ハクサンイチゲは終盤の北飯豊 丸森尾根から朳差岳へ

2024年06月07日(金) [日帰り]

• GPS: 11:43
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,538m
• 下り: 2,538m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:46
• 休憩: 0:55
• 合計: 11:41

3:15 飯豊山荘上駐車場
5:29 丸森峰
6:24 地神北峰
6:36 地神山
6:56 7:07 扇ノ地神
7:25 7:26 地神山
7:35 7:38 地神北峰
7:57 7:58 頼母木山
8:12 8:14 頼母木小屋
8:48 大石山
9:19 9:30 鉾立峰
9:50 朳差小屋
9:52 9:55 朳差岳
9:57 朳差小屋
10:19 鉾立峰
10:50 10:58 大石山
11:27 11:38 頼母木小屋
11:55 11:58 頼母木山
12:26 地神北峰
13:03 丸森峰
14:53 14:54 天狗平ロッジ
14:56 ゴール地点

天候

曇り後薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯豊山荘駐車場利用

コース状況／危険箇所等

丸森峰より上部に雪渓あり。
チェーンスパイクでは心もとないのでアイゼン推奨です。
水は、頼母木小屋で補給可能です。

写真

6/7 4:00

夜明け前の綺麗な空。

6/7 4:17

標高を上げて正面奥が朝日連峰。

6/7 4:30

沢の向かいの山。

6/7 4:38

マイヅルソウ。

6/7 4:45

ツクバネウツギ。

6/7 4:47

沢に小さな滝が見えます。

6/7 4:50

オオカメノキ。

6/7 4:50

ムラサキヤシオツツジ。

6/7 4:53

イワカガミの白花。
この辺りはみんな白でした。

6/7 5:02

サンカヨウ。
可憐♥

6/7 5:02

シラネアオイ。
色が濃い❗

6/7 5:06

ノウゴウイチゴ。

6/7 5:12

サンカヨウ。

6/7 5:13

ツバメノオモト。

6/7 5:19

ウスバサイシンかな？

6/7 5:27

ツルシキミ。

6/7 5:28

ミツバオウレン。

6/7 5:30

丸森峰まで登ってくると雪渓が見えてきました。
左に見えているのが隣の梶川尾根。

6/7 5:30

本日の目的地朳差岳も見えました。

6/7 5:31

まずは最初の雪渓。
ここは斜度はそれほどでもありません。
中央やや左に向かって進むと登山道があります。

6/7 5:55

次の雪渓は一旦左に進み、沢を見下ろせる位置から上部へ詰めていきます。
その途中で下部を見た所。
落ちたらヤバそうです😱

6/7 6:09

梶川尾根方面。
ある程度傾斜が伝わると思います。

6/7 6:09

右隣の笹藪に沿って上へ登っていきます。
ここの雪が部分的に固くて、アイゼンの歯も立ちにくかったです。

6/7 6:25

登り切ると笹藪の中にシラネアオイが咲いていました😊

6/7 6:25

主稜線に出て地神北峰から杁差岳方面。

6/7 6:26

地神山方面。
右のピークが地神山、左が扇ノ地神。
今回は足を延ばしてそこまで行ってみます。

6/7 6:29

本日初のハクサンイチゲ。
朳差岳をバックに。

6/7 6:30

チングルマも咲いています。

6/7 6:30

稜線のイワカガミは小さくてかわいい。

6/7 6:33

ヒメイチゲ。

6/7 6:37

地神山頂。

6/7 7:05

扇ノ地神から梶川尾根。
こちらの方が雪が少なくて楽そうです。

6/7 7:05

同じ場所から本山方面。
右手に北股岳、その左奥に大日岳、左に飯豊本山。

6/7 7:05

振り返って地神山と朳差岳。

6/7 7:05

朝日連峰とその手前に雲海。
寒江山の後方には月山も見えています。

6/7 7:05

本山の左手に延びるダイグラ尾根のはるか後方には吾妻連峰。

6/7 7:05

梶川尾根の奥には蔵王連峰。

6/7 7:06

その真後ろには二王子岳。
その左奥に五頭連峰。
左手に蒜場山などが見えています。

6/7 7:20

少し戻って振り返り、扇ノ地神と門内岳。

6/7 7:23

岩場にもハクサンイチゲ。

6/7 7:25

パノラマモードで飯豊本山から二王子岳まで。

6/7 7:29

地神山を少し過ぎて、これから向かう稜線。
まだまだ遠い💦

6/7 7:31

チングルマ。

6/7 7:36

斜面にハクサンイチゲの群落。

6/7 7:36

スマホの広角モードで。

6/7 7:43

ハクサンイチゲのアップ。

6/7 7:45

地神北峰を下った所から次に向かう頼母木山。

6/7 7:46

ハクサンコザクラが少しだけ。

6/7 7:53

振り返って地神山。

6/7 7:53

飯豊本山方面。

6/7 7:57

頼母木山に到着。
ほぼ下りだったので楽でしたが、帰りが怖い😅

6/7 7:58

朳差岳を目指します。

6/7 8:04

白いショウジョウバカマ。

6/7 8:05

シラネアオイ。
色合いがステキ✨

6/7 8:10

ハクサンチドリとオオバキスミレ。

6/7 8:13

頼母木小屋。
頼母木山頂から100mほど下った所に位置します。
冷たくておいしい水を補給させていただきます。
まさにオアシス。

6/7 8:20

シラネアオイの株咲き。

6/7 8:27

蒜場山方向。
左端が烏帽子山
中央やや右に蒜場山。
中央はるか後方に御神楽岳。

6/7 8:27

