【過去レコ】両神山。夏は夜。鳥の饗宴を聴くもをかし
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは中双里から西武秩父バスで三峰口駅へ。その後往路と同じ路線の電車利用。 |
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写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ロールペーパー
保険証
時計
ナイフ
カメラ
テント
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感想
今は昔、某が最も勢力的に山に入っていた頃のお話。
6月の森には夏鳥が渡ってきていて、昼も夜も様々な鳴き声が飛び交います。学生の頃、とあるサークルで野鳥の「鳴き出し調査」なるものに参加したのを思い出し、夏の夜に森の中でのテント泊を企てました。
両神山登山口へのアプローチは、自家用車がないと結構大変です。いや、あっても駐車場確保が大変かも。山行記録のメモ帳によると、次のようになっていました。
池袋発08:35−(西武池袋線快特)−10:40西武秩父10:58ー(秩父鉄道)−11:25三峰口(昼食)11:50ー(徒歩)−13:15小森バス停13:21−(村営バス)−13:53白井差口13:55−(徒歩)−14:33白井差
当時の地図には、昇龍ノ滝より上の大又から北上して、「御手洗場」と呼ばれる水場を経由し、「一位ガタワ」と呼ばれる鞍部を越えて清滝小屋に至るルート(実線)が有りました。メモには昇龍ノ滝で「左向こうズネ筋肉痛」との記録が有ります。テント泊の装備(多分15kgくらい)を背負い、夏至に近い陽射しを真上から浴びてアスファルトの上を延べ2時間歩いた上の山歩きだから無理もありません。それでも下山中に脚が痛くなったとの記録がないところを見ると、当時は躰が丈夫だったのでしょう。「若い子は良いわねえ〜」と昔の自分を羨んでみる。
清滝小屋で幕営料500円を払い、16:51からテント設営。
小屋と違ってテントの中は自然の音の宝庫です。猛獣や荒天、物の怪の音がしたら怖いけどね。この夜鳴いていた鳥で目立ったのは次のとおり。
ツツドリ、ジュウイチ、ホトトギス、ヨタカ、コノハズク
ほぼひっきりなしに大音量で鳴いていたのですが、不思議と「眠れない」との不快な記憶がありません。程よく疲れて、いつの間にか眠っていたのでしょう。
明け方は、コジュケイ、アオバト、コマドリ、ウグイス、ミソサザイ、アオゲラ、アカゲラ、キビタキ、コルリの声で目覚めました。
翌日は岩場を含む長丁場のため、06:00出発。かつて、山頂付近でストックを伸ばしたまま使って転落した人がいたとか。若干の緊張と共に、高度感あふれる山頂へ。霧に煙った尾根を眺めて深山幽谷の世界を堪能しました。
記録によると中双里バス停に1時間半もいたらしい。下山の交通は次のとおり。
中双里バス停14:27−15:20三峰口15:46−(秩父鉄道急行)−16:00御花畑−西武秩父16:24−17:50池袋
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