空木岳と木曽駒ヶ岳


- GPS
- 31:00
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 3,366m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:10
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:49
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
素晴らしい岩の縦走路、いまだに余韻に浸っております。
空木岳と木曽駒ヶ岳の、ピークを踏んだ事がオマケの様な気がする、なんていうと怒られそうだ。
一日目
まずはスキー場そばの遊歩道へ、なかなかの傾斜で汗がとまらない。 林道終点までコースタイム2:30となっていたが、ゆっくり歩いて一時間ちょいだった。
池山への分岐で悩むが、せっかくなので池山経由で、晴れていれば良い展望台でしょうが、今回は何も見えなかった。
池山分岐で水を補給する、この分岐では登山道経由で進む、大地獄、小地獄周辺はかなり険しい地形だがよく整備されている。
空木平避難小屋分岐で、ザックを下ろして休憩する、なんだかペースが上がらず、呼吸が浅く体が重い、休憩しても歩みはノロノロだ。
分岐からはハイマツと花崗岩の独特の景色、空木山頂は霧がかすめているが、山頂より下はばっちり晴れている、予報では晴れなんだけど。
空木の山頂から、木曽殿山荘まで一時間、少々険しい岩場の下り、気は抜けない。
ガスの切れ間から山荘が見えた時、ようやく一安心した。
この日は五人の宿泊者、みなさん千畳敷から昇って来られた様で、天気が悪く大変だったらしい、和やかな雰囲気で夕食まで楽しんだ。
二日目
目が覚めて窓の外をぼんやり眺めると、地平線が紅く染まっていた。
八ヶ岳から昇るご来光をみんなで見つめる、小屋の主人も久しぶりだと言って、写真を撮っていた。
のんびりと朝ごはんを二杯食べて、美味しいコーヒーを頂いてから出発した。
まずは東川岳へ、山荘からすぐに急登が始まった、ゆっくり登ってウォーミングアップ。頂からは、これから辿る縦走路と、昨日登った空木岳がドンと構えていた。
岩の縦走路はなかなか面白い、アップダウンがあるが予想よりはきつくない。
山荘から熊沢岳まではペンキマークがしてあったが、それ以降はマーキングはほとんど見なかった。鎖や標識もかなり少ない印象、なのでしっかりとルートを見て進む必要があり非常にいい緊張感がある。整備されすぎの登山道よりこれぐらいの方が、楽しい。
岩場が続くがとにかくそこらじゅう花だらけで歩いていて楽しい。
だんだんと宝剣岳の岩峰が近づいてくる、千畳敷カールのロープウェイ駅が見えた時、この縦走も終わりに近いと感じるが、この先は油断できない岩場だ。
沢山の鎖の掛かる岩場を慎重にクリアして宝剣岳へ到達した、狭い岩場の山頂だが、人の往来は賑やかだ。
宝剣を後にして木曽駒ヶ岳へ向かう、ロープウェイからの登山者に混じり木曽駒山頂を踏んだ、若干雲行きも怪しいので早々にロープウェイ駅へ下る。
カール内に降りると、観光客や団体さんも加わりまさに観光地といった趣だ。
ここでようやくベンチに腰かけて、山荘の弁当を美味しくいただいた。
しばらくのんびりした後、ロープウェイで楽々下界へ帰った。
一泊でこれだけ変化に富んだ縦走が出来るこのルート、今度は逆からも辿ってみたい。
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