振り返って地神山と頼母木小屋。

6/7 8:32

ハクサンイチゲの群落がありました。
二王子岳をバックに。

6/7 8:35

素敵ですね。
もう花が散っているものもちらほら。

6/7 8:36

何枚も。

6/7 8:37

再び二王子岳をバックに。

6/7 8:39

アップで。

6/7 8:39

ここぞとばかりに。

6/7 8:40

何枚も。

6/7 8:43

ミヤマキンバイかな？

6/7 8:47

大石山に到着。
地神山、門内岳、西大日岳、烏帽子山などが見えます。

6/7 8:51

大石山から鉾立峰へ向かう途中からの二王子岳。

6/7 8:53

ナナカマド。

6/7 9:06

少し進んで広角で二王子岳方面。

6/7 9:19

やはりキツかった鉾立峰の登り。
息を切らしながら山頂へ。
ここでブヨにたかられます。
すさまじい数💦

6/7 9:20

山頂から来た道を振り返る。
ここからのこの景色が好きです。

6/7 9:20

アゴク峰と二王子岳。

6/7 9:20

粟島方面。
粟島も肉眼では見えました。

6/7 9:20

さあ、最終目的地の朳差岳へ向かってもう一息。
誰もいないのでザックをデポして往復します。

6/7 9:41

残雪越しの朳差岳。

6/7 9:49

定番の位置で定番の写真を納め。

6/7 9:52

山頂に到着。
バックは前朳差岳。
余裕があれば行ってみたいですが、そんな体力無いです💦

6/7 9:53

飯豊本山方面。

6/7 9:53

朝日連峰方面。

6/7 9:54

二王子岳方面。

6/7 9:54

粟島方面。
写真も撮ったことだし、帰りましょう♪

6/7 11:02

大石山を過ぎて朳差岳を振り返る。
青空が見えてきました。
そのおかげでかなり暑い😥

6/7 11:05

そしてまたここで捕まる💦

6/7 11:05

やっぱ太陽光を浴びたハクサンイチゲはいいですね。

6/7 11:50

さらに進んで遠ざかる朳差岳。

6/7 11:54

頼母木山の山頂にてイイデリンドウ。
初めましてです。

6/7 12:11

地神山の山頂直下には雪の壁。

6/7 12:14

ミヤマウスユキソウ。

6/7 12:46

丸森尾根から雪渓を下ります。
地神北峰でお会いした女性お二人と一緒に下ることに。
矢印の方へ。

6/7 13:07

ミヤマカタバミ。
帰りに開いていました。

6/7 13:12

カタクリロード。
こちらも花を開いていました。

6/7 13:20

ここはざれていて滑るので下りは注意が必要。

6/7 13:26

タムシバ。

6/7 13:44

イワウチワ。

6/7 14:13

覗きからの景色。

6/7 14:27

オオコメツツジ。

6/7 14:30

やや脆い岩場を下ったところで見上げて1枚。
動かない部分を見極めて慎重に。
あとはひたすら下って無事下山。

6/7 20:44

本日のお守り。
ブヨがやだやだ言ってたらかみさんが作ってくれました。
効果があったのか、噛まれたのは手首1か所のみ。
二年前は10箇所くらいやられたので、効果ありと判断します。

撮影機器：

NIKON D5000 NIKON CORPORATION

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

Pixel 8 Google

感想

くびき人

今回はハクサンイチゲを見に北飯豊へ行ってきました。
せっかくなのでまた登ったことがない丸森尾根を使って地神山、頼母木山の未踏破の2座にも登ることにしました。
帰りは梶川尾根を使う予定でしたが、別の方のレコでスズメバチの目撃情報があったので、帰りも丸森尾根を使用しました。
飯豊はどこから登っても長い長い登りが待っています。
丸森尾根も例外ではなく、しかもこの時期はまだ上部でしっかり残雪があるので、アイゼンの携行を推奨します。
無事に尾根に出るとすぐにハクサンイチゲを見つけることができます。
ハクサンイチゲは標高の低い所はかなり花が散ってしまっていたので、この時期は地神山〜頼母木山の間くらいが見ごろとなっていました。
大石山の手前の大群落も見ごろを過ぎていたので、朳差岳まで行こうか迷いましたが、せっかくなので寄っていくことにしました。
鉾立峰の登りは相変わらずきつく、ブヨにも襲われ半分やっつけ状態で往復してきました。
この辺りから日が差してきて気温も上昇してきたので、頼母木小屋の水場が非常に助かりました。
最後はキツイ地神北峰への登り返しと危険な雪渓下りをクリアして、無事下山しました。
案の定ヘロヘロになりましたが、平日にもかかわらず多くの方とお話しでき、沢山の花と曇りでも素晴らしい景色を堪能でき、大満足でした。

ちなみにこの日のためのオニヤンマもどき君は結果的には効果があったように思います。
来年はどこかで安く手に入れて数を増やしてこの時期を乗り越えたいと思います。

コメント

murphy

こんにちは。
大石山でお会いして頼母木山の水情報を教えていいただいたものです。水が切れかけててとても助かりました。
飯豊は本当に素敵な山域ですね！
また、通いたいと思います。ありがとうございました。

くびき人

murphyさん
こんにちは。
いえいえ、とんでもないです。
東京からはるばるお越しいただいてありがとうございます(^_-)-☆
晴れていたらもっと素晴らしかったんでしょうが、そこは仕方ないですね💦
ちなみに、レコを拝見しましたが、3日間で4座も登られたとのことで、大変お疲れ様でした。
その体力が素晴らしいです。
飯豊は本当に雄大で好きな山塊です。
今度は大日岳に行きたいのですが、日帰りが厳しそうなのでどうするか思案中です。