山上ケ岳〜大普賢岳ピストン
- GPS
- 08:38
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,007m
- 下り
- 2,005m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:37
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登り】 ■大橋茶屋〜林道終点を経てレンゲ坂谷を登ってレンゲ辻〜山上ケ岳 ・レンゲ坂谷は中盤は大きな岩がゴロゴロしている上を目印のビニールテープを辿っ進む感じになります。途中小滝の上に1ヶ所渡渉ポイントがあり渡渉後は基本的に谷の左の尾根側に沿って登って行きます。 ※先日、稲村ケ岳からの下りで利用した際に事前に母公堂のご主人に状況を伺ったところ、谷の右側の尾根へ誤って登っていかれる方がちょくちょくおられるとの事でした。 おそらく小滝の上の渡渉箇所を見落として尾根に上がって行ってしまうものと思われますので注意が必要です。 ・レンゲ辻から山上ケ岳へは鉄階段が数箇所あります 【縦走】 ■山上ケ岳〜大普賢岳 行き帰り共に比較的アップダウンの小さい稜線歩きになります。 小笹ノ宿のすぐ近くに水場があります(冷えていて美味しいです) 【下り】 ■大峯山寺〜下山道(鎖場を通らないルート)を経て洞辻茶屋〜五番関(女人結界) 前半は緩やかな道になっていますが中盤以降は長い鎖場や足場の狭いトラバースもあります。 ■五番関(女人結界)〜毛又林道〜大峯公園線を経て大橋茶屋 五番関の女人結界門脇から岩場の多い急下りとなりますが距離は短いので少しの辛抱で五番関トンネル脇の東屋に出ます そこから大橋茶屋までは舗装された林道歩きになります |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
笛
熊除けの鈴
筆記具
保険証
飲料
応急セット
iフォン
登山用GPS
カメラ
弁当
レインウエア
|
---|
感想
今年中には大峯奥駈道を吉野から釈迦ケ岳までの区間を繋げたいと思っていて、今日は山上ケ岳〜大普賢間と洞辻茶屋〜五番関間の奥駈道を埋めることをテーマに挑みました。
山上ケ岳へはレンゲ坂谷を登ることにしいい感じの谷筋に入ると沢の音が大きくて熊鈴の音がかき消されているんじゃないかと不安になり、急ぐつもりはないのですが早く沢音が小さくなる場所まで進みたい心境になり心持ち足が速く動いてしまいます。
ある程度沢音が小さくなり見通しも効く場所まで来ると気分も落ち着きましたが、警戒は怠らず周囲を見回しながらレンゲ辻へと向かいました。
レンゲ辻の女人結界門をくぐって稜線を歩くと快晴の空の下で素晴らしい景色が次々と目に飛び込んで来てついつい写真を撮るのに夢中になってしまいます。
今日は先が長いので程ほどにして山頂のお花畑まで来ましたが晴天にもかかわらず誰一人お見かけせず山頂を独り占めです。
大峯山寺本堂脇から大普賢岳へ向かいましたが小笹宿を過ぎた辺りで行者の方お一人とすれ違った以外は誰とも会わず大普賢岳山頂も自分と大発生したトンボしかいませんでした。
今日は天気に恵まれて素晴らしい眺望を見ることができて幸運でした。
食事休憩を終えて山上ケ岳へピストンし大峯山寺をお参りするまでもこれまた誰とも会わず、西の覗岩を降りた所で4名のご年配の登拝者の方々とお会いして休憩がてらに少しお喋りしました。
洞辻茶屋まで来て名物の串こんにゃくを頂きつつ少し長めに休憩をとった後で五番関へ向けて更に大峯奥駈道を進みました。
五番関の女人結界門をくぐってすぐさま林道へ向けて下り五番関トンネルから続く林道を辿って大橋茶屋に戻りました。
茶屋の自販機で炭酸飲料を飲みながら休憩していると向かいにササユリが一厘だけ咲いていたのでカメラに収めてから帰路へとつきました。
コメント
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日帰りで? さすが健脚のyamaotocoさん。
台風前の澄み切った景色は最高、それに大峰縦走は涼しそうで良い日を選ばれて羨ましく拝見しました。大峰は風格があっていい山ですねぇ。
小笹の宿は水場もあり一度泊まったことありますが早朝から行者さん団体ツアーの法螺貝の音で起こされたことあります。
釈迦ヶ岳まであともう少しですね。
cics_1954さん、いつもありがとうございます<(_ _)>
洞川温泉郷からして関西の軽井沢と呼ばれるだけあって朝早くに大橋茶屋駐車場に降り立つと少し肌寒いくらいでした。
レンゲ辻からの稜線を歩くと爽やかな風が心地よく、そこから先も暑さは全くと言っていい程感じませんでした。
小笹の宿の水場は結構冷えていて美味しくこの辺りは湿地帯もあったりで癒しの空間でした。宿に泊まってゆっくりするのもいいでしょうね。
私は法螺貝の音程度では起きないかも知れませんが(笑)
(私を起こそうと思えばバグパイプ位の音量が必要かも?)
