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Yamareco

記録ID: 6848094
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

上止々呂美・明ヶ田尾山の西の斜面を登り、山頂北側から東尾根を降りて高山へ。箕面

2024年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:07
距離
17.6km
登り
645m
下り
772m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:56
休憩
1:12
合計
10:08
11:05
188
スタート地点
14:13
14:30
16
15:33
15:33
182
18:35
18:35
16
18:51
18:51
29
19:48
20:03
31
20:34
20:34
39
21:13
【主な流れ】
1.阪急池田駅から阪急バスで上止々呂美へ(450円)
2.近くのお寺の登山口から登り
3.滑車のある平地からトラバース気味に谷へ行き登り
4.トラバースで右手方向へ進む
5.尾根に沿って登り
6.急登し明ヶ田尾山着
7.周辺の尾根の探索
8. 明ヶ田尾山の北側にある東尾根を降りる
9.高山城跡を一回りして高山へ
10. 高山から北摂霊園へ
11.(4)府道茨木能勢線・(43)府道豊中亀岡線から滝道経由で下山。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
阪急箕面駅
コース状況/
危険箇所等
今回紹介する多くが危険箇所豊富なバリエーションルート。
他の急斜面やトラバースルートに慣れた方で時間と体力が十分な状態なら何とかなると思うが、私は慣れていても怖い場面はいくつもあった。途中で引き返すのがかなり難しくなる場合もあり、ハイキング的には基本的にオススメはできない。

1.阪急池田駅から阪急バスで上止々呂美へ(450円)
体力と時間の消耗を減らすことができる。

2.近くのお寺の登山口から登り
GPSの踏み跡を見ていけば難なく見つけられる。そこそこの角度だが普通に歩ける範囲。
谷をしばらく登ると廃屋が何軒か確認できる。

3.滑車のある平地からトラバース気味に谷へ行き登り
一旦谷から右手にそれて足跡を追う。
別の廃屋や滑車がある広まった所に出る。
ここから先程の谷の方向に戻るが、GPSの踏み跡通りだとかなり上の方をトラバースで歩かされて怖い思いをするかもしれない。
多少オレンジの粒より下の方を歩いても楽な以外の結果はそう変わらないので、下を見てもあまり怖くない、道も安定した場所から谷を目指すことをお勧めする。
谷は次第に角度を上げるが岩や倒木などが階段の役目を果たしたり石積みなどの平らな場所で休めたりするので比較的楽。

4.トラバースで右手方向へ進む
窯跡を目印に右手にトラバースする。
踏み跡のようなものはあるが、道が基本的に斜めで細く滑りやすい。下もかなり急斜面。
それなりの長さの経路になるので靴が滑りやすい場合は注意。

5.尾根に沿って登り
トラバースを越えたら幹の下部が太い特徴的な木が多く見られる場所に出る。
尾根を比較的緩く登る。
ここまでの登りがしんどかったり、斜面を見て直登できない斜面だとか少しでも不安を覚えたら、残り体力か経験値不足なので時間をかけて頑張って戻るべき。

6.急登し明ヶ田尾山着
ここ(先述の緩い尾根)以降窯跡や石積みの度に斜面の角度が増し、撤退の場合の難易度も格段に上がる。これまでが全然余裕な位でないと、登り難い箇所が出てくると思われる。後半は山肌の質が変わり滑りやすい。根などの手掛かりが少ない箇所もある。最初に心を折るのでなく、最後に全力で来るタイプのルートだと思う。

7.周辺の尾根の探索
それぞれの詳細については、本編を見ていただきたい。深入りはし過ぎず無難な所まで見て回った。

8. 明ヶ田尾山の北側にある東尾根を降りる
降り始めが非常に急角度。急斜面の下りを慣れていれば、山肌自体は硬くないのでストックの石突解放状態で丁寧に降りれば問題ない。
恐怖心が先に立ってしまう場合は諦める。途中で右手に曲がる道標がある。
道なりに行くと更に傾斜がキツくなる所で階段風のアシストがあったり棚のような道が現れる。
その先のトラバース道があり、道自体は安定しているが、ほぼ崖の谷底との高度差があり狭くてなかなかの怖さ。

9.高山城跡を一回りして高山へ
一般ハイキングコースと言ってもいいくらい整備されている。道を外れるとどこに行くかわからないため油断はできない。

10. 高山から北摂霊園へ
もう少し高山でゆっくりしたかったが、腹痛のため最短でトイレのある場所を目指した。
迷う所や危険箇所は特にない。

11.(4)府道茨木能勢線・(43)府道豊中亀岡線から滝道経由で下山。
その他周辺情報 下山後の楽しみとして、チェリオの自販機にてメロンクリームソーダを購入できる。
財布を装備から取り出すのが大変なため、110円を別に分けて持っていくと楽。
今日の私はいつもと違う。
何故ならば、勝利と安全のために全てを捨ててここへ来た。

先日、劇的な敗戦を喫したかの山、西の斜面。
残り時間少なく体力も心許ない。
圧倒的な山圧で心の隙を突かれ全力を出しきる前に投降させられた。屈辱?そんなものを感じさせない差があった。
「夕方から疲れた状態で挑戦していい場所じゃない」なんて
言い訳が許される程の…。

この日のために修行を重ね、策を練り。
気力、体力ともに充実した今こそ奴を討つス。
今日の私はいつもと違う。
何故ならば、勝利と安全のために全てを捨ててここへ来た。

先日、劇的な敗戦を喫したかの山、西の斜面。
残り時間少なく体力も心許ない。
圧倒的な山圧で心の隙を突かれ全力を出しきる前に投降させられた。屈辱?そんなものを感じさせない差があった。
「夕方から疲れた状態で挑戦していい場所じゃない」なんて
言い訳が許される程の…。

この日のために修行を重ね、策を練り。
気力、体力ともに充実した今こそ奴を討つス。
いつもなら箕面駅のドームの下からスタートなのだが、今日は先人の教えに従って池田駅スタートに決めた。
いつもなら箕面駅のドームの下からスタートなのだが、今日は先人の教えに従って池田駅スタートに決めた。
そしてバスを待つ。
阪急バスで現地直。
休日ダイヤ。
そしてバスを待つ。
阪急バスで現地直。
休日ダイヤ。
こちらは平日ダイヤ。
こちらは平日ダイヤ。
さて、そんな激しい山この辺りにあっただろうか、となりそうなものだ。
数回前の記録を読んでいただいている方はピンと来ていることと思う。
明ヶ田尾山。奴の名だ。
鉢伏山からの縦走が可能で箕面を訪れるハイカーに愛されている箕面最高峰。
裏の顔は、圧倒的な西の斜面で出鼻を挫き、中盤懐の深さで攻めさせ、途中退場を許さぬ鬼の終盤で後悔へと誘う箕面ハイカー殺し。現在の実力は謎のヴェールに包まれている。
さて、そんな激しい山この辺りにあっただろうか、となりそうなものだ。
数回前の記録を読んでいただいている方はピンと来ていることと思う。
明ヶ田尾山。奴の名だ。
鉢伏山からの縦走が可能で箕面を訪れるハイカーに愛されている箕面最高峰。
裏の顔は、圧倒的な西の斜面で出鼻を挫き、中盤懐の深さで攻めさせ、途中退場を許さぬ鬼の終盤で後悔へと誘う箕面ハイカー殺し。現在の実力は謎のヴェールに包まれている。
西の斜面の強さは直接勝負できるまでの長い道程も一つの要因だ。
正直私がハンデを覆す「10kmの山道を前座に挟んでゆとりある時間と体力」を残せるのは先の話。
西の斜面の強さは直接勝負できるまでの長い道程も一つの要因だ。
正直私がハンデを覆す「10kmの山道を前座に挟んでゆとりある時間と体力」を残せるのは先の話。
現地スタートすればどちらも解決。
時間や残体力のプレッシャーに飲まれずに戦うことが出来る。
現地スタートすればどちらも解決。
時間や残体力のプレッシャーに飲まれずに戦うことが出来る。
ただし、時間も体力もフルの状態で挑むのにもリスクがある。
もうわしに退路はない。
負けたら身の程知らずで御免なさいするしかないのだ。
ただし、時間も体力もフルの状態で挑むのにもリスクがある。
もうわしに退路はない。
負けたら身の程知らずで御免なさいするしかないのだ。
450円を決して無駄にしてなるものか…!
(※バス移動でいつもより余分に払った)
450円を決して無駄にしてなるものか…!
(※バス移動でいつもより余分に払った)
可愛い。
既に飛び出しガールの枠を超えつつあるような。
既に飛び出しガールの枠を超えつつあるような。
現着と言っても前座はいる。
現着と言っても前座はいる。
お地蔵さん一杯。
お地蔵さん一杯。
ここにも。
墓地。
ここにも。
墓地。
お堂がある。
お堂の裏から登山道が始まる。
お堂の裏から登山道が始まる。
右手は通行止め。
右手は通行止め。
ついにこの時が来てしまった。
ついにこの時が来てしまった。
時間があろうと体力があろうと怖いものは怖い。
すぐ帰ることになったら申し訳なく思う。
時間があろうと体力があろうと怖いものは怖い。
すぐ帰ることになったら申し訳なく思う。
少しずつ近く登山道。
少しずつ近く登山道。
ここにもお地蔵さんがいた。
ここにもお地蔵さんがいた。
枯れ沢を境に雰囲気がガラリと変わる最初の登り。
枯れ沢を境に雰囲気がガラリと変わる最初の登り。
この辺りは一般登山道とほぼ変わらず。
いや、既に重めの登りかもしれない。
この辺りは一般登山道とほぼ変わらず。
いや、既に重めの登りかもしれない。
斜面側を見る。
もう少し整ってはいたがこんな感じだった気がする。
斜面側を見る。
もう少し整ってはいたがこんな感じだった気がする。
周りを見る余裕がある。
周りを見る余裕がある。
乾きかけたキノコ。
乾きかけたキノコ。
内側にはアコーディオンっぽい模様が空いている。
内側にはアコーディオンっぽい模様が空いている。
第一チェックポイントの砂防ダム。
第一チェックポイントの砂防ダム。
ここはまだ勝負する坂ではない。
ここはまだ勝負する坂ではない。
無駄な消耗を抑えて大回りしていく。
無駄な消耗を抑えて大回りしていく。
中央の谷への重力を耐えつつ進む。
中央の谷への重力を耐えつつ進む。
相手は自分のペースで削りに来ている。乗ってはいけない。
相手は自分のペースで削りに来ている。乗ってはいけない。
登りというより枯れ沢に入らない方に体力を使っている気がする。
登りというより枯れ沢に入らない方に体力を使っている気がする。
金平糖の子供のようなキノコ。
金平糖の子供のようなキノコ。
石組みが至る所にある。
石組みが至る所にある。
石積みも小屋も人が通っていた証。
道選びの参考にできるかもしれない。
石積みも小屋も人が通っていた証。
道選びの参考にできるかもしれない。
実は結構登って来ている。
実は結構登って来ている。
前回は上に石垣があることしか気づかなかったが、小屋がある。
前回は上に石垣があることしか気づかなかったが、小屋がある。
魅惑的な…時間と体力を削る罠か。

