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Yamareco

記録ID: 6844138
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳(編笠山-権現岳-阿弥陀岳-赤岳-横岳-硫黄岳-東天狗岳)

2024年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
13:12
距離
34.7km
登り
3,876m
下り
2,650m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:51
休憩
1:24
合計
13:15
1:07
66
2:13
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41
2:54
2:57
2
2:59
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5
3:04
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37
3:41
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4:02
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4:46
4:50
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9
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14:21
1
14:22
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■行き 
中央本線の終電で小淵沢駅へ(0:38着) 

■帰り
麦草峠から八千穂駅まで白駒線バス(15:50発)
八千穂駅から小海線、北陸新幹線と乗り継ぎ帰宅

※バスは佐久平駅行きなので小海線の利用は必須ではないが、八千穂-佐久平間の運賃は小海線の方が安かった。

※麦草峠から茅野駅へのバスは今年はまだ設定されていない様子
コース状況/
危険箇所等
■観音平〜編笠山
途中までは日の出前で辺りが暗かったが、夜間であってもヘッドライトさえあれば概ね問題なく進むことができた。道を外さないようにロープが張られている箇所もいくつか有った。ただ雲海展望台からしばらくの間は方向は合っていたものの一部道を外していた気がする。また、山頂の手前は結構な急登に感じた。

■編笠山〜権現岳〜赤岳
事前に情報収集していた通り岩場・鎖場・梯子が多数有り(特にキレット小屋から先)。また、岩場を通過中には注意していても石を落としてしまうことがあり、なるべく他の人と接近しないように通行しないと行けないと思った。

■赤岳⇔中岳⇔阿弥陀岳往復
こちらも岩場・鎖場多数有り。赤岳の前後と比較すると滑りやすい個所が多かった印象。標高差もそれなりにあるように見えるし、またここまで戻って来るのかと思うと辛い気持ちになる。

■赤岳〜横岳〜硫黄岳〜根石岳〜東天狗岳
基本的に岩場のアップダウンが続く区間。硫黄岳と根石岳の間にある夏沢峠付近のみ樹林帯になっており(それでも地面は岩だらけだが)一部残雪が有った。夏装備でも問題無い程度。

■東天狗岳〜中山峠〜中山〜高見石小屋〜丸山〜麦草峠
それまでとは変わって樹林帯が増えてくる。また、中山峠付近は一部木道が整備されている登山道も有った。ただ大部分は路面が岩だらけで、特に高見石小屋〜麦草峠までは疲労が蓄積していたこともあって特に応えた。丸山-高見石小屋間にも一部残雪有り。

