美しすぎる・・・飯豊・北股岳(石転び沢〜梶川尾根)

2015年07月11日(土) ~ 2015年07月12日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 22.2km
• 登り: 2,373m
• 下り: 2,368m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 4:10
• 合計: 14:30

4:50 飯豊山荘上駐車場
8:10 8:20 石転びの出合
12:10 13:10 梅花皮小屋
13:10 14:10 梅花皮岳
15:00 15:10 烏帽子岳
15:40 15:40 梅花皮岳
16:00 16:00 梅花皮小屋
16:40 17:00 北股岳
17:20 18:00 梅花皮小屋
18:20 19:10 北股岳
19:20 梅花皮小屋

2日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:10

6:00 梅花皮小屋
6:30 6:40 北股岳
7:40 8:00 門内岳
8:30 8:30 扇ノ地神
9:20 9:20 梶川峰
11:40 11:40 湯沢峰
13:10 13:10 飯豊山荘上駐車場
13:10 ゴール地点

稜線はあまりにも綺麗で足止めを食ってますので時間は参考にしないで下さい＾＾

天候

2日とも快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯豊山荘の上部に止めました。
登山届用の小屋があります。

コース状況／危険箇所等

・飯豊山荘〜温身平：　ハイキングコースです。
・温身平〜石転び沢出合：　夏道を歩きましたが、細かいアップダウンが多く崩壊しかけの場所もありました。危ない場所にはロープがあります。
・石転び沢〜梅花皮山荘：アイゼン装着。登った日は、雪渓の状態は硬すぎず柔らかすぎずで登りやすかったです。草付きを縦断した後の名物の急斜面もそれほど恐怖を感じませんでした。落石は見られませんでした。
・梅花皮山荘の水場は、小屋からほぼ水平に30m歩いたところにあります。絶好のロケーションでした。
・梅花皮山荘を中心に烏帽子岳〜北股岳をから身で散策しましたが、まさに天国でした。
・北股岳〜門内岳は更に天国でした。
・梶川尾根は梶川峰までは素晴らしい眺望です。
・梶川峰から先は急降下。ザレた急坂など歩きにくい道が続きます。更に暑さでバテました。
・湯沢峰の登り返しは急峻です。湯沢峰から先も急な下り。木の根などが多く最後まで歩きにくい道でした。危険箇所には最低限のお助けロープがあります。
・一昨年、6月に登った際にはブヨの猛襲に参りましたが、今回は全く居ませんでした。