だがただ勝つだけではいけない。
その山のことを知るのも大事だ。
気力体力が充実しているので余裕がある。
滅多に来られない場所にせっかく早く来たからには
時間を十分使って相手のことを知り、
確実に仕留めたい。

誘いに乗ってみることにする。
魅惑的な…時間と体力を削る罠か。

だがただ勝つだけではいけない。
その山のことを知るのも大事だ。
気力体力が充実しているので余裕がある。
滅多に来られない場所にせっかく早く来たからには
時間を十分使って相手のことを知り、
確実に仕留めたい。

誘いに乗ってみることにする。
場所的にはこの辺り。
場所的にはこの辺り。
今にも崩れそうな小屋が急斜面に建っている。
今にも崩れそうな小屋が急斜面に建っている。
小屋はここだけではないようだ。
やはり興味を惹いて削ってくる。
小屋はここだけではないようだ。
やはり興味を惹いて削ってくる。
中で休めそうな位だが、いつ崩れてもおかしくないので外から見るだけに止めるのが良いだろう。
中で休めそうな位だが、いつ崩れてもおかしくないので外から見るだけに止めるのが良いだろう。
どうやって形を維持しているのか。絶妙なバランスを保っているのかもしれない。
どうやって形を維持しているのか。絶妙なバランスを保っているのかもしれない。
少し上に上げられ過ぎた。
本来の軌道に戻そう。
少し上に上げられ過ぎた。
本来の軌道に戻そう。
アリジゴクの巣のようだ。
アリジゴクの巣のようだ。
石垣がよく見える。
石垣がよく見える。
前回この先は調査済みなので、ここからオレンジの軌跡に乗る必要はもはやないのだが、なぜオレンジの軌跡がこうなっているのか結局分からないままだった。それが心を乱された一つの要因であったことは間違いない。
前回この先は調査済みなので、ここからオレンジの軌跡に乗る必要はもはやないのだが、なぜオレンジの軌跡がこうなっているのか結局分からないままだった。それが心を乱された一つの要因であったことは間違いない。
急に緑先行の景色。
急に緑先行の景色。
溝がありここから登っていくことも可能なのだろうか。
溝がありここから登っていくことも可能なのだろうか。
位置関係はこの通り。
位置関係はこの通り。
ここにも小屋の残骸のようなものがある。
ここにも小屋の残骸のようなものがある。
前回確認済み。
まっすぐ伸びていない用途の違う木も定期的に混じってくる。
まっすぐ伸びていない用途の違う木も定期的に混じってくる。
やはり小屋か何かの倉庫だったか。
やはり小屋か何かの倉庫だったか。
道なりに南の方向に行くと小屋がある。
ここも前回学習済み。
道なりに南の方向に行くと小屋がある。
ここも前回学習済み。
小休止できる一帯だ。
小休止できる一帯だ。
下の斜面は険しい。
下の斜面は険しい。
オレンジの踏み跡はまだ真っ直ぐ進んでいる。
オレンジの踏み跡はまだ真っ直ぐ進んでいる。
小屋の下斜面側に入った。
小屋の下斜面側に入った。
中は荒れていて道具類が残したままになっている。
中は荒れていて道具類が残したままになっている。
木の部分から崩壊が始まっている。
木の部分から崩壊が始まっている。
開かない扉。
やはり下は急角度。
やはり下は急角度。
折り返しが迫っている。
折り返しが迫っている。
何かを上げるか下ろすための滑車がある。
何かを上げるか下ろすための滑車がある。
斜面には下まで続いていそうな真っ直ぐな木の流れ。
斜面には下まで続いていそうな真っ直ぐな木の流れ。
ここで切り返す。
ここで切り返す。
蓋らしきものが置いてある。
蓋らしきものが置いてある。
神々の武器。
量の割に黒がハッキリ出ている木漏れ日。
量の割に黒がハッキリ出ている木漏れ日。
切り返し方向に進んでいる。
切り返し方向に進んでいる。
無駄に大回りしているが、道を探しながら滑車などの観察と考えれば不思議ではない。
無駄に大回りしているが、道を探しながら滑車などの観察と考えれば不思議ではない。
赤い紅葉。
季節外れではあるが燃え盛っている。
季節外れではあるが燃え盛っている。
この時をどれだけ待ちわびたことか。
今日は見上げた斜面に気押されることはない。
やまのころもははぎ取られた。
この時をどれだけ待ちわびたことか。
今日は見上げた斜面に気押されることはない。
やまのころもははぎ取られた。
ここから登るのでいい気がするが、何故か高い所で危険なトラバース。
前回納得いかなかった点だ。
ここから登るのでいい気がするが、何故か高い所で危険なトラバース。
前回納得いかなかった点だ。
もう貴様のペースには乗らない。
だがこのトラバースの謎は解き明かしたい。
もう貴様のペースには乗らない。
だがこのトラバースの謎は解き明かしたい。
オレンジの踏み跡は下を見て怖くなる高さを中心にトラバースしている。
皆が先人に続いてしまった結果だと私は思っている。
オレンジの踏み跡は下を見て怖くなる高さを中心にトラバースしている。
皆が先人に続いてしまった結果だと私は思っている。
オレンジの踏み跡のもっと下でトラバースすれば歩きやすく危険も少ない。
前回は
余裕がなくて気付けなかった。
オレンジの踏み跡のもっと下でトラバースすれば歩きやすく危険も少ない。
前回は
余裕がなくて気付けなかった。
今回は迂回せず直登でも行けるとすら考えている。
この基準は後々効いてくると思う。
今回は迂回せず直登でも行けるとすら考えている。
この基準は後々効いてくると思う。
前回は高い所から入るが故に谷の方まで切り返せなかったが、道にも心にも余裕がある。
なぜ谷に踏み跡が続くのか調査。
前回は高い所から入るが故に谷の方まで切り返せなかったが、道にも心にも余裕がある。
なぜ谷に踏み跡が続くのか調査。
まだまだ前哨戦。
まだまだ前哨戦。
杭が並んでいるゾーン。
杭が並んでいるゾーン。
そろそろ谷だがまだわざわざそちらに乗り換えるほどの大きな変化はない。
そろそろ谷だがまだわざわざそちらに乗り換えるほどの大きな変化はない。
斜面を見る。
今なら勝てる。直登でいける。
そう思うも、斜面は最初だけじゃない。少なくとも三度山がある。
ここは我慢してオレンジのルートの真意を確かめるのが先決。
斜面を見る。
今なら勝てる。直登でいける。
そう思うも、斜面は最初だけじゃない。少なくとも三度山がある。
ここは我慢してオレンジのルートの真意を確かめるのが先決。
時間はたっぷりとある。(悪役のセリフだ…)
時間はたっぷりとある。(悪役のセリフだ…)
比較的良心的な山肌。
比較的良心的な山肌。
小さなうねりがあり、角度の割には登りやすい。
小さなうねりがあり、角度の割には登りやすい。
このまま登ってしまおうかとも。
このまま登ってしまおうかとも。
地面が柔らかく、ゴム付きでも十分刺さる。
石突を解放すれば刺さり過ぎると思われる。
地面が柔らかく、ゴム付きでも十分刺さる。
石突を解放すれば刺さり過ぎると思われる。
アウェー戦は終わったんだ。
アウェー戦は終わったんだ。
やるならガチでやろうじゃないか。
やるならガチでやろうじゃないか。
今の高度なら余裕で谷まで回れる。
今の高度なら余裕で谷まで回れる。
斜面のうねりはありがたい。
斜面のうねりはありがたい。
登るのはまだ。
景色が変わり始めたか。
景色が変わり始めたか。
木はどれも高い。
木はどれも高い。
じれったいがはやる心を抑える。
じれったいがはやる心を抑える。
来た道。角度自体はかなり急。うねりや切り欠き、棚に近い場所もある。
来た道。角度自体はかなり急。うねりや切り欠き、棚に近い場所もある。
やはり十分実力を発揮できる状態だ。
やはり十分実力を発揮できる状態だ。
完全に尾根の前に立っている。
完全に尾根の前に立っている。
下への怖さも対応できる高さだとそれほどない。
下への怖さも対応できる高さだとそれほどない。
決して簡単ではないが、余裕がある時は見え方が違う。
決して簡単ではないが、余裕がある時は見え方が違う。
少しずつ登りながらスライドを続ける。
少しずつ登りながらスライドを続ける。
下の景色も少しずつ変わる。
下の景色も少しずつ変わる。
まだそこまでの迫力はない。
まだそこまでの迫力はない。
倒木の破片などまあまあある。
倒木の破片などまあまあある。
「貴様の名は?」
名も無き斜面「俺にはまだ、名など許されてはおらぬ。
俺はただの斜面の一つ」
「貴様の名は?」
名も無き斜面「俺にはまだ、名など許されてはおらぬ。
俺はただの斜面の一つ」
名も無き斜面「だが貴様は知らぬ。
その一つの斜面ですら数百の踏み跡を築かれようやくルートと呼ばれることを!」
(明ヶ田尾山の西の斜面じゃなかったか)

名も無き斜面「斜面は装備の一瞬の隙も見逃さず、階段を選ばせず滑落させるのみ!」
名も無き斜面「だが貴様は知らぬ。
その一つの斜面ですら数百の踏み跡を築かれようやくルートと呼ばれることを!」
(明ヶ田尾山の西の斜面じゃなかったか)

