宝剣岳〜木曽駒ヶ岳 ロープウェイから周遊
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- GPS
- 05:10
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 478m
- 下り
- 478m
コースタイム
6:20菅の台駐車場6:50→しらび平ロープウェー7:17→7:40ホテル千条敷8:00→極楽平8:25→9:25宝剣岳山頂9:40→宝剣山荘10:00→中岳10:10→頂上山荘10:30→10:50木曽駒頂上11:10→馬の背経由→頂上山荘11:50→巻き道→宝剣山荘→乗越浄土12:20→13:10ホテル千条敷(1時間待ち)14:20→しらび平ロープウェー14:40→菅の台駐車場15:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイは観光客も多いので朝一番が良いと思います。 専用バス・ロープウェイ往復3800円とちょっと高め。 頂上山荘は中央アルプス唯一のテントサイト。お手洗い200円でした。 カールからのロープウェイで下山するにはピーク時期は観光客も多く整理券をもらって待ちになります。できれば直接ロープウェイ頂上駅に降りて整理券をもらった後でカールの散策をすることをお奨めします。 下山後こぶしの湯で汗を流しました。 駐車場付近には名物ソースカツ丼を食べさせてくれる所多いです。 |
写真
感想
★木曽駒に向かう
ついに念願の日本アルプスに足と踏み入れた。中央アルプスの木曽駒ヶ岳。自宅から260キロとかなり遠かったが、高速からすぐ近くなのは行きやすい。
3時出発でギリギリ4時前に八王子にたどり着けたため深夜割引適用。帰りは3度の乗り降りでオール通勤割引で半額と最大限にETCを活用。でもガソリン代は高くなったな。
菅の台駐車場からは専用のバスとロープウェーを乗り継いで千条敷まで登ります。往復で3800円とちと高いですが、文明の利器のおかげであっという間に標高2600mまで行けてしまうから凄い。
★カールからの展望
千条敷カールとは反対方向は、早朝の雲海の上に3000m級の南アルプスが連なり、ちょびっと富士山の頭も浮かんでいます。イワツバメが飛び回っていてとても絵になる景色。
いつまでも見ていたい景色だが、振り返れば千畳敷カールも素晴らしい。氷河が山腹を削り取って出来た貴重な地形は生い茂る緑の中に残雪と岩壁が雄雄しい。
★宝剣岳へ
始めは乗越浄土の往復を考えていたが、違うコースを少しでも味わいたく極楽平からの登りを選択。さすが極楽平と言うだけあって、チシマギキョウを筆頭に高山植物の宝庫。三ノ沢岳や御嶽などの山々が真近で見える。
三ノ沢岳分岐からは宝剣岳への急峻な岩場。
三点支持を守りながら慎重に登っていく。先月の赤岳・横岳とレベル的には同じくらいかな。
宝剣岳山頂はあまりスペースのない岩場。その中でも一際大きい岩に登って360度ぐるりと眺められる。
★木曽駒ヶ岳へ
早めの登山が幸いして、混んでくると結構な待ちになりそうな場所が何箇所かあったけど、スムーズに下りれた。宝剣小屋ではコマクサを育成しており、横岳ほどではないが綺麗に咲いていた。可憐な花はやはり女王に相応しい気品だ。
中岳までは楽な稜線で登り終えると奥に木曽駒頂上が見える。ここら辺で頭痛を訴えている人が結構いた。やはり、標高3000m近い山になると違う。
中間には頂上山荘。水場はなさそうで、小屋を覗いたが見た感じ食料は売ってなさそう。テントが10張程度あって、おトイレは200円。
木曽駒頂上はなだらかで北には御嶽、乗鞍と遠望できた。それにしても人は多い。ここで小休止、菊水を片手に軽食をとる。1合だけど結構効くのは標高が高いからか。
★下山
下山は馬の背経由で頂上山荘へ。わざわざ遠回りする物好きはあまりいないようだったが、コマウスユキノソウが可憐な花を咲かせている。
頂上山荘からは巻き道で宝剣山荘へ。巻き道危険と書いてあったが、確かに岩場が少しあって、一般客にはお薦めできない道。ただ宝剣登ってればたいしたことはない。雲が登ってきて視界が悪くなってきた。
今回一番素晴らしい場所だと思ったのが、千条敷カール。乗越浄土からの下山時は咲き乱れる花と急峻な岩壁。
剣ヶ池から見るカールは絶景。この辺は観光客も沢山いて、なかなか落ち着いて景色を見ることもできんですが・・・
その人の多さは下山にも影響を与えることとなる。ロープウェーは整理券を配っており、早めに戻ってきたつもりだが1時間待ち。下りる時間には2時間待ちとなっていて、日本アルプスの人気を改めて感じた。
下りてからは、こぶしの湯でゆっくりと汗を流し、駐車場近くのレストランでソースカツ丼を食す。この辺はこれが名物らしい。
中央アルプス遠かったが、来た甲斐があった。紅葉の季節も素晴らしい景色だろう。次回は空木との縦走を計画しよう。
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