早起きは三文殊の徳高妻山
- GPS
- 06:57
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,371m
- 下り
- 1,399m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:57
天候 | 晴れ、霞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・羽田空港第三ターミナル 23:50 → 長野駅 5:45(\2600 WILLER EXPRESS) ・長野駅 7:00 → 戸隠キャンプ場 8:14 (\1650 アルピコ交通) 帰り ・戸隠キャンプ場 11:23 → 長野駅 12:38 (\1650 アルピコ交通) ・長野駅 14:00 → バスタ新宿 18:00 (\3500 京王バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・積雪状況 なし ・トイレ 戸隠キャンプ場 --- ・戸隠キャンプ場〜一不動避難小屋 最初は傾斜の緩い道。 後半は急傾斜。 渡渉が多数あり、靴濡れもあり得る。 暗かったからかもしれないが道迷いの恐れあり。 鎖場の登りやトラバースあり。 氷清水までくれば沢は終わり、給登だが道迷い等はなし。 ・一不動避難小屋〜五地蔵山 アップダウンあり。道は明瞭。 戸隠山、飯縄山、黒姫山が見える。 イワカガミやシラネアオイが咲いている。 ・五地蔵山〜高妻山 何度かアップダウンあり。 終盤は急登で落石の危険あり。ロープあり。 焼山、火打山、妙高山、高妻山、北アルプス北部の山が見える。 九勢至付近はシラネアオイの群生。 ・六弥勒〜戸隠キャンプ場 最初は牧場や飯縄山を見ながら下る。 後は樹林帯。 時々滑りやすい箇所があり、ロープや鎖が張られている。 |
写真
装備
個人装備 |
調理器具
ライター
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
|
---|---|
共同装備 |
調理器具
ライター
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
ヘルメット
|
感想
高妻山は公共交通機関利用での日帰りはちょっとリスキーなので今回テント泊することにしました。
山小屋とかではなく、キャンプサイトでテントを張るのは初めてなのでドキドキします。
1人用の小さいテントでは浮くかなと思ってましたが同じような人もいて安心でした。
平日なので人は少なくて、半径20mくらいは誰もいなかったので広々としてて快適でした。
しかもトイレも水場もゴミ捨て場も売店もシャワーも近くて山も見えて最高でした。
こんなのを経験すると稜線上にテント張れない身体になってしまう。
キャンプ場のチェックアウトが10時なので撤収に間に合うように2時にスタートしました。
快適とはいえどうせテント泊では寝られないので好都合です。
こんなに早く出なくてもテントをコインロッカーに預けておく手はありますが、結露を乾かす意味でもギリギリまで張っておきたかったので。
夜の気温は10℃前後でしたが結露はしっかりありました。
一不動経由のルートは予想していたもののやはりナイトハイクにはハードルの高いルートでした。
何せ渡渉が多いので足元がよく見えなかったり、ルートがわからなくなったりするし、生い茂る葉っぱも朝露に濡れていて靴や服が濡れるのです。
特に滑滝の鎖場手前の渡渉点がほんと分からなくて変なとこを登ってしまって大変でした。
沢も登るのか渡るのか分からない箇所多数で。。
このルートは暑さしのぎやアドベンチャー感を楽しむためには最適なんでしょうけど、夜は来ちゃダメなやつですね。痛感しました。
なんとか一不動まで到着したものの結構体力を使ってしまって五地蔵山までのアップダウンがフラフラ。
でもちょうど空が赤らみ始めていて、霧も混じって幻想的な風景が見られました。
この日は妙に朝焼けの色が強くて、黒姫山の上から昇ってきた太陽も真っ赤でした。
霧っぽいから光が和らいでそう見えるのかな。
良いものが見られました。
五地蔵山を過ぎるといよいよ目指すべき高妻山が姿を表します。
何とも猛々しい。
お前に登れるかなと言わんばかりの堂々たる勇姿。
3年前に来た時は撤退しましたが今回は行けそう。
歩くに従って迫力が増してくるのでビビります。
目に見えて大変そうな登りですもんね。
ラストの登りは結構な急傾斜で、これ残雪期に皆さんが難儀するのも分かります。
今は雪はないので落石に注意すれば自分でも登れました。
辛かったけど達成感。
北アルプスはうっすらとモルゲンロート。
手に取るような近さで感激です。
戸隠、飯縄、黒姫は雲海も纏いさらにカッコよく見えます。
朝早く来た甲斐がありました。
6時くらいからは気温が上がって虫たちも動き出すので、今以上に体力を削られたと思うし、また撤退していた可能性もなくはない。
逆ルートにしておけば良かったけどそれ以外は正解でした。
六弥勒に戻る頃には登山者さんとのすれ違いも多くなりました。
皆さん口々にクマがいたとおっしゃるのでめちゃくちゃビビりました。
そういえば3年前もクマがいたと聞いて降りた記憶がありますね。
人がいると逃げる習性もあると思うのでこれだけ人がいれば近づいてこないだろうと思ったし、猿を見かけた方もいらっしゃったので半信半疑ながら警戒しつつ、でも見かけることはなかったです。
1人で登ってる時に出会わなくて本当に良かった。
また弥勒尾根の下山中、レスキュー隊らしき方々が何人かいたのですが、どうやら前日に滑落事故があったみたいでその捜索活動のようでした。
高妻山、戸隠山は要注意ポイントがいくつかありますが、弥勒尾根は比較的安全な場所と思っていただけにいつどこでこういうことが起きるかわからないものですね。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
というわけで色んな意味で印象に残る登山になりました。
そういえば、ブヨに右耳を刺されました。
今もめちゃくちゃ腫れてマギー審司のネタのようです(古い…笑)
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