名も無き斜面「斜面は装備の一瞬の隙も見逃さず、階段を選ばせず滑落させるのみ!」
「やはりな…ファル子の脚色が衰えねば貴様は勝てなかった」
名も無き斜面「何ィ〜?」
「来るがいい!その意味を教えてやる」
名も無き斜面「甘いな完凸ヅラメンテシゴトシロウとやら。この俺から逃げる口実は
そのファル子の育成で疲れを残す今しかなかったものを!!」
「やはりな…ファル子の脚色が衰えねば貴様は勝てなかった」
名も無き斜面「何ィ〜?」
「来るがいい!その意味を教えてやる」
名も無き斜面「甘いな完凸ヅラメンテシゴトシロウとやら。この俺から逃げる口実は
そのファル子の育成で疲れを残す今しかなかったものを!!」
おや、向こう側に石積みが見える。
おや、向こう側に石積みが見える。
ごめん谷の方から行くわ
ごめん谷の方から行くわ
「ほう、面白い事をぬかす。斜面の地獄見て行ってくれよ!
ハァアアアー!?」
「ほう、面白い事をぬかす。斜面の地獄見て行ってくれよ!
ハァアアアー!?」
名も無き斜面「い…行け!行って地獄に登るがよい!
これより先には俺よりはるかに強い、名を許された斜面たちが待っていよう!!」
名も無き斜面「い…行け!行って地獄に登るがよい!
これより先には俺よりはるかに強い、名を許された斜面たちが待っていよう!!」
このコースの全貌を考えると、対決は今じゃないのは間違いない。
このコースの全貌を考えると、対決は今じゃないのは間違いない。
そろそろオレンジ圏内。
そろそろオレンジ圏内。
さっき左右で分かれていた左手緑の領域が見える。
さっき左右で分かれていた左手緑の領域が見える。
ここをトラバースしていけば谷に突入できる。
ここをトラバースしていけば谷に突入できる。
植林の中別の形の木があると目立つものだ。
植林の中別の形の木があると目立つものだ。
完全に理解した。
尾根から完全に谷道に着いた繋がった。
完全に理解した。
尾根から完全に谷道に着いた繋がった。
尾根より随分緩やかな登る登りの様に見える。
尾根より随分緩やかな登る登りの様に見える。
登りで直接戦いたかった気持ちもあるが、正規ルートで何を見られるのかが分からないままというのも微妙だし、どのみちもっと強大な登りが控えているのでわざわざここで体力を消費することもないだろう。
登りで直接戦いたかった気持ちもあるが、正規ルートで何を見られるのかが分からないままというのも微妙だし、どのみちもっと強大な登りが控えているのでわざわざここで体力を消費することもないだろう。
このルートのメインストリームに乗った。
このルートのメインストリームに乗った。
長い石積みが目の前にある。
長い石積みが目の前にある。
石積みは谷の中央にもかかっている。
石積みは谷の中央にもかかっている。
オレンジの踏み跡が微妙にブレているのは探索した跡だろうか。
オレンジの踏み跡が微妙にブレているのは探索した跡だろうか。
右手の尾根の方に行けばショートカットは可能かもしれないが、かなりの高度差を感じる。
右手の尾根の方に行けばショートカットは可能かもしれないが、かなりの高度差を感じる。
ひとまず谷道を行く。
ひとまず谷道を行く。
ショートカットは二度目からでもいいと思う。
ショートカットは二度目からでもいいと思う。
石積みがいくつも並んでいるので負担を減らしてくれる。
プロレス同様の耐えて勝つ方式。
石積みがいくつも並んでいるので負担を減らしてくれる。
プロレス同様の耐えて勝つ方式。
こういう場所で荷物を降ろして休むのも大事だろう。
こういう場所で荷物を降ろして休むのも大事だろう。
実際そういう用途で使われていたりしたのだろうか?
実際そういう用途で使われていたりしたのだろうか?
まだ先は長い。
向こうまで石積みが続いている。
探索したくなる気も分かる。
向こうまで石積みが続いている。
探索したくなる気も分かる。
他の場所で見た大ケヤキと表面の質感が似ている。
他の場所で見た大ケヤキと表面の質感が似ている。
大小さまざまな石。
大小さまざまな石。
この谷道の何がいいかというと、下を見てもそんなに怖くない所だ。
あれ程の圧を感じた尾根からは少し物足りないとも言える位だ。
この谷道の何がいいかというと、下を見てもそんなに怖くない所だ。
あれ程の圧を感じた尾根からは少し物足りないとも言える位だ。
通常なら小さな石や岩交じりで落ち葉まで積もっているのは歩きにくいが、この勾配においては逆に取っ掛かりが多くて歩きやすい。
通常なら小さな石や岩交じりで落ち葉まで積もっているのは歩きにくいが、この勾配においては逆に取っ掛かりが多くて歩きやすい。
綺麗な木漏れ日と明るさも恐怖心を減退させてくれる要素。
綺麗な木漏れ日と明るさも恐怖心を減退させてくれる要素。
石積みのおかげで定期的に止まれる場所もある。
石積みのおかげで定期的に止まれる場所もある。
こういう流れのまましばらく進んでいくものと思われる。
こういう流れのまましばらく進んでいくものと思われる。
体力に余裕があっても、初挑戦なので休み休み行って消耗を抑えておく。
体力に余裕があっても、初挑戦なので休み休み行って消耗を抑えておく。
直登を選んでいた場合はこうなる。
直登を選んでいた場合はこうなる。
見てくれは悪いが階段にさえ見える。
見てくれは悪いが階段にさえ見える。
オレンジがここに集中している理由が分かる。
オレンジがここに集中している理由が分かる。
なぜここだけ地面が避けているのかは分からない。
なぜここだけ地面が避けているのかは分からない。
谷道であるせいか、勾配の割に恐怖心は抑えられている。
逆に言うと、現段階で恐怖が大きい場合は引き返すべき。
谷道であるせいか、勾配の割に恐怖心は抑えられている。
逆に言うと、現段階で恐怖が大きい場合は引き返すべき。
等高線や角度の割に楽に登れるゾーンは続く。
等高線や角度の割に楽に登れるゾーンは続く。
いずれは尾根に乗り換えるか、そのまままっすぐ進むか選ばねばならない。
いずれは尾根に乗り換えるか、そのまままっすぐ進むか選ばねばならない。
いよいよオレンジの揺らぎが近づいてきた。
いよいよオレンジの揺らぎが近づいてきた。
木漏れ日が強い場所が所々にあって、宝や謎のありかを示すマーカーのように見える。
木漏れ日が強い場所が所々にあって、宝や謎のありかを示すマーカーのように見える。
謎のしみ。
少し角度が上がった気もしなくはないが、特に変わった様子はない。
少し角度が上がった気もしなくはないが、特に変わった様子はない。
なぜここでトラバースする必要があるのか。
なぜここでトラバースする必要があるのか。
まだまだこのままでも良いくらいだ。
まだまだこのままでも良いくらいだ。
宿り木はどこにでもいる。
宿り木はどこにでもいる。
この辺りで落ち着いて考えてもいい。
この辺りで落ち着いて考えてもいい。
まあまあ登ってきた。
まあまあ登ってきた。
平均的な所を突っ切るとこんな感じ。
平均的な所を突っ切るとこんな感じ。
わざわざぴったり忠実にする義理はないと思う。
わざわざぴったり忠実にする義理はないと思う。
オレンジのゆらぎの方を見る。
オレンジのゆらぎの方を見る。
どうも棚場の踏み跡が薄っすらあり、登りやすい方を探しに逃げていった跡のようだ。
どうも棚場の踏み跡が薄っすらあり、登りやすい方を探しに逃げていった跡のようだ。
完全に休みモード。
完全に休みモード。
地形図的にはここで谷を回り込むのは解せない。
地形図的にはここで谷を回り込むのは解せない。
直登が楽だと思う。
直登が楽だと思う。
結局谷に引き戻されてしまう流れのようだ。
結局谷に引き戻されてしまう流れのようだ。
いろんな残骸が見て取れる。
いろんな残骸が見て取れる。
かなり上がってきた。
写真でも距離感が出てきているのが分かる。
かなり上がってきた。
写真でも距離感が出てきているのが分かる。
上り下りはまあいいにしても、トラバースはやりたくない。
上り下りはまあいいにしても、トラバースはやりたくない。
広葉樹が増えた。
広葉樹が増えた。
地質的には歩きやすい。
地質的には歩きやすい。
逸れ過ぎなのでルートを寄せたい。
逸れ過ぎなのでルートを寄せたい。
鎌のようなものがある。
鎌のようなものがある。
下はまだ許容範囲。
下はまだ許容範囲。
キノコの陣取り合戦のようだ。
キノコの陣取り合戦のようだ。
ほぼほぼ崩壊しているが、目印としては優秀。
ほぼほぼ崩壊しているが、目印としては優秀。
鹿はどこにでもいる。
鹿はどこにでもいる。
黒くなっている地面。
黒くなっている地面。
炭のようだ。
基本的にここで折り返すもののようだ。
基本的にここで折り返すもののようだ。
どのようにして使ったのかは不明。
どのようにして使ったのかは不明。
折り返しに二つに道が提示されている。
通常通りの道。
折り返しに二つに道が提示されている。
通常通りの道。
もう一つは通常より高いところの道。
どちらもトラバースだ。
もう一つは通常より高いところの道。
どちらもトラバースだ。
高いところの方は踏み跡があまりないが、木々が下にあるのでミスった時に少しは助けになってくれそうだ。
高いところの方は踏み跡があまりないが、木々が下にあるのでミスった時に少しは助けになってくれそうだ。
斜め傾斜中の踏み跡などあってないようなもの…。
私は木に隠れてトラバースする方を選んだ。
斜め傾斜中の踏み跡などあってないようなもの…。
私は木に隠れてトラバースする方を選んだ。
上はほぼ選ばれていないことに不安はある。
上はほぼ選ばれていないことに不安はある。
どっちにしても超怖い。
どっちにしても超怖い。
だからと言って下まで降りると、別の意味で下まで運ばれそうで、ライン移動はお勧めできない。
だからと言って下まで降りると、別の意味で下まで運ばれそうで、ライン移動はお勧めできない。
さっきまで全く怖くなかった下の景色が嘘のようだ。
さっきまで全く怖くなかった下の景色が嘘のようだ。
申し訳程度の踏み跡があっても、落ち葉が乗っていて滑りやすい。
申し訳程度の踏み跡があっても、落ち葉が乗っていて滑りやすい。
細い、長い、滑る!
細い、長い、滑る!
正直あのまま直登の方が楽だったような気がしている。
正直あのまま直登の方が楽だったような気がしている。
支えになってくれる根があまりにも少ない。
支えになってくれる根があまりにも少ない。
まだ半分程度か。
まだ半分程度か。
個性的なうろ持ち。
生き物みたいだ。
個性的なうろ持ち。
生き物みたいだ。
ここを越えたらまた寂しいトラバース。
ここを越えたらまた寂しいトラバース。
写真だと楽そうに見えるのだけど。
靴が悪いのだろうか。
写真だと楽そうに見えるのだけど。
靴が悪いのだろうか。
下の道だとまた違っていたのだろうか。
下の道だとまた違っていたのだろうか。
特典である下側のガードオプションはふんだんに活用させてもらう。
特典である下側のガードオプションはふんだんに活用させてもらう。
モンスターか動物の顔。
モンスターか動物の顔。
地質が刺さりやすいので考えていなかったが、ストックの石突を解放しておけばよかったのかも知れない。
地質が刺さりやすいので考えていなかったが、ストックの石突を解放しておけばよかったのかも知れない。
なぜこのオレンジがこちらに流れているかの謎の解、必ず持って帰る。
なぜこのオレンジがこちらに流れているかの謎の解、必ず持って帰る。
変わったウロが多い。
これまでの山行で都市伝説か位にウロを見なかったのが嘘のようだ。
変わったウロが多い。
これまでの山行で都市伝説か位にウロを見なかったのが嘘のようだ。
もはや踏み跡は埋もれている。
もはや踏み跡は埋もれている。
曖昧過ぎる踏み跡。
曖昧過ぎる踏み跡。
半分越えたぐらい。
半分越えたぐらい。
ものがふえてすこl しだけ。
ものがふえてすこl しだけ。
次の安心ポイントまで耐える。
次の安心ポイントまで耐える。
ずっとこうしていたいが、ずっとここにいたくはない。
ずっとこうしていたいが、ずっとここにいたくはない。
なぜわざわざこんなに長く迂回する必要があったのか。
そればかり考えてしまう。
なぜわざわざこんなに長く迂回する必要があったのか。
そればかり考えてしまう。
情報によるとここを乗り切れば楽になるはず…。
情報によるとここを乗り切れば楽になるはず…。
ウロ付きの木が本当に多い。
切り倒しにくいから?
ウロ付きの木が本当に多い。
切り倒しにくいから?
束の間の休息。
最後までこの調子か。
最後までこの調子か。
大体わかったので斜めにショートカットしてもいい頃合いか。
大体わかったので斜めにショートカットしてもいい頃合いか。
先の様子は上から確認できれば良いかと思う。
先の様子は上から確認できれば良いかと思う。
写真で見る限り危険な要素はないのだけど。
写真で見る限り危険な要素はないのだけど。
斜面全般に言えることか。
斜面全般に言えることか。
そうこうしているうちにもう端っこ。
そうこうしているうちにもう端っこ。
やっと登れる。
緩やかな登りの尾根になっているようだ。
緩やかな登りの尾根になっているようだ。
僅かに斜めにショートカットして乗り入れる。
僅かに斜めにショートカットして乗り入れる。
地形図上ではほぼ同じこと。
地形図上ではほぼ同じこと。
あと少し。
道でない場所を登るのは消耗が若干激しい。
あと少し。
道でない場所を登るのは消耗が若干激しい。
奥の尾根の先に特に変わった様子はなさそうだ。
奥の尾根の先に特に変わった様子はなさそうだ。
結構角度が激しくなっていた。
結構角度が激しくなっていた。
まだ道から外れている。
まだ道から外れている。
やはり体力を無駄に消費しないで正解だったと言えるかも知れない。
やはり体力を無駄に消費しないで正解だったと言えるかも知れない。
尾根に乗った。
切り返して尾根に乗ったので、尾根の先を見てみたが、先はよく分からない。
切り返して尾根に乗ったので、尾根の先を見てみたが、先はよく分からない。
緩やかに見えるがかなりの角度だ。
緩やかに見えるがかなりの角度だ。
休憩ポイント。
しばらくゆるい登りが続くが、景色が変わったので一旦止まれる場所で止まっておくのがいいかも知れない。
休憩ポイント。
しばらくゆるい登りが続くが、景色が変わったので一旦止まれる場所で止まっておくのがいいかも知れない。
今回登った急坂でも楽な部類だが、完全な平地がないため微妙なプレッシャーかかり続ける。
今回登った急坂でも楽な部類だが、完全な平地がないため微妙なプレッシャーかかり続ける。
染みつきの岩。
ベンチ兼ストッパーにしか見えない。
要強度確認。
染みつきの岩。
ベンチ兼ストッパーにしか見えない。
要強度確認。
こっちの倒木の方が安定していそうだ。
こっちの倒木の方が安定していそうだ。
一旦ここで休憩を挟もう。
一旦ここで休憩を挟もう。
平らな場所が少ないため落ち着かない。
平らな場所が少ないため落ち着かない。
ここを過ぎたらまた登りになる。
ここを過ぎたらまた登りになる。
ここで腰を下ろせる場所を探したい。
ここで腰を下ろせる場所を探したい。
やはり大きな倒木の裏となった。
やはり大きな倒木の裏となった。
辺りを見回す。変わった形の木が美術館のごとく並んでいる。
辺りを見回す。変わった形の木が美術館のごとく並んでいる。
人為的なものを感じるが詳細は不明。
人為的なものを感じるが詳細は不明。
よく見ると横に溝がある。
よく見ると横に溝がある。
こんな所にマウンテンが走るとも思えないし、木材の移動用だろうか。
こんな所にマウンテンが走るとも思えないし、木材の移動用だろうか。
それにしても不思議な景色だ。
それにしても不思議な景色だ。
何枚も撮ってしまうが、元々何のためにこんなに沢山の変わった木が集まったのだろう。
何枚も撮ってしまうが、元々何のためにこんなに沢山の変わった木が集まったのだろう。
人為的なものでないと説明がつかないが、人為的にだとしても説明がつかない。
人為的なものでないと説明がつかないが、人為的にだとしても説明がつかない。
後で調べてみると台場クヌギと言って、燃料の薪にすべく10年ごとに枝を伐採された木がこのような形になるらしい。
後で調べてみると台場クヌギと言って、燃料の薪にすべく10年ごとに枝を伐採された木がこのような形になるらしい。
立派なウロだ。
ここは大掛かりな燃料採取場だったということか。
ここは大掛かりな燃料採取場だったということか。
皆もう枯れてしまっているようだ。
皆もう枯れてしまっているようだ。
実際に生きている所を見てみたいものだ。
実際に生きている所を見てみたいものだ。
くたびれた感じの斜面。
くたびれた感じの斜面。
落ち着けるような場所ではないが苦労せずに進める。
落ち着けるような場所ではないが苦労せずに進める。
徐々に登っているのが分かる。
徐々に登っているのが分かる。
あくまでこれまでの登りと比較しての話。
あくまでこれまでの登りと比較しての話。
溝の形に沿って動けば自然にオレンジの軌跡のようになりそうだ。
溝の形に沿って動けば自然にオレンジの軌跡のようになりそうだ。
オレンジの踏み跡にブレが生じ始める。
オレンジの踏み跡にブレが生じ始める。
まだ道は安定しているが、そろそろ何かが起こるのか。
まだ道は安定しているが、そろそろ何かが起こるのか。
来た道の溝。
角度は浅めだが油断はできない。
角度は浅めだが油断はできない。
角度が変わり始める辺りで中継ポイントのようなものがある。
角度が変わり始める辺りで中継ポイントのようなものがある。
多少ズレがあるがこの辺りで間違いなさそうだ。
多少ズレがあるがこの辺りで間違いなさそうだ。
上から見た図。
木の背は高い。
ランドマークになっている木。
ランドマークになっている木。
独特な木漏れ日。
独特な木漏れ日。
一旦休憩を挟んで次の作戦に備えるのもいい。
一旦休憩を挟んで次の作戦に備えるのもいい。
踏み跡中心からだいぶんズレた。
下のオレンジがバラけているのは中継点の迂回の仕方が出たのだろうか。もっと他にもみるべき何かあったのか。
踏み跡中心からだいぶんズレた。
下のオレンジがバラけているのは中継点の迂回の仕方が出たのだろうか。もっと他にもみるべき何かあったのか。
他の木とかなり風貌が違う。
他の木とかなり風貌が違う。
岩が集められている。
岩が集められている。
道のようになっている。
道のようになっている。
この方向に行っても何もない。
この方向に行っても何もない。
ここから先、どんどん角度が上がる。最後の休憩を取るか。
ここから先、どんどん角度が上がる。最後の休憩を取るか。
茶碗のかけらが埋まっている。
茶碗のかけらが埋まっている。
斜面の下方を眺める。
斜面の下方を眺める。
全体としてはいい所まで来たが、ここからが問題だ。
ここまでで圧勝と言える位押し込めていない場合は素直に戻って欲しい。
全体としてはいい所まで来たが、ここからが問題だ。
ここまでで圧勝と言える位押し込めていない場合は素直に戻って欲しい。
人間よ、ここから先は分不相応な領域ではないのか?
命が惜しくば今すぐ引き返すがいい。

