北岳・間ノ岳 快晴と花一杯で大満足 〜 ♪
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 31:45
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,429m
- 下り
- 2,474m
コースタイム
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 10:19
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:51
天候 | 両日とも快晴〜(^^♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○仙流荘から登山口の広河原までは、 ・南アルプス林道バスで北沢峠へ約50分 ・北沢峠で南アルプス市営バスに乗り換え広河原まで約20分 ※各バス会社と発着時間などは、 http://www.city.ina.nagano.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/bus_timetable_h27.pdf ○コースタイムは、写真撮りとり景色を堪能しながらの時間で参考に なりません |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山ポストは広河原インフォメーションセンターと広河原山荘に設置 (用紙あり)されています ○登山道は案内標識やマークが所々にあり迷うことはありません ○山全域にガラ場・ザレ場が多く、所々に鎖場・丸太梯子があり落石や 滑落の危険個所も多く慎重な行動が必要です ※特に雨天時や雨天後は要注意です ※夏場の天候は急変しやすく、特に午後落雷による被害も多いそうで 早めに山小屋に着く登山計画を作成して行動しましょう |
その他周辺情報 | ○登山後は仙流荘で気持ちよく汗を流し小腹が満たせます http://www.jalan.net/yad367600/?vos=evjlnpg0003x700012484|70991828068&ef_id=VTocrwAABLFawZGO:20150805213237:s |
写真
感想
日本の最高峰「富士山」に次ぐ第2位の高峰「北岳」と南に連なる第3位の「間ノ岳」には、いつかは登るぞ!!・・と思い色々と計画を練っていましたが、ようやく今回の山行きとなりした。
登山口へのアプローチは広河原で早朝の登山開始ということから、宿泊先は山裾の「広河原山荘」でマイカーの駐車できる「仙流荘」から「広河原」への接続バス等も勘案し、広河原山荘には8月3日の午後2時過ぎに到着しました。
山荘に到着間なしに雨が降り出し、次第に雷の音も激しくなり強い雨が降り続いていました。
山荘でゆっくり休み、午前3時過ぎに起床・身支度を済ませ、まだ暗い山荘の外に出て空を見上げると「美しく星がまたたき」午前4時15分 白みかけた空の下ヘッデンの明かりを頼りに登山口を出発しました。
登山届は事前に作成していたので山荘のスタッフに渡しておきました。
私たちが山荘を出ると富山県からの年輩の男性と、重装備と思われるザックを軽々と担ぎ追着いてきた若者の4名が、追いつき追い越され状態で北岳山荘を目指しました。
若者は兵庫県からの登山者(H‣W君)で、話しぶりや節度ある態度からすぐに打ち解けることができる好青年でした。
登山コースは、広河原山荘から暫く樹林帯を歩いた分岐から大樺沢(オオカンバサワ)コースで、大樺沢二俣を直進して八本歯ノコルを経て、北岳バットレスを右に見て、北岳分岐から北岳山荘へのトラバース道を進み北岳山荘に到着。
ザックを山荘にデポして雨衣や軽食・水、エアーサロ○パスなどを小さなザックに入れての身軽な格好で「間ノ岳」を往復して北岳山荘で宿泊。
翌日、早朝から「北岳」に登頂して北岳肩ノ小屋に立ち寄り「草すべり」から白根御池コースを下って広河原に下山。
下山後、広河原から北沢峠行きのバスに乗車し、北沢峠で接続するバスに乗り換えて仙流荘に戻る計画を立てました。
私と相棒(妻)の体力を鑑みて、早朝の登山開始で時間に余裕を持った時間配分で急登の八本歯ノコルも、また嫌になるほど続く丸太のハシゴも難なく通過 (正直ヒィヒィ言いながら・・) し、概ね計画どおりに北岳山荘に到着して宿泊予約を済ませて足早に「間ノ岳」に向かいました。
前日の雷雨は、北岳山荘では麓より激しく「ミゾレ混じりの雨」であったことと、今日の午後にも雷雨の予報もあることから雷鳴が聞こえ出したら「すぐに下山する」と決め込み登り始めました。
途中の中白峰山の手前に来た時、身軽な男性2名が下山してきたので「間ノ岳に登られての下山ですか?」と尋ねたところ、「昨日の雷の恐怖がトラウマとなり、南の空の黒い雲を見て怖くて中白峰山で折り返してきました。」とのことであり、「私たちも下山・・?」と一瞬思いがよぎったのですがまだ雷の音も全く聞こえず、青空も広がっていることから「とりあえず雷の音がしませんように・・。」と強く神頼みしながら「間ノ岳」に向かいました。
幸運なことに雷の音もなく無事「間ノ岳」に登頂でき、記念写真を撮った後、足早に北岳山荘への道に引き返しました。
その途中「中白峰山」に戻った頃、南の空から低く「ゴロゴロ」と雷の音がしだし雲が次第に黒くなって、もう少しで北岳山荘という所で小雨がパラついてきたのですが大して濡れることもなく済みました。
