【周回】和賀岳～大甲山

2024年06月29日(土) [日帰り]

• GPS: 11:13
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,496m
• 下り: 1,496m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:05
• 休憩: 2:09
• 合計: 11:14

距離 19.3km 登り 1,496m 下り 1,496m

4:26 薬師岳登山口公衆トイレ
4:38 4:48 甘露水口
4:51 曲沢分岐
5:06 5:12 ブナ台
5:32 5:33 滝倉
5:38 滝倉避難小屋跡
6:07 倉方
6:35 薬師分岐
6:42 6:54 薬師岳
7:08 薬師平
7:38 7:39 小杉山
8:04 小鷲倉
8:44 9:07 和賀岳
9:34 小鷲倉
9:53 9:56 小杉山
10:15 10:16 薬師平
10:28 10:46 薬師岳
10:50 10:51 薬師分岐
12:04 大甲
13:22 13:48 甲山分岐
13:55 14:22 甲・中ノ沢分岐
15:31 甘露水口
15:40 薬師岳登山口公衆トイレ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

甘露水口の避難小屋の前に駐車

コース状況／危険箇所等

ほぼ整備されていますが、大甲山への尾根道の刈り払いは、薬師分岐から300mくらいまで。そこからは踏み跡はあるものの藪が被った道。一部、キツいところもあります

その他周辺情報

美郷町　千畑温泉　サン・アール

入浴500円
露天風呂、サウナあり

写真

6/29 4:26

避難小屋に前泊させてもらいました

6/29 4:36

小屋から林道を徒歩10分くらいで甘露水登山口

6/29 4:37

甘露水はチョロチョロ。早くも雪不足の影響？いつもはもっとで出るのかな？

6/29 4:46

和賀らしいブナの森

6/29 4:50

曲沢分岐
道がないのに分岐とつく場所が何ヶ所もある。
昔は道があったのか

6/29 4:57

キンポウゲ

6/29 5:08

ブナ台

6/29 5:10

ツルアリドウシ

6/29 5:11

ホントに和賀のブナの森は良い

6/29 5:25

長老

6/29 5:27

アオキかな？

6/29 5:31

滝倉

6/29 5:34

ギンリョウソウ

6/29 5:37

ここが小屋の跡かな？

6/29 5:56

倒木にはキノコ

6/29 6:07

倉方

6/29 6:14

薬師分岐が見えた

6/29 6:14

大甲山と甲山

6/29 6:22

ニガナ

6/29 6:23

刈り払いありがとうございます

6/29 6:32

マルバシモツケ

6/29 6:35

薬師分岐。帰りは南の稜線へ

6/29 6:39

お、ニッコウキスゲ

6/29 6:42

薬師岳到着

6/29 6:42

ちょっと入ったところが頂上

6/29 6:42

和賀岳が見えた
この稜線を歩く

6/29 6:43

薬師様に手を合わせる

6/29 6:54

まだつぼみも多いけど

6/29 6:57

イブキトラノオ

6/29 6:57

このあたりは満開に近い

6/29 6:58

6/29 6:58

6/29 7:03

6/29 7:07

6/29 7:07

薬師岳と薬師平の池塘

6/29 7:13

あの肩が小杉山

6/29 7:15

ハクサンフウロ

6/29 7:20

モミジカラマツ

6/29 7:21

ニガナ

6/29 7:26

シラバナニガナ

6/29 7:28

小杉山

6/29 7:43

次は小鷲倉。その向こうに和賀岳

6/29 7:51

6/29 8:02

小鷲倉到着

6/29 8:03

あとは和賀岳

6/29 8:06

ネバリノギラン

6/29 8:08

シャクナゲ

6/29 8:08

ハクサンチドリ

6/29 8:10

まだ雪渓が残っている

6/29 8:13

ウラジロヨウラク

6/29 8:13

タニウツギ

6/29 8:14

ノウゴウイチゴかな。
食べたら甘酸っぱくて美味しかった

6/29 8:14

アカモノ

6/29 8:15

イワイチョウ

6/29 8:15

この辺りから上のニッコウキスゲはまだつぼみ