次の段は全然いける。
人間よ、ここから先は分不相応な領域ではないのか?
命が惜しくば今すぐ引き返すがいい。

次の段は全然いける。
命が惜しくば今すぐ引き返すがいい。

歩きやすさのおかげで急角度でも何とかなる。
何よりこの時のため体力を温存してきた。
命が惜しくば今すぐ引き返すがいい。

歩きやすさのおかげで急角度でも何とかなる。
何よりこの時のため体力を温存してきた。
いよいよ総力戦だ。
いよいよ総力戦だ。
栗がなぜか落ちている。
栗がなぜか落ちている。
愚かな人間よ、では報いを受けるがいい。

植生がいつの間にか変化しているのが分かる。
愚かな人間よ、では報いを受けるがいい。

植生がいつの間にか変化しているのが分かる。
図の位置の関係で今にも滑り落ちそうに見えるが、実際そんなイメージだ。
図の位置の関係で今にも滑り落ちそうに見えるが、実際そんなイメージだ。
足元が少し硬く滑りやすくなっている。
足元が少し硬く滑りやすくなっている。
大きなウロが見える。向こうは斜面の端だし、斜面が急なため近づいて行く余裕はない。
大きなウロが見える。向こうは斜面の端だし、斜面が急なため近づいて行く余裕はない。
すぐ横は崖。
何ということでしょう。これは時間をかけて泣きながら戻るなんて考えたくない。
何ということでしょう。これは時間をかけて泣きながら戻るなんて考えたくない。
退路はほぼ絶たれたと言っていいか。
退路はほぼ絶たれたと言っていいか。
この程度で根を上げるわけにはいかないぞ。
この程度で根を上げるわけにはいかないぞ。
ここで諦めたらこれまで登って来た斜面に申し訳が立たない。
ここで諦めたらこれまで登って来た斜面に申し訳が立たない。
名も無き斜面「ん? 貴様…再びこの俺に登る気か!?」
名も無き斜面「ん? 貴様…再びこの俺に登る気か!?」
そうだ。退路はもうない。
そうだ。退路はもうない。
登る方がマシではないか。
登る方がマシではないか。
オレンジの踏み跡に従って動く。
オレンジの踏み跡に従って動く。
ここでもスライドしていく意図を読み兼ねる。
ここでもスライドしていく意図を読み兼ねる。
わざわざ無用なトラバースを挟む程キツい斜面ではないではないか。
わざわざ無用なトラバースを挟む程キツい斜面ではないではないか。
オレンジは尾根に沿って登りたがる傾向があるようだ。
オレンジは尾根に沿って登りたがる傾向があるようだ。
どんぐりが落ちている。
どんぐりが落ちている。
落ち葉が滑りやすいタイプの地面。
なぜかブルーシートが沢山埋められた形跡がある。
落ち葉が滑りやすいタイプの地面。
なぜかブルーシートが沢山埋められた形跡がある。
木が沢山あれば何とかできる自信はある。
木が沢山あれば何とかできる自信はある。
写真で見ると簡単そうだが、写真が多いということは進みにくいということでもある。
写真で見ると簡単そうだが、写真が多いということは進みにくいということでもある。
しかし西の斜面も山が悪いな。
退路を立たせてから本気を出してくる。
しかし西の斜面も山が悪いな。
退路を立たせてから本気を出してくる。
わざわざ急な角度に流れなくてもいいのでは?
わざわざ急な角度に流れなくてもいいのでは?
変わった模様の木。
変わった模様の木。
何のためのブルーシートなのだろう。
何のためのブルーシートなのだろう。
下は殆ど水平線状態。
下は殆ど水平線状態。
地形図通り…?なのか一応右手奥が少し平たくなっている感じはあるが、わざわざ行っても楽にはならないと思えてならない。
地形図通り…?なのか一応右手奥が少し平たくなっている感じはあるが、わざわざ行っても楽にはならないと思えてならない。
トラバースに見えなくもない。
トラバースに見えなくもない。
ワニ風味のテクスチャー。
ワニ風味のテクスチャー。
下の方が密度が濃い。
下の方が密度が濃い。
ツツジあり。
完全に植生が違う。
完全に植生が違う。
この辺りにも三木の変形とウロとが見られる。
この辺りにも三木の変形とウロとが見られる。
遠回りすることに意味が見出せないので、
遠回りすることに意味が見出せないので、
誤差の範囲はまっすぐ進むことにしようか。
誤差の範囲はまっすぐ進むことにしようか。
ほぼ広葉樹。
小さな窯の跡だ。
小さな窯の跡だ。
玉座のようになっているが、この斜面でここに座って休んでも落ち着かない。
玉座のようになっているが、この斜面でここに座って休んでも落ち着かない。
ここから激しくなっていく事が予想される。
ここから激しくなっていく事が予想される。
このシミはカビか何かの一種だろうか?
このシミはカビか何かの一種だろうか?
全体が模様に取り込まれている感じの部分もある。
全体が模様に取り込まれている感じの部分もある。
ちょっと先がもう見えない。
ちょっと先がもう見えない。
下のことである。
下のことである。
こちらは地形に動きが見られる。
こちらは地形に動きが見られる。
谷の方の様子。
ここまで僅か1.58km…。
谷の方の様子。
ここまで僅か1.58km…。
根張りが激しい。
根張りが激しい。
宿り木付き。
写真では分かりにくいがこの後角度が激しく上がっている。
写真では分かりにくいがこの後角度が激しく上がっている。
玉座の裏が少し窪んでいるのでそこで休むことにした。
玉座の裏が少し窪んでいるのでそこで休むことにした。
勇気のボンタンアメ。
季節問わず糖分補給ができる優秀なお菓子。
中もオブラートに包まれており、ゴミが少ない。
勇気のボンタンアメ。
季節問わず糖分補給ができる優秀なお菓子。
中もオブラートに包まれており、ゴミが少ない。
この根張りがありがたい。
この根張りがありがたい。
いよいよ最終局面へスタート。
いよいよ最終局面へスタート。
気力充実状態でもかなりの圧を受ける。
気力充実状態でもかなりの圧を受ける。
さっきまでの斜面で苦戦していたらこの辺りからが登れなくなる。
さっきまでの斜面で苦戦していたらこの辺りからが登れなくなる。
ボールを抱えているような台場クヌギ?
ボールを抱えているような台場クヌギ?
あまり分かりやすくはないが、ここから降りるのは落ちていくようなものかもしれない。
あまり分かりやすくはないが、ここから降りるのは落ちていくようなものかもしれない。
不思議な形の木で満たされた急斜面。
不思議な形の木で満たされた急斜面。
ここで問題が起こった。
写真では一見何でもなさそうな場所だが、十分な手掛かりがなく上手く登れない。地面も滑りやすくグリップを拒む。
登ろうとすると滑り落ち、下まで連れて行かれそうだ。
万事休すか。
ここで問題が起こった。
写真では一見何でもなさそうな場所だが、十分な手掛かりがなく上手く登れない。地面も滑りやすくグリップを拒む。
登ろうとすると滑り落ち、下まで連れて行かれそうだ。
万事休すか。
ここまで来て諦めるわけにはいかない。
退路はとうの昔に絶った。
さっきまでと違って、ここから下に降りるのは安全でも何でもない。
奥の手を使わせてもらう。

