ペテガリ岳でクマ

2024年06月13日(木) ~ 2024年06月14日(金)

• GPS: 15:36
• 距離: 32.6km
• 登り: 2,661m
• 下り: 2,680m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:38
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:48

13:54 ペテガリ岳登山口
13:58 13:58 ニシュオマナイ川渡渉点（ペテガリ岳登山道）
14:07 14:10 林道終点
15:11 15:18 ベッピリガイ乗越
15:44 15:44 ベッピリガイ沢川渡渉点
16:32 16:32 ぺデガリ橋
16:42 ペテカリ山荘

2日目

• 山行: 11:36
• 休憩: 1:07
• 合計: 12:43

0:04 ペテカリ山荘
1:40 1:41 1050ｍ
2:40 2:40 1293
3:46 3:46 1301
3:55 3:57 C沢コル
5:20 5:45 ペテガリ岳
6:26 6:26 C沢コル
6:42 6:42 1301
7:54 7:55 1293
8:34 8:35 1050ｍ
9:33 10:08 ペテカリ山荘
10:18 10:18 ぺデガリ橋
11:09 11:09 ベッピリガイ沢川渡渉点
11:45 11:46 ベッピリガイ乗越
12:35 12:36 林道終点
12:44 12:44 ニシュオマナイ川渡渉点（ペテガリ岳登山道）
12:47 ゴール地点

天候

初日：晴れ　登頂日：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

山荘までの沢は枝沢に入り込むのに注意。
ベッピリガイ乗越はロープあります。往路は間違えようがないが復路は枝沢に入りやすいので注意。
1259峰に乗ってからは快適な尾根歩き。
山頂直下の笹藪は反発してくるのでウザいけど距離が短いのが救い。

写真

6/13 11:22

6/1オープンしました

6/13 11:28

神威岳が見えてます

6/13 12:13

初めてなので見学

6/13 12:14

こぎれいですがペテカリ山荘に泊まった後だと格差を感じます

6/13 13:39

登山口。実はここに来るまでに元浦川林道をもう一往復しました。ヤマレコの地図データをダウンロードするのを忘れていたのでした…。

6/13 13:55

最初の渡渉。水量は脛程度と少なかったです

6/13 13:56

最初から最後まで沢靴で通して楽ちん

6/13 14:06

歩き始めて10分ほどの林道終点で左上にガサゴソ音がする…中央に濃い茶色のものが！

6/13 14:06

間違いなくヒグマですな

6/13 14:07

30mほどの所にいたので緊張しつつ数分見つめ合いました

6/13 14:07

こちらに興味はなさそう

6/13 14:07

のそのそ山に上がっていきました

6/13 14:07

去ってしまうと名残惜しくなる不思議

6/13 14:23

しかし、これ以上ビビりたくないのでここからはベアホーンも鳴らしつつ登ります

6/13 14:29

快適な沢歩き

6/13 14:48

緑がきれい

6/13 14:53

枝沢もあるけど要所にピンテあり

6/13 15:05

山荘までの中で唯一の急登、ベッピリガイ乗越。ロープあります。

6/13 15:13

乗越すと目指すペテガリ岳が見えました！

6/13 15:33

右に曲がってしばらくして左に降ります

6/13 15:36

ベッピリガイ乗越を越えると快適な平坦路

6/13 15:37

味のある標識

6/13 15:41

木々の間を通るところも

6/13 15:43

ここも水量少ない

6/13 15:44

色褪せた標識も味あり

6/13 16:03

最後の渡渉

6/13 16:22

明日はあの尾根を歩きます

6/13 16:31

平成7年完成の立派なペテガリ橋

6/13 16:33

鹿はたくさんいます

6/13 16:42

山荘に到着

6/13 16:48

立派な小屋です

6/13 16:47

無人小屋なのに電気までつきます！トイレもきれい

6/13 16:52

ネーム入りの薪ストーブが渋い

6/13 17:07

水も豊富で小屋には流し台もあり

6/14 0:03

デジタルデトックスの快適な夜を過ごし、日付が変わったところで出発

6/14 0:03

山荘の周りは夜も鹿がたくさん

6/14 0:16

最初にいくつか渡渉してから山中へ

6/14 3:26

夜が白々と明けてきました

6/14 3:37

お山はガスってるなー

6/14 4:29

笹はあるも快適な尾根歩き

6/14 4:49

ウコンウツギに癒され

ミツバオウレンにも癒され

6/14 5:19

ガスガスのビクトリーロード

6/14 5:22

着きました！眺望ゼロが残念すぎるけど

6/14 5:22

タッチ

6/14 5:31

寒いので長居せずにおります

6/14 5:21

山頂直下にはミヤマキンバイの群落

6/14 6:04

降りはじめると少し景色が見えてきた

6/14 6:54

振り返ると青空も！あるあるだけど、んーって感じ

6/14 6:56

中ノ岳方面も山頂部は雲

6/14 6:58

ゴゼンタチバナに癒され

6/14 7:12

でもまたガスってきて、結局標高800mくらいまで真っ白になりました

6/14 9:17

沢が出てきたらもう少し

6/14 9:24

山荘に帰ってきてホッと一息

6/14 10:32

クリンソウに癒され

6/14 11:07

鹿さんにも癒され

6/14 11:27

ベッピリガイ乗越の復路は迷いやすいので要注意。私はルートミスしました

6/14 11:40

ベッピリガイ乗越は滑ります

6/14 11:58

あとは沢下り

6/14 12:44

帰りはクマさんにも会わずに最後の渡渉点まで来ました

6/14 12:47

無事に下山。当然駐車場には我がレンタカーのみで改めてこの山域に独りぼっちだったことを実感。お疲れさまでした。

撮影機器：

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

感想

petekaribear

今シーズンのレコがなかなか上がらなかった中、いきなりクマさんに会ったので注意喚起のため上げておきます。
クマ対策としてベアホーンや大音量Bluetoothスピーカーを準備。去年のレコではベッピリガイ乗越以降の林道での目撃情報が多かったと思うので、最初は本当に油断していました。ベアホーンも鳴らさず可愛い鈴の音だけでのんびり10分ほど歩いていた所、林道終点で左斜め前方に物音。鹿かなーくらいに思ったら濃い茶色の動くものがいて焦りました。距離にして30mほどでしょうか。以前白雲岳で100メートルほど離れた所で見たことはありますが、今回は「見た」というより「会った」という距離感でした。数分見つめあった後、ゆっくり離れてくれましたが結構焦りました。街なかの出没ニュースよりも、やはり去年の大千軒岳での事故が頭にあったからです。これから行かれる方は油断せず注意を払ってください。
遥かなる南日高の女王ですが、山そのものの難易度は高くありません。山頂直下の笹藪も笈ヶ岳や安平路山に比べたら距離も短く我慢の時間は短いです。ただダニの奴はどんな対策しようとついてきます。私は6匹ほど連れて帰り、帰りの運転中に噛まれ痛さで悶絶しました。