釈迦ヶ岳まではまだ遠いですが少しは近づいて来た感じがしてます
山を独り占め、いいですねー!
クマさんにも会わず静かな山行ができてよかったです(^O^)
山上ヶ岳は女人禁制なので行きたくても行けません!
矛盾を感じますがこれも仕方ないんでしょうね(ーー゛)
釈迦ヶ岳まで繋いでくださいね\(^o^)/
台風行ったら晴天の日々がやってきそうです!(^^)!
chasseさんの奥様、おはようございます
自分自身が本当の意味で女性の身になって考えることはできないと思いますが、
女人禁制の山岳霊場も失ってしまったら取り返しのつかない地球文明の貴重な文化喪失になってしまうと男の身勝手ながら思っています。
この日本という国自体が地球上に唯一奇跡的に残っている現役の古代国家であり、
西暦2000年代の現在の世界観の中で生きている自分達の判断だけで、
遠い昔から脈々と続いている伝統を消し去ってしまうことがあってはならないと思っています。
かつては存在した尼さんの修業の場であった男子禁制の山が現在は存在しなくなっているのは文化喪失以外の何物でもないと残念に思っています。
世界遺産は人類の歩みを残すことに意義があると思います。
今も歩んでいるものを止めてしまってはいけないと思います。
個人的には女人禁制の山岳霊場が過去の遺跡になってしまわないで欲しいです。
本当に身勝手で申し訳ありません<(_ _)>
それはさて置き、台風が過ぎ去ったらいよいよ夏本番ですね
ヤマオトコさん、こんばんは〜!
ヤマオトコさん、大峰はいつもついてますね!!
今回もお天気で素晴らしいレコですね〜!
山上ヶ岳は、登れないのでレコで楽しませて頂きます(*´▽`*)
yasuさん、このコースはとてもイイと絶賛しておりました!
歩きたいと思っていたコースらしいですよ〜
動画:面白いほどトンボ飛んでますね
三角点にそっと置いた手、ヤマオトコさんらしいですね
もしかしてトンボ捕まえようとしてた ??
フルフルさん、ありがとうございます〜!
女性の皆様には申し訳ありませんが山上ケ岳を満喫させて頂きました <(_ _)>
大峯までは自宅から遠いので遠路遥々やってきて視界ゼロだとショックが大きい為快晴の日を狙って行くようにしてます。
今のところ狙い通りになっていますが、その内ズッコケると思います
yasuさんも絶賛のコースでしたか!! どうりでホントに素晴らしいところでした
大普賢岳山頂に着いた時にはトンボが何十匹もまとまって飛んでるのを見てびっくりしました
三角点タッチはトンボの邪魔にならないように隅っこにタッチするつもりが、
やっぱり驚かせてしまったみたいで飛んで行ったので中央にタッチし直しました。
トンボ...もの凄いスピードで飛び回ってるでしょ
きっと風に乗ってエアーサーフィンを楽しんでるんだと思います
#46、何かやつれて見えるぅ〜
距離25.75km、累積標高+1668m - 1654m の日帰りはめっさハードやしその上、三脚とビデオとか重荷背負って大変やったと思うわ
大峰のこんにゃくは確かに美味しいねんけど、いつもの御馳走山飯ないし・・
お疲れさまでした
dejavuさん、こんにちは〜
ミニ三脚を使った自撮りはちゃんと撮れてるか半信半疑なので
いつもあんな顔になります(笑)
それと、撮り直しで疲れたかも
多分、累積標高は1000mもないと思うんですけど...
下り分の標高差も計算に入ってるんじゃないでしょうか?
山上ケ岳〜大普賢岳間はアップダウンの小さい稜線歩きで
爽やかな風のおかげもあってそれほどきつくはありませんでした。
ただ、距離が長いのでガスコンロや食材を詰め込むとリュックが重たくなってしんどいなぁと思ってズボラしました
あっ、動画はiフォンでの撮影なので重たいビデオではないですよ
(ミニ三脚も20cm位のアルミ製の軽いものです)
でも、お気遣いありがとうございました
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