太平山（旭又コース奥岳）

2015年07月18日(土) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 9.4km
• 登り: 957m
• 下り: 957m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:47

8:00 旭又登山口
8:23 8:23 御滝神社
9:10 9:16 御手洗
10:08 10:16 太平山
10:47 10:49 御手洗
11:22 11:22 御滝神社
11:47 旭又登山口

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/18 7:59

旭又コース登山口

7/18 7:59

エゾアジサイ（蝦夷紫陽花， アジサイ科アジサイ属）

7/18 8:02

登山口からほどなく，仁別森林鉄道の軌道跡に出る。現在はその一部が登山道として利用されている。

7/18 8:02

ドクダミ（蕺草，ドクダミ科ドクダミ属）

7/18 8:02

オオカメノキの実

7/18 8:04

ヒメアオキ（姫青木，ガリア科アオキ属）の実

7/18 8:08

キツネノボタン（狐の牡丹，キンポウゲ科キンポウゲ属）

7/18 8:09

ヒメジョオン（姫女菀，キク科ムカシヨモギ属）

7/18 8:09

旭又沢の橋を渡る。仁別森林鉄道の旭又沢支線は1965年に廃止されたが，当時ここにも鉄道が通れる橋があったはず。

7/18 8:09

橋から見た旭又沢

7/18 8:10

ミヤマシシウド（深山猪独活，セリ科シシウド族）？

7/18 8:10

ミヤマシシウド？

7/18 8:10

ミヤマシシウド？の葉

7/18 8:10

トリアシショウマ（鳥足升麻，ユキノシタ科　チダケサシ属）

7/18 8:11

ノリウツギ（糊空木，アジサイ科アジサイ属）

7/18 8:12

宝蔵岳コース分岐

7/18 8:12

仁別森林鉄道旭又沢支線のインクライン跡

7/18 8:14

ウワバミソウ（蟒蛇草，イラクサ科ウワバミソウ属）

7/18 8:14

ウワバミソウ。山菜「みず」として茎や実食べるのが人気。

7/18 8:17

ツルアジサイ（蔓紫陽花，アジサイ科アジサイ属）

7/18 8:18

ヒメヘビイチゴ（姫蛇苺，バラ科　キジムシロ属）

7/18 8:19

旭又沢の支流弟子還沢にかかる橋

7/18 8:20

弟子還沢を渡る橋

7/18 8:20

橋から見た弟子還沢

7/18 8:21

ニワトコの実

7/18 8:21

トリアシショウマ

7/18 8:22

御滝神社の登山道標識

7/18 8:22

御滝神社鳥居

7/18 8:23

御滝神社

7/18 8:24

御滝神社の向こうから本格的な登りが始まる。

7/18 8:27

あやめ坂。6月はじめにはヒメシャガ（アヤメ科）が多く咲くところ。

7/18 8:28

イワウチワの実

7/18 8:35

標高540m付近。あやめ坂を登りきる。よく見れば柱の跡が2本ある。もしかしたらここに小さな鳥居があったのかもしれない。

7/18 8:37

木の根を足掛かりに急登を登ってゆく。

7/18 8:38

ウゴツクバネウツギの花の後

7/18 8:39

キバナアキギリ（黄花秋桐，シソ科アキギリ属）。学名はSalvia nipponica（サルビア・ニッポニカ）。

7/18 8:42

標高600m付近。

7/18 8:42

標高600m付近。四角い穴の空いた石がある。

7/18 8:45

標高625m付近。ところどころ登山道に平らな部分もある。

7/18 8:45

ハナニガナ（花苦菜［花黄瓜菜］，キク科ニガナ属）

7/18 8:46

ノリウツギ

7/18 8:59

ツルアリドオシ（蔓蟻通し，アカネ科ツルアリドオシ属）の花。

7/18 9:00

ツルアリドオシの実。

7/18 9:09

御手洗（みたらし）

7/18 9:09

御手洗

7/18 9:10

御手洗神社

7/18 9:10

御手洗の池

7/18 9:11

御手洗の新しい方のベンチ。秋田大学職員山の会創立50周年記念平成23年（2011年）10月の銘。

7/18 9:11

御手洗の古い方のベンチ。40周年記念秋田大学職員山の会の銘。

7/18 9:15