「ケインよ…直登真杖(チョクトシンケイン)には一瞬のグリップを呼び覚ます石突孔があると聞く」
「この山を登る時、こういうシーンはすでに覚悟していた。
このままでも君は時期に死ぬ…。ならば登りと共に…刺を!」
「だが勝は一瞬!それでもいいのか?」
「俺はケイン士、現登貢献杖(ゲントコウケイン)の継承者。あえて登り高き刺を選ぼう!」

一つ前の木まで何とか下がって、ストックの石突を解放した。
飛躍的にグリップ力が増加する。
なぜ先程まで解放していなかったかというと、柔らかい地面にはストックが刺さり過ぎ不向きだったから。樹脂もすり減るのでストックの寿命も縮むと思われる。

※急斜面ではストックの使用は推奨されていない。折りたたむか縮めてザックにつけるか、中にしまうようにするのが一般的。
急斜面でのストック使用はかなり特殊なやり方だと思うが、ストックを最短の長さにして常に使えるようにし、場合によっては石突も解放すると、靴のグリップが足りない場合に一定の効果が得られると思う。
ここまで来て諦めるわけにはいかない。
退路はとうの昔に絶った。
さっきまでと違って、ここから下に降りるのは安全でも何でもない。
奥の手を使わせてもらう。

「ケインよ…直登真杖(チョクトシンケイン)には一瞬のグリップを呼び覚ます石突孔があると聞く」
「この山を登る時、こういうシーンはすでに覚悟していた。
このままでも君は時期に死ぬ…。ならば登りと共に…刺を!」
「だが勝は一瞬!それでもいいのか?」
「俺はケイン士、現登貢献杖(ゲントコウケイン)の継承者。あえて登り高き刺を選ぼう!」

一つ前の木まで何とか下がって、ストックの石突を解放した。
飛躍的にグリップ力が増加する。
なぜ先程まで解放していなかったかというと、柔らかい地面にはストックが刺さり過ぎ不向きだったから。樹脂もすり減るのでストックの寿命も縮むと思われる。

