尾瀬/中ノ岐沢東岐沢・鬼怒沼・物見山
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- GPS
- 07:26
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大清水駐車場に駐車。5:35に着きましたが第一駐車場は9割、第二駐車場は3割の充足率と言う感じでした。駐車料金は1000円/日。8時前には係員がいないので帰りに大清水休憩所で支払い。 大清水休憩所、公衆トイレ(100円/回)、登山ポスト有り。 大清水休憩所ではフリーWiFiもありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・大清水〜東岐沢橋: 林道であり特に問題はない。 ・鬼怒沼〜物見山〜大清水: 破線ルートに近い印象。物見山から尾根を下ってきて尾根の終端から湯沢出合での渡渉までが道標も赤テープも無く解り難い。物見山の下りの尾根も厳しい。 ◆登山ポスト 大清水(休憩所の対面の建屋壁面)にあり。 |
写真
装備
個人装備 |
沢靴
ヘルメット
ベルトハーネス
8環
ロングスリング
沢靴用クロロプレンゴムソックス
汎用手袋
ハイキングポール×1
ロープ(8mm×20m)
その他はいつもの日帰り山行装備
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感想
鬼怒沼と尾瀬の赤線を繋げるのも目的だけどちょっと気になっていた東岐沢からの鬼怒沼ルートを歩いて来ました。苔むした岩と滝が織りなす翠の回廊が延々と続く美しい沢でした。
Edelridの初代ヘルメットとかキャラバンの渓流シューズとか使用頻度が低くなった道具を日光にデポしておいたけれど今日はそれを持ち出しての山旅。日光からだと大清水まで1時間半で夜明けと同時に出て十分に6時出発に間に合う。2年前に小淵沢を遡行した時には7:45に大清水に着いたらほぼ満車だったが余裕で駐車できるのもメリットだな。大清水から奥鬼怒林道を歩き1時間強で東岐沢に出合いそこから沢靴を履いて遡行開始。
と言っても最初のうちは赤テープが設けてある河原歩きに終始。沢の渡渉は数え切れない程なのでやっぱり沢靴が良いけれどこれでカテゴリーが沢登りとは微妙だなと思っていた。けれども1600m辺りから余りに綺麗なので水流を歩くようになり漸く沢登りと言えるようになった。ナメから始まり次第に翠の苔が沢床の岩を覆い尽くすような流れになり、更に滝も出てきた。巻道も付いてはいるが滝は全て登れるのも楽しい。翠の回廊と言った趣きでとにかく美しかった。苔を踏む感触も新鮮なものだった。
1830mの二俣は左俣へ。1900m位で先のマークが見えないので沢を離れて直線的に三叉路を目指し急登を登ったが、これは間違っていたようだ。突破できないようなら懸垂ででも下って沢を登り直せば良いと思いながら登ったが、度々岩に前途を阻まれるものの避けながら登って行くとズバリ三叉路に出ることができた。でももう一度正しいルートを確認する必要があるかもしれないなぁ。
鬼怒沼で漸く他の登山者に出会うがそれでも3人だけ。なんと静かな山なんだろう。一面のお花畑と言う景色では無いが静けさに釣り合った優雅さを感じる。鬼怒沼から望む物見山は丘のような雰囲気だったが登りは結構厳しく感じた。でも下りはその比ではなく真面目に厳しい急坂だった。僕的には白毛門と同等レベル。スピードも上がらないけれど安全第一だから仕方ない。湯沢に出合ってホッとした。冷たい沢水で顔や体を冷やすと実に気持ち良い。湯沢出合からは林道歩きでだけど途中で図らずもクリンソウの群落に出会えたのも嬉しいところ。
梅雨入り前にもう一つ楽しむことが出来た。
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