名山(40座目)
『蝶ヶ岳』
出発する頃から風が非常に強く、常念岳への登りで飛ばされないように必死でした。
穂高・槍方面が、今回縦走で一番近くに見えた位置で、朝一は上部に雲がかかっていましたが、常念山頂ではその姿を見ることができ、あらためてこの山の展望と大きさを感じ、小一時間も油を売ってしまい、贅沢な時間を過ごしました。
ガレ場に注意しながら下り始め、まずは2512ピーク、2592ピーク付近(手前)は一度樹林帯に入るので、変化があり楽しかったですが、お花も結構咲いていて、なかでもニッコウキスゲを見るのは尾瀬以来でした。
最低鞍部から見上げる蝶槍は首が痛くなるほど高く見え、登りつめると遠くから見えていた蝶ヶ岳へ続く廊下のようなルートが間近にみえました。
稜線にでたので、今朝からお付き合いしている強風をさらに身近に感じます。
この頃には、乗鞍、焼岳、明神が、新たな展望メンバーとして仲間入りして、振り返ると立山・劔、鹿島槍・白馬が姿を残してくれていていました。
蝶ヶ岳ヒュッテで、タクシーの予約を18:00にして、14時過ぎに下山開始です。
ときおり姿を見せる、蝶、常念、三股下山道では前常念の存在感に目をやりながら、まめうち平までは全体的になだらかなルートを歩きます。
高度計をみると、中々標高を落とさないので、時間通りに到着するのか気になりますが、まめうち平を過ぎると地図のとおり高低差も大きくなり、順調に高度を下げていきます。その際にいくつもの整備された階段が本当に歩きやすく親切でした。
階段がなければ、もう少し足をつかわされたと思います、おかげでぎりぎり18時前に到着し、感じの良いタクシーの運転手さんが見えました。
穂高駐車場まで約30ほどのでしたが、道中運転手さんのお話が本当に面白く、勉強になりました。
なかでも、走っている林道で、最近も熊が出没するという話を聞いていた直後に、カーブを曲がると本当の熊が道にいた時は、本当に驚きました!!
こんなことが現実にあるんだなと、信じられないでいると
『最後の最後にいい思い出ができましたね、まだ2歳ぐらいの小熊ですよ』と
運転手さんの言葉が印象的でした。
最後に、運転手のT沢さん、本当に色々教えてくださってありがとうございました。
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