※急斜面ではストックの使用は推奨されていない。折りたたむか縮めてザックにつけるか、中にしまうようにするのが一般的。
急斜面でのストック使用はかなり特殊なやり方だと思うが、ストックを最短の長さにして常に使えるようにし、場合によっては石突も解放すると、靴のグリップが足りない場合に一定の効果が得られると思う。
キャップを落とさぬようにザックに収納し、再度戦闘開始。
キャップを落とさぬようにザックに収納し、再度戦闘開始。
写真で見るとそこまで登りにくいようには全く見えない。
写真で見るとそこまで登りにくいようには全く見えない。
どうだ。
「我が厳登攻杖の登りを怪我す者には…刺こそ相応しい!」
どうだ。
「我が厳登攻杖の登りを怪我す者には…刺こそ相応しい!」
上層部は脆く、落ち葉も滑りやすい質感。
上層部は脆く、落ち葉も滑りやすい質感。
腹部が白い蜘蛛。
腹部が白い蜘蛛。
手掛かりが殆どない箇所もある。
グリップが足りない場合、初動で石突が噛んだらその勢いを活かすため、止まらず行った方が安定する場合が多い。
手掛かりが殆どない箇所もある。
グリップが足りない場合、初動で石突が噛んだらその勢いを活かすため、止まらず行った方が安定する場合が多い。
まだまだ激闘は続く。
まだまだ激闘は続く。
木漏れ日が綺麗だと止まってしまうじゃないか。
木漏れ日が綺麗だと止まってしまうじゃないか。
完全に止まると、滑らずにまた動くのがキツい場合があるのに…。
完全に止まると、滑らずにまた動くのがキツい場合があるのに…。
たぶんここは大丈夫な所だったんだと思う。
たぶんここは大丈夫な所だったんだと思う。
魔法の効果のような木漏れ日。
魔法の効果のような木漏れ日。
下りは危険。
尾根の向こうを覗き見る。
尾根の向こうを覗き見る。
よそ見をしていていいのかどうか。
よそ見をしていていいのかどうか。
角度をまるで感じさせない消えっぷり。
急傾斜はこう写る時が多い。
角度をまるで感じさせない消えっぷり。
急傾斜はこう写る時が多い。
えぐれている場合はもっと下まで見えたりもするのだが。
えぐれている場合はもっと下まで見えたりもするのだが。
この辺りまで来たらほぼ勝利を確信していると思う。
この辺りまで来たらほぼ勝利を確信していると思う。
まだ地形図上ではしばらくありそうだが、誤差はある。
まだ地形図上ではしばらくありそうだが、誤差はある。
転んだりしなければ余裕。
転んだりしなければ余裕。
花が落ちている。
花が落ちている。
行き過ぎると体ごと持っていかれるのが、細くて丸い尾根の怖い所。
行き過ぎると体ごと持っていかれるのが、細くて丸い尾根の怖い所。
もうウイニングウォーク状態。
もうウイニングウォーク状態。
何かの装置がある。
何かの装置がある。
もう来ないかもしれない所だ。
しっかり目に焼き付ける。
もう来ないかもしれない所だ。
しっかり目に焼き付ける。
倒木が尾根から落ちるのを防いでくれている。
倒木が尾根から落ちるのを防いでくれている。
すっかり落ち着いた尾根。
すっかり落ち着いた尾根。
西の尾根に共同アンテナがあるという情報はどうなった?
西の尾根に共同アンテナがあるという情報はどうなった?
金属の棒が根本から折られた跡。
金属の棒が根本から折られた跡。
とても普通の尾根。というかこれは尾根から下方向を見た写真だ。間違っても降りたい感じではない。
とても普通の尾根。というかこれは尾根から下方向を見た写真だ。間違っても降りたい感じではない。
その方向。
腐れ倒木。大回りはあまりしたくない。
腐れ倒木。大回りはあまりしたくない。
アンテナを探しながら歩く。
目立つはずなのに全く見当たらない。
アンテナを探しながら歩く。
目立つはずなのに全く見当たらない。
一旦先に進む。
雰囲気が変わった。登山道方向に進む。
雰囲気が変わった。登山道方向に進む。
最高地点を見にいく。
最高地点を見にいく。
最強のホウキがあった。
最強のホウキがあった。
何かのエンブレム。
何かのエンブレム。
何に使うのかわからない棒。
何に使うのかわからない棒。
右手にある尾根が気になる。
アンテナがズレた所にあるかもしれないからだ。
右手にある尾根が気になる。
アンテナがズレた所にあるかもしれないからだ。
その尾根の方向。
その尾根の方向。
時間がかかりそうなので先に山頂に行ってしまおうか。
時間がかかりそうなので先に山頂に行ってしまおうか。
どこまで歩けるかは不明。
どこまで歩けるかは不明。
最高点と思われる地点の茂みを抜ける。
最高点と思われる地点の茂みを抜ける。
実はまだ登山道に乗れていない。
実はまだ登山道に乗れていない。
周囲を見回してみる。
周囲を見回してみる。
アンテナはどこにある?
アンテナはどこにある?
背の低い木が多い一帯。
背の低い木が多い一帯。
あまり奥に行き過ぎてはいけない。
あまり奥に行き過ぎてはいけない。
ゴールの印として考えていたアンテナが見つからなくてゴールできない。
ゴールの印として考えていたアンテナが見つからなくてゴールできない。
通り過ぎた可能性もあるか。
通り過ぎた可能性もあるか。
斜面のギリギリの所にツツジが。
行ったら引き込まれるやつか。
斜面のギリギリの所にツツジが。
行ったら引き込まれるやつか。
それにしても大量の栗。
靴が死んでいたら大変なことに…。
それにしても大量の栗。
靴が死んでいたら大変なことに…。
季節外れの栗、栗、栗…。
季節外れの栗、栗、栗…。
仕方がないので明ヶ田尾山の山頂を目指す。
仕方がないので明ヶ田尾山の山頂を目指す。
CG感のあるサルノコシカケ。
CG感のあるサルノコシカケ。
この辺りではこの種類のキノコが増殖中のようだ。
この辺りではこの種類のキノコが増殖中のようだ。
大きな倒木…
だがここで倒れたにしてはスペースが無さすぎる。
見た目的にはここで倒れたように見える。
だがここで倒れたにしてはスペースが無さすぎる。
見た目的にはここで倒れたように見える。
眺望はないが緑が綺麗だ。
眺望はないが緑が綺麗だ。
明ヶ田尾山山頂に到達。
明ヶ田尾山山頂に到達。
山頂の奥にもツツジの一本立ちが。
山頂の奥にもツツジの一本立ちが。
西尾根のどこかにアンテナがあるのだろうか。
西尾根のどこかにアンテナがあるのだろうか。
今日の最終目標。この先から降りて下山。
今日の最終目標。この先から降りて下山。
調べた古い文献では下っていくと地元の山友会の道標があり、やがて植林の歩きやすい道に繋がるとあった。
「南側の一般谷道は荒れていてこちらが歩きやすい」らしくそんな安全簡単な道があればハイキングマップに載っていそうなものだ。だからこそ歩いてみたいと思った。
調べた古い文献では下っていくと地元の山友会の道標があり、やがて植林の歩きやすい道に繋がるとあった。
「南側の一般谷道は荒れていてこちらが歩きやすい」らしくそんな安全簡単な道があればハイキングマップに載っていそうなものだ。だからこそ歩いてみたいと思った。
ずっと置いてある椅子。ふうちゃんが目印。
ずっと置いてある椅子。ふうちゃんが目印。
こちらの方が強度がありそうな椅子。
ここに描かれているのもふうちゃんだろうか。
こちらの方が強度がありそうな椅子。
ここに描かれているのもふうちゃんだろうか。
明ヶ田尾山の三角点。
明ヶ田尾山の三角点。
眺望はないが景色はいい。
眺望はないが景色はいい。
奥にある山名プレート。
奥にある山名プレート。
サルノコシカケが流行っている。
サルノコシカケが流行っている。
この木はもう、死んでいるのだろうか。
この木はもう、死んでいるのだろうか。
これは何はぎの跡だろう。
これは何はぎの跡だろう。
この辺りにははぎたがりが住んでいるらしい。
この辺りにははぎたがりが住んでいるらしい。
整った山道。
ちょっとしたを除くとゾッとする。
ちょっとしたを除くとゾッとする。
これでも一応登れる範囲の等高線…。
上から見ると大体無理に見える。
これでも一応登れる範囲の等高線…。
上から見ると大体無理に見える。
明ヶ田尾山専用の道標。
明ヶ田尾山専用の道標。
今日は下山以外に時間の限り調査したいことがある。
今日は下山以外に時間の限り調査したいことがある。
明ヶ田尾山周辺の尾根などがどうなっているか。
明ヶ田尾山周辺の尾根などがどうなっているか。
この尾根もその一つ。
この尾根もその一つ。
よもや下まで続いているとは思わないが、理屈の上では繋がっていてもおかしくはない。
よもや下まで続いているとは思わないが、理屈の上では繋がっていてもおかしくはない。
太くなった節だけ分解からとり残された倒木。
太くなった節だけ分解からとり残された倒木。
朽ちた倒木はいろんなところに迷惑をかけている。
朽ちた倒木はいろんなところに迷惑をかけている。
意外と普通に歩けるものだ。
意外と普通に歩けるものだ。
軽く行ける所まで確認する。
軽く行ける所まで確認する。
しばしの盛り上がりの後
しばしの盛り上がりの後
急降下。
頑張れば降りられそうな気がしてしまうが、降りきってしまっては今日の目標が達せられない。
頑張れば降りられそうな気がしてしまうが、降りきってしまっては今日の目標が達せられない。
瀬戸物みたいなサルノコシカケ。
瀬戸物みたいなサルノコシカケ。
実際に腰掛けられそうなものは意外と少ない。
実際に腰掛けられそうなものは意外と少ない。
アンテナがないか、西側も見て回る。
アンテナがないか、西側も見て回る。
多少はみ出ていればどこでも西尾根の可能性があるというわけだ。
多少はみ出ていればどこでも西尾根の可能性があるというわけだ。
わかりやすく尾根。
わかりやすく尾根。
しばらく続いている。
しばらく続いている。
谷道にオレンジの踏み跡が見られる。
軽い気持ちで真似して下るのは危険だ。マウンテン道でないことを祈る。
谷道にオレンジの踏み跡が見られる。
軽い気持ちで真似して下るのは危険だ。マウンテン道でないことを祈る。
尾根の方を端までチェックする方向で。
尾根の方を端までチェックする方向で。
障害物はあるが、歩きやすい方だと思う。
障害物はあるが、歩きやすい方だと思う。
変わった形の木が多いのは下と変わらないようだ。
変わった形の木が多いのは下と変わらないようだ。
もう少しくらいならいけるか。
もう少しくらいならいけるか。
終点を示すリボンだろうか。
終点を示すリボンだろうか。
あくまで簡単な調査なので、行けそうでも奥まではいかない。
あくまで簡単な調査なので、行けそうでも奥まではいかない。
この先、ずっと続いていそうではある。
この先、ずっと続いていそうではある。
調子に乗って降りてしまうと戻って来られなくなりそうだ。
調子に乗って降りてしまうと戻って来られなくなりそうだ。
あんな所にコブが。
あんな所にコブが。
鹿で良いのだろう。
鹿で良いのだろう。
崩壊が始まっている。
崩壊が始まっている。
今度はどこに行くか。
この先はなぜかオレンジが続いている谷。
今度はどこに行くか。
この先はなぜかオレンジが続いている谷。
下まで行かずに上に戻っている。
下まで行かずに上に戻っている。
この先がさっき寄れなかった尾根の出っ張り。
この先がさっき寄れなかった尾根の出っ張り。
広くはないが見ておきたい。
広くはないが見ておきたい。
すごいことになっている木だ。
すごいことになっている木だ。
小さなキノコが生えている。
小さなキノコが生えている。
自由に広がった木。というより倒木を支えて広がったというべきか。
自由に広がった木。というより倒木を支えて広がったというべきか。
一コマで随分舞い戻った。流石に同じ場所を何度もやると終わらない。
一コマで随分舞い戻った。流石に同じ場所を何度もやると終わらない。
ここが高山への通常分岐。
ここが高山への通常分岐。
ここもそこそこ滑りやすいが、ここより歩きやすい裏道があるなんて、後が楽しみである。
ここもそこそこ滑りやすいが、ここより歩きやすい裏道があるなんて、後が楽しみである。
まあまあ荒れている。
まあまあ荒れている。
そしてこの先。何かの境界線が引かれている。
そしてこの先。何かの境界線が引かれている。
かなり激しい道だが、全登りができるなら歩いてみたい気もする。下りは遠慮したい。
かなり激しい道だが、全登りができるなら歩いてみたい気もする。下りは遠慮したい。
ちょっとだけ見てみる。
ちょっとだけ見てみる。
少し盛り上がっている。
少し盛り上がっている。
鞍部のようになっており、すぐ先がかなり下がっている。
鞍部のようになっており、すぐ先がかなり下がっている。
ここは半端に調査したら痛い目を見る所だ。
最後が下れなさそうな斜面になっているため往復前提なのもきつい。
お腹の調子が悪くなっていたが近場にトイレもないためこれ以上悪くならないように祈っていたが、祈りは通じないらしい。
救急セットから通常装備に昇格した(取り出しやすい場所に移動したともいう)下痢止めを飲むことにした。
効いてくれますように。
ここは半端に調査したら痛い目を見る所だ。
最後が下れなさそうな斜面になっているため往復前提なのもきつい。
お腹の調子が悪くなっていたが近場にトイレもないためこれ以上悪くならないように祈っていたが、祈りは通じないらしい。
救急セットから通常装備に昇格した(取り出しやすい場所に移動したともいう)下痢止めを飲むことにした。
効いてくれますように。
ワシャア。
斜面を見る。
結果だけ垂れ流す。
結果だけ垂れ流す。
難しいコースだと特に写真枚数が増える現象をなんとかせねば、自己崩壊は免れまい。
難しいコースだと特に写真枚数が増える現象をなんとかせねば、自己崩壊は免れまい。
というわけで第二ラウンドの目的地に到着。
というわけで第二ラウンドの目的地に到着。
ここから下るのはそう難しくないという情報があるが、どうもかなり昔のものであるということが判明している。
一年半前に書かれた10年前の山の記事…。
ここから下るのはそう難しくないという情報があるが、どうもかなり昔のものであるということが判明している。
一年半前に書かれた10年前の山の記事…。
とりあえず最初は楽そう。
とりあえず最初は楽そう。
勢いよくスタートを切ろうとしたが問題はすぐに起こった。
勢いよくスタートを切ろうとしたが問題はすぐに起こった。
コブには苔は生えないようだ。
コブには苔は生えないようだ。
裏返し。
なんだこの斜面は!?
なんだこの斜面は!?
ちょっとずれてしまっていたか。
ちょっとずれてしまっていたか。
ならばこうだ。
間違いではなかった…。
軽い気持ちで降りられる斜面ではない。

これは行っていいのか。
無茶じゃないのか。
ぐるぐる考えが巡る。
お腹もぐるぐる回る。
下痢止めの効きが不安定なためしばらくじっとうずくまった。
一番近いトイレが北摂霊園。
これはあり得るかも知れない。
ならばこうだ。
間違いではなかった…。
軽い気持ちで降りられる斜面ではない。

これは行っていいのか。
無茶じゃないのか。
ぐるぐる考えが巡る。
お腹もぐるぐる回る。
下痢止めの効きが不安定なためしばらくじっとうずくまった。
一番近いトイレが北摂霊園。
これはあり得るかも知れない。
参考にした情報が古過ぎたか、高レベル過ぎる山人が誰でも見られる場所に自分の覚え書きを置いていただけということも考えられる。後者は自覚がないので経験不足の者にとっては非常に危険だ。
参考にした情報が古過ぎたか、高レベル過ぎる山人が誰でも見られる場所に自分の覚え書きを置いていただけということも考えられる。後者は自覚がないので経験不足の者にとっては非常に危険だ。
「この降りでは厳登降杖など知らぬ!通じぬ!」
「山してや片さずに全使用できる杖法など笑止!!」

「完凸ヅラメンテシゴトシロウ、見届けよ」
「これが俺の最後の激熱扇・黄枠光↑★3!!」
「う…美しい虹門だ」
「この財布が沈む頃、諭吉金券は俺と共に潰える」
※ダブルパロなんて誰も分からないので自重すべきかとも思ったが、
そもそもこんな大量の画像の説明の一つを誰も真剣に読んではいないと思うので大丈夫かもしれない。
「この降りでは厳登降杖など知らぬ!通じぬ!」
「山してや片さずに全使用できる杖法など笑止!!」

「完凸ヅラメンテシゴトシロウ、見届けよ」
「これが俺の最後の激熱扇・黄枠光↑★3!!」
「う…美しい虹門だ」
「この財布が沈む頃、諭吉金券は俺と共に潰える」
※ダブルパロなんて誰も分からないので自重すべきかとも思ったが、
そもそもこんな大量の画像の説明の一つを誰も真剣に読んではいないと思うので大丈夫かもしれない。
いくら急斜面であったとしても、危険な下りだとは書かれていない。西の斜面については下りは大変なようだと記されていた。おそらくそういうものなのだろう。
いくら急斜面であったとしても、危険な下りだとは書かれていない。西の斜面については下りは大変なようだと記されていた。おそらくそういうものなのだろう。
この程度の距離感で負けるわけにはいかない。
ストックの石突はとうに封印してしまったが、この斜面を安全に下るに当たって再び石突を解放して挑むことにした。

※急斜面では登りも下りもストックの使用は推奨されていない。
この程度の距離感で負けるわけにはいかない。
ストックの石突はとうに封印してしまったが、この斜面を安全に下るに当たって再び石突を解放して挑むことにした。

