巨大お地蔵さまへの御礼参りのつもりが… 蔵王 熊野岳 山形蔵王散策

2015年07月17日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.0km
• 登り: 578m
• 下り: 1,059m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:14

13:24 ロープウェイ 樹氷高原駅
14:40 蔵王地蔵尊
14:58 ワサ小屋跡分岐
15:20 15:25 熊野岳
15:25 蔵王山
15:33 15:37 馬の背分岐
15:44 熊野岳避難小屋
16:01 ワサ小屋跡分岐
17:35 温泉駅
17:38 蔵王山麓駅

天候

晴れ、霧雨、曇りなど

アクセス

利用交通機関：

自家用車

熊野岳へは山形蔵王からしか登頂困難。ロープウェイの終点 お地蔵さまからが一般的ではあるが、台風の煽りで山頂線が止まり、中間駅で下ろされました。
強風時はお気をつけを

コース状況／危険箇所等

途中で降ろされる場合、温泉街から中央ロープウェイ経由の方がいいかもしれません。
スキー場のゲレンデ道はどこ歩いていいのかわかりずらいです。
下山ロープウェイに間に合いそうになくて祓川ルートを下山するものの、かなり人の手が入っておらず藪もきつめでなかなかに大変です。
砂防ダムの堰堤に乗って横断は驚き。砂防ダムや沢、温泉の源泉の存在ゆえに、温泉ゲレンデと横倉以西ゲレンデとで分割されたレイアウトになっていることを実感しました。

その他周辺情報

蔵王温泉大露天風呂 スキーシーズンでは空いてないので念願だったりします。いい湯だと思います。

写真

7/17 13:12

ロープウェイ、昔来たときより綺麗になった気がする。

7/17 13:17

蔵王スキー場名物 横倉の壁 三十数度

7/17 13:22

ロープウェイ中間駅より遠く奥には朝日連峰とのこと。一週ぶりに帰ってきたことになります。

7/17 14:13

ロープウェイになぞる樹氷原コースを辿ってお地蔵さまを目指す中、横にリフトが。ここパラダイスゲレンデという名前とは裏腹に長いコブコブ中斜面を延々下るヘビーなコースで4月くらいまで行けます。

7/17 14:40

お地蔵さまへの御礼参り。下にお賽銭入れなんてあったんですね。冬は肩が出てれば御の字。

7/17 14:58

地蔵岳を巻いてコル なんとか跡

7/17 15:20

熊野岳山頂の熊野神社

7/17 15:22

山頂の証

7/17 15:22

三角点は二等

7/17 15:35

三叉路までいくもお釜はガスの中。縁にはきたのでよしとする

7/17 15:44

避難小屋から山頂を見るとこんな門が

7/17 15:58

避難小屋からの降り道はバリバリ整備してあります。奥は地蔵岳、その裏は山形蔵王スキー場エリアになります。

7/17 16:24

祓川ルート これをどう行くの？というのが約3割。
藪こぎレベルでないのが救い。

7/17 16:53

祓川ルート 堰堤を渡る。
ロープがないとこれを行こうとは思わない。

7/17 17:28

源泉の一つに到着。ここで温泉前のゲレンデにでます。建物の反対に祓川登山道とたっていますので、登りに使う場合の目印にしてください。

7/17 17:31

ついにゲレンデベース
温泉街到着

7/17 20:29

東北の思い出に、米沢牛でしめ。

撮影機器：

SO-02E Sony

感想

HHH

岩手山に10時に下山し、東北の百名山はここを残すのみとなりました。檜枝岐辺りは関東、新潟県との境界地帯なので、一応東北ではあるが、一般的に東北と聞いてイメージするエリアは蔵王が最後。
蔵王は一時期は入山規制があり、現在もお釜に関してはエメラルドグリーンを感じるほど近づくのは困難のよう。
山形蔵王のゲレンデピークまで運んでくれるロープウェイでしか蔵王最高峰の熊野岳へは挑めないということからそちらを狙ったものの、台風の余波で山頂まではいってくれないというので困りました。ロープウェイ往復を見込んでいたし、途中の樹氷高原駅までの往復では最終の4:45 つまり往復三時間半は苦しいのです。一方、山形蔵王にはスキー場にスキーヤーとして何度か通っており、シンボルの巨大お地蔵さまへの御礼参りをしたいというのもありました。これが、ロープウェイ終点ではなく、ゲレンデ歩きで行くしかなくなったのは誤算でした。しかし、総じて見れば登山をできて良かったともいえます。
ゲレンデ歩きは滑るコースを反芻できましたし、冬は頭しかでないお地蔵さまの胴体まで見ましたし、熊野岳へもちゃんと行け、お釜はなんとなくわかり、地蔵岳の裏側の姿、温泉街側と横倉側とでゲレンデが概ね間を分かつようにできている理由も。
締めに冬には入れない大露天風呂にもついにこれてこれも嬉しかったです。
ただ、さすがに岩手山とのダブル、プラス300kmの長距離移動は応えました。
明日は会津駒オンリーでまったりします

コメント

h-watanabe

10番目の画像のコメントについて
「噴気音はきいたのでよしとする」とありますが、本当に噴気音ですか？
通常であれば噴火や噴気は写真の付近で発生していません。何かま間違いではないですか？

HHH

Re: 10番目の画像のコメントについて
ゴーっという音が聞こえたのは事実であり、少したつと収まりました。
地形的に風が集まると思いますので、それとの勘違いかもしれません。視認したわけではありませんので確かなことは言えませんので。火山に関するコメントは差し控えます。
全国にある地獄谷と言われるところは大概こういうところありますので、お釜もそんなものかという程度の理解でした。