写真

7/11 5:10

温身平、ヤチダモの巨木です。

7/11 5:22

温身平からは飯豊の山並が見えます。

7/11 7:57

石転び沢までは、渓流沿いの夏道を歩きましたが、結構なアップダウンでした。雪渓が見えてホッとしました。

7/11 7:58

門内岳かな。良い天気。いい眺めです＾＾

7/11 8:04

石転び沢の出合い。なが〜〜い雪渓です。ふぅ。

7/11 8:04

右、門内沢。左、石転び沢。

7/11 8:14

オオサクラソウ

7/11 8:15

シロバナのシラネアオイです。初めて見ました。

7/11 8:15

サンカヨウがまだ咲いてるんですね。

7/11 8:16

あれ、キクザキイチゲまで。オオバキスミレとのコラボです。

7/11 8:20

一服入れて、アイゼンはいたら出発です。

7/11 8:21

きつそうです。

7/11 9:53

お二方に、あっという間に抜かれました(^^ゞ

7/11 10:11

雪渓に落ちている岩を見ると、なかなか休む気にもなれません。北股沢。

7/11 11:00

後ろを振り返ると大分登って来ました。なんか嬉しい＾＾

7/11 11:22

草付きで休憩。ミヤマキンポウゲが眩しい。

7/11 11:32

シラネアオイの群生です。

7/11 11:56

草付きの上部でピッケルを下ろしました。一番急峻なところは写真撮り忘れました。と言うか写真撮る余裕がありませんでした。梅花皮小屋まであと一息。

7/11 12:13

稜線に出ました。この景色！

7/11 13:16

お花一杯です。チシマギキョウ。

7/11 13:19

テントを張って、お散歩です。

7/11 13:22

北股岳とニッコウキスゲ

7/11 13:24

まずは梅花皮岳方面に向かいます。

7/11 13:31

憧れの花、イイデリンドウです。

7/11 13:34

上から。左右の花は花弁6枚です。

7/11 13:39

ヨツバシオガマ

7/11 13:45

ウスユキソウ

7/11 13:48

ヨツバシオガマ

7/11 13:53

北股岳

7/11 13:56

イイデリンドウ。先程のものとは随分形が違います。

7/11 14:00

大日岳

7/11 14:04

何でしょう？

7/11 14:08

真っ白な石楠花ですが、これもハクサンシャクナゲでしょうか。

7/11 14:09

北股岳

7/11 14:12

ほん石転び沢

7/11 14:17

ミヤマキンポウゲ

7/11 14:18

北股〜門内岳

7/11 14:22

アカモノ

7/11 14:24

コバイケイソウと烏帽子岳

7/11 14:28

コバイケイソウ

7/11 14:30

ミヤマキンポウゲとコバイケイソウのお花畑

7/11 14:32

烏帽子岳。奥には飯豊本山。

7/11 14:34

イワカガミ

7/11 14:36

アオノツガザクラ

7/11 14:38

イワイチョウ

7/11 14:45

北股岳

7/11 14:46

ナナカマド

7/11 14:48

ヨツバシオガマ

7/11 14:50

梅花皮岳と北股岳

7/11 14:52

御西小屋が見えます

7/11 14:53

ウスユキソウのお花畑

7/11 14:54

チシマギキョウと大日岳

7/11 15:01

ヨツバシオガマと大日岳

7/11 15:03

素敵な山肌です

7/11 15:04

イブキトラノオと大日岳

7/11 15:11

烏帽子岳を踏んで、引き返します。梅花皮岳方面。

7/11 15:20

チシマギキョウ

7/11 15:24

ニッコウキスゲ

7/11 15:34

コバイケイソウ

7/11 15:39

大分陰影が出てきました。

7/11 15:42

雪渓もいい感じです。

7/11 15:45

北股岳

7/11 15:49

ヨツバシオガマと北股岳

7/11 15:50

ニッコウキスゲ

7/11 15:55

シシウド

7/11 16:06

梅花皮小屋の前を通り過ぎ、今度は北股岳に登ります。
チシマギキョウ

7/11 16:16

シロバナのチシマギキョウが咲いてました。

7/11 16:29

梅花皮岳、烏帽子岳

7/11 16:36

北股岳山頂です。

7/11 16:37

門内岳方面です。なんて気持ちよさそうな尾根なんでしょう。

7/11 16:38

一ノ峰、二ツ峰

7/11 16:39

二王子岳

7/11 16:42

門内岳の上には素敵な空。

7/11 16:43

日本海が広がります。

7/11 16:46

二王子岳と日本海

7/11 16:48

門内小屋も見えます。奥には朳差岳と朳差小屋も。

7/11 16:50

梅花皮岳方面。左奥には飯豊本山も見えます。

7/11 16:50

大日岳

7/11 16:53

夏空です。

7/11 16:58

ガクウラジロヨウラク

7/11 17:00

コバイケイソウと門内岳

7/11 17:18

一旦下って夕ごはん。

7/11 18:19

夕日を見に北股岳に再度登ります＾＾

7/11 18:19

陰影が山肌を彫り込みます。

7/11 18:22

再び山頂です。日本海がくっきりしてきました。

7/11 18:28

幸せな景色です。

7/11 18:36

あぁ。

7/11 18:38

梅花皮岳に北股岳の影が落ちます。

7/11 18:42

重なる尾根が美しい

7/11 18:43

日本海に映る夕日です。

7/11 18:46