※急斜面では登りも下りもストックの使用は推奨されていない。
登りと下りでは脅威度が全然違う。
登りと下りでは脅威度が全然違う。
地形図上はそんなでもない坂なのに…。
1マス20mなので多少の誤差は仕方ない。
地形図上はそんなでもない坂なのに…。
1マス20mなので多少の誤差は仕方ない。
この調子で下り続ける訳にもいかない。
この調子で下り続ける訳にもいかない。
そろそろ切り返す頃だ。
そろそろ切り返す頃だ。
高山山友会の道標。
高山山友会の道標。
角度は急になるかも知れない。踏ん張りが必要だ。
角度は急になるかも知れない。踏ん張りが必要だ。
ここは道であることが分かっている。
仮に廃道だったとしても道でないよりは基本マシ。
ここは道であることが分かっている。
仮に廃道だったとしても道でないよりは基本マシ。
角度的にはまあまああるが、巻き気味に降りているので怖さはそこまでではない。
角度的にはまあまああるが、巻き気味に降りているので怖さはそこまでではない。
だが気になるのはもう少し先の更に急角度と思われる場所。
だが気になるのはもう少し先の更に急角度と思われる場所。
正しい道を進めている。
正しい道を進めている。
今のところ順調と言える。
今のところ順調と言える。
鳥か何かの卵の殻だろうか。
鳥か何かの卵の殻だろうか。
まあまあ下ってきた。
まあまあ下ってきた。
吸い込まれるようなこれからの下り。
吸い込まれるようなこれからの下り。
ここからが本番。
ここからが本番。
この先は
階段になってる、なってない、なってる…なってない、
この先は
階段になってる、なってない、なってる…なってない、
何らかの地形のフォローがないと一般の人は降りられないと思う。
何らかの地形のフォローがないと一般の人は降りられないと思う。
…なってる!
段のように滑らずに降りて行けるようになっているようだ。
…なってる!
段のように滑らずに降りて行けるようになっているようだ。
なっていなかったとしても頑張って降りるしかなかったが。
なっていなかったとしても頑張って降りるしかなかったが。
降りていけるようにスロープまで付いている。
降りていけるようにスロープまで付いている。
一旦谷まで来た。本当の底ではないが、同レベル帯で最も下位だ。
一旦谷まで来た。本当の底ではないが、同レベル帯で最も下位だ。
下痢止めの効果が若干偏っており、また行動不能に。覚悟が必要かと思ったが、埃は守られたようだ。
下痢止めの効果が若干偏っており、また行動不能に。覚悟が必要かと思ったが、埃は守られたようだ。
この先は崖になっている。
この先は崖になっている。
頑張って降りられないこともなさそうだが、横にトラバース道が設置されている。
頑張って降りられないこともなさそうだが、横にトラバース道が設置されている。
細くて怖いのだけど、ハイキングでないガチ登山道というものはこういうのが普通なんだろうか。
細くて怖いのだけど、ハイキングでないガチ登山道というものはこういうのが普通なんだろうか。
谷がすごい早さで落ちていくので谷底と大きく高度差ができてしまった。
谷がすごい早さで落ちていくので谷底と大きく高度差ができてしまった。
手入れはきっちりしてあるが、元が細いので怖い。
手入れはきっちりしてあるが、元が細いので怖い。
若干地図から道を外れているようにも見えるが、ありえない位置にいることになっているので気にしないことにしよう。
若干地図から道を外れているようにも見えるが、ありえない位置にいることになっているので気にしないことにしよう。
最初にあそこを降りていれば谷底コースだったのに…。
が、その谷底の行方は分からず、激しい運動もせねばならないし、行き先が分からず長引けばお腹に厳しい結果が待っている。
最初にあそこを降りていれば谷底コースだったのに…。
が、その谷底の行方は分からず、激しい運動もせねばならないし、行き先が分からず長引けばお腹に厳しい結果が待っている。
右の方を見れば分かるがこの細いトラバース、めっちゃ怖い。
右の方を見れば分かるがこの細いトラバース、めっちゃ怖い。
落ちないように歩くだけでいいのだが。
落ちないように歩くだけでいいのだが。
谷の方はやっぱりこんなだ。
谷の方はやっぱりこんなだ。
もっと広い視点で。
もっと広い視点で。
遠くを見てみると不安が増すばかり。
遠くを見てみると不安が増すばかり。
ようやく尾根まで来たか?
ようやく尾根まで来たか?
怖いトラバースとはおさらばだ。
怖いトラバースとはおさらばだ。
少々えぐれた道に出ている。
少々えぐれた道に出ている。
とはいえ足を滑らせて大怪我の線はほぼなくなった。
とはいえ足を滑らせて大怪我の線はほぼなくなった。
高いところを見てみる。これは尾根で登って行けそうではある。
高いところを見てみる。これは尾根で登って行けそうではある。
行き先は…さっきの下りと合致。
繋がっていると考えられる。
もし繋がっていなかったら地獄。
行き先は…さっきの下りと合致。
繋がっていると考えられる。
もし繋がっていなかったら地獄。
今日はそれを試すお腹の余裕がなさそうなので、当初の目的を果たす方に集中。
今日はそれを試すお腹の余裕がなさそうなので、当初の目的を果たす方に集中。
多分もう怖い所はない。
多分もう怖い所はない。
道が入り組んでおり多少じれったい。
道が入り組んでおり多少じれったい。
この山友会の斜面を降りる計画を立てた時に決めていたことがある。
上の外れた縦長のオレンジの踏み跡を辿ること。
この山友会の斜面を降りる計画を立てた時に決めていたことがある。
上の外れた縦長のオレンジの踏み跡を辿ること。
よくわからないが重要そうなのだ。
そこに続いているであろう道を行く。
よくわからないが重要そうなのだ。
そこに続いているであろう道を行く。
なるべく最短で。
なるべく最短で。
出て行けそうな所もある。
出て行けそうな所もある。
どうしても北にあるぐるりに行きたい。
どうしても北にあるぐるりに行きたい。
現在地も既に整備されたハイキングルートと言った感じ。
現在地も既に整備されたハイキングルートと言った感じ。
ここからあのトラバースに連れて行かれて急斜面を登らされたらキレていいと思う。
ここからあのトラバースに連れて行かれて急斜面を登らされたらキレていいと思う。
ぐるりに突入。
トラバースより向こうはとても初級者向けとはいえないと思う。
そのまま繋がっているのは危険。
トラバースより向こうはとても初級者向けとはいえないと思う。
そのまま繋がっているのは危険。
整った景色になっている。
整った景色になっている。
何のためにこんなに整備されているんだろう。
何のためにこんなに整備されているんだろう。
ショートカットできそうだが、それでは意味がない。
ショートカットできそうだが、それでは意味がない。
ショートカットせずコースらしき道を進む。
ショートカットせずコースらしき道を進む。
コースアウトは死。
コースアウトは死。
中の色が違う石。
中の色が違う石。
なるほど。高山城跡。
なるほど。高山城跡。
そういう大事な場所だから丁寧に整備されていたのか。
そういう大事な場所だから丁寧に整備されていたのか。
遠くの村が見える。
遠くの村が見える。
植林の道も雰囲気よくハイキング道になっている。
植林の道も雰囲気よくハイキング道になっている。
少し行った所にベンチが設置されている。
少し行った所にベンチが設置されている。
さっきとは少し違った角度から村を見られる。
さっきとは少し違った角度から村を見られる。
この方角になる。
この方角になる。
段も設置されている。
段も設置されている。
この辺りと急斜面・トラバースの落差はやはり大きすぎるような。
この辺りと急斜面・トラバースの落差はやはり大きすぎるような。
看板あり。
ここだけ綺麗に緑。
ここだけ綺麗に緑。
奥に裏道のようなものを見つけた。
奥に裏道のようなものを見つけた。
時間とお腹の体力があれば調査したい所だ。
時間とお腹の体力があれば調査したい所だ。
今日はもう村に脱出する。
今日はもう村に脱出する。
晴れの高山の景色はとてもいい。
晴れの高山の景色はとてもいい。
田舎を思わせる懐かしさがあるからだろうか。
田舎を思わせる懐かしさがあるからだろうか。
スロープの上が高山城跡への道。
スロープの上が高山城跡への道。
何かの動物が休んだ巣だろうか。
何かの動物が休んだ巣だろうか。
重装備なビニールハウス。
重装備なビニールハウス。
金のある道。
赤瓦の家。
やはりたまらない。
やはりたまらない。
煙が上がっている。
煙が上がっている。
高山高札場跡。
他にも史跡があるらしいが、なかなか時間のある時に来られないのでまた余裕のある時に。
高山高札場跡。
他にも史跡があるらしいが、なかなか時間のある時に来られないのでまた余裕のある時に。
北摂霊園に向かう。
北摂霊園に向かう。
どのルートが早いか。
どのルートが早いか。
マムシグサ、最近よく見かける。
マムシグサ、最近よく見かける。
マムシグサのケトルの中には既にシャインマスカットがあるようだ。
マムシグサのケトルの中には既にシャインマスカットがあるようだ。
こういう田舎でカブトムシを採って遊びたかった。
こういう田舎でカブトムシを採って遊びたかった。
ここは実は北摂霊園に通じている。
ここは実は北摂霊園に通じている。
可愛いの咲いてる。
可愛いの咲いてる。
竹が結構ある。
細い道を抜ける。
細い道を抜ける。
出口から行くか中腹から行くか悩んで中腹からに決めた。
出口から行くか中腹から行くか悩んで中腹からに決めた。
いちご。
普通に北摂霊園に繋がっている道。
普通に北摂霊園に繋がっている道。
舗装路だし迷うことはまずない。
舗装路だし迷うことはまずない。
ほぼ一本道でたまに入って無事帰れるかどうかのような分岐がある。
ほぼ一本道でたまに入って無事帰れるかどうかのような分岐がある。
まだ距離がある。
まだ距離がある。
水が流れてきている。
水が流れてきている。
ここなんかはちょっと先までは進めそうだ。
ここなんかはちょっと先までは進めそうだ。
ここも何となく誘われているような。
ここも何となく誘われているような。
行かなくていいと思う。
行かなくていいと思う。
石の何かが建っている。
石の何かが建っている。
すごく奥がありそうに見えるが、地図上ではそうでもない。
すごく奥がありそうに見えるが、地図上ではそうでもない。
すぐ行き止まりそうだが、破線…ルート?でもあるのか。
すぐ行き止まりそうだが、破線…ルート?でもあるのか。
色々あったが、基本目移りする必要のない場所ばかり。
色々あったが、基本目移りする必要のない場所ばかり。
さっきも見たような白い花。
さっきも見たような白い花。
しゃがんだらコンクリートの道のようなものが見える。
しゃがんだらコンクリートの道のようなものが見える。
水源の管理用?
こちらはどこに通じているのか。
こちらはどこに通じているのか。
ショートカットになればいいがこれだけでははっきりと分からない。
今のお腹にリスクは避けたい。
ショートカットになればいいがこれだけでははっきりと分からない。
今のお腹にリスクは避けたい。
黄色い花。
前まで貯水施設的なものがあったような気がする。
前まで貯水施設的なものがあったような気がする。
緑の窓。
工事による通行止めのお知らせ。
工事による通行止めのお知らせ。
こちらは全体のものか。
こちらは全体のものか。
橋も工事されている。
橋も工事されている。
奥に見慣れない古そうな階段が。
奥に見慣れない古そうな階段が。
園内を突っ切れる?
園内を突っ切れる?
耐震補強か。
すぐそばで鹿を見た。
すぐそばで鹿を見た。
明るいお墓。
神の宮殿。
命拾いしたと思う。
神の宮殿。
命拾いしたと思う。
ここはいつも怖い感じがしないのがいい。
ここはいつも怖い感じがしないのがいい。
入り口まで来た。
入り口まで来た。
イチョウが乱舞している。
イチョウが乱舞している。
白でなく微妙にピンク系のものが多い。
白でなく微妙にピンク系のものが多い。
向こう岸は満開。
向こう岸は満開。
マリアさまの泉
今日は渇水中。
不思議な形状の草。
不思議な形状の草。
ハート型の窓。
まとまったブラシ。
まとまったブラシ。
分散したブラシ。
分散したブラシ。
中に何か入っていそうな枯葉。
中に何か入っていそうな枯葉。
意外と開けている。
意外と開けている。
立ち上がるワニポポ。
立ち上がるワニポポ。
寂しげな情緒。
本当は暗くなる前に帰りたい。
本当は暗くなる前に帰りたい。
この先へも行ってみたい気はする。
この先へも行ってみたい気はする。
道路があることで成立する。
道路があることで成立する。
まだ先は長い。
アイシングクッキーl
アイシングクッキーl
王道過ぎて名前が出てこない感じの花。
ヒメフウロだろうか。葉っぱも含めると検索精度が上がるよう。
王道過ぎて名前が出てこない感じの花。
ヒメフウロだろうか。葉っぱも含めると検索精度が上がるよう。
整って見える倒木山。
整って見える倒木山。
オカタツナミソウ?
蕾っぽくて分からない。
オカタツナミソウ?
蕾っぽくて分からない。
この奥に梅ヶ谷ルートがあり、その途中に消えた破線ルートがあるという。
今見ても無理なやつだろうか…。
この奥に梅ヶ谷ルートがあり、その途中に消えた破線ルートがあるという。
今見ても無理なやつだろうか…。
ルートの途中に「この先危険」とある場所があってそこのことかと思っていたのだが、以前撮った写真を見返しているとどうも違うらしい。破線ルートは別にあるようなのだ。
「この先危険」は一体何かという疑問も生まれる。正直どこを目指す道?なのかもどこ想定のルートかも分からなくなった。明ヶ田尾山向きの直登だとは思うのだが…。いや、単にそのポイント以降の明ヶ田尾山へのルートが危険というだけにも見えなくもない。
ルートの途中に「この先危険」とある場所があってそこのことかと思っていたのだが、以前撮った写真を見返しているとどうも違うらしい。破線ルートは別にあるようなのだ。
「この先危険」は一体何かという疑問も生まれる。正直どこを目指す道?なのかもどこ想定のルートかも分からなくなった。明ヶ田尾山向きの直登だとは思うのだが…。いや、単にそのポイント以降の明ヶ田尾山へのルートが危険というだけにも見えなくもない。
緑に覆われた木。
緑に覆われた木。
道路脇にあるファンタジーか。
道路脇にあるファンタジーか。
咲き誇る個性的な花。
咲き誇る個性的な花。
スイカズラでよさそうだ。
スイカズラでよさそうだ。
自然休養林まで帰ってきた。
自然休養林まで帰ってきた。
外はまだ明るく見えるが、あまり登山道を行きたい時間ではない。
外はまだ明るく見えるが、あまり登山道を行きたい時間ではない。
ノイバラ?
検索されやすい撮り方をする必要がありそうだ。
ノイバラ?
検索されやすい撮り方をする必要がありそうだ。
長谷山の二大双巨頭揃い踏み(分かりにくい)!
長谷山の二大双巨頭揃い踏み(分かりにくい)!
こちらは登っていけるのだろうか。
こちらは登っていけるのだろうか。
どこでも行きたいわけではないのだが一応位置関係は確認しておく。
どこでも行きたいわけではないのだが一応位置関係は確認しておく。
スペアリブだった骨…?
こんなところで?
スペアリブだった骨…?
こんなところで?
ゆりわさびばし。
ゆりわさびばし。
夕焼けといった感じではない。
夕焼けといった感じではない。
ここの街灯は存在感強め。
ここの街灯は存在感強め。
この時間路駐してノー装備でダム散策は危ないよ。
街灯がない場所は見えなくなる。
この時間路駐してノー装備でダム散策は危ないよ。
街灯がない場所は見えなくなる。
この明かりがついてかなり気分的に楽にはなった。
この明かりがついてかなり気分的に楽にはなった。
3号線は夕方以降特に暗くなる。
3号線は夕方以降特に暗くなる。
何らかの甲虫。
ビジターセンターのトイレまで降りてきた。
ビジターセンターのトイレまで降りてきた。
暗さが出にくいがこっちの方が実際のイメージに近い。
ここで安全祈願と帰りの報告をするので、私には神社の拝殿と賽銭箱とを兼ねたようなものかもしれない。
暗さが出にくいがこっちの方が実際のイメージに近い。
ここで安全祈願と帰りの報告をするので、私には神社の拝殿と賽銭箱とを兼ねたようなものかもしれない。
謎の動物が2頭ほどいる。
謎の動物が2頭ほどいる。
こちらは箕面川。
こちらは箕面川。
川辺を鹿より小さな動物が…。
川辺を鹿より小さな動物が…。
何とアライグマだ。
山歩きして初めて見た。
こちらを恐れる様子もなく、何か洗っている。
流石に専用のカメラではない夜なのでこれが精一杯。
全国的に増えていると聞くが用心深いのか箕面ではまだレアなのか。
近くの上の通路に似た目の反射があったので複数いる可能性もある。
鹿の可能性もある。

