朳差岳 ハクサンイチゲ咲く飯豊連峰へ
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- GPS
- 15:12
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,199m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 8:34
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:35
天候 | 1日目 (6/8) 晴れ☀️ のち 曇り☁️ 2日目 (6/9) 曇り☁️ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奥胎内ヒュッテから足の松尾根登山口までは乗合自動車が出ています。(土日祝日のみ) https://www.city.tainai.niigata.jp/sangyo/kanko/r6noriaijidousya.html 長い列ができていましたが一度に乗れるのは7人くらいでかなり待ちそうでしたので、利用しませんでした。足の松尾根登山口までゆっくり歩いて50分くらいでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道の状況】 ・登山口~大石山 (足の松尾根) その名の通り、松の根で覆われた尾根をひたすら登ります。両側が切れ落ちているので注意⚠️ 下山時は疲労も溜まって注意が散漫になったためか、足を踏み外して落ちそうになり冷や汗をかきました💦 息をつく暇もないほどの急登の連続です。 途中に水場へと下る分岐がありますが、行ってみたメンバーによると残雪の上を下るが、急なので先に行くのは断念したとのこと。水はないものと思った方が良さそうです。 ・大石山~朳差岳 気持ちの良い稜線歩き、ですが、大石山→鉾立峰→朳差岳と、2度の登り返しがあります。特に危険な場所はありませんが、体力的にはなかなかしんどい。花や景色を眺めながら、ゆっくり歩きました。 ・大石山~頼母木山 朳差岳方面と比べるとアップダウンもなく、歩きやすいです。頼母木小屋から先、一部で夏道が出ておらず残雪の上を歩くところがありました。ほぼ平らだったのでアイゼンは不要でした。 ▪️避難小屋について ・朳差小屋 今回はこちらを利用しました。朳差岳の直下にあります。管理人はいません。中はキレイでとても良い避難小屋でした。 斜面の下に水場を示す案内がありますが、この時期は残雪があるだけで水が出ているわけではありませんでした。30人くらいは泊まれるのではないかと思います。数張分はテントを張るスペースがあります。この日は3張ほどでした。 ・頼母木小屋 大石山から行くと、頼母木山まで残り20分ほどという位置にある避難小屋。管理人さんがいらっしゃいます。バッジと手ぬぐいを買いました。6/8に荷上げがあったので、ビールも買えるみたいでした。 こちらは水が豊富で、冷たい水がじゃぶじゃぶ出ています。水があるためか頼母木小屋のほうは大混雑だったようです。頼母木小屋に泊まるつもりだったけど、混んでいたから朳差小屋に来た、という方までいらっしゃいました。 |
写真
バスではなくハイエース1台で何度も往復する感じなので、かなり待ちそうでした。登山口まではほぼ平坦な舗装路、途中から砂利道でした。
写真のような両側が深く切れ落ちている場所もありました。
感想
縁あって7人のパーティで北飯豊にハクサンイチゲを見に行ってきました。
登山を始めてまだ間もないころの5月、磐梯山山頂から雪をまとった一際大きな山塊が見え、いつかあそこに行ってみたい!と思っていました。
念願かなってようやく飯豊の稜線に立つことができました。今回は北飯豊なので磐梯山から見えた飯豊の主峰ではなく、広大な飯豊連峰のほんの一部に過ぎないのですが。
飯豊はどこから登ってもキツいとは聞いていましたが、今回登った足の松尾根も急登の連続。重い避難小屋泊装備と水4Lを背負っての登りは何度も心が折れました。
ゼブラ模様の山並みや花々に励まされながら、何とか大石山まで登ることができました。
大石山から朳差岳はなかなかのアップダウンもありますが、ハクサンイチゲをはじめとした花が咲き乱れ、これぞ飯豊という美しい稜線歩きを楽しむことができました。
避難小屋泊は初めてでしたが、朳差小屋はそこまで混雑しておらず、夜は熟睡できました。
頼母木小屋のほうは後から着いた人は入れないくらいの混雑具合だったそうで、頼母木小屋を断念して朳差小屋まで来た方々もいらっしゃいました。
ハクサンイチゲは2日目に行った頼母木山のほうが見ごろだったと思います。
頼母木山の山頂ではイイデリンドウにも出会えて、花の飯豊連峰を満喫できました。
最近はスマホで写真を撮るのでカメラを山に持っていくことはほとんどありませんが、カメラで花を撮るのに夢中になってしまいました。ただでさえ荷物の多い避難小屋泊でしたが、持って行ってよかったと思います。花目当ての山行の時は必ずカメラを持っていこうと思います。
次は飯豊本山に行きたいです。
【今回の反省点】
・初めての避難小屋泊ということもあり、荷物が多すぎて登りでバテてしまった。水の量はちょうどよかったけれど食料が結構余ってしまったので、余分なものを減らせばもっと楽に登れたはず。
(一方で、ほぼテン泊装備と変わらない重さを担いで1500m上げられたことは少し自信になりました。
・昼食を食べすぎてお腹が痛くなってしまった。調理する量はほどほどに、足りないときはアルファ米などの保存が効くもので補うようにしたい。
・下山時に足を踏み外して尾根から落ちそうになってしまった。下山の時は疲れもたまって気が緩んでしまうけれど、最後まで集中しよう。
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