6/29 8:16

それにしても気持ち良い稜線歩き

6/29 8:19

ゴゼンタチバナ

6/29 8:21

ここも満開になると黄色く染まりそう

6/29 8:21

コバイケイソウ

6/29 8:26

オノエラン

6/29 8:33

あ、トキソウ！

6/29 8:33

ミヤマトキソウかな？なんだろう

6/29 8:37

チングルマはもう終わってた

6/29 8:38

イワカガミが残ってた

6/29 8:39

ここのチングルマは辛うじて

6/29 8:42

つぼみだらけ

6/29 8:45

和賀岳登頂

6/29 8:45

昨年歩いた廃道。
頂上からしばらくは踏み跡が残っているけど、灌木がでたら終わり

6/29 8:47

高下岳
向こうの稜線もいいんだよね

6/29 8:47

羽後朝日岳
向こうにうっすら岩手山

6/29 9:03

頂上にはウスユキソウがたくさん咲いていた

6/29 9:03

これで3回目の登頂だけど、初めて晴れた。
三方向から登ったことになる。

6/29 9:03

三角点

6/29 9:05

羽後朝日岳の向こうは秋田駒

6/29 9:12

アカモノ

6/29 9:15

振り返る。
名残惜しい

6/29 9:54

小杉山から錫杖の森方面の廃道に入ってみる

6/29 9:54

真新しいピンクテープもあった

6/29 9:56

しかしこの状態。
踏み跡はしっかりしていたが、かなりの藪漕ぎを強いられる

6/29 10:10

お、マイヅルソウが残ってた

6/29 10:16

再びニッコウキスゲ満開エリアへ

6/29 10:17

もう一度堪能する

6/29 10:17

薬師岳と

6/29 10:18

6/29 10:20

6/29 10:23

ナンブトラノオが勝っている場所もある

6/29 10:50

では、薬師分岐から大甲山方面へ
ここからが今回の本題

6/29 10:52

踏み跡のある藪と思って来たら、刈り払いがされたばかりで、刈られた笹で少々滑るものの、快適に急坂を下ることができた

6/29 11:01

つい最近ですね。ありがたい

6/29 11:01

しかしそれもここまで

6/29 11:03

あとは踏み跡を辿る藪漕ぎ

6/29 11:06

とはいえ、踏み跡さえあれば道、がモットー

6/29 11:24

しかしそんなことも言っていられな硬くて背の高いチシマザサに阻まれる

6/29 11:30

あら、足元にタニギキョウ

6/29 11:42

もう少し。
しかし暑い・・・

6/29 11:45

大甲山到着
大休止。水の消費が・・・

6/29 12:03

和賀岳と

6/29 12:07

今年のブナは豊作かも

6/29 12:08

西和賀方面

6/29 12:28

甲山分岐に向かう。
道形が見えるが、灌木が切られているだけで藪のはず

6/29 12:29

これはキツイ。想像以上

6/29 12:50

踏み跡すら見失う

6/29 13:01

木陰を見つけてしばし休憩

6/29 13:16

甲山とそこへ至るルート
行けるのか？

6/29 13:22

ようやく甲山分岐
しかし、すでに水が200mlあるかどうかとういう状態

6/29 13:24

とりあえず、甲山方面へ進んでみるが、踏み跡のない灌木藪

6/29 13:32

おそらく、往復2時間。
この水の残量では無理だ

6/29 13:47

分岐に戻って中ノ沢岳を眺める
向こうも藪のはず

6/29 13:51

甲山は撤退
しかし、その先も藪が続く

6/29 13:53

尾根から斜面に入ると、途端に藪から解放された

6/29 14:20

サワハコベのとなりで暫し休憩

6/29 14:22

中ノ沢岳との分岐

6/29 14:24

快適

6/29 14:25

前はここが分岐だったのか。
道理で地図の点線と合わないはずだ

6/29 14:30

ツクバネソウ

6/29 14:32

快適だ

6/29 14:45

ブナの森

6/29 14:49

これは太い

6/29 14:52

ここが登山口？

6/29 14:52

なるほど、ここまでは林道跡の利用か

6/29 15:02

真新しい刈り払いと思ったら、作業を終えた地元の方々に会う

6/29 15:16

渡渉

6/29 15:18

ここで水分補給と汗を流す