今日お腹の痛みに耐えて頑張ったご褒美かもしれない。
何とアライグマだ。
山歩きして初めて見た。
こちらを恐れる様子もなく、何か洗っている。
流石に専用のカメラではない夜なのでこれが精一杯。
全国的に増えていると聞くが用心深いのか箕面ではまだレアなのか。
近くの上の通路に似た目の反射があったので複数いる可能性もある。
鹿の可能性もある。

今日お腹の痛みに耐えて頑張ったご褒美かもしれない。
大日駐車場。
昼間の滝道の階段はあまり好きではないが、夜の滝道の階段は好き。
昼間の滝道の階段はあまり好きではないが、夜の滝道の階段は好き。
一応何とか撮影できる。
一応何とか撮影できる。
一度目は明ヶ田尾山のベンチで。
2度目はここで。
おにぎりが最近の定番になったが、腹痛率(※これのせいかどうかは分からない。)が今の所高い。腹にたまるのか食べるのが遅いのか。持ち歩く際は早めに食べるのを注意するに越したことはないかもしれない。
一度目は明ヶ田尾山のベンチで。
2度目はここで。
おにぎりが最近の定番になったが、腹痛率(※これのせいかどうかは分からない。)が今の所高い。腹にたまるのか食べるのが遅いのか。持ち歩く際は早めに食べるのを注意するに越したことはないかもしれない。
クーラーバッグに入れて持ち歩くのもいいか。
クーラーバッグに入れて持ち歩くのもいいか。
この影が好き。
風が強くていい感じに葉の影が揺れてエモい。
風が強くていい感じに葉の影が揺れてエモい。
そういう視点で見ると楽しいかもしれない。
そういう視点で見ると楽しいかもしれない。
遠くの電灯を取るのも楽しい。
遠くの電灯を取るのも楽しい。
夜ならではだと思う。
夜ならではだと思う。
この辺りも絵になる。
この辺りも絵になる。
前回撮り逃した電灯。
前回撮り逃した電灯。
こちらの道はあまり通らないがお洒落。
こちらの道はあまり通らないがお洒落。
滝道のトイレはどれも凝っている。
滝道のトイレはどれも凝っている。
この橋をあまり渡らないのでこの風景も私には新鮮。
この橋をあまり渡らないのでこの風景も私には新鮮。
いつもの夜景。
人があまりいないかのように。
人があまりいないかのように。
間も無くいつもの儀式が始まる。
間も無くいつもの儀式が始まる。
1日の疲れを癒すのだ。
1日の疲れを癒すのだ。
さあ来い、メロンクリームソーダ!
さあ来い、メロンクリームソーダ!
ここでの情報収集もご無沙汰なので、ビジターセンターを通れない際は寄ってみようかな。
ここでの情報収集もご無沙汰なので、ビジターセンターを通れない際は寄ってみようかな。
今日は何度も危機に落ちた気がする。
無事に帰ってこられた。
今日は何度も危機に落ちた気がする。
無事に帰ってこられた。
ただいま。

装備

個人装備
長袖シャツ アウター ズボン 靴下 雨具 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ モバイルバッテリー GPS(アプリ) 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ(スマホ) 熊鈴 熊スプレー 山用手袋 ビニール袋 保温バッグ ペットボトルカバー 保温水筒 座布団 ファーストエイドキット 虫除けスプレー
備考 タオルや包帯は常備していても、使えばゴミになる紙は極力装備に入れてこなかった。
山奥で、万が一の時は突然来るかもしれない。薬がいつも完全に効いてくれるわけではない。その時紙がなかったら? これまで何とかなったのは運が良かっただけかもしれないのだ。我々は、背に腹はかえられぬが、背すらないという状況にいつでも陥ることができる。山中で紙がなければシャワーをふけばいいじゃないとはいかない。私は、あなたはその時何で拭くのか? 今後は心の安寧のため紙を装備に加えておこうと思う。

感想

明ヶ田尾山の西の斜面。
私自身初見は全力を尽くさずすぐ諦めたことに納得がいってなかったのか、
非常に早い再挑戦となりました。
しかもバスまで使っての徹底ぶり。勝ちたいんや!
箕面マスターになるために明ヶ田尾山の別ルートは絶対にクリアしておきたかった。

最後まで登りきった感想としては、
思ったよりちゃんと登山のルートだったけど、
最後が一番急で登りにくくて、危険だったと思います。
いきなり本気出してくるのやばいです。
写真の多さが今回の厳しさを物語っているような。

かなり探し回って見つけられなかったアンテナ、もしかしたら元々錆びた鉄の棒のもげた跡の辺りにあって、
もう撤去されているのかもしれないと思いました。
別の人の資料ではその辺りにアンテナが書かれていたもので。

北側から東の斜面に降りるルートについても、やはりオレンジの踏み跡がそこそこある第二の下りルートとして体験しておきたかったんです。同じ資料にはハイキングルートより楽そうなニュアンスで書いてありましたが、
腹痛の私にはギリギリの戦いを強いられる程でした。
後半の腹痛は本当に危なかった。
下痢止めは全ハイカー必須装備の一つ。

明ヶ田尾山自体箕面駅かた結構遠いため、普段寄れないような場所まで見ることができて収穫だったと思います。
ヤマレコさん最近よくしゃべるんですが、明ヶ田尾山はミンケタオサンだそう。
この辺はどうにもならないんだろうか…。

最後下山中にアライグマを見られたのはご褒美でした。
ほんまはいたらあかんやつやけど…。


面白そうな道を見つけたぞ、とウキウキルートを検討した結果、
次回もかなり激しい戦いになってしまいます。最近こんなんばっかり。
初ホタルも。

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