ナガオ尾根から武奈ヶ岳
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- GPS
- 05:35
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,757m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:34
天候 | 素晴らしい晴天。でも暑い(^^;)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが、金糞峠からしばらく下ったところに鹿の遺骸が残ってました。 |
写真
感想
今まで通ったことがないルートを登っておこうと、ガリバーから広谷のルート、ナガオ尾根、ワサビ平を繋いで歩いてみることにしました。しかしガリバー旅行村に3週連続で来るとは(^^;)。5月はガリバー強化月間になりました(笑)。
本日も快晴なれど、気温は高くなる予報。水は多めに持参します。本日もたくさんの外国人客と一緒に出発。まずは滝との分岐まで来ると、本日は登山道方面へ。歩いてみるとすぐに眺望もあったりで、なかなか楽しめます(^^)。あっという間に障子の滝からの道と合流。これだけの距離だったのか(^^;)。
大擂鉢で渡渉し、対岸の道を登っていきます。ここも初めて通ります。思ったよりこちらも水が豊富ですね。暑い季節は水の近くが気持ちいいです。でもヒルがちょっと怖くなってくる季節になりました(^^;)。看板もしっかりあり、渡渉後は川から外れて急登になりました。
稜線らしいところに出ると登りは一段落。トラバースっぽくなりました。正面にカラ岳が見えてきます。先週はあの尾根を藪漕ぎしたのでした。地形の理解が深まります。その先で七遍返しの滝方面への分岐が登場。今日はこのまま登山道を進みます。
そのとき、すぐに近くでヘリの音が聞こえてきました。近いどころかこっちに落ちてきてるんじゃないのと思うほどの爆音に(^^;)。と思うとすぐ頭上をヘリが越えていきました。ダウンウォッシュを感じるほど近かったので、なんか怖い。写真を撮り損ねたと思ったら、もう一回帰ってきたので今度こそと思ったものの、またしても取り損ね(^^;)。どうも誰かを捜索していたようです。多分私の姿が見えたので、遭難者か確認に戻ってきてくれた感じでした。大丈夫、私は元気です(^^)。要救護者の無事を願います。
その先で広谷に到着。確かにこのルートから到着すると、広い谷に感じますね。とたんに見慣れた光景。右の尾根がナガオ尾根になるので、適当なところから取り付いてみます。どこを登っても行けそうな傾斜なので適当に尾根芯を登ることに。警告が出ても気にしない。なんかこの自由な感じ、滝山のあたりやオトワ池のあたりを彷彿とします。
稜線らしいところを歩いていると、だんだん踏み跡が明瞭に。森林組合の看板も出てきます。さらに行くともう普通の登山道(^^;)。広尾根ですが、支尾根が明瞭なので迷う心配なし。元々こういう稜線歩きは大好きだったのですが、しばらく歩いてなかったです。眺望はありそうでありませんが、空が開けているので気持ちいい。最後は普通に道になっているところからの到着でした。
釣瓶岳、意外と山頂近くがしんどかった記憶があるのですが、ナガオ尾根から行くとらくちん(^^)。ちょっと北に移動すると久々の湖北の眺望あり。おお、白山もこの季節にしてはしっかり見えております。ちょっと補給をすると、武奈ヶ岳方面へ。御嶽が見えることを期待しつつ武奈ヶ岳へ移動します。
細川越を過ぎると登りになります。意外としんどい登りですが、振り返れば白山が(^^)。しかし虫が多くてちょっと鬱陶しい。まだアブやブヨではないのでいいですが、今日は夏山のようです。さて、今日は北からのビクトリーロードを通り、山頂に到着しました。
そのちょっと手前からびっくりするぐらいの人が休憩されていたので、山頂の人の多さは想像していましたが、登ってみると想像を超えた方々がいらっしゃいました。寝ている人もあちらこちらにいらっしゃる。私は虫の多さに耐えられないので、写真だけ撮るとすぐさま退散させていただきます。
西南稜は今日もいい稜線です(^^)。このままワサビ峠まで行くと、今日はワサビ平方面へ下っていきます。ここも初めて通るルート。思ったよりガレた下りでしたが、下りきったワサビ平はきれいな場所でした。きっとテント泊する人もいるんだろうな。ここから川に沿って山頂に突き上げるルートも行ってみたいものですが、これからの季節は藪が濃くなりそうです。
さて、下った分中峠に向けて登り返します(^^;)。登りは歩きやすい道が付いていました。しかし、ここで10人ほどとすれ違ってびっくり!そんな人気のルートだっけ(^^;)。それともそれだけハイシーズンになったのかも。私にとってはシーズンオフになる季節に差し掛かっておりますが(笑)。登った先は中峠。このままずっと東に進んで比良駅に直進していきます。
この先はもう歩いたことがある場所なので突き進むだけですが、一か所崩落場所があってちょっとビビる(^^;)。ここはトラロープ欲しいですね。その先渡渉を繰り返し進み、水流が逆になったと思えば金糞峠はすぐそこ。さらに直進していきます。高度を下げていくと突然鹿の死骸が目の前に現れてビックリ!kolさんのレコで知ってはいたものの、目の前にするとぎょっとしてしまいました。自然の摂理、悲しくとも現実ですね。
青ガレを過ぎ、イン谷口を過ぎ、一気に比良駅を目指します。早くしないと山友さんが一休から帰られてしまうとばかりに東進します(もはや目的をはき違えているかも^^;)。比良駅の手前でsrガイチ様と再会(^^)。今日は車で来られていましたが、一休に立ち寄られるとのことでした。私は電車なのでビールで、ガイチさんはコーラで乾杯!今日は飲めないガイチさんには申し訳ないのですが、この暑さの中だったので最高のビールを堪能いたします。今日も山の話などで盛り上がりました。またお会いできることを楽しみにしております(^^)。
駅では停車中のサンダーバードを見るなど珍しい光景もあり、心地よい疲れとともに湖西線に乗り込みます。さて、あとはどこを歩いていなかったかな?本日もありがとうございました。
コメント
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大擂鉢の手前の「おっと、早速眺望あり」の写真のあたりから、カラ岳に続く尾根が見えるでしょ。地図を見るたびにちょっと気になっているのですが、カラ岳はシャクナゲの藪が激しいので躊躇してしまいますね。ナガオ尾根とか森山岳界隈はアカシデの新芽が出始めるころが森の美しさが際立つ時期なのですが、今年はタイミングが合わずペンディング中です。この週末は孫と遊んで過ごしましたので、この週末に向けて歩きたい足がムズムズしてます。ではまた一休で色々とkinnikubuchoさんの武勇伝を聞かせてください。
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