その他周辺情報 ■行き
道の駅小淵沢付近にコンビニ複数有り

■帰り
麦草ヒュッテを使用
食事は14時まで、飲み物はそれ以降でも注文できる。
編笠山の山頂が近づいてきたところで振り返ると甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳あたりが見え雲海も広がっていた。まだ月も出ており、見たことのない景色に感動しました。
2024年05月25日 04:22撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 4:22
編笠山の山頂が近づいてきたところで振り返ると甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳あたりが見え雲海も広がっていた。まだ月も出ており、見たことのない景色に感動しました。
編笠山の山頂から改めて南アルプス方面を撮影
甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳・白鳳三山・鳳凰三山
2024年05月25日 04:35撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 4:35
編笠山の山頂から改めて南アルプス方面を撮影
甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳・白鳳三山・鳳凰三山
富士山(同じく編笠山の山頂から)
2024年05月25日 04:35撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 4:35
富士山(同じく編笠山の山頂から)
中央アルプス・北アルプスもよく見えていました。
2024年05月25日 04:45撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 4:45
中央アルプス・北アルプスもよく見えていました。
これから進む八ヶ岳の山々を背景に
2024年05月25日 04:46撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 4:46
これから進む八ヶ岳の山々を背景に
編笠山から下り、ギボシのあたりから撮影
手前に阿弥陀岳・中岳・赤岳
奥に硫黄岳・横岳
2024年05月25日 05:34撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 5:34
編笠山から下り、ギボシのあたりから撮影
手前に阿弥陀岳・中岳・赤岳
奥に硫黄岳・横岳
権現岳と赤岳の間で梯子も出てきました。
2024年05月25日 05:49撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 5:49
権現岳と赤岳の間で梯子も出てきました。
キレット小屋へ下っていく途中で撮影
阿弥陀岳・赤岳
2024年05月25日 06:09撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 6:09
キレット小屋へ下っていく途中で撮影
阿弥陀岳・赤岳
赤岳の手前のあたりまで来て、また富士山の方も良く見えるようになってきました。
2024年05月25日 07:02撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 7:02
赤岳の手前のあたりまで来て、また富士山の方も良く見えるようになってきました。
中岳に到着
南アルプスを背景に今まで進んできた権現岳などがよく見えています。
2024年05月25日 07:39撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 7:39
中岳に到着
南アルプスを背景に今まで進んできた権現岳などがよく見えています。
これから上る阿弥陀岳(@中岳山頂)
2024年05月25日 07:39撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 7:39
これから上る阿弥陀岳(@中岳山頂)
そしてこちらもこの後向かうであろう横岳・硫黄岳等(@中岳山頂)
2024年05月25日 07:39撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 7:39
そしてこちらもこの後向かうであろう横岳・硫黄岳等(@中岳山頂)
阿弥陀岳に到着
2024年05月25日 08:01撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 8:01
阿弥陀岳に到着
阿弥陀岳の標識。背景は赤岳。
2024年05月25日 08:03撮影 by  Pixel 6a, Google
5/25 8:03
阿弥陀岳の標識。背景は赤岳。
阿弥陀岳から2度目の中岳を通り赤岳へ
2024年05月25日 08:56撮影 by  Pixel 6a, Google
5/25 8:56
阿弥陀岳から2度目の中岳を通り赤岳へ
横岳まで進み振り返る

手前に赤岳・中岳・阿弥陀岳
奥に編笠山
背景に甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳
2024年05月25日 09:54撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 9:54
横岳まで進み振り返る

手前に赤岳・中岳・阿弥陀岳
奥に編笠山
背景に甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳
2024年05月25日 10:12撮影 by  Pixel 6a, Google
5/25 10:12
次に向かうべき硫黄岳(@横岳)
2024年05月25日 10:27撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 10:27
次に向かうべき硫黄岳(@横岳)
硫黄岳山荘で昼食
2024年05月25日 10:35撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 10:35
硫黄岳山荘で昼食
硫黄岳の火口
2024年05月25日 11:02撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 11:02
硫黄岳の火口
横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳(@硫黄岳山頂)
ぎりぎり編笠山も映っているような気がする
今まで通ってきたところが全部見えるのがとても良い
2024年05月25日 11:03撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 11:03
横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳(@硫黄岳山頂)
ぎりぎり編笠山も映っているような気がする
今まで通ってきたところが全部見えるのがとても良い
北アルプスも良く見えています。(@硫黄岳山頂)
右手前は天狗岳と根石岳か?
2024年05月25日 11:04撮影 by  Pixel 6a, Google
5/25 11:04
北アルプスも良く見えています。(@硫黄岳山頂)
右手前は天狗岳と根石岳か?
根石岳に到着。振り返り硫黄岳方面を撮影
2024年05月25日 11:54撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 11:54
根石岳に到着。振り返り硫黄岳方面を撮影
根石岳から下ったところで西天狗岳と東天狗岳を撮影
2024年05月25日 12:00撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 12:00
根石岳から下ったところで西天狗岳と東天狗岳を撮影
東天狗岳到着。
疲労困憊なので西天狗岳によるのはやめます。
2024年05月25日 12:12撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 12:12
東天狗岳到着。
疲労困憊なので西天狗岳によるのはやめます。
樹林が広がりだいぶ雰囲気が変わってきました。こちらは中山峠
2024年05月25日 12:44撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 12:44
樹林が広がりだいぶ雰囲気が変わってきました。こちらは中山峠
一部、木道もあります。
2024年05月25日 12:52撮影 by  Pixel 6a, Google
5/25 12:52
一部、木道もあります。
ただ、大部分はこんな感じの岩の道です。
2024年05月25日 12:59撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 12:59
ただ、大部分はこんな感じの岩の道です。
高見石小屋を過ぎたあたりで国道299号の案内が現れました。道路が近い。
2024年05月25日 13:51撮影 by  Pixel 6a, Google
5/25 13:51
高見石小屋を過ぎたあたりで国道299号の案内が現れました。道路が近い。
麦草峠に到着
2024年05月25日 14:19撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 14:19
麦草峠に到着
本日のゴールです。
2024年05月25日 14:22撮影 by  Pixel 6a, Google
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本日のゴールです。
麦草峠に来たらこの標識は撮影しておきたい。過去に自転車と自動車で来た事が有りますが、もちろん徒歩で来たのは初。
2024年05月25日 14:29撮影 by  Pixel 6a, Google
5/25 14:29
麦草峠に来たらこの標識は撮影しておきたい。過去に自転車と自動車で来た事が有りますが、もちろん徒歩で来たのは初。
麦草峠はもう南八ヶ岳ではなく北八ヶ岳なんですね。知らなかったです。
2024年05月25日 14:37撮影 by  Pixel 6a, Google
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5/25 14:37
麦草峠はもう南八ヶ岳ではなく北八ヶ岳なんですね。知らなかったです。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル
備考 以下の要素により荷物はいつもより多め
・出発が早いのと標高も高いので防寒着は手集めに
・夜間の行動が想定されるためヘッドライトの予備電池を持参
・シューズを新調したので靴擦れした時のためにエイドキットを持参