カラマツソウ（落葉松草［唐松草］，キンポウゲ科カラマツソウ属）

7/18 9:19

カラマツソウ

7/18 9:21

ヒロハハリブキ（広葉針蕗，ウコギ科ハリブキ属の実）

7/18 9:22

ヒロハハリブキの実

7/18 9:29

イワオトギリ（岩弟切，オトギリソウ科オトギリソウ属）？

7/18 9:37

アカショウマ（赤升麻，ユキノシタ科チダケサシ属）

7/18 9:37

アカショウマ

7/18 9:41

マイヅルソウの実

7/18 9:41

エゾアジサイ

7/18 9:44

イワオトギリ？

7/18 9:45

ミヤマホツツジ（深山穂躑躅，ツツジ科ミヤマホツツジ属）

7/18 9:45

キレハハクサンボウフウ（切葉白山防風，セリ科カワラボウフウ属）？

7/18 9:46

キレハハクサンボウフウ？の葉

7/18 9:46

シロバナニガナ（シロバナ苦菜，キク科ニガナ属）

7/18 9:46

ハナニガナ（花苦菜［花黄瓜菜］，キク科ニガナ属）。ハナニガナはシロバナニガナの花が黄色のものとされる。

7/18 9:47

ヒロハシラネガンピ（広葉白根岩菲，ナデシコ科センノウ属）

7/18 9:47

ヒロハシラネガンピ。シラネガンピは別名センジュガンピ。

7/18 9:48

ヒロハシラネガンピ。太平山の代表的な植物として紹介されていることも。

7/18 9:48

七曲の標識。今年5月30日に来た時にはこの標識はなかった。

7/18 9:49

七曲のつづら折りの始まり。これがを登りきれば尾根に出る。

7/18 9:51

七曲の二

7/18 9:52

七曲の三

7/18 9:52

七曲の四

7/18 9:53

新芽だけ赤い木の葉

7/18 9:53

七曲の五

7/18 9:54

七曲の六

7/18 9:54

ハナニガナ

7/18 9:54

七曲の七

7/18 9:55

ツルリンドウ（蔓竜胆，リンドウ科ツルリンドウ属）

7/18 9:56

ノリウツギ

7/18 9:56

尾根に出るまでもう少し

7/18 9:56

尾根に出るまでもう少し

7/18 9:57

ミヤマホツツジ

7/18 9:58

イワオトギリ？

7/18 9:58

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草，キク科アキノキリンソウ属）。

7/18 9:58

萩形（はぎなり）コース分岐。尾根の上に出た。

7/18 9:58

尾根に出ると展望が開ける。

7/18 9:59

尾根に出ると展望が開ける。

7/18 9:59

尾根に出ると展望が開ける。

7/18 9:59

尾根すじの登山道

7/18 9:59

太平山奥岳頂上の神社が見えた。

7/18 9:59

オオバギボウシ（大葉擬宝珠，キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属）

7/18 9:59

クロマメノキ（黒豆の木，ツツジ科スノキ属）の実

7/18 10:00

アカモノの実

7/18 9:58

7/18 10:00

7/18 10:00

ミヤマアキノキリンソウ。別名コガネギク。

7/18 10:00

ミヤマアキノキリンソウ。

7/18 10:01

太平山奥岳

7/18 10:01

太平山連峰の旭岳

7/18 10:02

六根清浄の鳥居

7/18 10:02

シロバナニガナとハナニガナ

7/18 10:02

「あま池」の標識がある池のすぐ手前の池。「あま池」と同じくらいの大きさ。もしかすると二つの池を合わせて「あま池」？

7/18 10:02

あま池。今年の5月30日にはこの「あま池」の標識はなかった。

7/18 10:02

あま池

7/18 10:03

ゼンテイカ（禅庭花，ススキノキ科キスゲ亜科）。一般にニッコウキスゲの名で知られている。

7/18 10:03

奥岳山頂への最後の急登階段。5月30日に来たときはここで足が攣った。今日は大丈夫。

7/18 10:06

山頂から通ってきた尾根を振り返る。

7/18 10:07

山頂小屋に隣接するトイレ

7/18 10:08

奥岳山頂の社殿

7/18 10:08

ツリガネニンジン（釣鐘人参，キキョウ科ツリガネニンジン属）

7/18 10:08

奥岳山頂の社殿

7/18 10:08