真っ赤にはなりませんでしたが、美しい・・。

7/11 18:48

朝日連峰でしょうか？

7/11 18:56

左奥には佐渡ヶ島も見えます。

7/11 18:59

素敵な景色・・

7/11 19:00

幸せな一日でした。

7/11 19:02

日が落ちます。

7/11 19:06

大日岳の山頂が染まっています。

7/11 19:07

こちらは梅花皮岳

7/11 19:21

テントに戻りました。

7/12 0:02

夜半、風の音に目を覚ますと、天の川が広がっていました。

7/12 3:14

再度寝て、3時に起きると星景写真には丁度おあつらえ向きの三日月がでていたのですが・・・ピント合わせに手間取っているうちにうっすら白んできてしまいました。

7/12 3:55

三日月と梅花皮小屋

7/12 4:09

どこでご来光を迎えるか悩みましたが、結局小屋の近くで待ちました。

7/12 4:26

素敵な雲の色

7/12 4:29

登ってきました。

7/12 4:33

北股岳、モルゲン。

7/12 4:35

素敵な色です。

7/12 4:40

北股岳に登ってしまうとこの景色は見られないです＾＾

7/12 4:42

雪渓も染まります。

7/12 4:54

大日岳

7/12 4:56

今日もいい天気です。

7/12 5:54

爽やかさ、この上ない。テントを畳んで出発です。

7/12 6:02

再びチシマギキョウのお花畑を通ります。

7/12 6:06

地球って美しい星ですねぇ。

7/12 6:26

再び北股岳山頂です。

7/12 6:31

奥に飯豊本山。今度はあそことここを繋ぎたい。

7/12 6:34

朝の門内岳も美しいです。

7/12 6:35

下界は霧ですね。

7/12 6:41

この素敵な尾根をこれから歩きます。

7/12 6:42

ランラン

7/12 6:52

北股岳を振り返ります。また違った印象です。

7/12 7:04

ニッコウキスゲのお花畑

7/12 7:08

ニッコウキスゲ、アップ。

7/12 7:18

マルバシモツケ

7/12 7:19

門内岳

7/12 7:45

北股岳。こちらから見ても素敵な稜線です。

7/12 8:10

ヒメサユリとニッコウキスゲ

7/12 8:11

なんてきれいなピンク色でしょう。

7/12 8:12

楽園です。

7/12 8:20

北股岳、飯豊本山。

7/12 8:35

扇ノ地紙。ここから梶川尾根に向かいます

7/12 8:39

チングルマ

7/12 8:41

地神山方面。梶川尾根は北股方面と地神山方面が代わりばんこに見える素敵な道です。

7/12 8:42

チングルマ。この蕊がぐんぐん伸びるんですね。

7/12 8:52

こちらから見ると雪渓の模様が素敵です。

7/12 8:59

この素敵な尾根

7/12 9:01

池塘もあります。

7/12 9:04

チングルマのお花畑

7/12 9:11

こうしてみると石転び沢の源頭部は急峻です。

7/12 9:11

快適な尾根はここまででした。後は急峻な坂道と暑さでバテバテに。

撮影機器：

PENTAX K-5 ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

usatako

・この山域は3回目になりますが、登るたびに好きになる山です。過去二回は川入からの飯豊本山でしたが、今回は憧れだった石転び沢から北股岳に登りました。

・直前まで避難小屋に泊まるつもりだったのですが、久しぶりの晴れの週末、さぞや混むことだろうと思い、テントをザックの中に放り込みましたが、梅花皮小屋は10人も居なかった様です。

・梶川尾根の下りは暑さもあってキツかった。。。梶川尾根でもこんなに大変ということは大ぐら尾根は・・・ぞっとします＾＾

・ちなみに石転び沢出合いの少し手前、渡渉の際に川に落ちました(^^ゞ
ひざ上ぐらいのところだったので、どうということもないのですが・・・・
その後、汗の混ざったビショビショの靴下の発する臭いに閉口しました・

・なが〜い雪渓、たおやかな峰々、百花繚乱の尾根、日本海に落ちる夕日、満天の星。なんだか久しぶりに胸がいっぱいになりました。飯豊連峰は本当に素敵な山です。今回も深く思い出に残る素敵な山行になりました。

コメント

LX

素晴らしい！
写真見てるだけで、お腹いっぱいです。
一生に一度でいいからこんな山行してみたいです。

usatako

Re: 素晴らしい！
todohLX さん
コメントありがとうございます。「一生に一度」ってちょっと大げさな 気はしますが
多分一生忘れられない山行の一つになるんじゃないかと思います

この山の持つ奥深さがなんだか心に沁みるんですよね。todohLX さんも機会があれば
ぜひ！

danyama

テンション上がりますね
いやぁ〜うらやましい！
飯豊はこの夏、タイミングが合えばぜひ再訪しようと思ってたのですが、
うまくハマりましたね！

でも現場で夢中でシャッターを押しまくってしまい、
帰ってからのチョイスがさぞタイヘンだったのではないでしょうか。

usatako

Re: テンション上がりますね
danyamaさん
コメントありがとうございます。あのdanyamaさんとkomemameさんの
ダイグラ〜丸森尾根のスッゴイ山行、良く覚えてますよ。あらためて、この山が
あこがれの山になったレコでした
今度は本山と北股の間をつないで見たいものです。大日岳も朳差岳も
行きたいなぁ。

天気にも恵まれて本当に最高の山行になりました。写真、確かに沢山撮り
すぎてチョイスに苦労しました