食料はコンビニのおにぎり4個と菓子パン5つ
横岳までの間におにぎり4個と菓子パン1つを消費。その後は硫黄岳山荘で食事を取ったため消費せず。

飲料はいつも通り800ml×2本
硫黄岳山荘到着時点で残り200ml程度だったが山荘で2本分補充。非常に助かった。


感想

ヤマレコの山行記録を見ていると八ヶ岳の雪はほぼ残っていないようなので、そろそろ行けるかと思い計画。小淵沢からスタートしてどこまで行けるか悩ましかったので、エスケープルートを多数計画しつつ最長では麦草峠まで行き麦草峠15時50分のバスで帰ることを目標にした。

小淵沢から観音平までは、急いでも仕方ない(暗闇での山行が伸びるだけなので)ので舗装路ではあったが走らず徒歩で。

観音平から登山道に入りしばらくはヘッドライトを頼りに進むが、日の出前からも徐々に空が明るくなっているのが歩いていてもわかり、結局1時間程度で暗闇からは脱する。編笠山の山頂が近づきふと後ろを振り返ると南アルプスの山々と雲海が見え大満足。山頂に付けば更に素晴らしい景色が見られ最高でした。しかしこの直後スマホがフリーズし焦る。幸い再起動したら問題なく動作しました。

編笠山から下り始めると八ヶ岳らしく岩場が増えてくるので慎重に進む。せっかく来たのだからと南八ヶ岳の山々を総なめしようと阿弥陀岳へも往復したのだが、これがかなりダメージになったのか、赤岳を過ぎたあたりから思うようにペースが上がらなくなり、途中でのエスケープが脳裏にちらつき始める。疲労に加えて標高が高めであるので酸素濃度低下によって心肺が辛くなっていたのかもしれない。

その後、硫黄岳山荘で食事を取り水分も十分に補給すると気持ちも前向きになり、改めて残りのコースを確認すると標準コースタイムの七割位ならなんとか当初計画通り麦草峠まで行けそうなのでやはり目指すことにする。

硫黄岳から天狗岳あたりはまずまずのペースで進んだがやはり疲労が目立つので西天狗岳に寄るのはやめて少しでも時短を目指す。徐々に標高が下がり樹林帯に入ったものの岩場の路面は最後まで続き、疲労も相まって苦しみながらもなんとか麦草峠にたどり着くことができました。

獲得標高は過去最高ではあるものの惜しくも4000mには届かず。1日で4000m目指すのは相当辛そうですが挑戦していきたいところです。

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訪問者数:204人

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