北岳山荘の中も平日でもあり、宿泊者は満杯ということもなく、畳1枚・布団1流れに1人という、ありがたい山小屋状態でゆっくり寝ることができました。
翌朝、目が覚めると東の空は白みかけて富士山が目の前に鎮座されておられました・・(^^♪
早速、身支度と朝食を済ませて外に出て北岳山頂のやや北東からあそばしたご来光を仰ぎつつ、写真撮影を済ませて憧れの「北岳」山頂へと登山を開始しました。
途中、何度も富士山を仰ぐとともに、北岳山荘や間ノ岳への稜線を振り返りながらの北岳登頂となりました。
登山道は整備され登りやすく、滑落や落石のないよう声かけながら登りました。
北岳山頂は絶好の登山日和、広々として360度の展望で富士山はもとより、甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳がすぐにも手が届きそうな位置にそびえ立ち、遠く北アルプスの山々、八ヶ岳や東方には金峰山や瑞牆山まで見ることができました。
眺望を楽しみ「北岳肩ノ小屋」から長く急登が続く、草すべりをゆっくり歩き、白根御池小屋を経由してこれまた急登で岩や木の根がはびこり、登りは大変難儀するだろうと思う白根御池コースの登山道を慎重に歩き、概ね時間通りに無事広河原に下山することができました。
天気も最高(^^!、山全域に渡って夏花一杯咲く登山道も最高(^^♪
ご来光も・・北岳・間ノ岳山頂からの眺望も最高(@^^)/~~~
こんな山行きができるからこそ・・山行きは・・やめられません(*‘∀‘)
これからも安全で楽しい山行きができるよう・・体力と相談しながら余裕ある時間配分での山行計画をたてて山と付き合いたいと思います。
合掌 <(_ _)>
前泊されたとはいえ、初日に間ノ岳までとは
さすがですね。しかも、大樺沢からとは。
雷雨も、ギリギリのところで
かわされて、天気も味方してくれて
うれしいですね。
間ノ岳へ連なる、稜線の美しさは
僕も生涯忘れえぬ眺めです。
花の種類も、だいぶ入れ替わってますね。
お花畑がにぎやかで。
名前の不明な花は、ヤマハハコでは
ないでしょうか。
komakiさん こんばんは〜<(_ _)>
コメントありがとうございます。
チンタラ登山ですので計画通りに登れるか心配してましたが、早朝に山荘を出ましたので何とか計画通りに登ることができました
花の名前はなかなか覚えられず、他の方のヤマレコ記録や花図鑑などを参考にさせてもらっています
下山して思うに・・大樺沢から八本歯ノコルを経由しての登りより、白根御池から草すべり・北岳肩ノ小屋を経由して北岳のに登る方が長い急登で・・・きついなぁ
今後ともご指導を宜しくお願いします
お帰りなさい
青い空・黄色いバナナ
笑顔もたくさん出たのではないでしょうか?
3193m
レコを見ているだけで息切れがしてきました。
しかし2位から見る1位のはスペシャルですね。
ココより高い場所は
また息切れしてきちゃった
お遍路後しっかり脚の筋肉が付き、体も締まった事でしょうから
( もしや
歩きやすいと感じたりしますか?
また次回のレコも楽しみしていますね
elyさん おはようさんでございますぅ〜<(_ _)>
さすが日本100名山というだけあって素晴らしく感動多い山でしたね!(^^)!
しかし、あの山を1日で駆け抜ける(トレラン)若者が何人かいたり、20Kg以上はあると思われるザックを担ぎ、大汗を流し黙々と急登を登っている人など、凄い人がいるなぁ~と感心しまくりの山でもありましたね〜・・
遍路から帰って6〜7Kg体重が落ち、特に念願のポッコリお腹がへっこみ喜んでいます
また、持参していた金剛杖も12センチ短くなっていましたよ・・
毎日暑い日が続くんで
まだまだ暑い日が続きます、
ibukiさん、おはようございます
すご〜い
スゴ過ぎ
しかし天気にも恵まれて眺めも素晴らしいですね
なんと言ってもNo.1の美しい事
77枚目 = タカネツメクサ、94枚目 = オンダテだと思います
toshiさん おはようございます<(_ _)>
なんというお褒めの言葉・・・チンタラ登山なんで、ほんと恥ずかしい限りです
私からみるとtoshiさんの方が・・・山行の頻度や素晴らしい花の写真、美しい奥方や素晴らしい仲間とのコラボ・・等々、超人の域を超えてますよ
今回の山行きも、天候に恵まれ本当に有難かったです・・
とても素敵な記録を拝見させていただきました!
実は来週に北岳に行く予定でして
すごく興味深く拝見させていただきましたー
北沢峠からのバス利用や広河原山荘で前泊というプランは
自分には全くなかったです
天候の様子を見て計画を見直したいと思います
とても参考になりました
それにしてもものすごい花の数ですね
北岳ってそんなに花ないかなーと思っていたので
ibuki89さんの記録を拝見して期待せずにはいられません
素敵な記録を拝見させていただきありがとうございました
cocoeさん おはようございます<(_ _)>
コメントありがとうございました。
来週、北岳登られるのですね・・私たち夫婦がチンタラ歩きで登れたので、cocoeさんも必ず登れるはずです
満開の夏花咲く登山道・・青空、長く続く稜線、ご来光、山頂からの眺望等々素晴らしい山でした
できるだけ早く出発し、早く山小屋に入る計画で・・・安全で楽しい山行きができますよう
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する