平標山と仙ノ倉山
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 04:33
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,316m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:32
天候 | 晴れ 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にない。稜線の花はハクサンイチゲやハクサンコザクラが見頃だが、虫も大変に多い。 |
写真
感想
今日は予定では松手山から平標山を経由し仙ノ倉山。その後平標山に戻ったら縦走して三国峠まで行き、峠の駐車場にデポした自転車で駐車場まで戻る。はずだったが、三国峠駐車場でデポしようとしたところ、ハイキングシューズとストックの忘れ物に気付く。しばし呆然。まだ暗い時間だったので念のためヘッドライトを点灯して社内を探すもやはり見つからず。シューズは今履いているジョギングシューズのみ。これで歩くか敗退(DNS)の二択になってしまった。縦走の予定は諦め自転車デポも止め、いつも歩いている周回ルートに変更。これとて華奢なジョギングシューズで回れるか大変不安。ストックなしの山行なんて記憶がない昔まで遡らなければならない。とは言え梅雨入りして天気が良い週末もこの先ないかもしれず、ジョギングシューズで行けるところまでとした。
登山口駐車場には3:36に到着。広いが既に7割程度利用されていた。花の時期でしかも天気予報の良い週末であれば当然か。外の気温10℃程度で長袖一枚では寒いくらいだが、無風なので動けば暑くなるので薄着で歩き出す。4:03に行動開始。まだ薄明るい程度なのでヘッドライトを使う。数分歩いて登山口着。前後にハイカーの姿あり。登山口からは急登の連続。今日は足下がハイキング用のシューズではないしストックもないので何だかいつもと違う。それでもペース良く登る。何度も来ているこの山だからできることかもしれないが、出発時虫除けスプレーをするのを忘れていた。忘れ物したので気が動転していたかもしれない。駐車場のクルマの割にはハイカーは見掛けず、自分のペースで歩ける。X 合目の標識を順調にこなして行く。ジョギングシューズは軽くて案外登りは快適。ただしソールが湿った岩や木の枝では面白いように滑るので、そのあたりは慎重に進む。歩き出してわずかでライト不要になる。日の出の時間になったが樹林帯なのでモルゲンロートは見られない。とにかく進むのみ。途中の巨大鉄塔を過ぎると右手側が時折開いて視界が得られるようになる。花もいろいろ咲いている。風がほぼないためとても暑くシャツが汗で湿ってくる。ストックがあれば足の負担を減らして登りが可能だが、今日はないので足でとにかく進むしかない。更に進むと樹木がなくなり稜線がきれいに見えるようになる。冬に来ると白一色というか雪化粧だが、今は残雪は全く見えない。この辺りまで上がるとお待ちかねのハクサンイチゲが登山道脇に見えるようになる。これが見たくて来ているので、しばし歩くのを忘れて写真を撮る。もう時期的に終盤とは思うが、まだ咲いていて良かった。平標山山頂に近づくと花はしばしお預けになる代わり、虫の洗礼を受けることになる。花の時期ゆえ致し方ないが、やはり不快。ネット持参で来れば良かったがないのでとにかく突っ切るしかない。が、やはり耳の周辺を何か所か刺された。虫に刺されつつも5:51に平標山の山頂に到着。先客数名。この後の時間の混雑を考えたら2名は少ないと言える。無風なので虫が寄ってくる。ジョギングシューズだったが特に問題なくここまで来られた。休憩はせずに仙ノ倉山を目指す。一旦大きく下るがここからの稜線のお花畑はやはり良かった。ハクサンイチゲとハクサンコザクラ。時期的にもう終わりかと思ったが全くそんなことはなくて、まだ咲いていた。来て良かった。生きてて良かった。周囲はやはり花目当てのハイカーがいたが、それでもまだ早朝なので混雑にはほど遠かった。あと何時間かしたらこの辺りはテーマパークのような混雑になるのかもしれない。花を楽しみつつ進むが、稜線の虫もすごくて不快だった。やはりネット利用が適切に思えた。虫を追い払いつつ進むしかない。稜線は一旦下ってから登り返すが、今日は足下が軽いのでペースも良い。人も少ないのでペースを乱されない。6:25に仙ノ倉山に到着。谷川連峰の眺望が良いが、とにかく虫の数がすごくてくつろげない。ここまで出発から2時間以上飲まず食わずだったのでさすがに要補給だったが、とてもゆっくりはできない。持参した麦茶を少しのみ、まんじゅうを1つだけ食べて山頂から退散。来た道を戻る。戻り始めると多くのハイカーとすれ違うようになる。タイミング的に人が少なかっただけで、やはり人は多いようだった。帰りも花を楽しみつつ戻る。天気も良いしお花もいっぱいで楽しい。平標山まで戻り縦走路を下る。この先山小屋までは木の階段が多いが乾いていて歩き易い。ここが湿っていると結構大変。特に今日はいつもとシューズが違うので助かった。快適に下り山の家には7:29到着。小屋前のベンチに座って飲み食いする。相変わらず虫が多いが稜線よりは少ない。ここから先は木の階段ではなくて普通の登山道。ジョギングシューズでは辛いところ。ストックもないのでとにかくスリップに注意で下る。続々登りのハイカーとすれ違う。30分ほどで登山口に到着。ハルゼミの声がする。ここまで降りればジョギングシューズでも安全圏。砂利の林道なのでむしろジョギングシューズがちょうど良い。快適にジョギングで進む。途中別荘地の手前付近で再び少し登山道を歩いて8:32に駐車場到着。やはり満車になっていた。ジョギングシューズだったがなんとか怪我せず無事に戻ってきた。トイレの側に靴の洗い場があるのでしっかり汚れを落とす。ジョギングシューズ登山は案外快適だったが、やはりこれきりとしたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する