雨飾山 6月は花いっぱいの人気の季節
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- GPS
- 06:01
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,113m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
天候 | 高曇りで時々日も射す。遠くの山々にガスがかかり始める。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第二駐車場も含めて合計20台程度か。下の方に停められるスペースもあります。水道付きのサイト場もあります。標高880メートル付近。カーナビの地図に雨飾温泉と載っている場所よりも更に奥の場所まで簡易舗装された道が続いており、案内標識が完備。最初は雨飾山荘まで3500メートルとの標識があり、随分と遠いなとドキッとした。 なお、駐車場付近はネット環境は無い山の中になるので注意、カーナビも不調になる。駐車場1500メートル前のふりむき峠だけで一瞬電波が入るので、登山届をネットで提出する際は気をつける必要がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨飾山荘からのピストンは距離は6.4キロと短いが、急登の連続。薬師尾根までと中の池から分岐までの間、雨飾山頂直下は特に急坂。 ハシゴやロープ場など、よく整備されている。雪は中の池に少しだけ残るが、アイゼンやチェーンスパイク無しでも大丈夫。 |
その他周辺情報 | 雨飾山荘 明治13年から続く温泉兼山小屋。個室が基本だが、混雑する時期には相部屋となる。夕食は新鮮な刺身や魚料理などを新潟県の美味しい日本酒でいただくため、とても山小屋の料理とは言え無いほどの贅沢。ホームページに掲載されています。 温泉は、ナトリウム-炭酸水素泉・塩化物泉の源泉かけ流しで内風呂と混浴の露天風呂がある。日本秘湯の会の名湯。日帰り温泉は500円。宿泊後の登山後の入浴は300円。露天風呂に洗い場は無く洗髪は内風呂のみ。 なお、宿ではネット環境が無い。登山中は山の中腹くらいから山頂にかけて携帯の電波が入る。宿の近くでは1500メートル下った手前のふりむき峠付近で電波が入る。ネットで登山届を出す場合は、登山前日までに市街地か、ふりむき峠までで忘れずに。私は宿に着いてから車でふりむき峠まで戻って、ネットで登山届を出しました。 |
写真
感想
6月の梅雨の合間の晴れの日に雨飾山に登りました。熱心にお花の写真を撮る方が多く、毎年6月に訪れると話される方が複数いらっしゃいました。6月が一番花が多いそうですね。一斉に咲き誇っている時期に登ることができて、なんてラッキーかと思いました。
紅葉シーズンも大変人気があり、土日は山小屋も駐車場もいっぱいになるそうです。
山頂からは、北アルプス北部、高妻山、火打山、焼山、日本海などの大展望を楽しむことができました。これらの山々の中にあって独立峰である位置関係から、変化に富んだ展望が得られるのかと思います。
前日に高妻山を登り下山した戸隠からは、小谷登山口より高速道路で糸魚川経由の雨飾山荘登山口の方が車で近くて行き易かったため新潟県側から登ることにしました。多くの方は、長野県側の小谷温泉登山口から登られます。標高1150メートルから登ることができる一方、新潟県側の雨飾山荘からだと標高880メートルから登ることになりますし、関東からは小谷登山口の方が近いですからね。
前泊に雨飾山荘に泊まりましたが明治13年=1880年開業から続く歴史のある温泉兼山小屋で、明治時代の建物部分も残っています。
夕食は新鮮な刺身や魚料理などを新潟県の美味しい日本酒でいただくため、とても山小屋の料理とは言え無いほどの贅沢な食事をしました。お風呂でお話した方と語り合いながら、料理と地酒を堪能しました。ビールよりも日本酒の方がぐっすり眠れました。
温泉は、ナトリウム-炭酸水素泉・塩化物泉の源泉かけ流しで、内風呂と混浴の露天風呂があります。日本秘湯の会の名湯であり、湯温熱く臭いと味と重みのある温泉らしい温泉。登山口にあるため登山後にも直ぐにさっぱりと汗を流せて、なんと贅沢な山行であったかとしみじみ思いました。東京から車で5時間となかなか遠いのがネックではありますが、思い出に強く残りリピーターになりたい宿です。
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