キレハハクサンボウフウ？

7/18 10:08

コアニチドリ（小阿仁千鳥，ラン科ヒナラン属）。太平山頂上にて。

7/18 10:09

コアニチドリ。1902年（明治35年）に木下友三郎によって、上小阿仁村で最初に採集された。

7/18 10:09

交通安全祈願の小祠

7/18 10:09

奥岳山頂の社殿

7/18 10:09

キンミズヒキ（金水引，バラ科キンミズヒキ属）

7/18 10:10

太平山三吉神社奥宮の石柱と太平山頂上標高1170mの標識

7/18 10:10

写真の中心に弟子還岳。その向こうに宝蔵岳，剱岳，鶴ガ岳，中岳，前岳と太平山連峰の稜線が続く。

7/18 10:11

太平山奥岳頂上の方位盤

7/18 10:13

中央に筑紫森（太平山奥岳より）

7/18 10:13

左に筑紫森，右に岩谷山（太平山奥岳より）

7/18 10:20

あま池と六根清浄の鳥居

7/18 10:21

六根清浄の鳥居の根元

7/18 10:22

クルマユリ（車百合，ユリ科ユリ属）

7/18 10:23

オオバギボウシ

7/18 10:23

往路と同じ旭又コースを下りる。仁別下山口の標識のの道を下りてゆく。

7/18 10:24

仁別下山口と萩形下山口の分かれ。萩形コース下山口の標識と鐘。

7/18 10:51

御手洗から少し下ったあたりの登山道沿いのブナ林

7/18 11:01

オオカメノキの実

7/18 11:06

標高600m付近の穴あきの石のところまで降りてきた。

7/18 11:20

アズマヒキガエル。御滝神社から急登が始まるところにいた。来る時も同じところでもう少し小さいのがいたが，ここはヒキガエルの通り道？

7/18 11:23

御滝神社

7/18 11:31

坂の上から見た仁別森林鉄道旭又沢支線のインクライン跡。

7/18 11:37

旭又沢にかかる橋

7/18 11:43

赤倉岳登山道分岐

7/18 11:43

登山道脇のドクダミの群生

7/18 11:48

旭又登山口の赤倉沢（橋の上より）

7/18 11:48

旭又登山口の赤倉沢にかかる橋

7/18 11:48

旭又登山口駐車場

撮影機器：

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 タオル カメラ

感想

Ssakana

　台風11号が四国や関西で大雨をもたらしている中，秋田も午後から雨の予報となった。午前中に太平山奥岳を往復しようと朝起きて思い立ち，すぐに出発した。旭又登山口までくねくねした山道を運転していくが，近いようなイメージで意外と遠く，市内から40分以上はかかる。
　旭又キャンプ場の登山口に着くと，すでに10台以上の車が止まっていた。車を止めて身の周りの準備をしている間に2組のこれから登ろうとしている人たちが来た。
　奥岳頂上まで往復4時間弱であることを見込んで飲み水はペットボトル2本だけで十分と思ったが，一応カロリーメイト2箱とゼリー飲料2個をリュックに入れ，ほぼ空荷に近い状態で歩き始めた。
　春先に比べ，山歩きに足が慣れてきているので，それなりのスピードで御手洗までは行くことができた。御手洗で初めて休憩をとり，500mlペットボトルを頑張って1本飲み干してから頂上への急登に向かった。再び歩き始めて体の苦しさはそんなに感じなかったが，歩みはスローダウンした。やはり体は疲れていたのだと思う。ゆっくりだがずっと歩き続けられそうなペースなのでゆったりした気分で進む。
　御手洗からペースはやや落としたが，結局2時間ちょっとで奥岳頂上到着。ゼリー飲料を1個食べて雨が降らないうちに下山。途中御手洗でもう1つゼリー飲料を食べた。結局消費した水は500mlであった。
　秋田市のこの日の最高気温はほぼ30℃だったようで，かなり汗をかいた。ある程度の暑さでもこの時期は体がそれなりに動くことが確認できた。
　連休中でもあるので，太平山にはそれなりの数の登山者に出会った。山頂の山小屋泊まりで降りてくる白装束をまとった参拝のグループや，20代の十数人くらいのグループ，家族連れ，お1人様など，合計30人以上の人に山道ですれ違ったと思う。太平山では珍しく，単独の山ガールの方もみかけた。
　途中小雨がぱらつく時間帯もあったが，予定通り，天気が崩れる前に降りてくることができた。
　太平山には何度か登っているが，今回初めてコアニチドリやヒロハシラネガンピの花を楽しむことができた。