木曽駒ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 371m
- 下り
- 360m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
しらび平から駒ヶ岳ロープウェイに乗って千畳敷へ(往復チケットは2260円)。 しらび平からの帰路は再び路線バスで馬場まで(980円)。 アクセスの事情は感想編で補足します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山者カードと登山届のボックスは千畳敷駅にあります。 千畳敷駅〜八丁坂 遊歩道です。 八丁坂〜乗越浄土 勾配がきつくなります。 乗越浄土〜宝剣山荘〜天狗荘〜中岳(巻道ルート)〜頂上山荘 ほぼ平坦な道です。中岳の登りを回避する巻道ルートは岩場のトラバースです(詳しくは感想編で)。 頂上山荘〜木曽駒ヶ岳 緩やかな登りです。 帰路の中岳ルート 頂上山荘から標高差60mほど登って中岳に到達し40mほど降りて天狗荘です。安全重視なら往復ともに(巻道を使わずに)こちらのルート推奨です。 |
その他周辺情報 | 宿所はホテルルートイン駒ヶ根インターでした。山行当日のチェックアウト後も自家用車を置かせてもらえました(その事情は後述)。 |
写真
装備
備考 | 往路のバスでザックの底部が少し濡れていてコンビニで買ったペットボトルのスポーツドリンクが結露したのかと思っていましたが山行に入っても収まりませんでした。びしょびしょというわけではなかったのですが終盤にかけてだんだんと濡れが気になって下山直前にハイドレーションをザックから取り出してチェックしたら超微量の漏れが発生していました。 道具はいつか寿命がくるのですが愛用の3リットル用プラティパス、よく頑張ってくれました。 |
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感想
(前置きその他)
今回の山行きは8月2日の朝に突然決定しました。
家族のうち高齢者の二人(両親)は千畳敷カール散策、自分と兄は駒ヶ岳登山という大まかな予定で山行当日(8月3日)の出発時間がバラバラでも構わないように計画を立て、午前中の時間をすべてネットでの調査に使い情報を調べまくったところ、宿所にチェックアウト後も自家用車を置かせてもらい、最寄りのバス停から路線バスに乗ってしらび平駅までいく方法に行きつきました。チェックアウト後の駐車の件につきホテル予約(当日の午前中にその夜の宿泊予約)の際に確認したところ、OKということだったのでとてもうれしく感じました(OKだったのは山行日が平日でその日の駐車予約が少なかったからだと思います)。
家〜宿所(前日)
複雑極まりない下道ルートで4時間少々かかりました。大回りの高速道路を使っても同じような時間になると思います。
馬場バス亭〜しらび平駅
6:03の平日始発便に乗車です。駒ヶ根駅からのお客さんも若干名おられましたが車内は空いており余裕で座れました。切石公園かどこかのバス停でハイカーや登山者が沢山乗り込んでこられました。菅の台バスセンターではお客さんが沢山並んでいるのに誰も乗り込んでこないという椿事がありました。バスセンターの乗客はすぐに臨時便が出るという事情でそのような判断をするのでしょうかね。
駒ヶ根駅としらび平駅間は30分に1本の路線バスがあり、菅の台バスセンターとしらび平駅間は随時臨時バスが出ている仕組みになっているようです。
しらび平駅〜千畳敷駅
ロープウェイのチケットを持っていないので兄はロープウェイ待ちの列に並び、自分はチケットを買いに建物内に入り、チケット購入後兄に合流します。たいていのお客さんはバスとロープウェイが一体化したチケットを持っているので変則的なアクセスをする者ならではの動きです。
ロープウェイでは自分たちの直前で前の便が締切になり次の便のかぶりつきの場所をゲットすることになりラッキーでした。
千畳敷駅で登山届を記入して投函しました。
(本編)
千畳敷駅〜八丁坂
絶好の晴天の中、出発です。いつもは単独ですが今回は兄と一緒です。兄の呼吸が荒いのでゆっくりペースで登りますがそれでもだんだんと辛くなっているようです。平日とはいえ登山者が多いので次々に抜かれます。
八丁坂〜乗越浄土
2800m付近の日陰で大休止しました。兄に高度障害(高山病)の兆しがあります。自分は兄に頭痛と吐き気があるかどうか確認しました。両方ともないのですが軽いめまいがあるとのことです。荒い息が続いているので落ち着くまで時間をかけます。降りるかどうか尋ねると「大丈夫」とのことです。自分は兄の荷物を引き受けてとりあえず上部のコル乗越浄土までは行ってみることにします。
乗越浄土〜宝剣山荘〜天狗荘〜中岳(巻道ルート)〜頂上山荘
平坦な道になると兄の様子がさっきよりましになりました。中岳の登りを回避して左の巻道を行きましたが岩場のトラバースで兄にとっては恐怖だったようです。自分は前抱えにしていた兄のザックを片手に持って移動したりしていましたが、危ないとのことで本人に返して担いでもらいました。その後、兄は移動中に小型ザックのサイドポケットに入れておいたボトルを斜面に落としてしまい回収不能になってしまいました。残念ですが仕方ありません。人が滑落するよりはましです。
自分にとっては面白いルートだったのですが同行者にとってそうではない場合は安全な方を行けば良かったのかもしれません。巻道が通過困難ということはあらかじめ道標に出ていたのですが軽視していました。単独専門ともいえる自分にとって同行者のいる登山は難しいです。
頂上山荘〜木曽駒ヶ岳
このころになると兄の調子がかなり良くなっていました。本人が言うには「2800mの壁」なるものがあるようです。そこの苦しさを抜けると楽になるそうです。しかしながら今後は高所登山は控えた方が良いのかもしれません。山頂はたくさんの人でにぎわっていました。
下山
巻道は行きたくない、とのことだったので中岳を経由しましたが中岳の登り返し、兄のペースが速くて「序盤のゼーゼーハーハーは何?」と問い詰めたくなるくらいでした。人体の不思議を垣間見るようでした。
(下山後)
ロープウェイ、バスと乗り継いで宿所に戻りました。千畳敷散策組の両親(宿所出発時間は自分たちよりも2時間30分遅れ)も30分遅れのバスに乗車して戻ってきました。今回の方法はドンピシャで嵌ったようです。
その後、4時間少しかけて自家用車にて家に戻りました。
月末に子供を連れて行く予定をしています。バスとロープウェイのセットのチケットは知りませんでしたので、調べてみようと思います。
ありがとうございました。
planetysfさん>
コメントありがとうございます。
菅の台バスセンターにそのようなチケット売り場があるようです(大人往復3900円)。
あと、次のようなチケットもあるのですが、しらび平の出札窓口で本券と引き換えになるので、私達がやったのと同じ方法を使うことになると思います。
http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1515387&rlsCd=002&lotRlsCd=
その他、割引チケットはいろいろあるようです。
http://park01.blog.fc2.com/blog-entry-128.html
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