6/29 15:24

もうひとつ渡渉

6/29 15:29

下には立派な滝

6/29 15:31

甘露水登山口に戻ってきた

6/29 15:42

避難小屋の内部

6/29 15:42

二階は寝られても3人程度か

6/29 15:43

トイレは素晴らしく綺麗

6/29 15:43

水洗です

6/29 15:57

帰りの林道に滝

6/29 15:58

こっちは自噴水だ。
水を汲んで帰る

6/29 17:58

たまたま看板に誘導された温泉に行ってみる
サウナ3セット

6/29 17:46

秋田に来たらババヘラアイス

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

kozou17

当初の予定では、ニッコウキスゲを堪能しながら和賀岳をピストンし、薬師分岐から大甲山へ、しばらく刈り払いされていないという尾根道を歩き、甲山分岐から甲山まで藪漕ぎでピストンというものだった。
薬師分岐から刈り払いされた部分もあり、これは余裕かと思いきや、敵は暑さでした。
持参した水は3リットル。
和賀岳から薬師岳に戻ったところで半分以上を消費。
それでも行けると思っていたが、この先の暑さがより一層厳しかった。
標高1000m前後の尾根道、この日、秋田市では30度を超えたそうで、低い山はそれに準じる暑さ。
さらに想像以上の本格的なチシマザサの藪も続き、節約しても水がどんどん消費されていく。
甲山分岐では、甲山までの往復2時間の余裕はあり、時間的には行けたが、暑さと水不足で断念した。
秋が深まった頃に、甲山だけを目的に再訪したい。

下山時に地元の刈り払いをしていた方々に会って、話をしたところ、できれば尾根道の刈り払いも今年の秋には終わらせたいと思っているとのこと。
人手や時間の問題もあるので、達成できないこともあるとは思うけど、この素晴らしい周回路が復帰できれば嬉しい。

こちら側から和賀岳に登ったのは初めて。
高下口からより比較的楽で稜線歩きも楽しめる。
目当ての一つだったニッコウキスゲは薬師岳から薬師平までが満開に近い状態。
その先はまだつぼみ。
頂上直下にも大量につぼみがあったので、あの辺りが満開になると圧巻だと思う。
来週から再来週頃かな？

これで和賀岳には三方向から登頂したけど、晴れたのは初めて。
太いブナが並ぶ深い森や高山植物の花の数々。
1500mに満たない山とは思えない素晴らしさ。
やっぱり和賀岳は良い。

コメント

てくてくてく

いい時期にいきましたね。薬師平周辺のニッコウキスゲの咲き方を見ると、例年より半年くらい早まっている感じですね。
一般艇に和賀岳は２方向からですが、「３方向から」というのがkozouさんらしい（笑）
kozouさんがそこまで来たら、目の前にある「甲山」に寄りたくなりますが、まあ水分量と気温を考えると英断だと思います。ヤブ漕ぎをしているとその辺りは魅力ありますよね。甲山はもちろんですが、風鞍を通って真昼岳の稜線に抜けるルートとか、白岩岳から小杉山へ抜ける廃道ルートとか・・・私も頭では行きたい思いはあるのですが・・・

kozou17

てくてくてくさん
岩手から和賀岳に登って、そこから真昼岳は、鯖次郎さんがやってるんですよ。
問題はやはり水だったそうで、事前に何ヶ所かにデポしておいたそうです。
すごいですよね（笑）
白岩岳の廃道ルートは3年くらい前のレポを見つけました。その時はまだ踏み跡がしっかりしているところもあったようですが、今はどうなっているか。
和賀岳周辺って、○○分岐となっているけど、実際は道がない分岐がたくさんあるんですよね。
昔はたくさん道があったんでしょうね。
探り出したら止まらなくなりそう（笑）

fis

こんばんは！先週の土曜に同コースを歩いてきました。何も下調べをせずに行き、帰ってから大甲山を調べるとkozouさんの記録が…しかも私も甲山を狙ってましたが、時間の関係で断念しました。同じルート計画をしていたので、噴き出してしまいましたよ最終の刈り払いは21年のようなので、３年であそこまで自然回帰してしまうのですね〜。ルート外すと、中々手強かったです…

kozou17

fisさん
YAMAPの方を見てきました。同じことを考えてましたかー（笑）
刈払いしていた方の話によると、秋には終わらせたいとのことだったので、もう少し待てば良かったですね。
甲山分岐から南もずっと藪状態のはずですが、そちらまでは行くのかどうか。
甲山は秋に行ってみようと思ってます。鋸持って（笑）